きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

京急大師線を歩く

2010-07-03 | 散歩
先日、突然思い立って京急大師線を見に行ってきました。

話しのタネに京急川崎駅から小島新田駅までの全区間を歩こうかと思ったのですが、とりあえず1区間(京急川崎~港町)だけは大師線に乗車しました。

港町駅で下車して、200mほど川崎側に戻ります。

写真1. 京急川崎~港町間

ここは電車に乗っていると必要以上に速度を落として走行します。
撮影する側から見ればその分、じっくり狙えるわけですが、ちょっとシャッターを押すのが早かったようです。

大師線は日中、完全な10分ヘッドで運行されています。
10分待てば次の列車がやってきますが、撮り直すことなく歩を進めました。

港町駅~鈴木町駅は、線路から50mほど離れて並行する道路があります。
ただし、建物の陰になったりで道路から電車を見ることはできません。
鈴木町駅へは、その道路から左折します。

写真2. 鈴木町~川崎大師間

鈴木町駅の先で並行道路は国道409号線に合流します。
その合流場所付近から味の素さんの建物をバックにパチリ。

次の駅は川崎大師です。
川崎大師駅から次の東門前駅にかけて、線路沿いに道路がありますので、そこを歩きます。

写真3. 川崎大師~東門前間(1)

歩いていると踏切の鳴る音が聞こえてきましたので、振り返ってパチリ。

大師線は地下化計画が進行中です。
最終的には京急川崎駅から終点の小島新田駅の手前までのほぼ全線が地下化される計画です。
現在は、1期工事として東門前駅~小島新田駅間の地下化工事が進められています。

写真4. 川崎大師~東門前間(2)

東門前駅の手前には工事用と思われる柵に囲まれた空間がありました。

1期工事では、線路は東門前駅の先で地下に入り、産業道路駅が地下、終点の小島新田駅は再び地上になります。

写真5. 東門前駅

産業道路駅側の踏切から東門前駅を見てます。

同じ踏切から振り返って小島新田駅方面を見ると・・・

写真6. 東門前~産業道路間

地下化工事のために線路は仮受けされています。
この下を掘削していくのでしょう。

東門前駅から次の産業道路駅までは、線路の両側に壁が設置され、線路も電車も見ることはできません。
国道409号線を歩いて産業道路駅に向かいます。

産業道路駅はその名の通り、産業道路のそばにあります。
JR鶴見線の国道駅と同様の名付けですね。
その産業道路とは平面交差(踏切)です。

写真7. 産業道路との踏切から産業道路駅を見る

その踏切から産業道路駅を見ます。
以前は複線だったらしいのですが、地下化工事の関係で単線になっています。

その単線のまま踏切です。

写真8. 産業道路との踏切から小島新田方面を見る

踏切の先(小島新田方面)も単線です。
旧上り線の線路敷きは地下化のための準備を行っているのでしょう。

写真9. 産業道路との踏切

産業道路にかかる歩道橋から大師線の踏切を見てます。
1期工事で、とにもかくにもこの踏切を立体化してしまおう、ということでしょう。

この先、終点の小島新田駅にかけても線路に沿って道路があります。
ただし、工事中のため壁で線路・電車は見えません。

ついに終点の小島新田駅にたどり着きました。
港町駅に降りて約2時間でした。

写真10. 小島新田駅(1)

産業道路駅から単線になっていたはずですが、どこかで再び複線になっていました。
ただしこの右側の線路は妙に新しく、レールには錆が浮いています。
敷設後、未だ電車は走行してないのかもしれません。
近いうちに切り替えられるのでしょうか。

写真11. 小島新田駅(2)

小島新田駅に到着した1500形電車。
停止位置はかなり川崎寄りに移動されてます。

京急川崎駅から小島新田駅まで、電車に乗れば約10分です。
そこを撮影しながら約2時間のお散歩でした。

梅雨時ながら、思いがけず天気も悪くなく、日に焼けてしまいました。
帰路は、冷房の効いた京急電車です。