北海道の知人からクール宅急便が届く。
開けてびっくり!見たこともない巨大なシカ肉の塊が~!
なんでも北海道ではエゾシカが増えすぎて食害が深刻化し、
個体数調整のため、毎年一定期間シカ猟が解禁されており、
今が一番おいしい季節なんだとか。
「送るわね~」という知らせは受けていたけれど、
まさか猟師さんからじかに譲り受けたという肉塊が
そのままドドーンと届くとは。
これをどうすればいいの~!?とひとしきり大騒ぎしたのち、
家人に解体してもらい、近所の料理人T子を呼んでおすそ分け。
それでもまだ冷凍庫に入りきらないぞ。
ならば、ジビエ料理を調理してくれるレストランに持ち込もう!
という案も出たが、そんなことしたらいいワイン頼みまくって
余計高くつくのが目に見えてるので却下。
そこでネットでシカ肉レシピを検索すると、意外や情報がいっぱい。
とりあえず滋賀県東近江振興局の国域事業
「獣害のない元気な里づくり推進事業」成果物なるものから
「ニホンジカ洋食レシピ集ベスト61」をプリントアウト。
シカ肉の栄養、加工、部位、調理、保存法なども
コンパクトにまとめられた、なかなかの力作であります。
ふむふむ。読むうちになんとか自家消費できる気がしてきた。
1日目。シカ肉のポトフとシカ肉のブルーベリーソース添え。
2日目。朝はシカ肉と野菜のスープ。
そして夜はトップ画像のシカ肉ステーキの
ローズマリーバター添え。美味!
シカ肉は柔らかくて脂身少なく低カロリー。
そして重い赤ワインによく合います。
調理に欠かせないのは、タイム、セージ、ローリエなどのハーブ類、
そして以前ロシア雑貨
パルクさんで購入した「シベリア岩塩」です!
これ、重宝してますよー。
臭みのあるジビエや川魚の料理にもってこい。
ちょっと多いかな、と思うくらい振りまくります。
スプーンなどは使わずに、指でしごきながらまんべんなく。
さらに粗びき胡椒をまぶせば仕込み完了。お試しあれ!