3月20日から早1週間以上たってしまいました~。
今年も見てきました。ばんえい競馬の最高峰レース「ばんえい記念」。
久々に訪ねた帯広競馬場は、このレース目当てのお客さんで大入り満員。
当日は風が強く、気温9度ながらも体感温度はぐっと低く
レース以外の時間帯は誰も外に出ようとしないので
スタンド屋内は人であふれんばかり。
いよいよ第9レース。農林水産大臣賞典「ばんえい記念」の始まりです。
誘導馬のミルキーちゃん、今日もおめかし。
陸上自衛隊の演奏にあわせて、選ばれし9頭の精鋭たちが馬場入場。
1 フジダイビクトリー(9歳・昨年のばんえい記念優勝馬)
2 コウシュハウンカイ(7歳)
3 ニュータカラコマ(9歳)
4 カイシンゲキ(6歳・ばんえい記念初出走)
5 フクドリ(11歳)
6 キタノタイショウ(11歳・一昨年優勝、今季で引退)
7 ホクショウユウキ(8歳)
8 オレノココロ(7歳・初出走)
9 サクラリュウ(7歳・初出走)
緊張のスタート! 1トンの重量をひいて、飛び出す馬たち。
この日の馬場水分は0.6%。水分量少なめの重い馬場。
そのわりには各馬、順調に第一障害をクリアしていきます。
きました! 第二障害手前の中間地点。
じりじりと進んでは止まり、進んでは止まり、各馬かけひき。
第二障害手前で全馬停止。息をのむ観衆。
なかなか動きません。誰が最初に仕掛けるか!?
このあたりから観衆は興奮状態。
「いけいけー!」「ガンバレー!」の声が飛ぶ。
いったー! 力量ある面々そろい踏み。でも上がらない!
二度、三度、四度と各馬ためては踏み出すが1トンは重い。
かなり手こずってます。でも崩れる馬はいない。
抜けたー! どよめきが起こる。
最初におりたのは3番ニュータカラコマ。
続いて昨年の覇者、1番フジダイビクトリーもおりる。
観衆はいっせいに馬と並行して駆けだす。やんやの歓声。
後続の馬たちも続々とおりてくる。
今年はやけに足並みがそろってる感じ。
一気に抜け出したのがオレノココロ。夕日を浴びて茶色に見えますが青毛です。
前をゆく馬たちを追い越してスルスルとトップに躍り出る。
鈴木騎手はこの余裕のフォームを保ったまま、
ほとんど鞭(実際は手綱のはしっこ)を使うことなく…
こんなに引き離してぶっちぎりの優勝~。
ばんえい記念初挑戦ながら、さすが1番人気!
っていうか、常連のみなさんの予想はさすがです。
続々とゴール。最後まで混戦模様で場内は興奮の渦。
これが引退レースとなるキタノタイショウ堂々の2位!
よくやったー。お疲れさん!
そして最後の1頭まで見守るのが、ばんえい記念の真骨頂。
フクドリさん応援してたのですが、力及ばず。
でも昨年は障害の上で倒れこんでしまったのに
今年はしっかり踏みとどまりました。11歳、がんばった!
それにしても1トンとはどれほどの重さなのか見当もつかない。
鉄製のそりだけで450キロ。
そりの上に4つの箱がありますが、ここに重りが入ってます。
重りといっても鉄の板。スポーツジムの筋トレマシンの負荷重量のように
鉄板の枚数で重さを調整しているそう。
たぶん一番前の箱に50キロの板が4枚、3番目も4枚、4番目は3枚、
しめて550キロ。これにそりの重さが加わって1トン。
で、2番目の箱は何かというと、騎手の重量を調整するウエイト入れ。
騎手重量は77キロと決まっているので、体重が足りない人は
ここに足りない分のウエイトを入れます。
すると正確には1トン+77キロ、1077キロ!ってことかしら。
どっちにしても、とてつもない重さです。
優勝馬オレノココロ。おめでとう!
こうして今年も全馬完走。感動のうちに幕を閉じました。
今年も見てきました。ばんえい競馬の最高峰レース「ばんえい記念」。
久々に訪ねた帯広競馬場は、このレース目当てのお客さんで大入り満員。
当日は風が強く、気温9度ながらも体感温度はぐっと低く
レース以外の時間帯は誰も外に出ようとしないので
スタンド屋内は人であふれんばかり。
いよいよ第9レース。農林水産大臣賞典「ばんえい記念」の始まりです。
誘導馬のミルキーちゃん、今日もおめかし。
陸上自衛隊の演奏にあわせて、選ばれし9頭の精鋭たちが馬場入場。
1 フジダイビクトリー(9歳・昨年のばんえい記念優勝馬)
2 コウシュハウンカイ(7歳)
3 ニュータカラコマ(9歳)
4 カイシンゲキ(6歳・ばんえい記念初出走)
5 フクドリ(11歳)
6 キタノタイショウ(11歳・一昨年優勝、今季で引退)
7 ホクショウユウキ(8歳)
8 オレノココロ(7歳・初出走)
9 サクラリュウ(7歳・初出走)
緊張のスタート! 1トンの重量をひいて、飛び出す馬たち。
この日の馬場水分は0.6%。水分量少なめの重い馬場。
そのわりには各馬、順調に第一障害をクリアしていきます。
きました! 第二障害手前の中間地点。
じりじりと進んでは止まり、進んでは止まり、各馬かけひき。
第二障害手前で全馬停止。息をのむ観衆。
なかなか動きません。誰が最初に仕掛けるか!?
このあたりから観衆は興奮状態。
「いけいけー!」「ガンバレー!」の声が飛ぶ。
いったー! 力量ある面々そろい踏み。でも上がらない!
二度、三度、四度と各馬ためては踏み出すが1トンは重い。
かなり手こずってます。でも崩れる馬はいない。
抜けたー! どよめきが起こる。
最初におりたのは3番ニュータカラコマ。
続いて昨年の覇者、1番フジダイビクトリーもおりる。
観衆はいっせいに馬と並行して駆けだす。やんやの歓声。
後続の馬たちも続々とおりてくる。
今年はやけに足並みがそろってる感じ。
一気に抜け出したのがオレノココロ。夕日を浴びて茶色に見えますが青毛です。
前をゆく馬たちを追い越してスルスルとトップに躍り出る。
鈴木騎手はこの余裕のフォームを保ったまま、
ほとんど鞭(実際は手綱のはしっこ)を使うことなく…
こんなに引き離してぶっちぎりの優勝~。
ばんえい記念初挑戦ながら、さすが1番人気!
っていうか、常連のみなさんの予想はさすがです。
続々とゴール。最後まで混戦模様で場内は興奮の渦。
これが引退レースとなるキタノタイショウ堂々の2位!
よくやったー。お疲れさん!
そして最後の1頭まで見守るのが、ばんえい記念の真骨頂。
フクドリさん応援してたのですが、力及ばず。
でも昨年は障害の上で倒れこんでしまったのに
今年はしっかり踏みとどまりました。11歳、がんばった!
それにしても1トンとはどれほどの重さなのか見当もつかない。
鉄製のそりだけで450キロ。
そりの上に4つの箱がありますが、ここに重りが入ってます。
重りといっても鉄の板。スポーツジムの筋トレマシンの負荷重量のように
鉄板の枚数で重さを調整しているそう。
たぶん一番前の箱に50キロの板が4枚、3番目も4枚、4番目は3枚、
しめて550キロ。これにそりの重さが加わって1トン。
で、2番目の箱は何かというと、騎手の重量を調整するウエイト入れ。
騎手重量は77キロと決まっているので、体重が足りない人は
ここに足りない分のウエイトを入れます。
すると正確には1トン+77キロ、1077キロ!ってことかしら。
どっちにしても、とてつもない重さです。
優勝馬オレノココロ。おめでとう!
こうして今年も全馬完走。感動のうちに幕を閉じました。