トリノ五輪ロシア選手団のマスコット、白いチェブラーシカを
このところよく映像で目にするが、これが存外可愛い。
氷上に次々投げ込まれるチェブはちょっと痛そうだけど。
夏のアテネ五輪のときもチェブがマスコットで、
モスクワのグム百貨店のショーウインドーにも飾られてたっけ。
このときは、チェブの生みの親ウスペンスキーが、
「マスコットとして使用する権利は与えたが
商品化して販売する権利まで与えた覚えはない」
と主張してもめたらしいが、今回はどうなったんだろう。
このチェブはじめロシア選手の公式グッズやユニフォームを
一手に担うのが、五輪スポンサーでもあるボスコ・スポルト。
ニューヨークタイムスによれば、トリノではロシアが大人気で
公式グッズが高値にもかかわらず飛ぶように売れてるんだそう。
ボスコが出資した、ロシア代表団の拠点「ロシアハウス」では、
夜な夜なセレブやメダリストをまじえての祝宴が繰り広げられ、
米男子フィギュアのウィアー(エンジェルと呼ばれた男)も
ロシア美女を両手に抱えてご満悦、
「アメリカハウスより断然楽しい」とのたまったとか。
あー、なんというさま変わり。
ソ連時代の五輪では、つねに「カタキ役」とみなされ、
ソ連崩壊後は、資金不足でウェアさえ西側に恵んでもらい
同情と哀れみの視線を一心に浴びていた国が、
いまや最も熱い視線を注がれる国になったとは……。
そのこと自体はいいのだが、国が急成長するときは
背後に大もうけをする人がいるわけで、
チェブが商業主義のシンボルにならないことを祈るばかりだ。
このところよく映像で目にするが、これが存外可愛い。
氷上に次々投げ込まれるチェブはちょっと痛そうだけど。
夏のアテネ五輪のときもチェブがマスコットで、
モスクワのグム百貨店のショーウインドーにも飾られてたっけ。
このときは、チェブの生みの親ウスペンスキーが、
「マスコットとして使用する権利は与えたが
商品化して販売する権利まで与えた覚えはない」
と主張してもめたらしいが、今回はどうなったんだろう。
このチェブはじめロシア選手の公式グッズやユニフォームを
一手に担うのが、五輪スポンサーでもあるボスコ・スポルト。
ニューヨークタイムスによれば、トリノではロシアが大人気で
公式グッズが高値にもかかわらず飛ぶように売れてるんだそう。
ボスコが出資した、ロシア代表団の拠点「ロシアハウス」では、
夜な夜なセレブやメダリストをまじえての祝宴が繰り広げられ、
米男子フィギュアのウィアー(エンジェルと呼ばれた男)も
ロシア美女を両手に抱えてご満悦、
「アメリカハウスより断然楽しい」とのたまったとか。
あー、なんというさま変わり。
ソ連時代の五輪では、つねに「カタキ役」とみなされ、
ソ連崩壊後は、資金不足でウェアさえ西側に恵んでもらい
同情と哀れみの視線を一心に浴びていた国が、
いまや最も熱い視線を注がれる国になったとは……。
そのこと自体はいいのだが、国が急成長するときは
背後に大もうけをする人がいるわけで、
チェブが商業主義のシンボルにならないことを祈るばかりだ。