サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

排水口からメロンが生えた

2006-06-30 | ダーチャごっこ
ギョギョッ! 台所の排水口から芽が出てる!
気味悪がってのぞいてみたら、
ひげ根の先には数日前に食べたメロンの種。
ということは、これを育てればメロンになるのか!?

……というわけで、救出して鉢に植えてみました。
収穫はムリでも、どう育つのか楽しみ!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニニンジンも収穫

2006-06-29 | ダーチャごっこ
初チャレンジのミニニンジン、一部収穫。
人の指ほどの大きさなので、皮もむかずにポリッと食す。
おお!ちゃんと臭みがある。昔のニンジンの味だ!

ほんとは葉っぱも食べたいところだが、
部分的に白く粉をふいたみたいになっているので
今回は断念。うどんこ病かも。っていうかきっとそうだ。
もっと間引きして風通しをよくするんだった。

幸いタネはまだいっぱい残ってるので
夏にまいて秋にリベンジしようと思う。
それも、プランターではなく鉢植えがいいかも。
考えてみたら、なにも畑を再現する必要はないんだから、
葉っぱの可愛さを生かして観葉植物ふうに仕立てる!
というのもありだと思う。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足の悪い日本人?

2006-06-28 | ロシアコラム
このところ歯医者通い。
それで思い出したのは、ベラルーシ出身のN先生の言葉。

「日本人は、目と歯が悪いですね~」
確かに。なんでこんなに近眼と虫歯が多いんでしょうね。
「それから日本人は、足も悪いですね~」
足……?

そう言われてみれば、足がカニみたいに湾曲しちゃって
横揺れしながら歩いてるおばあちゃんとかいるよなー。
これは間違いなく和式生活の弊害だけど、
若い女の子だって、せっかく足が長くなったのに
膝曲げて爪先から着地してぺこぺこ歩くし。

そうか。足がまっすぐな外国人から見たら、
そういうのって「足が悪い人」に見えるんだ!!
そういやロシアには、足の骨をまっすぐにする
養成ギプスみたいなものがあるらしい。
まっすぐな足は女の子の命!とか。
それ以上まっすぐにしてどーすんだよ~。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トマトも開花

2006-06-27 | ダーチャごっこ
今年のトマトは大玉種。
巨大化することを恐れていたけど、
ほどよい背丈でおさまっている。
このところ毎日脇芽かき。
なにせ去年はこれを怠って、脇枝がのたうちまわる
ボーボーのトマト園にしてしまいましたから。

ベランダが一斉に緑化してきたので、
葉っぱの匂い(即ち実と同じ匂い)が心地よく充満。
一番強いのは苦味のあるゴーヤの匂い。
部屋のなかまで苦いんですけど……。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

収穫第1号

2006-06-25 | ダーチャごっこ
キュウリの泉ちゃん、ウラジャイ(収穫)!
摘み取った脇芽とともに記念のショット。

泉ちゃんは去年の「クラウジア」よりも細身で縞模様あり。
もう少しで2号目も収穫可能なので、
そしたらサラダにして食べてみよう。

さて今年は雨続きで水やりが楽チンなのをいいことに、
久々に日本のつぎ木キュウリ2株を買い増し。
こんなに増やして大丈夫なのか~??
ますますもって夏は旅行ができなくなるなぁ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴーヤ驀進中

2006-06-23 | ダーチャごっこ
「高級ダーチャ」と勝手に呼んでる人さまの家々を借景に、
ゴーヤ1号、軒下まで達す。
下のほうは、もっとワイルドなことになってます。
勝負は、この週末。天気がもつといいのだけれど……。

さて本日、午後からTトラベルさんにS先生とともに来訪。
ロシアの旅には、もっともっと可能性があることを再認識。
帰り際、とってもきれいなダーチャツアーのパンフをいただく。
紹介されているどのダーチャも個性的。
「土をもつ」ということは、なんて自由なんだろう。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

踊るキュウリ

2006-06-19 | ダーチャごっこ
オペラシティ♪フォ~!!

めきめきと大きくなるキュウリ。
いつのまにか去年のペースに追いつきつつある。
すでに人の丈を越え、ちびキュウリもちらほらと。

里子2株も無事旅立ってゆき、いよいよ夏の準備万端。
これから忙しくなるぞー!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べられる建物

2006-06-17 | 都市農業。
エディブル・ランドスケープ(食べられる景観)から転じた
「エディブル・ビルディング」なる言葉に遭遇。
食べられる建物、といったってお菓子の家じゃないですよ。
野菜や果物を育てるための工夫を盛り込んだ建物のこと。

その一例としてイギリスのサイトに出てたのが、
ロシア第二の都市サンクトペテルブルクの屋上菜園。
これは多分、アメリカ主導のNGOがバックアップした
プロジェクトのことを指しているんじゃないかと思う。
そのプロジェクトとは……。

ソ連崩壊後のいわゆる物不足の時代、都市住民の野菜不足を補うために、アメリカのとある組織の呼びかけでサンクトペテルブルク・アーバン・ガーデニング・クラブを発足。タダで使用できる市内のアパートの屋上を利用し、希望者を募って野菜を育てる実験的試みをしたところ、市場で買う野菜やダーチャで採れる野菜よりも〝安全な〟野菜の収穫に成功したという。

ううむ。都会の屋上菜園といえば、数年前に日本の某テレビ番組で
ジャニーズJr.もやってましたねー。
いっそ娯楽ネタとして提示されたほうが「ほほう」と思うのに、
イノセントな善意の押し付けって正直苦手。
ダーチャ文化のあるロシアに、余計なお世話って感じである。

現代の「運動」は往々にしてNGOやNPOが率先する形となり、
それはそれで決して悪いことではないのだけれど、
なんか違う。うまくいえないけど、違うと思ってしまうのである。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴーヤの懸垂

2006-06-14 | ダーチャごっこ
ぐわっし!
あばしゴーヤに支柱を立てたら、翌朝にはもうしがみついていた。
すごいなー、この懸垂力。

いよいよツルものも最終仕上げ。
本格的な梅雨に入らないうちに、支柱を固定させるため
とりあえずガムを買ってきた。はて……?
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツルもの成育中

2006-06-11 | ダーチャごっこ
わっしわっしとツルを伸ばして支柱にからまるゴーヤ1号。
誘引しなくても勝手によじ登るさまは、
腕力上等のロッククライマーのごとしである。
でもゴーヤ2号(たぶん、あばしゴーヤ)はまだチビのまま。
雨続きで土が跳ね返るので、マルチングしなくちゃかも。



一方こちらはキュウリの雌花。
下のほうについた雌花は、株を大きくするために取るんだとか。
去年育てた西洋キュウリは単為結実種だったので、
雌花しかなくて手入れが簡単だったことに今ごろ気づく。
ちなみに今年のキュウリの名前ラドニチョクは、
日本語にすると「泉ちゃん」である。
がんばれ、泉ちゃん!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アヴァン・ガーデニング

2006-06-09 | 都市農業。
過日、新理論誌『VOL』のアヴァン・ガーデニング特集を読む。

アヴァンガード(前衛)にひっかけたアヴァン・ガーデニングとは、
単に「最先端の今どき園芸」程度の意味で使われることもあるけれど、
もともとはニューヨークのスクワット(不法占拠)運動とも結びつき、
打ち捨てられた場所に地元住民が緑を植える運動を指すんだそう。
(↑かなりはしょってますので詳しくは同誌参照のこと)

ハキム・ベイの農にまつわる論考(これ面白い!)を踏まえて
広く解釈すればこうもいえる。

商品化した農生産物およびそこから派生する食べ物ビジネスや、
土地所有制による地球の私物化などに対するアンチテーゼとして、
都市の空きスペースで自給的有機農を行うこと。

なるほど。ほとんどのモダン菜園家はそこまで肝入りじゃないが
無自覚ながらも近い意識はあるわな。

ところでロシアのダーチャは、市民運動でも都市農でもないけれど、
「土地は万民のもの」という社会主義時代の建前を最大限に利用して
使い道のない国有地を合法的に〝占拠〟したものであって、
その意味ではアヴァン・ガーデンの成功例といえなくもない。
地球や命や食べ物のことを真剣に考えるのなら、
社会主義的思考の部分的取り込みは不可避なのだ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キノコへの誘い

2006-06-08 | ダーチャごっこ
つ、ついに……禁断のキノコの世界に足を踏み入れてしまうかも!?
というのも、先日の「食べられる雑草散策」で
指導してくださったボランティアの方は、キノコがご専門だそうで、
年内にキノコの催しが2度ほどあるのだという。

ジツは私たち毎日公園を歩いてまして、
キノコもよく見かけるんです~、とT子とともにアピールすると
「え、ならキノコ見かけたら写真撮っといてください!」
と氏の目の色が変わる。
はいっ!わかりましたっ!

……って、安請け合いしてどーすんだよー。
ただでさえ野鳥観察のために双眼鏡やらコンパスやらを
持っていくべきか否かと日々悩んでるのに、
そのうえカメラまで持ってたら重くてウォーキングにならんぜよ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べられる雑草

2006-06-04 | ダーチャごっこ
近所の公園で「食べられる雑草散策」なる催しに参加。
園内で雑草観察をしたのち、採取した雑草を試食する。

タンポポのおひたしとスギナのおにぎり、
スギナ、オオバコ、ドクダミ、クマザサの新芽の天ぷらなど。
ドクダミは口に入れるともわ~っと臭みが広がり
「うっ、私これダメ!」と友人T子は拒否宣言。
一番おいしかったのはスギナの天ぷら!
ほんのり香りがして、揚げた形も面白く、
T子は調理意欲をえらくかきたてられたもようである。

終了後、T子と二人、園内のクマザサの新芽を抜いてはかじり、
クサイチゴやサクラの実を見つけては口に放り込みつつ帰路につく。
「……なんで私たち、ためらいもなく食べてるの!?」
すっかり野人と化していた我々でありました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

返品マニア

2006-06-03 | ロシアコラム
ロシア婦人Sさんは日本の通販が大のお気に入り。
先日もカーペットが届いたのでちょっと見てほしいという。

「ピンクとブルー、どっちがいいかしら?」と
2色のカーぺットを袋から取り出そうとするので
居合わせたUさんが袋を破ろうとしたところ、
「ああ、ダメダメ!返品しますから」
どちらの色もお気に召さないもようで、
今度はグリーンとアイボリーを注文するという。
必要なカーペットは1枚だけなのに??

そう、彼女は「返品」のシステムとは、
実物を見て検討するためのものだと思っているのだ。
この調子で今までも、枕やら家具やらを複数
頼んでは返し、頼んでは返しを繰り返してこられた。
「返品はタダ!日本は便利ですね~」

そ、そういうことじゃないと思うんですけど。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都市に菜園を

2006-06-01 | 都市農業。
「日本でダーチャはできない」というのが、本を書く前からの結論で、
それゆえ「今ある暮らしのなかでダーチャ的精神をもとう」的方向に
落とし込んだのだけど、お金と時間と体力のある人なら、
もちろん日本でもダーチャ暮らしはできましょう。
実際やってる方もおられます。

でも残念ながら、私にあるのはあり余る(?でもないか)体力だけだし、
それ以前の問題として、「週末ごとに田舎に通う自分」
というものが、まったく想像できないのである。

むしろ「農的暮らし」を都市に引き寄せることのほうが
自分にとってのリアルだったので、たとえば
ベランダも屋上も壁面も利用できる
菜園マンションがあればいいのに、とか
巨大団地の管理されたツマラナイ緑地帯を畑にして
住民主体で団地産野菜をつくればいいのに、とか
やれ税金対策だのなんだのと批判されがちな都市農家は
畑の一部をコミュニティに開放すればいいのに、とか
漠然と勝手に妄想してきた。

そうか、これがアーバン・アグリカルチャーだったのか。
何もどこか別の場所に〝通う〟必要はないのだ。
むしろ〝ここ〟になければ意味がないのだ。
帰る故郷のある人にとって、都会は使い捨てる場だったりも
するのかもしれないが、「原風景は東京のキャベツ畑」
というマイノリティー(今や!)に言わせれば、
都会から土が消えたのは、たかだかここ何十年かのことで、
それは異常なことなのだから。

つまりこれは「農」の問題ではなく「都市」の問題。
もうちょっと妄想と勉強を続けてみようっと。
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする