サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ちょっとしょぼい夏

2007-08-23 | ダーチャごっこ
トマトがないので色的に華がない今夏の収穫。
ちびゴーヤはもう34個とれ、日々是ゴーヤチャンプルーである。
  
ズッキーニは「ジャルコーエ」にしたらめちゃめちゃおいしかった!
「ジャルコーエ」とはロシアの蒸し焼き料理のこと。
本当は厚手の鍋を使うらしいが、うちではディナーパンを使用。
一口大の牛肉をオイルとバターでいためたら、野菜を加えていため、
塩コショウして香草をちらし、フタをして蒸し煮にするだけ。
野菜は何でもOKですが、今回はジャガイモ、トマト、ズッキーニ、
余っていたキノコ、たっぷりのパセリとディルを使ってみました。

さて明日からハバロフスクのダーチャ訪問。
いつも食べてばっかりなので、いくつかレシピを覚えてこねば!
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ロシア子供アンケート結果報告

2007-08-16 | ヴァルシェブニキ・ドヴァラ
ヴォロネジの子供音楽スタジオ「ヴァルシェブニキ・ドヴァラ」を訪ねたときに、子供たちにアンケートを配ってみた。当初は、音楽雑誌によくある「独占!直筆プロフィール」くらいの軽いノリで用意していったのだが、回答を見てビックリ! ロシアの子供たちの特徴が実によく出ているので、一部紹介しながら分析してみよう。
【回収したアンケートは13票。男子8人、女子5人。年齢8歳~13歳】

●「家族」の大黒柱はママ?
「あなたの家族」という項を設け、家族構成を尋ねたところ、意外な事実が判明した。有効回答11人のうち11人全員が、「ママ、パパ」の順序で回答しているのだ。決して「パパ、ママ」の順ではないのである。
また、「あなたにとって大切な人は?」という質問に対しては、
両親…5人、ママ…3人、家族、おばあちゃん、恋人(!)…各1人、
という結果に(複数回答)。
もちろん「両親」「家族」には「パパ」も含まれているのだが、「パパ」を単独で挙げた子供は一人もいない。決してパパをないがしろにしてるわけではないのだが、ロシアの家族において、ママがいかに大きな存在であるか、子供たちがいかにママを尊敬しているかが見てとれて興味深い。同時に、「父、母」の順で書くのを当然のように思ってしまう日本の感覚の根拠が怪しくなってくる。

●「大切なもの」は「健康」と「幸せ」
「大切な人」とあわせて「あなたにとって大切なもの(こと)は?」という項目も設けてみた。大事にしている宝物、くらいの子供らしい回答を予想しての設問だったのだが、フタを開けてみたら、あなどってすいません!的な回答が…。以下、複数回答。
同数トップは「幸せ」と「健康」の各3票。それも、「家族や友人の健康と幸せ」とか「私だけではなく両親も経済的に安定して幸せでいられること」などと、自分以外の身近な人を思っての回答なのである。その他の回答も「私の人生」「人生を楽しむこと」「世界平和」「勉強」と実に優等生的。もちろん彼らは実際に優等生なのだが、それ以前の問題として、何か日本とは違う土壌を感じてしまう。

●「好きな学科」トップは「算数」
この子供たちは、日本でいえば小・中学生にあたるので、「好きな学科」を尋ねてみた。以下、回答の多い順(複数回答)。
1・「算数」……9人
2・「体育」……3人
  「ロシア語」…3人
4・「歴史」……2人
5・「情報学(IT)」「自然学(生物)」「英語」「文学」……各1人
なんと算数が堂々のトップ! しかも内訳は男子4人、女子5人。つまり回答してくれた男子の半数、女子にいたっては全員が「算数好き」なのだ。そもそもロシア人は、優秀な科学者や技術者を輩出し、理論的思考が得意な民族なのだろうが、「女の子まで!?」とビックリしていたら、ロシア女性にこう言われた。「あら、女の子は当然でしょ」。ちなみに「情報学」と答えたのも女の子。なるほど女の子のほうが現実的なので、本来はそうなのかもしれないが、日本ではなんとなく「女子は文系、男子は理数系」ととらえられがち。なんだかこの回答結果を見ていたら、ロシアの学校の授業というものを見学してみたくなってきた。

このつづきはまた次回。
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ゴーヤ三昧

2007-08-14 | ダーチャごっこ
小ぶりながらもゴーヤ次々収穫。
しかしちょっと目を離すと、黄色からオレンジに変色し、
苦ウリならぬ甘ウリになってしまう。
これはこれでピーナツバターで和えたりするとおいしいが、
やっぱりゴーヤはしゃきっと苦いのがいい。

それにしてもこの連日の炎天下はどうだ!
ゴーヤの葉は昼間はしおしおになってしまって日よけにもならないし、
ズッキーニのつぼみやバジルの葉は一部焼けてしまってる。
太陽を浴びるべきトマトは、出遅れてまだ花の状態だ。
なかなか計算どおりにはいかないもんだが、それも経験。
子育てを毎年やり直すことができる、と考えれば
これはかなり贅沢な経験であると言わねばなるまい。
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カフェロシア

2007-08-08 | ロシア料理とその仲間たち
ロゴスキーN氏と友人Mと共に、吉祥寺の「カフェロシア」へ。
ロシア料理のみならず、本格的グルジア料理が食べられると聞いては
行かないわけにはいかんでしょう!
なぜって、この世にグルジア料理ほどの美食はないというのに、
これほどまでにグルメにうつつを抜かす日本でさえも、
食べられるのはせいぜいシャシリクくらいのもの。
かねてから、グルジアカフェができないものかと思っていたのだ。

メニューを見て、グルジアふうピザ「ハチャプリ」(写真上)に釘付けに。
「コレとチャイだけでもいいくらい!」とMと味を妄想していると
「それじゃ、ハチャプリとニシンのマリネ、あと黒パン2皿、
え?タバカがおすすめ?じゃ、それももらおうか」とN氏が次々
ロシア語でオーダーをかけていく。負けじとロシア語で
「ツィナンダリください!」と言ってみたりして。
(注:店員さんは日本語流暢)
さらに「ピロシキお持ち帰りに買っていきたい」という
Mのつぶやきを聞き逃さなかったN氏は
「ピロシキは冷めたらおいしくない。野菜と肉1個ずつ!」
とまたまたロシア語でオーダー追加。

何はともあれ、琥珀色の白ワイン、ツィナンダリで乾杯。
うーん、おいしい! ハチャプリも絶品! 
けど、炭水化物を頼みすぎて腹がぱんぱん…。
もうちょっと意志を強くもち、バランスを考えるべきであった。
今度来るときはマイペースでオーダーするぞ!と決意新たに、
また来週も行ってしまう気満々である。

  
Comments (3)
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ロシア菓子

2007-08-04 | ロシア取材2007
5月のロシアで買ったお菓子が未だ減らないうちに、
もう次のロシア行きが迫ってきた。
手頃なロシア土産に、と思ってつい大量に買ってしまうお菓子たち。
ロシアでは、モスクワにはモスクワのお菓子工場、
ペテルブルクにはペテルブルクのお菓子工場、と各地に工場があり、
それぞれがご当地商品を売り出しているので、
目新しいものを見ると買わずにはいられなくなってしまうのだ。

でも、いざ人に配ろうとすると、舌の肥えた日本人には
この素朴さはたいしてありがたがられないだろうし、
可愛い包み紙もポイと捨てられてしまうんだろうなぁ…。
そう思うと、とたんにドケチに拍車がかかり、
価値を共有できない人には絶対やらん!としまいこんでしまう。
かといって、毎日お菓子を食べる習慣はないので、
年々ロシア菓子の貯蔵が増えていく。
戒めのために、冷蔵庫のかなりのスペースを占めているロシアチョコや
紙袋に詰め込んだままのキャンディやら何やらを全部並べて
写真を撮ってみようかと思ったが、恐ろしいのでやめておこう。

食べてこそのお菓子!バカ買いは控えよう、と反省していたある日。
ロシア本に掲載したお菓子写真を見たロシア通の歌手Yさんに、
「あなたたち、よくこんなもの残してあったわねー。
私には見慣れたものだから、とっておくという発想がないわ。
こうやって残しておくから本になるんだわねェ」
と変な感心をされた。
そうだ、やっぱりとっておくことに意味があるのだ!
…と信じてとっておくことにしよう。
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ズッキーニ第1号

2007-08-03 | ダーチャごっこ
今年はズッキーニが豊作かも!とご近所のT子に予告すると、
「でもズッキーニって最近どこでも安く買えるよね」
と斜めの答えが返ってきた。ダーチャ度ゼロ人の模範解答である。

昨日、雌花と雄花が同じ株に同時開花。
朝からの雨を危ぶみ、綿棒で人工受粉してみたところ、
今朝になったら黄色かった実にシマシマ模様がついていた!
打てば響くこの可愛さは、育ててみなくちゃわかるまい。
ちなみにこのコはイタリアのナポリ種で、
説明書きには「約20cmでやや細身」とある。
種袋にロシア語表記もあるところを見ると、
ロシアにも輸出されているもよう。
でもたぶん、同じ種でもロシアの大地で育つと
棍棒のように巨大になるのだろうな。
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ゴーヤにお客

2007-08-01 | ダーチャごっこ
実のつき始めたゴーヤに、ヤモリのお客あり。
葉の陰に隠れて、このままの態勢で数時間。
網戸に張り付いているので、足の吸盤がよく見える。

ハチは毎朝やってくる。
足に花粉をたっぷりつけて、ぶんぶん唸る。
今朝はカマキリもやってきた。
残念ながら緑と同化しすぎてて、うまく写真に撮れず。
でも一体どこから探し当ててここまで来るんだろう!?
生き物のセンサーと移動力は尊敬に値する。
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