今年からグルジア改めジョージアに国名変更するのを受けて
グルジアワインも「ジョージアワイン」なる名称に変わるという。
それで思い出すのは、その昔モスクワにあったグルジアレストラン
「アラグヴィ」に友人と初めて入ったときのこと。
我々を外貨をたんまりもった外国人観光客だと思ったのか、
やけに愛想よく英語であれこれ勧めてくるウェイターが、
飲み物オーダーに至って口にした言葉が…
「ジョージアンワインはいかがですか?」
ジョージア?…ってアメリカの??
どうしてソ連なのにアメリカワインなの?
あ…。もしかして、グルジアの英語読み!?
かくしてテーブルに出されたのがグルジアワイン。
以来、その滋味に魅せられること四半世紀。
とりわけ赤のムクザニ、白のツィナンダリは
ほかに代わるものを知らないドライ系の銘酒である。
赤のムクザニ(右)と白のツィナンダリ。
アンチロシアのグルジア国民が、ロシア語表記を拒否して
国名を英語表記に変更したい気持ちはわからないではないが、
ことワインに関しては、グルジアワインと呼び続けたい。
世界最古の歴史をもつワインにはこの名のほうが似合うし、
なにより日本では、ジョージアといえば缶コーヒーですから!
グルジアワインも「ジョージアワイン」なる名称に変わるという。
それで思い出すのは、その昔モスクワにあったグルジアレストラン
「アラグヴィ」に友人と初めて入ったときのこと。
我々を外貨をたんまりもった外国人観光客だと思ったのか、
やけに愛想よく英語であれこれ勧めてくるウェイターが、
飲み物オーダーに至って口にした言葉が…
「ジョージアンワインはいかがですか?」
ジョージア?…ってアメリカの??
どうしてソ連なのにアメリカワインなの?
あ…。もしかして、グルジアの英語読み!?
かくしてテーブルに出されたのがグルジアワイン。
以来、その滋味に魅せられること四半世紀。
とりわけ赤のムクザニ、白のツィナンダリは
ほかに代わるものを知らないドライ系の銘酒である。
赤のムクザニ(右)と白のツィナンダリ。
アンチロシアのグルジア国民が、ロシア語表記を拒否して
国名を英語表記に変更したい気持ちはわからないではないが、
ことワインに関しては、グルジアワインと呼び続けたい。
世界最古の歴史をもつワインにはこの名のほうが似合うし、
なにより日本では、ジョージアといえば缶コーヒーですから!