サギソウ(鷺草、学名:Pecteilis radiata (Thunb.) Rf)は、ラン科サギソウ属(Pecteilis)の湿地性の多年草の1種。
ミズトンボ属(Habenaria)に分類されることもある(シノニムがHabenaria radiata (Thunb.) Spreng.)。別名が
「サギラン」茎は単立して高く伸び、15-50 cmにも達し、先端近くに1-3輪の白い花をつける。
花期は7-8月。花の径は3 cmほどで、唇弁は大きく、深く3列し、中裂片は披針形、両側の側裂片は斜扇形で側方に開出
てその縁は細かく裂ける。この唇弁の開いた様子がシラサギが翼を広げた様に似ていることが和名の由来である。側花弁
は白色でゆがんだ卵形。距は3-4 cmの長さに垂れ下がり、先端は次第に太くなり、この末端に蜜が溜まる。
サギソウ 2018.08.11日に撮影した。
Pentax K-3Ⅱ”雅”+Pentax DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR REで撮影した。