瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2015年、クリスマスには歌を歌おう♪その2

2015年12月22日 21時32分12秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
今日は1年で最も日が短く夜の長い冬至、この日から春へ一歩一歩近付いて行くわ♪
日本のテレビアニメの中のクリスマス・エピソード、第2回の今夜は「赤毛のアン」の第27回「マシュウとふくらんだ袖」よ!

カナダの女流作家ルーシー・モード・モンゴメリが1908年に発表した長編シリーズ小説、「赤毛のアン」は文学少女で知らない者は居ないでしょう不朽の名作。
1979年1月7日~12月30日迄、フジテレビ系列「世界名作劇場」枠5作目として放送された同名のテレビアニメは、原作「赤毛のアン」ファンも納得の忠実度と高く評価されているわ。
製作は日本アニメーション、監督は高畑勲、レイアウト&場面設定は宮崎駿と、後にスタジオ・ジブリを代表する名監督2人が関わってると言うから驚き、今では実現不可能な豪華スタッフね!
美しい自然に恵まれたカナダのプリンス・エドワード島を舞台に、赤毛の想像力豊かな少女アンが青春を送るというストーリーを御存知ない方は、ここには居ないでしょうから粗筋は割愛☆

第27回「マシュウとふくらんだ袖」は、大好きなアンに当時の流行最先端だった膨らんだ袖のドレスを、マシュウがクリスマスプレゼントに贈ろうと奮闘する話なの。
女性が大の苦手なマシュウはわざわざ女性店員が居ない筈の雑貨店までドレスを買いに行くんだけど、よりによってそこには店主の奥さんの姪の魅力的なミス・ハリスが居たのよ!
嗚呼!何たる不幸!仰天したマシュウは脂汗ダラダラ流してドレスを買おうと頑張るんだけど、頓珍漢な受け答えになってしまってミス・ハリスに呆れられるばかり、何故か熊手と大量の黒砂糖を買う破目になってしまう――必死なマシュウには申し訳ないけどここのシーンには大笑いしたわv
結局、店でドレスを買う事を諦めたマシュウは、昔馴染みのリンドおばさんに膨らんだ袖のドレスを仕立てて貰い、クリスマスの朝アンにプレゼントを贈る事に成功、勿論彼女は涙を流すほど大感激、これまでの話の中であれだけ膨らんだ袖の服への憧れを口にしていたものね。
続く第28回「クリスマスのコンサート」では、アンが念願だった膨らんだ袖のドレスを着て、クリスマス・コンサートで活躍する様子が描かれてるわ。
血は繋がってないけどマシュウとマリラのアンに対しての気持ちは親馬鹿のそれねv
「膨らんだ袖のドレスなんかアンの虚栄心を増幅するだけ」なんて言って、マシュウのクリスマスの計画にいそいそと乗り、ぼろ糞に批判してたコンサートに行って、アンの舞台での活躍に目を細めるマリラの微笑ましさったらv

それじゃあここで2曲目のクリスマスソングを歌いましょうか――「もろびとこぞりて」!
「聖しこの夜」と並んで人気の高い聖歌、胸を張って堂々と歌いたいわね♪



【もろびとこぞりて】




諸人こぞりて♪ 迎えまつれ♪
久しく♪ 待ちにし♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪

悪魔の一夜を♪ 打ち砕きて♪
虜を♪ 放つと♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪

この世の闇路を♪ 照らし給う♪
妙なる♪ 光の♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪

萎める心の♪ 花を咲かせ♪
恵みの♪ 露おく♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪

平和の君なる♪ 御子を迎え♪
救いの♪ 主とぞ♪
褒め称えよ♪
褒め称えよ♪
褒め♪ 褒め♪ 称えよ♪

アーーメーーーン…♪



…こんばんは、びょりです。
テレビアニメ「赤毛のアン」で最も感心したのは、年を経るにしたがい主人公がちゃんと成長した事。
キャラデザし直す手間がかかるんで普通はやらない、メルモちゃんみたいに大人⇔子供に変身なんてケースを除けば、主人公は永遠の少年少女で着た切り雀がお約束だった。
当時は画期的な演出だったんじゃないかなぁと思うのです。

私は「赤毛のアン」ではマリラが好きでした。
ボケるマシュウとアンを相手にマリラが毎度真っ当にツッコむから話が引き締まる。
「『アン』と言う名前は無味乾燥で美しくないから『コーネリア』と呼んで」と訴えるアンに、「『アン』の方が短くて呼び易い」って身も蓋も無く答えたのには膝を打ちました。(笑)
ナイスツンデレキャラなのも良いねv
毎度歌はこちらをご参考ください。(※音が出ます。今回カラオケバージョンですが)

写真は赤毛のアンに因み(?)後楽園内で展示されてた赤い苺ドーム。

 

LEDの光で苺を成育中の実験展示スペースだそうです。(ピンボケ済みません)
コメント (2)
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