はぁい♪ミス・メリーよ♪
今年は日本プロ野球界にトリプル・スリーが二人も出たんですってね!
福岡ソフトバンク・ホークスの柳田選手と、東京ヤクルト・スワローズの山田選手、二人とも打率3割以上、本塁打30本以上、盗塁30個以上なんて凄いわ!
さて、「日本のテレビアニメの中のクリスマス・エピソード」、第7回の今夜は「巨人の星」第92回「折り合わぬ契約」よ!
「ええ!?『巨人の星』にクリスマスの話なんて有ったの!?」ってビックリした貴方、メリーも聞いた時はかなりビックリしたわ!
もっとも、数年前にテレビで某バラエティー番組が取り上げて以来、ネット上でも頻繁に公開された為、若くても知ってるって人結構居るみたいよ。
原作は1966年~1971年まで週刊少年マガジンで連載された、スポ根漫画の草分け的作品で、作者は梶原一騎(話)と川崎のぼる(絵)。
アニメ版は東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)が制作し、日本テレビ系列で1968年3月30日~1971年9月18日まで全182回放送されたんですって。
当時の日本ではプロ野球が大人気、特に長嶋&王の2大スターを看板に掲げた読売ジャイアンツに少年達は熱狂、「巨人・大鵬・卵焼き」とまで言われたブームに乗って、アニメ「巨人の星」は大ヒットを飛ばしたの。
主人公の星飛雄馬は野球狂の父、星一徹のスパルタ特訓で鍛えられ、巨人軍のエースとなって、魔球大リーグボールを完成させる…というハードな粗筋からは、クリスマス要素が入る余地見付からないわね。
それなら第92回「折り合わぬ契約」はどういうストーリーかと言うと――
――日米対抗戦が幕を閉じ、プロ野球界にオフ・シーズンが到来。
けれど飛雄馬はアメリカ・チームのオズマ選手からかけられた、「おまえは野球ロボットだ!!!」の一言が忘れられないで居たの。
「違う!!!俺は人間だ!!!」と心の中で否定しても、報道記者陣や親友の伴宙太にまで、まるで自分には野球しか無いみたいに言われる。
周囲の自分への見方に反発を覚えた彼は、巨人球団代表に契約金の倍増を要求、その事でマスコミからは「天狗になった」とバッシングを浴びてしまう。
更にはクリスマス・パーティーを開く事を思い付くの。
巨人軍宿舎内の自分の部屋をウキウキ気分で掃除し、壁を塗り替え、プレゼントを買い揃えて、クリスマス・ケーキを特注する飛雄馬。
ライバルの花形満と左門豊作、明子姉ちゃんにクリスマスパーティーへの招待カードを送って準備万端、ところが親友の伴はそんな行為を彼らしくないと怒ったの。
「闘志溢れる野球人の星飛雄馬は何処へ行ったのか!?」って、でも伴のこの言葉は今の飛雄馬には逆効果、二人は喧嘩別れしてしまったのよ。
クリスマス・イブ、飛雄馬は特注してた超特大クリスマス・ケーキを店で受け取り、完璧にセッティングを終えた部屋で皆を待ちわびていたけど、ライバルとの馴れ合いを嫌った花形と左門はカードで欠席の返事、期待してた明子姉ちゃんからも「(父さんから圧力がかかって)行けない」との電報が届けられたの。(皆、欠席するならカードや電報じゃなく、電話でもっと早く連絡してあげて…黒電話とか、もう有る時代よねえ?)
折角クリスマス・パーティーを開こうと準備したのに…皆、俺には野球しか求めていないのか?…野球だけしてれば良いと言うのか…!?
飛雄馬の胸にオズマの「野球ロボット」という言葉が甦る。
高笑いするオズマの幻影に叩き付ける如く、彼は部屋の物をぶん投げ、パーティーの御馳走も何もかも滅茶苦茶に壊してしまう――その様子を頭に雪を被った伴が、泣きながら見守っていた。
…哀しく壮絶な話ねぇ~。
宿舎内に先輩とか居たんだから、パーティーに呼べば良かったのに。
てゆーか他球団の選手を宿舎内に呼ぶのって、規律違反に当たらないかしら?
でもメリーには飛雄馬の気持ち、解らなくもないわ。
生まれた時から野球キ○○イの父親に、将来巨人の選手になるべく野球漬けにされ、他の事を一切させて貰えず来たら、何時か反抗したくなるものじゃないかしら?
卓球少女の愛ちゃんや、フィギュアの浅田真央ちゃんなら、飛雄馬の気持ち、良く解るかもしれないわ。
一流選手になる為とはいえ、お父様も罪な真似をしてくれたわね。
それじゃあここで7曲目のクリスマス・ソングを歌いましょうか――山下達郎の「クリスマス・イブ」!
去年に続いて取り上げる形になるけど、今夜のテーマ的にしっくり来る歌だと思うのよね。(笑)
雨は夜更け過ぎに♪ 雪へと変るだろう♪
Silent night♪ Holy night♪
きっと君は来ない♪ 独りきりのクリスマス・イヴ♪
Silent night♪ Woo~Yea~♪Holy night♪
心深く♪ 秘めた思い♪
叶えられそうもなぁ~い♪
必ず今夜なら♪
言えそうな気がした♪Uh~Uh~Uh~♪
Silent night♪ Woo~Yeah~♪Holy night~~~♪
(DaBaDaBaDaBaDaBaDaBa…♪)
まだ消え残る♪ 君への想い♪
夜へと~~降~り続ぅく…♪
街角にはクリスマス・ツリー♪
銀色の煌めき♪Uh~Uh~Uh~♪
Silent night♪ Woo~Yeah~♪Holy night♪
雨は夜更け過ぎに♪ 雪へと変るだろう♪Uh~Uh~Uh~♪
Silent night♪ Uh・Uh・Uh・Yeah~♪Holy night♪
きっと君は来ない♪ 独りきりのクリスマス・イヴ♪Uh~Uh~Uh~♪
Silent night♪ Woo~Yeah~♪Holy night~~~♪
…こんばんは、びょりです。
今年のネタ枠――の積もりだったんですが、意外にも観てしんみりしてしまいました。
同じ原作者の作品でも「あしたのジョー」の主人公ジョーの場合は、ボクシングをやる前に色々な事を経験して来たろうし、その上で自分でボクシングをやると決めたから悔いは無いだろうけど、飛雄馬は自分の意思で野球をやるって決めた訳じゃないからなあ。
一流アスリートへの道は厳しい。
毎度歌はこちらを参考にされてください。
写真は東京駅八重洲口キャラクターストリート、ジャンプショップにて撮影した物。
「巨人の星」とは無関係ですが、サンタコスでクリスマス・リース付ドラゴンボールを手に戴き、熱血顔で決める悟空が何かはまる様に感じたんで。(笑)
暗殺教師のコロ先生も可愛くて良いぞ。
今年は日本プロ野球界にトリプル・スリーが二人も出たんですってね!
福岡ソフトバンク・ホークスの柳田選手と、東京ヤクルト・スワローズの山田選手、二人とも打率3割以上、本塁打30本以上、盗塁30個以上なんて凄いわ!
さて、「日本のテレビアニメの中のクリスマス・エピソード」、第7回の今夜は「巨人の星」第92回「折り合わぬ契約」よ!
「ええ!?『巨人の星』にクリスマスの話なんて有ったの!?」ってビックリした貴方、メリーも聞いた時はかなりビックリしたわ!
もっとも、数年前にテレビで某バラエティー番組が取り上げて以来、ネット上でも頻繁に公開された為、若くても知ってるって人結構居るみたいよ。
原作は1966年~1971年まで週刊少年マガジンで連載された、スポ根漫画の草分け的作品で、作者は梶原一騎(話)と川崎のぼる(絵)。
アニメ版は東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)が制作し、日本テレビ系列で1968年3月30日~1971年9月18日まで全182回放送されたんですって。
当時の日本ではプロ野球が大人気、特に長嶋&王の2大スターを看板に掲げた読売ジャイアンツに少年達は熱狂、「巨人・大鵬・卵焼き」とまで言われたブームに乗って、アニメ「巨人の星」は大ヒットを飛ばしたの。
主人公の星飛雄馬は野球狂の父、星一徹のスパルタ特訓で鍛えられ、巨人軍のエースとなって、魔球大リーグボールを完成させる…というハードな粗筋からは、クリスマス要素が入る余地見付からないわね。
それなら第92回「折り合わぬ契約」はどういうストーリーかと言うと――
――日米対抗戦が幕を閉じ、プロ野球界にオフ・シーズンが到来。
けれど飛雄馬はアメリカ・チームのオズマ選手からかけられた、「おまえは野球ロボットだ!!!」の一言が忘れられないで居たの。
「違う!!!俺は人間だ!!!」と心の中で否定しても、報道記者陣や親友の伴宙太にまで、まるで自分には野球しか無いみたいに言われる。
周囲の自分への見方に反発を覚えた彼は、巨人球団代表に契約金の倍増を要求、その事でマスコミからは「天狗になった」とバッシングを浴びてしまう。
更にはクリスマス・パーティーを開く事を思い付くの。
巨人軍宿舎内の自分の部屋をウキウキ気分で掃除し、壁を塗り替え、プレゼントを買い揃えて、クリスマス・ケーキを特注する飛雄馬。
ライバルの花形満と左門豊作、明子姉ちゃんにクリスマスパーティーへの招待カードを送って準備万端、ところが親友の伴はそんな行為を彼らしくないと怒ったの。
「闘志溢れる野球人の星飛雄馬は何処へ行ったのか!?」って、でも伴のこの言葉は今の飛雄馬には逆効果、二人は喧嘩別れしてしまったのよ。
クリスマス・イブ、飛雄馬は特注してた超特大クリスマス・ケーキを店で受け取り、完璧にセッティングを終えた部屋で皆を待ちわびていたけど、ライバルとの馴れ合いを嫌った花形と左門はカードで欠席の返事、期待してた明子姉ちゃんからも「(父さんから圧力がかかって)行けない」との電報が届けられたの。(皆、欠席するならカードや電報じゃなく、電話でもっと早く連絡してあげて…黒電話とか、もう有る時代よねえ?)
折角クリスマス・パーティーを開こうと準備したのに…皆、俺には野球しか求めていないのか?…野球だけしてれば良いと言うのか…!?
飛雄馬の胸にオズマの「野球ロボット」という言葉が甦る。
高笑いするオズマの幻影に叩き付ける如く、彼は部屋の物をぶん投げ、パーティーの御馳走も何もかも滅茶苦茶に壊してしまう――その様子を頭に雪を被った伴が、泣きながら見守っていた。
…哀しく壮絶な話ねぇ~。
宿舎内に先輩とか居たんだから、パーティーに呼べば良かったのに。
てゆーか他球団の選手を宿舎内に呼ぶのって、規律違反に当たらないかしら?
でもメリーには飛雄馬の気持ち、解らなくもないわ。
生まれた時から野球キ○○イの父親に、将来巨人の選手になるべく野球漬けにされ、他の事を一切させて貰えず来たら、何時か反抗したくなるものじゃないかしら?
卓球少女の愛ちゃんや、フィギュアの浅田真央ちゃんなら、飛雄馬の気持ち、良く解るかもしれないわ。
一流選手になる為とはいえ、お父様も罪な真似をしてくれたわね。
それじゃあここで7曲目のクリスマス・ソングを歌いましょうか――山下達郎の「クリスマス・イブ」!
去年に続いて取り上げる形になるけど、今夜のテーマ的にしっくり来る歌だと思うのよね。(笑)
【クリスマス・イブ】
雨は夜更け過ぎに♪ 雪へと変るだろう♪
Silent night♪ Holy night♪
きっと君は来ない♪ 独りきりのクリスマス・イヴ♪
Silent night♪ Woo~Yea~♪Holy night♪
心深く♪ 秘めた思い♪
叶えられそうもなぁ~い♪
必ず今夜なら♪
言えそうな気がした♪Uh~Uh~Uh~♪
Silent night♪ Woo~Yeah~♪Holy night~~~♪
(DaBaDaBaDaBaDaBaDaBa…♪)
まだ消え残る♪ 君への想い♪
夜へと~~降~り続ぅく…♪
街角にはクリスマス・ツリー♪
銀色の煌めき♪Uh~Uh~Uh~♪
Silent night♪ Woo~Yeah~♪Holy night♪
雨は夜更け過ぎに♪ 雪へと変るだろう♪Uh~Uh~Uh~♪
Silent night♪ Uh・Uh・Uh・Yeah~♪Holy night♪
きっと君は来ない♪ 独りきりのクリスマス・イヴ♪Uh~Uh~Uh~♪
Silent night♪ Woo~Yeah~♪Holy night~~~♪
…こんばんは、びょりです。
今年のネタ枠――の積もりだったんですが、意外にも観てしんみりしてしまいました。
同じ原作者の作品でも「あしたのジョー」の主人公ジョーの場合は、ボクシングをやる前に色々な事を経験して来たろうし、その上で自分でボクシングをやると決めたから悔いは無いだろうけど、飛雄馬は自分の意思で野球をやるって決めた訳じゃないからなあ。
一流アスリートへの道は厳しい。
毎度歌はこちらを参考にされてください。
写真は東京駅八重洲口キャラクターストリート、ジャンプショップにて撮影した物。
「巨人の星」とは無関係ですが、サンタコスでクリスマス・リース付ドラゴンボールを手に戴き、熱血顔で決める悟空が何かはまる様に感じたんで。(笑)
暗殺教師のコロ先生も可愛くて良いぞ。
八重洲キャラクター・ストリートのジャンプショップは老若男女に大人気でした。