年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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JR根岸線関内駅:「高田屋」   昼は丼モノとそば、そして夜は鍋と居酒屋料理

2011-11-12 23:17:45 | チェーン店
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今日は昨日の冷たい雨も止み穏やかな陽気であります
4週続いた雨の週末も、今週末はそのサイクルが1日ずれたことで良い天気になりそうですね


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高田屋
10数年前のこと フランチャイズシステムにより全国展開を狙って、積極的に展開していたチェーン店であります
今ではその数も随分と少なくなってはいますが未だ健在 久しぶりにちょっと覗いてみることにいたします


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そばと言えば長野が有名でありますが、そば粉の生産量は北海道が日本一
その昔、松前藩が北前船での貿易をしていたことから“北前そば”の名が付いたのでありましょう

さて、お店は古民家風のイメージで造られていて、程よくテーブルを囲ったパテーションで個室感たぷりでありまして、落ち着いて食事が出来る雰囲気が演出されている良いお店ですね


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ちょうど今、「総決算ランチフェア」って企画の真っ最中でありまして、今日までがその第一弾
“鰻ひつまぶし丼とそばのセット”であります
この時期に鰻? そんな思いもありますが、鰻が一番美味しいのはこれからの時期でありまして、たっぷりと脂が乗ったものは格別な美味しさなのであります
と言っても、このお値段で提供されるものですから、いつ獲れたモノであるか、それが国産であるかどうかはわかりませんがね

さて、そのひつまぶし丼
ちょっと甘めではありますが美味しいタレ そしてネギの風味が良いアクセントになっていまして、ちょっとだけ臭みを感じる鰻でしたが、トータル的に美味しくいただくことが出来ました


そう言えばこのチェーン
多店舗展開に力を入れているときから、こだわっていたのがお蕎麦
あくまでもお蕎麦屋さんでありたいと言う想いからでしょうか、お蕎麦は各店舗で打っていたのですが・・・ 今はどうなのでしょうね
いただいたお蕎麦もコシがしっかりしているものでしたので、今でもこのこだわりが続いているものと信じたいのですが・・・


そしてもう一つ
展開している頃には、お蕎麦がメインであること以外に特徴を感じることが無いお店だったのですが・・・
今では、かなり練り込まれたステキなメニューになってますね

お昼は、丼モノとお蕎麦をセットにしたメニューが中心で、近隣のビジネスパーソンのお腹を満たすことに力を入れている

そして夜、お蕎麦屋さんで最も難しい夜の集客を、“そば屋の出汁”を武器に、いろんな鍋料理メニューを充実させていますね
「きのこ牛鍋」や「比内地鶏の水炊き」
これはちょっと食べてみたいものですね


今でも全国に70店舗ほどあるチェーン店ではありますが、きっとその1店舗1店舗に力が付いているのでしょう
そして、その力を美味しいものを提供するための手間に使って、お客さまに価値を提供しようってことでありましょうか
久しぶりに伺って、その変化に驚かされました

そしてもう一言
社員さんと思われる男性のサービスは笑顔がステキで心が豊かになるものであったのですが、バイト君のそれは、気がないもので・・・  唯一、残念なことでありました



【北前そば 高田屋】
神奈川県横浜市中区不老町1-2-1 中央第6関内ビルB1F
045-641-7751

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