JR山手線池袋駅：「かぶら屋」 開業から13年 あっと言う間に36店を有する人気居酒屋

扁桃腺の腫れによる発熱
ここのところのどの違和感があったので注意をしてはいたのだけど…
こうなってしまうと市販薬が効かないことは経験済みのこと　ってことで、処方箋を書いてもらうために病院へ
早速そのお薬を飲んで、夕方のアポまで寝ることにします




打ち合わせで池袋
そして、元気な居酒屋があるから視察しましょうってことで…
2002年に池袋で開業して以来多くのお客さまの指示を受け、現在では近郊エリアに36店舗を展開するお店らしく、ちょっと気になります



10席ほどのカウンター席とテーブル席が配された40席ほどのさほど大きなお店で、裸電球で照らされる店内はオシャレとは程遠い設えで…
それは昭和時代の下町にあったであろう雰囲気を感じさせるもので、それほど居住性が高いとは言い難いのですが、何となく味があって…　
ウリである新鮮なモツと黒おでんがとっても美味しそうに感じられるお店であります



昔懐かしい赤ソーセージのフライ串はワタシ世代のお客さまが必ずのように頼む商品なのだとか…
そして、1串80円からいただくことが出来る手軽な焼き物を数本頼んで、それをツマミにビールやホッピーなどを数杯傾ける
決してそれはお腹を満たすためのものでは無く、会社帰りに仲間と軽く一杯やりながら親睦を図ることが主たるもの
だから月に何回も利用できるだけの予算であることが大切なのであります



コレが黒おでん
もっと真黒なモノが出てくるのかと思ったら、その姿は意外にも普通でありまして…
なんでも、出汁を煮詰めることでその色が黒くなってしまうことからそう呼ばれているようで、醤油を使ったことので黒さではないそうですね
そんなおでんのタネに「白焼」なるものがあって…
それは魚のすり身を練って作るものであるそうで、プリンとした食感がユニークですね



今日いただいたお料理の中で最もワタシが気に行ったのがコレ
スジがあるお肉がじっくりと煮込まれた肉豆腐でありまして、そのトロンとしたスジの旨みが堪らなく印象的なのです
次回ここを訪ねるときにもこれは欠かすことは無いでしょう


他にもあれやこれやといただいていましたが、お支払いは二人で3600円ほど
これなら、週に2~3回はお邪魔することだって出来ますし、ちょっと懐が寂しいときにだって安心して使うことが出来ますね
そんなお手軽なお値段がウケているのか、レトロな雰囲気が新鮮に感じられるのか
思っていたよりも若いカップルが多いことにはビックリでした



【かぶら屋】
東京都豊島区南池袋2-26-2
03-3981-8487

東京メトロ日比谷線八丁堀駅：「デニーズ」 ひとつ上の“味付け” ひとつ上の“素材”

神谷町での仕事を終えて…
どこかで夜ごはんを思ってみても、この辺りも日曜日にやっているお店は少ないんですよね
日比谷線で八丁堀へと戻ってもやっているお店はチェーン店くらいしかやってないしなぁ　なんて思ったのですが、デニーズが大幅な値上げをしていることを思いだします




この春、多くの飲食企業が値上げを発表していているのですが、その中でも思い切った値上げに踏み切ったのはデニーズでありまして…
先に値上げに踏み切ったガストやロイヤルホストが好調ことを受けてのことなのかもしれませんが、約4割の商品を入れ替え、これまで1000円ほどであった客単価を1300~1400円ほどにしようとしようと言うのです
ならば、それをちょっと視察してみることにいたします



そんなメニューを眺めていますと…
たっぷりのデミグラスソースのとろっとろに煮込まれたお肉がとっても美味しそうなビーフシチューに惹かれ、更にそんなビーフシチューが乗せられたハンバーグを見つけますともう他には目移りすることはありません
ですが、ハンバーグの商品群にはビーフ100％と表記されたものとそうでないものがありまして、表記されてないこのハンバーグは合挽きなのでしょうかね？
なんて思いながらいただいてみますと…
たっぷりのビーフシチューで美味しくいただけはするのですが、ハンバーグのそのものには植物性タンパクが加えられているようで、ちょっとバサバサとした感じがありますね



セットに添えられるサラダは4種から選ぶことが出来まして…
それらは多くのチェーン店で提供されるシンプルなセットサラダとは異なり、シーザーサラダやスモークサーモンが乗せられたモノなど、ちょっと手間を掛けたモノが用意されていまして、ちょっとした付加価値を感じることが出来ます


キチンとコーヒーのお替りサービスも行われていて、スタッフに声を掛けること無くお替りをいただくことが出来るってこともうれしいことですね
値上をするってことは単に商品の価値を高めるだけでなく、それに伴うサービスのレベルも高めなければってことでありましょう
てことで、1857円（税込）を支払いに不満を持つこと無く、お店を後にいたしました



【Denny's】
東京都中央区八丁堀2-25-10
03-3551-9812

JR中央本線吉祥寺駅：「ヒラタパスタ」 オシャレ感ある店づくりと新鮮野菜で女心を鷲掴みするお店

せっかく吉祥寺に来ているのだから…
阿佐ヶ谷にあるミートソースの専門店『ミート屋』や吉祥寺の人気店『スパ吉』の系列店が新しいコンセプトのお店を出店しているというので覗いてみることにいたします




と言っても、オープンしたのは2年半ほど前のこと
その人気は今でも続いているのかと、パルコの裏辺りだと言う情報を基にウロウロと探していますと、ちょっとした人だかりを見つけて近づいてみますと…



定評がある生パスタに加え、新しく導入したのが新鮮野菜
そんなことがウケているのか、人気店の系列だからなのか…　地下にあるお店へと続く階段には長い列が出来ているではないですか
あまり時間に余裕はありませんでしたが、ギリギリだけど何とか間に合うだろうと、その最後尾に着くことにいたします



カウンター席を中心にしたお店であるせいか、比較的お客さまの回転も速く…
20分ほどの待ち時間で入店することが出来ます
お店に入ってすぐのトコロに野菜が陳列されていることからも、新鮮野菜をウリにいていることが伝わってきます



そんな新鮮野菜は蒸された温野菜かサラダの何れかを選ぶことが出来るようですので、ワタシは温野菜をいただくことしたのですが…
添えられたディップを付けていただきますと、その野菜の甘みを直に感じることが出来るものであります
作り置きが出来ない温野菜でありますから、お店にとってはとっても手間が掛かることなのでしょうが、それをやりきる姿勢が素晴らしいですね



揚げ茄子がトッピングされたトマトソースのスパゲッティをいただいてみますと…
なるほど、しっかりとしたモチモチ感と小麦の香りを楽しむことが出来る良く出来た生パスタでありますね
全体としてはそれほど美味しいと絶賛出来るものではありませんが、お値段を考えるとお値打ちにいただけるものではあります



季節の商品として提供されていたラザニア
季節限定ってことでかコレを頼まれているお客さまも多いようで…
一人前ずつアルミパンでベシャメルを温めた後にオーブンで焼き上げる工程を目にして驚かされます
レンジに頼らずに調理する姿勢も商品に対するこだわりからなのでしょうね


ミート屋やスパ吉と比べますと、オシャレ感が漂うお店づくりになっていることから女性を意識していることも覗えますし、その女性を喜ばせるために野菜にこだわった商品の提供をしていることなど、ターゲットを明確にしたコンセプトを実現する姿勢に感心させられるステキなお店ですね



【ヒラタパスタ】
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-2-1 アソルティー吉祥寺CINO B1F
0422-23-1003

JR中央本線吉祥寺駅：「トスカーナ」 日本一おいしいミートソースとスタッフの笑顔がウリであるお店

お仲間から吉祥寺のトスカーナに行くんだけど一緒にどう？　と、お誘いを受けて…
急な話だったので指定された時間には間に合わないことは解っていたのですが、トスカーナグループのお店を全店制覇したいって想いもあって、速攻出掛けることにいたします




20分ほどの遅刻ではありましたが、先方の方も吉祥寺視察をして時間を合わせて下さったようで…
しかし、このトスカーナ系列のお店は一等地とは言い難いところに出店しながらも、特別な来店動機に絞り込むことなく気軽に利用できるお店でありながら、本格的なお料理を提供するってことで繁盛店に仕上げているんですよね
なんて言うのは簡単なことですが、コレが実際難しいことなんですよね
とくに多店舗化をする会社にとっては…



ワタシがお店に着いた12:00前にはそれほどでも無かったのですが、頼んだお料理をいただき終えた頃にはこんな状況でして…
彼女たちが普段着で気の合う仲間と気軽にイタリアンを楽しむのは、決してパスタハウスでは無く、シャレた高級イタリアンでも無い
こう言った、オーナーのお人柄が出たよう温かみがあるお店なんでしょうね



土日祝日限定のランチのコースってことで…
アンティパストとして提供された「本日の前菜4種とサラダ豪快盛り合わせ」
これで豪快なの？　と、スタッフに突っ込んでみたところ、嫌な顔一つせず、豪快じゃないですかぁと笑顔で応えてくれて…
そんな親しみがあるスタッフがココのウリでもあるんですよね



そしてボロネーゼ
日本一おいしいミートソースをウリにしながらもボロネーゼも販売するなんて…　とも思いますが、日本では混同されがちなこの二つの違いをお客さまに知って欲しいとのこだわりでしょうかね
イタリアを愛し、正しいイタリア料理を知ってもらいたいって想いがあるオーナーですから…



お誘いいただいた方はミートソース
自ら日本一を謳うだけのことはあるコクがあるソースとゴロゴロとしたお肉の食感にこだわりを感じます
そして、それぞれのソースに合う麺までも自家製にこだわっているというから素晴らしいことではないですか！
麺を替えてくれなんてワガママを言うとそれには応えてくれるのかも知れませんが、お店としてはこれがベストって想いををお客さまに伝えることも日本一である所以だったりするんですよね


そんな美味しいお料理は基より、このグループのお店に行って思うことは、若いスタッフの方々が自信を持って仕事をしていること
何よりもお客さまと話すことに抵抗を持っていないようだし、それを楽しんでいるようにも思えるのです
そんなお店って他には思い当りませんからね



【TOSCANA】
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-12-13 ＴＮコラムビル2F
0422-20-0180

東京メトロ日比谷線八丁堀駅：「八丁堀食堂」 総重量700gほどの唐揚げ定食は恐るべしボリューム

ようやくダウンを着る必要が無いほどに暖かさを感じる陽気になりまして…
軽くジャケットを羽織った姿で出かけられるうれしさで八丁堀まで歩いてみます
風に吹かれますと、ちょっとその冷たさを感じますが寒いってほどでは無く、陽だまりでのポカポカに心地良さも感じられます




こちらのお店にお邪魔するのは1年半ほどぶりのこと
外観に変化はありませんが、店内は大幅に改装されていまして…
以前は8人ほどしか座れなかったカウンターが取り外され、壁に向かうようにお店の両サイドに新しくカウンター席が作られたことで12人くらいが座れるようになっていることにビックリ



違うお店に来ちゃったのかと思うほどでありましたが、提供される商品に大きな変化は無く、大人気メニューである唐揚げやワタシが愛するしょうが焼きも健在でありますが、オムライスは無くなってしまったようですね
そして…
前会計であることに変わりはありませんが全ての商品が800円に値上がりしていますね



と言っても、以前の680円が安すぎたのでありまして、800円でも十分に満足できる内容であることは間違いなし
いただいた唐揚げ定食には赤ちゃんの拳大ほどのモノが6個も盛られていまして、その重量は400gほどありそうですね
でありますから、先ずはおかずを提供して、その量を確認した上でご飯の量を決めると言うのがこちらのスタイル
うかつに普通で…　なんて言ってしまいますと、300gほどのご飯が提供されますので要注意です
カラッと揚がった唐揚げからは溢れんばかりの肉汁が…　
何もソースを付けないノーマルでいただくも良し、甘辛ダレでいただくも良し、更にはタルタルソースでいただくこともできますし、その二つをチョイスることだってできるのです


全部をタルタルだとかなりしつこそうな気がして、ノーマルとの組み合わせにしたのですが、400gほどの唐揚げに300gほどのごはんというボリュームでお腹はパンパンなほどに満腹でありますし、食べ疲れと言いましょうか
午後は仕事になりそうにありませんね



【八丁堀食堂】
東京都中央区八丁堀3-22-13
TEL:非公開

東京メトロ銀座線日本橋駅：「つじ半」 若き経営者だからこその発想で平成のビジネスモデルを構築

お仲間とのランチミーティング
東京駅で待ち合わせはしたものの、どこでランチをするのかを決めておらず…
それでいろいろと案を出し合ってキラリト銀座でフレンチトーストをいただくことにしようと歩き始めたのですが、急に一軒のお店を思いだし、日本橋へと方向転換をいたします




2年ほど前にお邪魔したことがあるお店ではありますが、その後もずっと行列が続く人気店でありまして…
今日もざっと30人ほどの列が出来ていましたが、二人で話をしながらだったら待つこともそれほど苦にならないだろうと、その列の最後尾に着くことにいたします



1時間ほど待ってようやく入り口の前にたどり着いたお店は『つじ半』
その名から気付き人もいるかもしれないが、つけ麺ブームの火付け役である『つじ田』と日本橋三越前にある天丼の人気店『金子半之助』がコラボしたというお店であります
若い経営者のお店と言うのは、市場の成長期であった昭和の時代に学ばれた経営手法ではなく、飽和した時代だからこそのノウハウが見られて勉強になりますね



店内は、寿司屋のような高級感ある白木のカウンター12席だけ
目の前の厨房では、職人さんがマグロの剥き身をメインとしたネタをボウルに入れて、それをよく混ぜ合わせたら手際よく、丼に盛られたご飯の上に乗せて…
こちらで提供されるお料理は、この「ぜいたく丼」と名付けられた海鮮丼だけという潔さ
と言っても、それには4つのランクが用意されれているのですが…



ワタシがいただいたモノは「松」
「梅」を基本に、イクラやウニなどのトッピングの量が増えるにしたがって「竹」「松」とランクアップしていき、「特上」ともなると丼のご飯が見えなくなるくらいにいくらが乗せられているようですね
並んでいるうちに注文を取っていただけますが、多くの人が頼んでいるのは基本である「梅」でありまして、それでも十分にココへ来て並んだだけの価値を感じられるモノですね



席に着いたら、先ず提供されるのがゴマダレに塗された鯛のお刺身でありまして…
もちろんそれはそれでいただいても良いのですが、丼を食べ終わった後にいただける、鯛で取られた出汁でのお茶漬けのためにふた切れを残しておくのがお店のお勧めです
ごはんもよそってくださいますので、最初の海鮮丼とこの鯛茶漬けと二つの味が楽しめるのもコストパフォーマンスが高いと言われる所以ですね


20坪も無い小さなお店でありながら、お昼時には200人ほどのお客さまが来店される人気店
それだけのお客さまに提供する調理をひとりで担当しているのだから、その人件費率は驚くほどに低い数字であることでしょう
シンプルな調理である商品だからこそできる業でありまして、これぞ平成のビジネスモデルとも言える商売でありますね



【つじ半】
東京都中央区日本橋3-1-15 久栄ビル1F
03-6262-0823

JR山手線東京駅：「頂上麺」 土鍋で煮込まれたグツグツのふかひれ麺で夜ごはん

金沢文庫での仕事を終えて、東神奈川にある『ニュータンタン本舗』で夜ごはんをしようと思ったのだけど、先回に引き続き今日も定休日である水曜日ってことに気付いて…
あのモチモチ麺と辛味があるスープの相性が美味しいラーメンとは縁が無いようですね



東京駅へ戻って『頂上麺』
以前千葉へ仕事で行ってた頃には毎月のようにお邪魔していたお店なのですが今回はちょっと久しぶり
あのトロンとしたスープとフカヒレのコリッとした食感を楽しむことにいたしましょう



時間が少し早かったのか、お店の前を足早に通り過ぎる人はたくさんでしたが席はまだ空いていて…
ステンレスで出来たテーブルがシャープな印象を与えるカウンター席をいただきます
目の前が調理場でありますから、鍋の音に臨場感がありますし、ちょっとワタシがいただいた席からは見づらくはありましたがテキパキと動く調理人さんの姿もカッコ良いものでありますね



ふかひれ麺と海老チリがセットになった商品がありまして…
麺だけではつまらないからセットでいただきたいとは思いながらも、折角来たのだからハーフ麺では物足りないかなぁなんて悩んでいますと、プラス300円で麺をハーフから一人前へと変えてくださるとのこと
ってことで一気に問題解決であります
土鍋でグツグツと煮立ったとろみがあるスープは、細心の注意を払わないと火傷してしまいそうなものでありまして…
少しずつ麺を手繰りながら、レンゲですくったスープと一緒にいただきます
セットにはご飯も添えられていますので、麺をいただいた後には「ふかひれ飯」としてもいただくことが出来るなんて、一度に二度美味しいうれしいサービスです



そしてそしてシュウマイは2個で420円
麺と一緒に買うに適当な値付けで提供されていまして、商売の旨さを感じることが出来ます
これだけだと原価はそれなりにかかっているのでしょうが、これだけを買うお客さまなんてそうそういないでしょうから買っていただけるとそれだけ利益が増えるってことですからね


トータル的には十分に満足できるものであるのですが、私的な好みだけで申し上げると、ココの麺に含まれるかん水の割合が高いのか独特の臭気と苦味が強く感じられ…
これさえなければ最高に満足なのですがね…



【頂上麺 筑紫樓ふかひれ麺専門店】
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅キッチンストリート内
03-5224-6080

東京メトロ有楽町線豊洲駅：「壱番亭」 お手軽価格でいただく下町焼肉でお腹は大満足

期限が迫った仕事が山積みで、今日も一日パソコンと睨めっこでありました
さすがに10時間近くも数字と戦っていますと頭がボーっとしてきまして…
それで夜、友人を誘って焼肉をいただきます




もんじゃの街とも言われる月島は、実は焼肉の激戦地でもありまして…
そこで焼肉とも思いましたが、高級路線のお店ばかりが並んでいますので、豊洲へと足を延ばしリーズナブルにいただくことが出来る『一番亭』へ



東京深川とも謳っているように下町情緒をウリにした気取ることなく利用することが出来る雰囲気と、肉屋さん直営ってこともあってかリーズナブルに焼肉をいただくことが出来るお店なのです
週末ともなりますと予約をしていないと入れないほどに人気のお店ではありますが、今日は週始めだからでしょうか…



先ずは厚切りのタンから
15mmほどの厚みにカットされたタンの表面をカリッと強火で焼いて、中はミディアムレアほどのタイミングでレモン汁を付けていただきますと、ジュワっと肉汁がお口に中に拡りまして…
程よい塩味とレモンの酸味でとっても美味しくいただくことが出来ました



上等なお肉もお手軽価格で提供していただけるお店ではあるのですが…
今日は安いお肉を美味しいタレで揉み込んだ焼肉が食べたくって、徳用と書かれたカルビとハラミをいただきます
それらはワンコインほどでいただけるモノでありますからサシが入った美しいお肉ではありませんが、しっかりとした旨みがあるモノでありましたので、コレはこれで十分に満足できるものでありますね



いつもだったらクッパや冷麺などのお料理物をいただくのですが、下町焼肉をいただきたい今日はご飯をお供にしまして…
となるとキムチは欠かせませんね
辛味の中に甘みがあって…　それほど酸味は立っておらず日本人の口にあるキムチはご飯に良く合いました



そして〆にとマルチョウ
たっぷりと脂がのっていて、その甘みがとっても美味しくて…
溶け出す脂が味噌ダレと絡みますと、コレはもう無限にごはんがイケてしまいそうなほどであります



しっかりとお腹を満たしたところで、ちょっと「ららぽ」でも覗いて帰ることにしましょう
にんにく焼もいただいちゃったので、周りの人にはちょっと迷惑かな？



【東京深川 壱番亭】
東京都江東区豊洲4-2-7 サンベルク豊洲1F
03-3532-2901

東京メトロ日比谷線神谷町駅：「龍宮」 落ち着いた雰囲気でありながらもリーズナブルなランチ

テレビ東京での打ち合わせを終えて、次の打ち合わせまでの時間を利用しての遅めのランチ
ホントはテレビ東京へ行く前に済ませておこうと思っていたのですが、出掛けるタイミングに電話が鳴って…
それに対応していたらギリギリになっちゃったんですよね




次の打ち合わせも神谷町でしたので、大人のミートソースにしようか、それとも日本一おいしいミートソースにしようか
などと考えていたのですが、ランチメニューが書かれた看板に面白そうな商品を見つけて…



遅掛けのランチでありましたのでお店もガラガラと思っていたら…
ワタシの後にも続々とお客さまが来店されて、気付くとほぼ満席の状態　かなりの人気店であるようですね
で「悩んだら担々麺」と担々麺にはかなりの自信があるようではありますが…　今日は最初から食べるものを決めていたので



入店前から決めていた商品とは「青椒肉絲炒麺」でありまして…　まぁ、簡単に言うとチンジャオロースが乗っかった焼きそばってことですね
とは言え、そんな商品を目にするの初めてのことでありましたので、味の想像はついているモノのついソレをいただきたくなったんですよ
もちろんそれは想像通りのモノで、美味しくいただきはしたのですが…　食べている途中に「黒酢とガーリック唐辛子のまぜそば」なるモノを見つけてちょっと後悔



ちょっとお腹が物足りなぁってことで「小炒飯」
炒め置かれたものではありますが、お茶碗1杯ほどの量で100円とはありがたい商品ですね
半チャーハン500円なんてモノ当たり前のことでありますから…


お腹も程よく満足しましたので、ちょっとコーヒーでも飲んで次の打ち合わせへと向かいましょう
そして、次回はココの「黒酢とガーリック唐辛子のまぜそば」ですね



【中国膳 龍宮】
東京都港区虎ノ門4-1-14 神谷町プラザビルB1F
03-3431-1166

東京メトロ銀座線日本橋駅：「よもだそば」 気軽にいただける立ち食いそば屋さんで掻き込むランチ

日曜日ではありますが、打ち合わせのために八重洲へと出掛けます
午後一番でとのことで13:00の待ち合わせとしたのですが、午前中にやっていた仕事の区切りが悪く…
もちろんお約束の時間に遅れることはありませんでしたがランチをいただく時間の余裕が無くなりました




それでもちょっとお腹に何か入れておきたいってことで向かったのが『よもだそば』
お手軽価格で利用することが出来る立ち食いの蕎麦屋さんは、こう言った時間が無いときなどとってもありがたい存在でありますね



平日ですと近隣のビジネスマンが列を作るほどに混みあるお店ですが、今日は日曜日だからと高を括っていたお邪魔してみますと…
さすがに行列までは出来ていませんが、店内には溢れんばかりのお客さまがいらっしゃるではないですか
他へ行く時間も無く、ちょっと窮屈ではありますが、お客さまとお客さまの隙間に席を取ることにいたします



多くの立ち食いそば屋さんでもカレーを提供してはいますが、こちらのお店には"本格インドカレー"と書かれる看板までもが立っていて…
それにもかなり惹かれましたが、今日はとりあえずお蕎麦をいただくことにしようと食券を買ってカウンターまで持って行きますとわずか1分ほどで出来上がります
そのお蕎麦は色黒でちょっと太目なモノでして…　しかししっかりと冷水で〆られていますので、歯応えを楽しむことが出来ますね
たっぷりの玉ねぎが入った大きなかき揚げは、揚げ置きではありますがほんのりと温かさを残していますし、何より玉ねぎの甘みがとっても美味しいものでありました


と10分ほどの滞在でお店を後にしてお約束の場所へと着いたのは5分前
美味しさも然ることながら、忙しいときほどこう言ったお店の存在がありがたく感じることはありませんし、多くのお店が休んでいる日曜日に営業していてくれたことに感謝であります



【自家製麺とインドカレーの店 よもだそば】
東京都中央区日本橋2-1-20 八重洲仲通りビル1F
03-3273-0505

JR京浜東北線大井町駅：「かき殻荘」 1kgで提供される看板メニューの蒸し牡蠣の濃厚な旨みが癖になる

3月に入って暖かい日がポツポツと…
って言うか、1週間の中で気温差が10℃近くあったりすると体調も崩れちゃいますね
ってことで、ワタシもちょっと喉が痛くて、ボーっとした感じ
少し先月の疲れが出たのかも知れません




そんな日、友人が牡蠣を食べたいと言うので『かき殻荘』
その名の通り牡蠣の専門店であります
オイスターバーなんて言うとちょっと気取って出掛けないとならない気がするのだけど、ココにはそんな気遣いは必要としないところが良い感じですね



民家を改装して作ったと言うことなのですが…
民家だってこんなに狭くて急な階段は無いでしょ　ってツッコミたくなるような階段を上って2階へ
海をイメージしたと言う壁面は手作り感あるモノで、こう言った雰囲気が妙に親近感を沸かせるんですよね



お通しで提供される牡蠣のパテをいただきながら、こちらの看板メニューである「蒸し牡蠣」が出来上がるのを待ちます
この蒸し牡蠣は1kgでの注文ですから10個弱をいただくことになるのですが、凝縮した旨みがとっても美味しいものでありますから、あっという間に食べちゃえます
ツルンとして美味しい生牡蠣ももっといただきたいところでありましたが、体調が万全でないワタシはちょっと控えめに…



牡蠣グラタンや牡蠣フライと牡蠣づくしでのお料理を楽しんで…
牡蠣のお寿司と牡蠣ごはんで〆といたします
居酒屋でいただきお料理だからと大して期待をしていなかったグラタンは、その辺の洋食屋さんいただくモノよりもしっかりとしたコクがあるベシャメルでありますし、ちょっと甘辛く煮込まれた牡蠣が乗せられたお寿司も良い感じでありまして…


コレは牡蠣好きには堪らないお店でありまして…
冬の時期だけでなく、年間を通じて美味しい牡蠣がいただけるってことはうれしいことですね



【かき殻荘】
東京都品川区東大井5-4-6
03-6433-2760

東京メトロ日比谷線銀座駅：「國定」 女性オーナーらしい細やかな気遣いがうれしいお蕎麦屋さん

レトロなイメージがあるお店や安く飲めるお店があったりと人気だった有楽町の高架下
だけど、そんな高架の耐震工事ってことで、元契約期間満了を最後に撤退を余儀なくされているのだとか
回転寿司の「うず潮」やチャンポンの「華らんたん」など多くのお店が閉店しているのもその影響であるらしい
ってことで、今回撤退が決まったお店が、次に何をやるのかってことでの相談を受けて…




そんな打ち合わせの後に、ちょっと蕎麦でもつまんで帰りませんか？
って話になったのだけど、遅くまでやっているお蕎麦屋さんに心当たりもなくて…
それで初見のお店に向かってみますと、なんとそのお店は道幅800mmほどの細い路地を入ったトコロにありまして…
地下にあるお店への導入階段は600mmほどと、これまた極端に狭く、良くこんな物件を選んだなと感心いたします



そんなお店でありますから店内もそれほど広くは無くて…
12名ほどが座れるテーブル席と、ちょっとしたカウンター席があるだけというもの
しかしそのこじんまりとした雰囲気がとってもステキですし、女性オーナーらしい細やかなサービスもあって、いきなりファンになりました



細めの蕎麦はワタシ好みの硬めでありますから、のど越しと歯触りが素晴らしく…
辛味大根を添えていただいたのですが、それはしっかりと辛くて…
雰囲気だけでななく提供される商品のファンにもなりましたよ
お店の中には蕎麦打ち場所もあることから手打ちであることが窺える本物のお店でありますね
ランチもやっているようですし、お店の方に覚えていただけるくらいに通ってみたいと思います



【銀蕎麦 國定】
東京都中央区銀座6-4-16 花椿ビルB1F
03-3572-2715

東京メトロ銀座線日本橋駅：「嶋村」 160年の歴史と卓越した技術でお手軽ランチ

とある検定の教本作りのお手伝いをすることになって…　
文字ばかりが並ぶ堅い印象だと取っ付きが悪いでしょうと、漫画を添えた読みやすい教本にしようってことで漫画家さんを交えての打ち合わせをいたします




そんな打ち合わせの前に、久しぶりに美味しいお魚料理でランチを済ませましょうと『嶋村』さんへと向かいます
1850年に仕出し料理店として開業したしたのだという「嶋村」は現在8代目
江戸末期には江戸城の御用も務め、明治期には伊藤博文や井上馨などの政治家、そして今でも多くの著名人が通うと言う会席料理を提供する傍らでは、とってもリーズナブルにランチを提供してくれるお店だったりもするのです



まだお昼の時間でありますから、きっと混んでいるに違いないとは思ったのですが、タイミング良く4人掛けのテーブルが空いたばかりで…
まさかそんな席をいただけるわけもないだろうと思っていたところに店主が現れ、その4人掛けのテーブルを指示し、そこを使うことを勧めてくれるではないですか
見ると窮屈ではありますがカウンター席も空いているのに…　



今日の日替わりはワタシの心を見透かしたように「赤魚の煮付け」
煮付けと言う料理、注文が入って煮付けたのでは提供に時間が掛かってしまうし、事前に煮付けておけば身崩れも起こすし硬く締まってしまう
そんなことで時間の制約があるランチに煮魚を提供するお店は少ないのですが…
こちらで提供されたものはとっても身がふっくらとしていますし、煮汁だって煮詰まることなく優しいお味だし…
コレはうれしいですね


160年もの歴史を持ちながら、その卓越した技術はそのままに、お手軽に利用できるランチを提供してくれる希少なお店は、ビルは建て替えられていることで歴史を感じることはありませんが、カウンターに使われる分厚い一枚板からは風格を感じることが出来るステキなお店であります



【割烹 嶋村】
東京都中央区八重洲1-8-6 島村ビル1～3F
03-3271-9963

東京メトロ有楽町線月島駅：「月島ロック」 丁寧に作りあげる芸術的なスープと麺のコラボレーション

渋谷で仕事を終えて月島へと戻ってきたのだけど、ちょっと小腹が空いているような気がして…
どこかで軽く食事をして帰ることにしようと思いはしたものの、さぁ、どこにお邪魔することにしましょうか？
もんじゃって気にもなれず、いつもの定食屋だとちょっと重たすぎるような気がして…



それで、思い立ったのがココ『月島ロック』
まるでバーのような佇まいなのですが、実はお酒も飲めるラーメン屋さんでありまして…
かなりこの界隈では人気のお店なのであります



月島ロックの名の通り、店内に流れるBGMはビートルズでありますし、壁面にはギターが飾られていたりと、やっぱりラーメン屋さんには見えませんよね
そんなオシャレ感がウケているのか、来店されるお客さまにはカップルで来られる方も多いようで…



いただいたのは「月島ノ汐」と名付けられた塩ラーメン
このお店の基本でもある豚清湯スープと魚介スープのダブルスープで仕上げられていまして、煮干しや鰹の風味に加えて昆布や椎茸の香りも感じられます
そんなスッキリとしたスープに加えられるのが塩ダレでありまして、そのミネラル分がとっても良い旨みを出していますね
そんなスープを細めのストレート麺がキッチリとお口に連れて来てくれまして、麺から感じられる小麦の風味と見事に調和していますし、柚子胡椒がトッピングされていることでの爽やかな辛味も印象的ですね


一杯のラーメンを開発するのにかなりの時間を費やしているだろうと思われるこだわりの出来栄えに感服しながら、ひと口ひと口を大切にいただきましたよ



【月島ロック】
東京都中央区佃2-16-7
03-3532-3172

東京メトロ日比谷線八丁堀駅：「ロダン」 スパイスが香るカレーは大人のカレーでありました

仲間とカレーの話で盛り上がったのが先日のこと
それで、美味しいカレーを食べたくなって…
八丁堀界隈のビジネスマンに人気のお店を訪ねます




オフィス街の真ん中にさほど目立つことも無く…
だけどお店の前にはいつもお客さまがいて、お昼のピーク時には列を成しているほど
そのお客さまは男性ばかりではなく、女性のひとり客もいたりすることで気になっていたんですよね



入り口脇に置かれた券売機で食券を買って、初めてお店の中へと入ってみますと…
入り口近くにいくつかのテーブル席と奥には厨房を囲むカウンター席があり、40人ほどが座れる中規模店でありまして、外観から想像した以上に大きなお店でありました



こちらのデフォルトであるカレーはカツカレーであるようでして、食事中のお客さまのほとんどがそれを召し上がっていますね
しかし…
ワタシがいただいたのは日替わりで提供されるカレーでありまして、今日はマトンのカレー
上級者向けと書かれた言葉に惹かれたんですよね
で、そのカレーはドライカレータイプでありまして、スパイスの香りがとっても美味しいものでありました
辛味はと言うと、口に運んだ時にはそれほど感じることが無いのですが、ジワッと後々拡がるモノでありまして、食べ終わることには辛さでお口の中が痺れていましたね


なるほど噂通りにしっかりとしたカレー屋さんでありまして、今度は多くの方が召し上がっておられたカツカレーをいただいてみようと…
お水のサービスなどもしっかりとしているステキなお店でありました



【ロダン】
東京都中央区八丁堀3-8-4
03-5541-5777