7月22日の韓国メディア聯合ニュースは、韓国南部の全羅南道・順天の梅畑で6月に発見された遺体について、警察当局は指名手配されていた沈没旅客船運航会社の実質的なオーナーである兪炳彦容疑者と発表したが、警察内部からですら疑問視する声が上がっている、と伝えた。
7月24日で事故発生後100日になるセウォル号沈没事故やその関連は既に再三報じられているが、事故原因については2014年5月28日の筆者有料記事、 「セウォル号沈没事故を技術的かつ軍事的に見ると韓国の暗部が見えてくる、本当の事故原因とセウォル号の所有会社と朴槿恵大統領との黒い関係が韓国を分解消滅させる」をご参照頂きたいが、そもそも、セウォル号沈没事故発生原因そのものが隠蔽されており、現在もそのままである。まるでこの事故そのものの背景が韓国の暗部、正に伏魔殿のような状況である。逆に言えば、朴槿恵大統領をはじめ、兪炳彦氏には死んで貰いたい、死んで貰って有難うと思っている人物は多いだろう。
22日の韓国メディア聯合ニュース、23日の日本のFNNの報道によると、遺体を発見した現地の警察当局は22日、順天で発見された遺体の鑑定結果などを要約すると、以下の通りである。
・同オーナーの兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者であることをDNA鑑定と指紋採取によって確認
・状況証拠として高価な衣類や靴の遺留品などの周囲の散乱あり
・警察内部からは兪容疑者ではない可能性を強く主張する声が上がっており、ある警察官は「数年間にわたり、遺体を見てきた経験から今回の遺体は絶対に兪容疑者ではないと確信できる」と主張
・兪容疑者はお酒を飲まないとされるが、焼酎2本とマッコリが発見された
・今年に入って、現地で見掛けなくなったホームレスがいた
・遺体の状況について:遺体は腐敗がひどく、白骨化が進むなど身元を確認できない状況だった。兪容疑者は5月25日に別荘から逃走したとされており、わずか18日程度で白骨化状態の遺体で発見されるのは不可能に近いと指摘する。同警察は死亡から約6カ月経過した遺体と推定した。また、身長など身体的特徴も兪容疑者と異なり、「(遺体が)兪氏ではない可能性は110%」としている。
自ら設立した宗教団体の関係者らの保護を受けながら、逃亡を続けているとされる兪容疑者がなぜ一人で死んだのかも疑問だ。限りなく怪しい、ミステリー「遺体」である。
これはどうしてもある極めて高い可能性を考えなければならない。その可能性とは?
その可能性とは、兪炳彦氏は既に整形手術や海外逃亡をしており、発見された遺体は「別人」のものである、ということだ。
兪炳彦氏は朴槿恵大統領が大統領当選のために多額の政治資金の提供や、自ら立ち上げた宗教団体「キリスト教福音浸礼会」の教祖としての数十万票とも言われる組織票を提供する、政財界や官僚、軍人などへの「幅広い交際」、「奨学金制度」による人材育成などを進めてきた人物だ。
今回のセウォル号事件後、「キリスト教福音浸礼会」の「庇護」を受けながら逃げており、先月にはフランスへの亡命申請をしようとしていたことも明らかになっている。
また、兪炳彦氏の政財界や官僚、軍人などへの「幅広い交際」、「奨学金制度」による人材育成により、彼に対する捜査情報などが度々「漏洩流出」していることも報じられている。
そこまで多額の資金や支持者に囲まれた教祖が、警察などからの捜査から逃げ続けられる人物が、自殺までして死ぬ理由は彼にはない。
その他にも疑問点は幾つもある。
医学上は人間が死後、放置された場合には湿度や気温など天候にも左右されるが、20日程度してから白骨化は始まるが、韓国の警察の指摘の通り、わずか18日程度で白骨化状態の遺体で発見されるのは不可能に近い。少なくとも疑問が残る。
また、遺体が発見されてから1ヶ月も経過してからの警察の発表もDNA鑑定を含めて「タイミングが良すぎる」発表だ。セウォル号沈没事故で露呈した韓国の海洋警察や警察関係者の不手際や士気の低さ、「ケンチャナヨ」精神を考えれば、DNA鑑定の信用性すら限りなく怪しい。
更に、遺体が発見された順天の梅畑とは、兪炳彦氏の順天の別荘から近く、智異(チリ)山やその周辺の山地が広がる地域であることだ。
この地域は、今でこそ風光明媚な観光地として知られているが、朝鮮戦争後も長期に渡って「北派ゲリラ」が立て籠もり長期間活動し続けた地域でもある。73才の兪炳彦氏であれば、この地域が隠れるには丁度良い地域であることは良く知っていたのであろうし、護衛らと行動を共にしていたのであるならば、尚更このような「遺体発見」はあり得ないだろう。
以上のことから、どう考えてもセウォル号沈没事件で事実上のオーナー兪炳彦氏が変死するのはおかしい、不自然だ。
少なくとも、自殺したのではではなかろう。他殺か、毒殺か、病死か、他の遺体を死体とすり替えて替え玉とした可能性が極めて高い。
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
↓
ニュース全般 ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
本日の有料記事
イスラエルのロケット弾への防御には日米が共同開発したミサイル防衛システムが不可欠だ
イスラエルとガザ地区を実行支配するハマスとの間での戦闘が激化している。
その際にイスラエル軍が切り札としているのが「アイアンドーム」と呼ばれる、現在では改良が重ねられ迎撃率90%と言われる短距離迎撃ミサイルシステムである。
これにより、ディモナの核施設が直接被害を受けずに済んだとも言われている。
しかし、ハマス側も必死にBM-21などの「ロケット弾」を1000発単位で打ち続けており、
いつまでも「アイアンドーム」だけで大丈夫、という訳にもいかない。
日本や米国は、イスラエルのような状況下でロケット弾の攻撃を防げるのだろうか?
記事の続きは、以下リンク先→
新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で定期購読ができます。
定期購読の方法については、以下リンク先→
※(ヘルプ欄)課金記事を読む 有料の記事を読むには?
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
↓
防衛・軍事 ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
7月24日で事故発生後100日になるセウォル号沈没事故やその関連は既に再三報じられているが、事故原因については2014年5月28日の筆者有料記事、 「セウォル号沈没事故を技術的かつ軍事的に見ると韓国の暗部が見えてくる、本当の事故原因とセウォル号の所有会社と朴槿恵大統領との黒い関係が韓国を分解消滅させる」をご参照頂きたいが、そもそも、セウォル号沈没事故発生原因そのものが隠蔽されており、現在もそのままである。まるでこの事故そのものの背景が韓国の暗部、正に伏魔殿のような状況である。逆に言えば、朴槿恵大統領をはじめ、兪炳彦氏には死んで貰いたい、死んで貰って有難うと思っている人物は多いだろう。
22日の韓国メディア聯合ニュース、23日の日本のFNNの報道によると、遺体を発見した現地の警察当局は22日、順天で発見された遺体の鑑定結果などを要約すると、以下の通りである。
・同オーナーの兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者であることをDNA鑑定と指紋採取によって確認
・状況証拠として高価な衣類や靴の遺留品などの周囲の散乱あり
・警察内部からは兪容疑者ではない可能性を強く主張する声が上がっており、ある警察官は「数年間にわたり、遺体を見てきた経験から今回の遺体は絶対に兪容疑者ではないと確信できる」と主張
・兪容疑者はお酒を飲まないとされるが、焼酎2本とマッコリが発見された
・今年に入って、現地で見掛けなくなったホームレスがいた
・遺体の状況について:遺体は腐敗がひどく、白骨化が進むなど身元を確認できない状況だった。兪容疑者は5月25日に別荘から逃走したとされており、わずか18日程度で白骨化状態の遺体で発見されるのは不可能に近いと指摘する。同警察は死亡から約6カ月経過した遺体と推定した。また、身長など身体的特徴も兪容疑者と異なり、「(遺体が)兪氏ではない可能性は110%」としている。
自ら設立した宗教団体の関係者らの保護を受けながら、逃亡を続けているとされる兪容疑者がなぜ一人で死んだのかも疑問だ。限りなく怪しい、ミステリー「遺体」である。
これはどうしてもある極めて高い可能性を考えなければならない。その可能性とは?
その可能性とは、兪炳彦氏は既に整形手術や海外逃亡をしており、発見された遺体は「別人」のものである、ということだ。
兪炳彦氏は朴槿恵大統領が大統領当選のために多額の政治資金の提供や、自ら立ち上げた宗教団体「キリスト教福音浸礼会」の教祖としての数十万票とも言われる組織票を提供する、政財界や官僚、軍人などへの「幅広い交際」、「奨学金制度」による人材育成などを進めてきた人物だ。
今回のセウォル号事件後、「キリスト教福音浸礼会」の「庇護」を受けながら逃げており、先月にはフランスへの亡命申請をしようとしていたことも明らかになっている。
また、兪炳彦氏の政財界や官僚、軍人などへの「幅広い交際」、「奨学金制度」による人材育成により、彼に対する捜査情報などが度々「漏洩流出」していることも報じられている。
そこまで多額の資金や支持者に囲まれた教祖が、警察などからの捜査から逃げ続けられる人物が、自殺までして死ぬ理由は彼にはない。
その他にも疑問点は幾つもある。
医学上は人間が死後、放置された場合には湿度や気温など天候にも左右されるが、20日程度してから白骨化は始まるが、韓国の警察の指摘の通り、わずか18日程度で白骨化状態の遺体で発見されるのは不可能に近い。少なくとも疑問が残る。
また、遺体が発見されてから1ヶ月も経過してからの警察の発表もDNA鑑定を含めて「タイミングが良すぎる」発表だ。セウォル号沈没事故で露呈した韓国の海洋警察や警察関係者の不手際や士気の低さ、「ケンチャナヨ」精神を考えれば、DNA鑑定の信用性すら限りなく怪しい。
更に、遺体が発見された順天の梅畑とは、兪炳彦氏の順天の別荘から近く、智異(チリ)山やその周辺の山地が広がる地域であることだ。
この地域は、今でこそ風光明媚な観光地として知られているが、朝鮮戦争後も長期に渡って「北派ゲリラ」が立て籠もり長期間活動し続けた地域でもある。73才の兪炳彦氏であれば、この地域が隠れるには丁度良い地域であることは良く知っていたのであろうし、護衛らと行動を共にしていたのであるならば、尚更このような「遺体発見」はあり得ないだろう。
以上のことから、どう考えてもセウォル号沈没事件で事実上のオーナー兪炳彦氏が変死するのはおかしい、不自然だ。
少なくとも、自殺したのではではなかろう。他殺か、毒殺か、病死か、他の遺体を死体とすり替えて替え玉とした可能性が極めて高い。
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
↓

人気ブログランキングへ
本日の有料記事
イスラエルのロケット弾への防御には日米が共同開発したミサイル防衛システムが不可欠だ
イスラエルとガザ地区を実行支配するハマスとの間での戦闘が激化している。
その際にイスラエル軍が切り札としているのが「アイアンドーム」と呼ばれる、現在では改良が重ねられ迎撃率90%と言われる短距離迎撃ミサイルシステムである。
これにより、ディモナの核施設が直接被害を受けずに済んだとも言われている。
しかし、ハマス側も必死にBM-21などの「ロケット弾」を1000発単位で打ち続けており、
いつまでも「アイアンドーム」だけで大丈夫、という訳にもいかない。
日本や米国は、イスラエルのような状況下でロケット弾の攻撃を防げるのだろうか?
記事の続きは、以下リンク先→
新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で定期購読ができます。
定期購読の方法については、以下リンク先→
※(ヘルプ欄)課金記事を読む 有料の記事を読むには?
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
↓

人気ブログランキングへ