一方、8月24日に河北新報が伝えたところでは、代ゼミによると、閉鎖の対象は仙台のほか、高崎(群馬県)、大宮(埼玉県)、柏(千葉県)、池袋、立川(東京都)、横浜、京都、神戸、小倉(福岡県)、熊本などの各校。大阪南校芸大・美大受験コースと横浜アトリエも閉鎖する。来春以降の生徒募集はしない。
東京の本部校と造形学校、札幌、新潟、名古屋、大阪南、福岡の各校は残す。20日、講師らに理事長の方針が伝えられた。今後、希望退職者を募るが、対象や人数は明らかにしていない。
筆者には、1983年に仙台駅東口に開校した代々木ゼミナール仙台校には特別の思いがある。
当時、大学受験のために夏期講習や冬季講習、全国統一の模擬試験や大学別の模擬試験など、多くの受験をさせて頂いた学校だ。
特に、正月元旦の「元旦初講義」は思い出が深く、筆者が大学に入学を果たした年の仙台校の入学パンフレットに、その時の筆者の顔写真が掲載されたことを後日拝見して、非常に恐縮したものだ。
もちろん、全てを代々木ゼミナール仙台校で講義を聴講したり、試験に臨んだりしたわけではないが、それでも、多くの時間を仙台校で過ごさせて頂いたことは、昨日のように思い出される。
高校時代の筆者の成績は「中の上」クラスで、上級者レベル、トップレベルとはとても言えなかったので、それこそ「必死で勉強した」のだ。
また、当時通っていた高校自体、進学校と言いながら、いい加減な「進学校」だったので、尚更必死に勉学に励まなければ、文字通り「大学受験」すら、危ういものがあった。
後年、代ゼミの仙台校をはじめ、新潟校、大宮校、代ゼミ本校、名古屋校、福岡校などを訪問したり、その側を通る機会に何度も恵まれたりしたが、その都度、思い出されるのは、大学受験当時に教えて頂いた講師の顔と講義内容、そして意外にも講師や受験、予備校の裏話などだ。
そして、自分を奮い立たせてくれた恩を感じ続けた予備校なのである。
代々木ゼミナールでは、地球物理学者として著名な故竹内均氏を地方予備校の校長に抜擢したり、中にはサラリーマンをクビになって予備校の講師になったりした人、受験雑誌の元編集長、英単語が20万以上分かる英語講師など、本当に非凡で「吹っ飛んだ」人材と、新たなる試みを次々としていた。
やはり、今回のリストラは時代の波に呑まれていった結果なのであろうか?
代々木ゼミナールが大規模なリストラされるのは、懐かしの予備校が消えていくのは、本当に悲しい!!
代々木ゼミナールがこの試練を乗り越え、再び予備校の最先端を走ることを、心から願っています!!
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