改めてお亡くなりになられた方に、謹んで哀悼の意とお悔やみを申し上げますと共に、被災された方、怪我をされた方には心からお見舞いを申し上げます。
8月20日に産経新聞が伝えたところでは、広島市周辺は人口に比べて平地が少なく、山を切り開いて開発した新興住宅地が多く、土砂災害危険箇所として広島県が指定する「土石流危険渓流」「急傾斜地崩落危険箇所」「地すべり危険箇所」を合わせると全国最多の3万1987カ所に上ります。
その理由は、広島県は花崗(かこう)岩が風化してできた「まさ土」と呼ばれる地質が広がり、水分を多く含みやすいため大雨による崩落が起きやすい地質であると言われています。
今回の土砂災害が発生した地域も、危険箇所に指定されていた地域に含まれていました。
8月21日朝のフジテレビ系「とくダネ!」で放送された、広島市安佐南区、安佐北区の被災地の現状レポートでは、かなりの傾斜のある地域にまで新興住宅地が広がり、山に生えている樹木が細く、根元も浅い点、竹林が見られないなどの点が注目されるところです。
また、被災地では住宅や道路でも深い泥が溜まっており救助作業は難航しており、道路や住宅地などが山間部に見られる、沢のような状態になっている映像には、衝撃を禁じ得ません。
それでも、陸上自衛隊などの方々が徹夜でガレキ撤去や排土作業を継続ており、8月21日朝のフジテレビ系「とくダネ!」でも、狭い地域で見られる陸上自衛隊が保有する小型建設様ショベル「小型ショベルドーザ」の作業風景や、東日本大震災や阪神淡路大震災の救援活動で見られた「油圧ショベル」、油圧ショベルの発展型である「掩体掘削機」が投入され始めた状況が放映されました。
今回、広島市の土砂災害のような危険箇所は、筆者の済む地域内を含めて、全国至るところに存在しています。あなたも私も、決して他人事ではありません!!
今回の土砂災害について、8月20日21時56分にFNNが配信したところでは、広島市消防局の危機管理部長は「分析を誤った部分があるっていうのは、間違いない」と話しました。
また広島市は、「避難勧告を出すのが遅かった」として、対応が不適切だったことを明らかにしました
確かに、20日午前3時21分頃には現地から土砂災害の通報が相次いだにも関わらず、避難勧告が出たのは午前4時20分であり、避難勧告が遅かったと言われても仕方がありません。
あなたを災害から守るには今までの行政的な防災体制では限界があります。
どうしても、緊急対処能力の向上や緊急救助、緊急救援体制の充実が不可欠です。
広島県安芸郡海田町に司令部を置き、中国地方5県を守る陸上自衛隊第13旅団は約4100人、かつては師団として7100人余りの部隊でしたが、防衛予算の削減などで部隊が1999年に今の体制に縮小されました。
近年、各地で大雨や台風などで甚大な被害が多発しています。
日本には、大災害に備えるためにも、国防に備えるためにも、
一層の防衛力の整備、国防体制の充実が必要です!!
軍事的な見地に立った防災対策の充実が必要不可欠です!!
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普天間飛行場移設先の名護市辺野古への埋め立て調査が本格化 基地建設の目的と大戦略とは?
防衛省は小野寺防衛大臣が8月15日に記者会見で明らかにしたところでは、8月14日よりブイやフロートを設置する工事が名護市辺野古のキャンプシュワブの海上で開始されたことに関し、「普天間の一日も早い返還のために、私どもとしましては、辺野古での工事を速やかに進めていきたいと思っております。その中で、工事の安全を期すために、今回フロート等を設置をさせていただきました。具体的には現場の判断でありますが、今後とも着実にこの工事は進めていきたいと思っております。」と明らかにした。
また、ボーリング調査に関しては、「既に工事を行うことは決めておりますので、いずれにしてもボーリング調査を行う時期については、現地の様々な状況の判断になると思います。」として、粛々と進めることを明言した。
基地建設の目的と大戦略とは?
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