料理人こうやの記録

和食の料理人。プチ野菜ソムリエ。
料理、生産者の現場、スーパーカブ、その他日常の記録。

浅草 大黒家

2006年11月04日 20時33分19秒 | 名店食べ歩き

今回は、浅草の天ぷら屋、大黒家に行ってきました。

仲見世を少し外れると江戸の町並みを再現した商店街があり、その中にあります。

 これが名物の天丼

最近は、店内は仕切りがあり、お客さんどうしで話が弾むなんてこともなく、

仲居さんはお客様より低い位置から接客、

料理は味付け盛り付けともに京風がはやり、

それが普通のようになってしまってきている中で、

ここは、とても浅草の色が出ている店でした。

 

店内は最低限の仕切りだけ。

他のお客さんが何をどのくらい食べているのか周りを見渡せば

すぐ分かる

たくさんの仲居のおばさんが、座敷に広がるお客さんのテーブルの間を

行ったり来たりしている。そして、気さくに話しかけてくる。

なので、こんなことも有り得てしまう。

 

「ふすまの裏側に、同じくらいの女の子がいるのよ、ちょっと開けるわよ」

娘同士のご対面。交流が生まれる

このみんなおんなじ空間を楽しんでいる感じ、たまらない

 

天丼の盛り付け味付けは、上品にきれいにというより、

どうだ、これが大黒家の天丼だ、うまいだろ!

と言っているような堂々たるものである。

どんっと盛られた海老の天ぷらは、口にしてびっくり

驚くほど肉厚があり、味も甘くて濃厚。

衣も流行のさくっとしてジューシーの対極な、もっちりとしていて、厚い。

けれど、この天ぷら、胃もたれしない。

このもっちり感が、この甘めの濃厚なたれに合っている。

たれも濃厚なのに、くどくない。

自分はまだ料理の常識の範囲内にいるなあと改めて感じた。

また、これは浅草ならではの商売だとも思った。

 

大事な方を接待するには向かないが、

気の合う仲間を連れて行ったり、浅草を満喫したいなら

絶対お勧めの名店と感じました。

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みんなのひろば祭に行ってきました。

2006年11月04日 17時42分57秒 | ☆Family☆

こんにちは!

台東区が主催する、みんなのひろば祭に夕莉香を連れて行ってきました

この催しは、台東区の福祉団体が、日ごろの活動などを、

地域住民の方々に理解していただくために毎年11月3日に

入谷南公園で開催しているものです。

↑こんな感じで、大盛況です

ぼくの嫁さんが妊娠前に、台東区の知的障害者の生活寮に

勤務していましたので、知っている職員の方々がたくさんいて、

夕莉香とぼくのあいさつまわりみたいになってました

行く先々でかわいいかわいいとだっこしてもらい、

夕莉香は幸せものです

プチ自慢ですが、、知らない人たちにも、すれ違うたびに

「わ~かわいい~」と声をかけられてます

このクッキーは、たいとう第三福祉作業所

知的障害者の方々で作られているクッキーです。

これは、お世辞抜きで、本当においしくて、お祭りでは

いつも売切れてしまいます

こちらは作業所に行くと、普段でも買うことができますので、

ぜひ食べてみてください。

あいさつまわりをしつつ、この公園のすぐそばに住む友達と、

一緒に遊んだり、福祉団体に勤務している方々が開いている出店で

焼きそばなどを買って食べたりしました

 

そのあと、合羽橋道具街で盛りばしや砥石を購入して、浅草に出ました。

浅草寺に、去年買ったお守りをお返ししに行ったのですが、

残念ながら窓口がもう閉まってしまっていて出来ませんでした。

浅草は、前に浅草や向島に何年か住んでいたので、とても思い出深い地域で、

浅草独特の空気、喧騒に癒されながら仲見世をぶらぶらしました。

こちらでも、盛りばしを買いました。

 

 上の盛りばしが、合羽橋で買ったもので、

ステンレスなので、刺身を盛ったり、出汁の中から取り出して

盛り付けるなど、においの移りやすいものを盛るときに便利

下の箸は、仲見世の竹仙で買ったものです。

この箸は竹製なので、漆器など傷のつきやすい器に

盛り付けるときなどに便利です

 

その後、評判高いあの大黒家で天丼を食べました。

こちらのレポートはまた別で書きます

家に着いたときにはもうくったくたで、

夕莉香もぼくもすぐに眠ってしまいました。

それではまた   ←one click please!