小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

直近況報告

2023年04月27日 | 日記

沖縄八重山諸島の旅を終えて、食欲不振はさらに進んでしまった。旅行中はなんとか口に合うものだけ食べてきたが、自宅に戻ったら、口に合う食べ物が何かさえ分からなくなった。鮪を食べても、美味しいときと口にしたくないときがある。甘い感じの醤油の味付けも、香りは気になり、味覚としては旨くない。そのうち、体重はどんどん落ちて52キロ弱。

愚痴も嘆きも書きたくない。けれど、ほとんど寝たきりの状態で過ごしている。臀部や太腿などの筋肉がなくなり、胸の当りもすっかり爺の体つきだ。

昨日、久しぶりの診察があり、X線撮影や血液検査があった。担当医師による見立ては、今回の抗がん剤はそれほどの効果がなく、間質性肺炎が今までになかった右肺にも浸潤しているとのこと。咳が止まず、その一つひとつが重く、体力に響くのも、その間質性肺炎であるらしいとのことだった。

とりあえず、体力回復のためにステロイド薬による入院治療を勧められた。全幅の信頼をおいているので、拒否する理由はない。明日、再入院することになった。感染要注意の肺炎であるために、個人部屋での治療となる。いろいろ書きたいことあるが、精一杯のため筆をおく。

▲左が初入院の頃の胸部X線画像。癌は左肺の下部中央にある。右が直近のもの。右肺のほとんどが白い影が覆っている。これが間質性肺炎である。左肺も全体が白っぽい。癌もやや成長しているか? 当日、緊急CT撮影をうけ、その結果、医師の見立て通りの病状がこの眼で確認できた。哀しい。

 

▲花(サンタンカ)の生命力に、日本最大級の蝶オオゴマダラたちが吸い寄せられていた(まあ、食事中ですかなwww)。竹富島のお隣、由布島の植物園にて(

由布島は西表に属しているかのような小島。お詫びして訂正)。


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