登場人物
うし女 二人
産んだ お母様
場所
自宅 築23年の
リビング
テレビを見ながら
コタツから
顔だけ 出している長女
スマートフォンを
駆使しながら
時々 テレビを見る次女
リビングのテーブルの上に
無造作に置かれていくお菓子の空き箱
ティッシュのゴミを
忙しく ゴミ箱に
ポイ する
キレイ好きな お母様。
長女が テレビを見て
口だけを動かす
『母ちゃん~ヤバいわ~いつテレビ、替えるん?』
「だって、まだ映るもん。壊れてないし~」
『家の(※自分達のアパート) テレビみよったら、全然画面が、違うよなあ~!
このテレビ、見よったら、顔も ボヤケテ 見えるよなあ~!』
次女に、同調を求める
次女 スマートフォンを触りながら、
軽く 相槌
『う…ん』
次女 スマートフォンを触りながら、
少し チカラ強い声を 出しながら、更に言った。
『ちょっと…温風の位置変えて!こっちに風がまともにくるけん!熱い~たまらん~』
母親が 位置をずらす。
次女
ありがとう~と言う。
『顔がぼやけるなあ~母ちゃんは、気にならんの?』
「気にならんよ。顔がボヤケテ見えるのは、画面の結露のせいだろ?」
長女 次女
しばし沈黙…
「今、キレイな画面になるけんなっ!」
母親は
ティッシュを数枚とり、
テレビ画面を 一気に拭く。
『ホラッ、キレイになっただろ~!』
うし女…二度目の沈黙。
そして言う
『今時、祖谷にブラウン管のテレビや、あるんだろうか?』
『ここにあるっ!』
(結露)とは
大気中の水蒸気が冷たい壁などの表面にふれて凝結し、水滴となってくっつくこと。
または、その現象。
※やっぱり パクル
サブッ♪
今朝の山と里風景
うし女 二人
産んだ お母様
場所
自宅 築23年の
リビング
テレビを見ながら
コタツから
顔だけ 出している長女
スマートフォンを
駆使しながら
時々 テレビを見る次女
リビングのテーブルの上に
無造作に置かれていくお菓子の空き箱
ティッシュのゴミを
忙しく ゴミ箱に
ポイ する
キレイ好きな お母様。
長女が テレビを見て
口だけを動かす
『母ちゃん~ヤバいわ~いつテレビ、替えるん?』
「だって、まだ映るもん。壊れてないし~」
『家の(※自分達のアパート) テレビみよったら、全然画面が、違うよなあ~!
このテレビ、見よったら、顔も ボヤケテ 見えるよなあ~!』
次女に、同調を求める
次女 スマートフォンを触りながら、
軽く 相槌
『う…ん』
次女 スマートフォンを触りながら、
少し チカラ強い声を 出しながら、更に言った。
『ちょっと…温風の位置変えて!こっちに風がまともにくるけん!熱い~たまらん~』
母親が 位置をずらす。
次女
ありがとう~と言う。
『顔がぼやけるなあ~母ちゃんは、気にならんの?』
「気にならんよ。顔がボヤケテ見えるのは、画面の結露のせいだろ?」
長女 次女
しばし沈黙…
「今、キレイな画面になるけんなっ!」
母親は
ティッシュを数枚とり、
テレビ画面を 一気に拭く。
『ホラッ、キレイになっただろ~!』
うし女…二度目の沈黙。
そして言う
『今時、祖谷にブラウン管のテレビや、あるんだろうか?』
『ここにあるっ!』
(結露)とは
大気中の水蒸気が冷たい壁などの表面にふれて凝結し、水滴となってくっつくこと。
または、その現象。
※やっぱり パクル
サブッ♪
今朝の山と里風景