秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(花粉の季節の独り言)

2013年03月08日 | Weblog
同級生のお母様を、眼科に連れて行ってあげました。
プチ身体不自由なので、1時間半バスに揺られ、汽車に乗り継ぎ30分余り
更に駅からタクシーで向かうなどと言う行為は、84歳の老体には、自殺行為に近い?
無謀な行動なので、ワタシが連れて行ってあげてます。

ワタシは、介護は慣れておりますが、このお婆ちゃん、ある問題があります。
そう 高齢者の大半の方々の特徴、
(難聴)
でございます。
補聴器は、持っていますが、落としたらもったいないと言う理由と、
耳にキチンと装着できないと言う理由で、バックの中に、しまってます。
キーンキーンと、後部座席から音が、聞こえてきます。

『おばちゃーんっ!補聴器、キチンといれたらぁ~!』
叫ぶワタシ。

全く 反応なし…
聞こえて いない…

「ありゃあ…?落ちた…」
後部座席で、何やらモゾモゾと探す婆ちゃん。
一旦 停止して、ワタシが下りて、後ろのドアを開けて、足元に落ちていた
しめじのような補聴器を、拾って手渡す。

再度 スタート


「こんがにして、落とすきん、補聴器やこし、すかんのじゃわ、手も、あやかしいきん
けっこうに、耳にはめれんきん、つまえとくわ」

独り言を言いながら、補聴器をしまう、お婆さん。

息子さん達は、関西、関東に住んでおります。同居を望んで、何度も誘っていますが
お婆さんは、自分のことが出来る内は、祖谷の家を離れたくないそうです。

難聴のお婆さんの近くに、プチ認知症のお婆さんも、住んでおります。
プチ認知症のお婆さんが、デイサービスで、なぜか、ワタシの話をしていたらしく
以下のような お話を話して下さいました。

「菜菜子さんは、ワキへ、やられて~遠いくまで通いよるって、イヨッタわ
わたしゃ、そんがなことない、ずっとおんなじくへ、いっきょるって、言い返したんじゃわ~!
ほんで、次にまた、やっぱり辞めてやないぞよ~ごじゃ言うたらいかんわ~!って言うたら
ワタシはそんがな話や、したことないって、言うんぞよ~~!」

……
面倒くさい 内容。
デイサービスで、なんでワタシの仕事の話をするんだ?
認知症の名を装いながら、性格まるだしでは?ないか!
ワキへやられた?
何と言う、嫌らしい言い方?

ヴヴヴ星人も、ワタシの母も、人の噂話だけは、しなかったから、ワタシは
祖谷でがんばって暮らしている、者に対して、むやみやたらに、いい加減なことを言うなよ!
と 腹がたった。腹がたって、
『今度、ワタシの話題が出たら、ワタシを呼んでから、言うてな~!って伝えといて!』
…と 叫んだが、
全く 聞こえたように なかった。

歳をとったら
性格の嫌らしい 婆さんにだけは、なりたくない。
無責任な、言葉に傷ついて、故郷から離れた方々も いるから。

そして
そんな 予備軍のプチ高齢者も 一部で、類は友を呼ぶように、蔓延っている。

魅力のある 村作り
魅力のある 職場作り

言葉は、とても大切で、イントネーションもそれ以上に大切で、
どんなに科学や、文明が進歩しても、人間対人間の、思いやりの温度は、変わらないでほしいと 思う。

またまた
愚痴になっちゃいました。ゴメンなさいね。
目が痒い。
喉も 痛い。
顔も 痒い。
花粉症 デビューか…も?
中国産の 空気か?

夜空から 轟音が聞こえております。なんちゅう時代?

1番安全な場所は、
天国なんだよ きっと。
ココロだけは、感染しないように
みんな 明日も
頑張ろうね。
ええ顔をした
高齢者に 成長する為に。眉間のシワを数えながら、祈る菜菜子で、ありました

草 々


























































コメント
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