厳しい冬を乗り越えてようやく春が訪れた奥祖谷は微かに暖かくなり
里人の動きも活発になってきた
むかしのままの茅葺き民家はしっかりとして傷んでないようだ、ときどきは
使っているみたいである
このような茅葺きはむかしはごろごろあったのであろうが、いまはトタンを被せた屋根に
なってしまった
今日はただ霞みと道づれ春風の訪れにけり祖谷の山さと
大枝の屋敷跡に祖谷山一揆の首謀者のひとりである国五郎を祀ったと
伝えられている弥勒菩薩(子持地蔵尊)が倒木でお堂が潰されていたのを
先月17日に活彩祖谷村の有志の人たちで取り除いた
そして、先日に新しいお堂が出来上がった、これで弥勒菩薩も風雨に心配なく
土地の人たちを見守ってくれると思います。