暦の上では先日立秋を迎えたわけで、秋の気配を感じるころなのだが
なかなか、どうして今年は猛暑つづきで暢気に立秋だなあと構える気がしない
ある地域では、少雨に猛暑でこれでもかと云わんばかりに大地を焦がす
また、違う地域では命の保障が出来ないほどのゲリラ豪雨に川の氾濫、土砂崩れ
まさに、異常気象が顕著になっている
ひとの暮らしの欲望の果てが気象の異常さを生み出しているのだろうか
そうだとしても、致し方ないことであろう、いろいろと危機感を持っていても
喉もと過ぎれば暑さを忘れるの類で、ひとは一時期騒いでも直ぐに忘れてしまう
これがひとの特性であり、年々繰り返して鯔の詰まることになる
大震災しかり、原発震災しかり、温暖化しかり、等々、騒いでも直ぐに静まり
忘れて、暮らしの欲望に精を出す、なんともひとの特性はいいものである