30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

毎朝食べるからリンゴはありがたい

2013-12-03 | その他

きのうの「うに」に続いてきょうは「リンゴ」のいただきもの。これは毎年この時期に届く。

贈り物を選ぶのはむずかしい。相手が喜ぶものをと考えれば考えるほど頭をかかえてしまう。そんなことは考えずにギフト売り場でさっさと選ぶのは簡単だがなんとも儀礼的で味気ない。

いただく方からすれば、贈り物は毎年同じものがいい。たまに、えっ今年は違うものだ、なんてサプライズもいいが、決まったものならダブって買うこともない。案外と同じ物のほうがありがいと思われるのではないか。いや、そう思うのはわたしだけかな。

わが家でリンゴは朝食に欠かせない。一年中食べている。うまいものにもあたるが、まずいものにもぶつかる。いただきものにはそれがないから安心して食べることができる。それだけに到来物はありがたい。

リンゴの産地といえば、青森県と長野県が2大産地ということになるのだろうか。わたしは山歩きをしているから、青森といえばたわわに実る岩木山ふもとのリンゴ園、長野といえば北アルプスからの帰り道に立ち寄る街道沿いのリンゴ売り場を思い出す。

毎年届くこのリンゴはサンふじ。長野県産だ。一昨年だったか、「シナノスイート」「シナノゴールド」の存在を知った。「ほんとに知らなかったの」といわれてしまった。ほんとに知らなかった。新しい品種が次々に出てくる。わたしの好みは酸味があるものだ。甘いだけだと飽きてくる。酸味がかすかに感じられるものが好きだ。これは果実全般にいえる。

届いたリンゴは立派だ。大きいLサイズ。2人暮らしだから毎朝1個のリンゴの半分がわたしの分け前になる。届いたこのリンゴは半分だけでもわたしには多すぎる。わが家ならMサイズで十分だ。相手にそう伝えたいのだが、こちらの好みを伝えられないのがいただきものだ。言えそうで言えない。

このリンゴはわたしも気に入った。この暮れはわが家でもお遣いものにさせてもらった。

〒399-3802長野県上伊那郡中川村片桐7060-3
吉本農園
電話0265-88-2516 

長野県の中川村と聞いても、どこにあるのかわからなかった。駒ケ根市と飯田市の間に位置する。となりは松川町だった。松川町には行ったことがある。あのあたりか。きっと中央アルプスと南アルプスを眺めることができるところだ。


     


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