30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

サヤエンドウの冬越し

2013-12-27 | キヌサヤ

 

サヤエンドウの冬越え。白い寒冷紗のうえに穴開きビニールをかぶせてトンネル掛け

邪魔がはいり余計はことを書く羽目になった。話をいつもの野菜づくりに戻す。やはり楽しいことを書いていると気分がほぐれてくる。

寒中に食べる野菜は防寒して保存する。ダイコン、ハクサイ、ニンジンがそうで、すべて済ませた。いっぽうで、来年の収穫を目指して冬越しするものがある。冬越しするのは、わたしの菜園ではサヤエンドウ、ソラマメ、冬ネギ苗、タマネギ、キャベツがある。

まずはサヤエンドウである。ことしはいま背丈が10センチぐらいに育っている。ことしはいい。いい具合に育っている。冬を越すときに大きく育ち過ぎていると必ず冷害をうけて茎も葉も枯れてしまう。小さすぎてもまた冷害をうける。いい塩梅に育て冬を無事に越させるのがサヤエンドウの育て方のポイントだと思う。

12月から防寒のため白い寒冷紗をトンネル掛けしてきた。いつもはこれだけで済ませてきたのだが、今年は厳寒期を迎える前にさらにその上から穴開きビニールをかぶせた。過保護かなと思うのだが今年はこれで冬越しすることにした。

わたしが住む我孫子市では、白い寒冷紗だけで防寒できる年とできない年がある。半分ぐらいが冷害で枯れてしまう年もあれば、まったく冷害をうけないですくすくと育つ年がある。気温に左右されるから、がっかりするときもあれば、喜ぶ年もある。

いつも親しくしている農家の方から穴開きビニールを使ってはどうかといわれた。冬ネギの育苗ではこの穴開きビニールをいま使っているが、サヤエンドウでははじめてになる。心配はトンネル内の温度が高くなり過ぎないかという点だ。「穴が開いているから心配ない」といわれた。

それならそうしよう。12月中旬から穴開きビニールをかぶせている。趣味でやっているから初めて挑戦することはなんでも楽しい。たとえ失敗しても失うものはない。うまくいけば来年につながる。そこが素人百姓の楽しみだ。

サヤエンドウを作って来て、わからない点がある。サヤエンドウは年明けでもタネをまくことができる。これはわたしの経験だけでいうのだが、たしかに育ち収穫もできるのだが、晩秋にまいたのと比べて収穫期間が短いと感じることだ。だからサヤエンドウはいつも秋まきにしている。


    


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