30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

キャベツの冬越し

2013-12-28 | キャベツ

キャベツの冬越しは簡単である。キャベツは寒さに強いから、冬の間、ただ白い寒冷紗をかぶせておけばいいだけである。これだって不要なくらいだが、やっておけば安心だ。冷害を受けることなく冬を越してくれる。

冬を越すのは春キャベツだ。春から5月にかけて収穫する。キャベツの中でもわたしはこの春キャベツが特に好きだ。なにが好きかというと味よりもその姿だ。冬キャベツは葉をしっかり巻くのだが、春キャベツは見た目にもふわっとやわらかく葉を巻くのがわかる。まるでキャベツだって春がきた喜びをあらわしているかのように、葉はやわらかく軽やかに巻く。なんとも春らしい風情だ。もちろん味だっていい。

キャベツの敵はなんてたってアオムシだ。これさえ防ぐことができれば一年中作ることができる。しかし夏キャベツだけは作らないでいる。どこからか侵入して来て、虫だらけになってとても食べらる姿ではなくなってしまう。それなら殺虫剤をと思うのだが、キャベツにだけは殺虫剤を使うのは避けている。

春キャベツはかなり育っている。いま15株ほどある。それだって春になるとすぐに食べてしまうくらいだ。キャベツはまめに作っているのだが、2人暮らしでもよく食べる。足りないくらいだ。それでタネをまくときはいつももう少し多く作ろうかなと思うのだが、なんせ狭いからどうしても制約される。

キャベツの防寒はわたしのところでは白い寒冷紗といったが、キャベツはいつでもアオムシの被害を防ぐため、防寒だけでなく、年中白い寒冷紗をかぶせている。

毎日ウオーキングに出ている。1時間15分から1時間30分ほど歩く。せっかちだから老人とはいえ速い。このところ脚全体に疲労が残る。年寄りなんだから毎日することもないのだが、習慣だから歩かないと気がすまない。途中で柏市の布施弁天様に立ち寄る。暑いときはここの井戸水で喉を潤す。この境内にいつの間に「ぴんころ地蔵」が安置された。境内の奥だから気がつかなかった。案内板が立っている。まるでわたしのために安置されたかのようだ。毎日手を合わせている。背後には筑波山がよく見える。ついでとはいえ、毎日のように手を合わせているのだから、「ぴんころ地蔵」さんはきっと願いを聞き入れてくれるはずだ。ホントに頼むからね。

「おとーさん、ピンコロで逝きたいでしょう。おまいりしましょうよ。こっち、こっち」
奥方が大きな声で連れの旦那に向かって手招きしている。
こういう場面は大好きだ。思わずその声の主のほうに笑いかけてしまった。


    
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