30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

女川町のうにに感嘆しきり

2013-12-02 | その他

お歳暮の時期になった。贈ったり贈られたり。あの大震災で被害に遭った宮城県女川町、そこの瓶詰めの「うに」が届いた。仙台に住む知人からだ。これまでも女川町のおいしいものを送ってくれる。恐縮するほど届く。それもうまいものばかりだ。わたしの好きなものばかりだから、恐縮しながらも、ありがたいなとニコニコして食べている。

わたしは殻付きの生うには好物である。というのも小さいときから殻付きうにを食べてきた。そんな環境で育った。うにといえば、とれたての生うにだった。しかし、その加工品となると、あの「臭み」が気になる。わたしだけではないだろう。すべての加工品の瓶詰めうにがそうだといわない。臭いが気になるものもあれば、そうでないものもある。わたしは臭覚だけはいい。臭いには敏感だ。いまでもおすしのなかで、うには苦手のほうだ。

さっそく晩酌にと、豆皿にちょびっと取って食べてみた。熱燗をちびりちびりやりながらちびちび食べた。においがどうかなとかまえて食べたのだが、、気になるにおいはまったくない。これはうまい。まるでむきたてのような新鮮さだ。クセがなく、まったく抵抗なく食べられる。すぐに食べてしまった。もっと食べたい気になった。しかし、これだけうまいものなら、今日のところはこれぐらいにしておこう。楽しもう。飲んべえの意地汚さが出た。そんな気にさせる女川町の瓶詰めうにだった。

加工うにをこれだけうまいと食べたのははじめてのことではないだろうか。これは大事にして食べなければいけない。晩酌の楽しみが増えたなと思った。すると、かみさんが横から口を出した。
「正月に子どたちがやってくるから取って置いてあげたら」
泣く泣く2つの瓶を冷凍した。
そうなると、封を切った1つの瓶がますます貴重なものに見えてきた。

これならわたしもお遣い物にできる。メモをした。こうしてまめにメモしておくと役に立つ。
佐藤水産株式会社
宮城県石巻市流留字五性橋9-47
電話0225-53-4155 


    


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