黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
カシオG-SHOCKバンド交換
2012-11-15 / 修理
2008年12月に買ったCASIOの腕時計G-SHOCK、GW-M5600のバンドが痛んできた。
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このモデルはキアヌ・リーブスが映画スピードで着けていたモデルの電波時計版で、文字が見やすいし、正確、それに太陽電池式だから電池交換が不要と、大変気に入っていた。
毎日のジョギングの友だからこの4年間毎日はめていたことになる。さすがに寿命だろうと横浜にあるヨドバシカメラにバンドの交換、ついでにベゼルも替えてもらおうと出かけた。ヨドバシカメラのアフターサービスポイントもたまっているし。
横浜のヨドバシカメラには時計の修理専門コーナーがある。なかなか修理依頼が多いようでしばらく待つことになった。
やっと番が来て、バンドとベゼルの交換を依頼すると、係りの店員はいかにもやりたくないという素振り。曰く、
「部品代が5000円くらい、それに交換費用がかかる。最近カシオは修理部品を出してくれないので、ヨドバシではできない。メーカー送りになるので費用ははっきりいえないが1万円近くになるはず。」
なるほど、このGW-M5600-1JFはまだ販売していて14700円の値札がついている。新しく買えということかと、かんぐりたくもなる。
天の啓示か、修理コーナーの横でバンドを時計本体から外すためのバネボウハズシを売っていた。しかも、このバンビのKE-10A、バネボウハズシ945円が480円と半額になっているのだ。たしかバンドもベゼルもインターネットで購入可能だ。自分で交換してみようとバネボウハズシを購入。
バンドとベゼルを購入したのはKinko-Do Yahoo!店。
GW-M5600-1JF,G-5600E-1,GW-M5610-1JF用ベゼル:2,300円×1
GW-M5600-1JF用ベルト(バンド):2,650円×1
小計:4950円
手数料:0円
送料:210円
合計:5160円
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ただし、バンドは品名が変わったようだ。長さも異なるが、これは古いほうが伸びたからかもしれない。また、角のRが変わったようだが、組み立てや、使用感に問題は無い。
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さて、本体の分解だ。
まず、バンドをはずす。精密マイナスドライバーではなかなか外れなかったが、バネボウハズシを使えば簡単。あっという間にはずれる。これで交換費用5000円とは何事だ。
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ベゼルはプラスの精密ドライバーでネジを4本はずすと簡単に外れる。これで交換費用5000円とは何事だ。
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ベゼルをはずしてみて愕然とした。
この汚れはなんだ。4年間の垢がこびりついている。クレポリメイトと綿棒で掃除したのだが、2時間かかった。自分の垢だから我慢できるようなものだが、他人の時計の掃除だったら絶対触りたくも無い。ヨドバシの店員のあの不可解な態度が心から理解できた瞬間だった。
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外回りがきれいになったら、裏蓋をはずす。やはり汚れていて、さびも出ている。
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ここもきれいにして、パッキンにグリースを塗布し、掃除は終了。
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なぜベゼルの交換と思うかもしれないが、次の写真の矢印のところ、ベゼルが延びてしまい隙間があき、ここから汚れが入ってしまうのだ。
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注文した翌々日に着いたベゼルとバンドにポリメイトを塗布。10分ほどで取り付け完了。バネボウハズシが無いとバンドの装着に苦労するかもしれない。
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結局、自分でやれば5000円強でバンドとベゼルの交換が出来た。
ところで、このカシオのGW-M5600、逆輸入品だと10000円くらいで購入できる。そのベゼルとバンドの交換に同じくらい費用がかかるというのは少し納得がいかない。その上まずいことに、カシオは補修部品をどんどん生産中止にしているようだ。これでは修理できない使い捨て時計になってしまう。
G-SHOCKには根強いファンがいるのに、カシオはこれは使い捨て時計ですと開き直っているようにしか思えない。時計としての機能は正常なのに、バンドが切れたら捨てろということか。そんなことでは早々、腕時計市場から退場させられることになりそうだ。これでは部品の供給どころか、本体そのものも入手できなくなる。
今のうちにGW-M5600本体をもう一個と、交換部品を沢山ストックしておこうかと思っている。おっと、これがカシオの狙っているところかもしれないなぁ、、、、
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このモデルはキアヌ・リーブスが映画スピードで着けていたモデルの電波時計版で、文字が見やすいし、正確、それに太陽電池式だから電池交換が不要と、大変気に入っていた。
毎日のジョギングの友だからこの4年間毎日はめていたことになる。さすがに寿命だろうと横浜にあるヨドバシカメラにバンドの交換、ついでにベゼルも替えてもらおうと出かけた。ヨドバシカメラのアフターサービスポイントもたまっているし。
横浜のヨドバシカメラには時計の修理専門コーナーがある。なかなか修理依頼が多いようでしばらく待つことになった。
やっと番が来て、バンドとベゼルの交換を依頼すると、係りの店員はいかにもやりたくないという素振り。曰く、
「部品代が5000円くらい、それに交換費用がかかる。最近カシオは修理部品を出してくれないので、ヨドバシではできない。メーカー送りになるので費用ははっきりいえないが1万円近くになるはず。」
なるほど、このGW-M5600-1JFはまだ販売していて14700円の値札がついている。新しく買えということかと、かんぐりたくもなる。
天の啓示か、修理コーナーの横でバンドを時計本体から外すためのバネボウハズシを売っていた。しかも、このバンビのKE-10A、バネボウハズシ945円が480円と半額になっているのだ。たしかバンドもベゼルもインターネットで購入可能だ。自分で交換してみようとバネボウハズシを購入。
バンドとベゼルを購入したのはKinko-Do Yahoo!店。
GW-M5600-1JF,G-5600E-1,GW-M5610-1JF用ベゼル:2,300円×1
GW-M5600-1JF用ベルト(バンド):2,650円×1
小計:4950円
手数料:0円
送料:210円
合計:5160円
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ただし、バンドは品名が変わったようだ。長さも異なるが、これは古いほうが伸びたからかもしれない。また、角のRが変わったようだが、組み立てや、使用感に問題は無い。
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さて、本体の分解だ。
まず、バンドをはずす。精密マイナスドライバーではなかなか外れなかったが、バネボウハズシを使えば簡単。あっという間にはずれる。これで交換費用5000円とは何事だ。
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ベゼルはプラスの精密ドライバーでネジを4本はずすと簡単に外れる。これで交換費用5000円とは何事だ。
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ベゼルをはずしてみて愕然とした。
この汚れはなんだ。4年間の垢がこびりついている。クレポリメイトと綿棒で掃除したのだが、2時間かかった。自分の垢だから我慢できるようなものだが、他人の時計の掃除だったら絶対触りたくも無い。ヨドバシの店員のあの不可解な態度が心から理解できた瞬間だった。
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外回りがきれいになったら、裏蓋をはずす。やはり汚れていて、さびも出ている。
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ここもきれいにして、パッキンにグリースを塗布し、掃除は終了。
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なぜベゼルの交換と思うかもしれないが、次の写真の矢印のところ、ベゼルが延びてしまい隙間があき、ここから汚れが入ってしまうのだ。
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注文した翌々日に着いたベゼルとバンドにポリメイトを塗布。10分ほどで取り付け完了。バネボウハズシが無いとバンドの装着に苦労するかもしれない。
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結局、自分でやれば5000円強でバンドとベゼルの交換が出来た。
ところで、このカシオのGW-M5600、逆輸入品だと10000円くらいで購入できる。そのベゼルとバンドの交換に同じくらい費用がかかるというのは少し納得がいかない。その上まずいことに、カシオは補修部品をどんどん生産中止にしているようだ。これでは修理できない使い捨て時計になってしまう。
G-SHOCKには根強いファンがいるのに、カシオはこれは使い捨て時計ですと開き直っているようにしか思えない。時計としての機能は正常なのに、バンドが切れたら捨てろということか。そんなことでは早々、腕時計市場から退場させられることになりそうだ。これでは部品の供給どころか、本体そのものも入手できなくなる。
今のうちにGW-M5600本体をもう一個と、交換部品を沢山ストックしておこうかと思っている。おっと、これがカシオの狙っているところかもしれないなぁ、、、、
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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 収穫の秋、キウイ | ぱらぱら動画作成 » |
盤面の周囲(ベゼルという名前なのですね)が
劣化し今は休養中です。
綺麗になった時計を拝見したら
私も修理してみたくなりました。
時計修理は家電量販店だけでなく
メーカー、時計専門店共にあまり歓迎されないようです。
(カシオのことを指しているのではなく、
中にはそういうメーカーもある…ということです。念のため。)
時計修理専門店は、修理する時計を選びます。
もちろん中には親切な時計修理専門店もありますが、
修理代金は新しい時計を買うより高い値段…。
使い捨てが大嫌いな私には、嫌な世の中です。
ベゼルとバルトを交換すると新品同様になるのに、メーカーにとっては有難くないことなのでしょうね。
街の時計屋さんと言えば、昔は修理をしてくれるところというイメージでしたが、今は電池交換だけでしょうか。修理してまで使おうと言う客が殆どいないと言う、客側の問題なのでしょうけど。
ベゼルを余分に購入して置きました。