昼下がり、のんびりとBS1スペシャルを見ていたら急にこんなメッセージが出て見えなくなってしまった、
何が起こったのだ?おもむろに地デジに切り替えると普通に見ることができる。地デジの受信電波強度を見ても全く問題ない。ちなみにBSの受信強度は0。
これは単純な問題だ、と思ったのだがこれから2日間迷路に迷い込んでしまった。
我が家のテレビの接続はこの様になっている。3台のテレビがすべて同じ症状だ。
地デジは問題ないのだから問題はBSアンテナか、BSアンテナから分波器1までのケーブル1、あるいは分波器1しかない。単純な話だ。
まず簡単なところでケーブル1を交換してみたが変わらず。分波器1も交換して見たが変化なし。そうかBSアンテナが問題か。
コーナンまで車をとばし、DXアンテナのBSアンテナBC453、4,980円を購入し、早速古いアンテナと交換した。
さて、アンテナ方向を調整するかとテレビをパワーオン。ところがアンテナの方向をどう動かしても見えない。???
さあ困った。もともとの原因に加えアンテナ方向のズレという2つの問題を抱えることになってしまった。問題の単純化どころか複雑化してしまった。
そこでテレビとBSアンテナを一本のケーブルで直結してそっとアンテナ方向を調整したら見えるではないか。よし、これでもともとの原因を追求できる。
残る可能性は3台のテレビとBSチューナーががオートでBSアンテナ電源を供給しているが干渉しあって電源が供給されていないということか。そこで1台のテレビだけ接続してみたが変わらず。万事休すだ。
もう考えても分からないので残りの部分を交換していくことにした。まず分波器1から分配器までのケーブル3を交換。
BSが見えた。
このケーブルの問題のよう。外見は特に問題ない。
ところがテスターで測ってみると芯線は問題ないが外皮に導通がない。こんなこと初めての経験だ。
被覆の上から針を刺しながら導通を測ると分波器1に接続されていたコネクター付近、上の図のAの部分、で導通がなくなっている。
被覆を剥がしてみると外皮の銅網線が腐食、その下のアルミ導体も真っ白な粉になっていた。
屋外とはいえ軒下の雨の当たらない位置に設置されたケーブルなのにこんなことが起こるというのは考えもしなかった。
今回の反省は色々ある。地デジは芯線がつながっていれば見えるというのは感覚ではわかるが身についていなかった。そしてBSアンテナを購入する前に直結して試験するべきだったし、芯線に15Vの電圧が出ているかを測定するのも簡単だったはず。
「BSアンテナ、真っ白でとてもきれいになったよ」と言われたのが嫌味に感じられたのは私の性格に問題があるのだろうか。
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