黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
加藤登紀子
当時コンプリメンタリな出力トランジスタが入手できなかったのでNPNトランジスタだけを使ったセミコンプリメンタリアンプであった。それでも出力トランスのない直流結合だといって自慢していたものだ。
これをパイオニアの30cmウーファーとオンキョーのホーンスコーカーにつないで加藤登紀子を聞いていた。全共闘世代だから加藤登紀子を聞いていたというのも少しあるが、本当は違う。彼女のレコードの音質がすばらしかったのである。アンプを改造するたびにかけたテストレコードは加藤登紀子だった。
最近NHKに加藤登紀子が出ていた。彼女は学生運動の指導者だった藤本敏夫と獄中結婚。有名な「一人寝の子守唄」は獄中の夫を励ますために彼女が作詞作曲したものだ。
番組は淡々とインタビュー形式で進んでいく。そしてその彼が肝臓がんに侵され、2002年に58歳でなくなったのだが、なくなる前、最後に聞いたCDが石原裕次郎だったらしい。そのCDの中には加藤登紀子が作曲した「わが人生に悔いなし」も入っていたようだが、自分のCDではなかった。「私の歌はこういうときに聞くような曲じゃないのよね」と低い声でつぶやいたのが印象的だった。
加藤登紀子のレコードを引っ張り出してきて、電音のDP3000にかける。静かに感傷に浸ろうと思ったら、あやっ、ものすごいスピードでレコードがまわっている。ダイレクトドライブのロックがかからなくなってしまっているようだ。30年も前のターンテーブルだからしょうがないか。ipodでNe-Yoを聞きながら、明日にでも加藤登紀子のCDを買って来ようかなと考えている、、、、、Because Of You、、、、、
追:修理記録
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カフェデュモンド
2007-08-29 / 外食
もともとカフェデュモンドは米国のニューオリンズにあるコーヒーショップだが、チコリコーヒーとベニエで有名。ニューオリンズはもともとフランス人の町であったり奴隷貿易の中心港であったりと特徴のある街で、小説や映画に良く出てくる。そしてそれらの中で頻繁にこのベニエが出てくる。「ママの遺したラヴソング」の中でスカーレット・ヨハンソンがバス停で食べていたのがこれだ。
これがベニエ。四角い塩味のドーナツのことで、これに砂糖をふって食べる。オーダーごとに揚げるのでちょっと時間はかかるが熱々を食べることができる。ベニエとチコリコーヒーを頼めばおやつにはちょうど良い。
ニューオリンズの店にもあったのかどうか覚えていないが、日本の店では軽食もある。クラムチャウダーとフォカッチャのセットとかスープカレーのセットなどもある。ここのクラムチャウダーはニューイングランド風の白いクラムチャウダーで、私の好み。女子供年寄りにはこれで十分お腹がいっぱいになる。
最近の報道によるとマクドナルドがカフェ展開をするという。ダスキンがカフェデュモンドから撤退などということが無いようにせいぜい通うことにする。何しろニューオリンズの店と同じチコリコーヒーとベニエが食べられるのだから、、、、、
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映画、オーシャンズ13
第一作はオーシャンと11人の仲間がラスベガスのカジノの金庫破りに挑むというストーリー。狙われたのはアンディ・ガルシアが演じるテリー・ベネディクトのカジノ。
第二作はテリー・ベネディクトがオーシャンとその仲間を追い詰め、盗んだ金を返すことを迫る。
今回の第三作はオーシャンの仲間のエリオット・グールドが演じるルーベン・ティシュコフがアル・パチーノが演じるウィリー・バンクスにカジノをのっとられた復讐劇だ。今回はテリー・ベネディクトが意外な役回りで出てくる。
オーシャンズ全シリーズについて言えるのは知力を尽くしての戦いであって、血なまぐさい場面は無い。それにジョージ・クルーニーやブラッドピット、マット・デイモンが洗練されていてかっこいい。
残念なのは今回はエレン・バーキンがぱっとしない。オーシャンズ11ではジュリア・ロバーツ、オーシャンズ12ではキャサリン・セタ・ジョーンズが光っていたが、今回は女優陣に魅力が少ない。
ただ日本ネタはたくさんあった。たとえばカジノオープンの日のエグゼビジョンに相撲が選ばれていて曙と武蔵丸が出ていたとクレジットされていた。実際に画面を見たときは曙や武蔵丸とは認識できなかったのだが。それに乾杯に使ったのは久保田で、「乾杯」と言ったり、飲み物はと聞かれて「玄米茶か煎茶」と言っていた。
オーシャンズ サーティーンはしゃれた会話とパロディ満載なのだろうと思うが半分も理解できているかどうか。劇場の端っこにいた外人が笑いっぱなしだったのには、ちょっと悔しくてむっとした、、、、、3作を通してDVDを見ることにする。
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桃狩り
桃狩りは例年7月の中旬に山梨の勝沼にある浅間園に通っていたのだが、今年は梅雨明けが遅れたので8月の中旬に出かけた。さすがに少し遅いのか実のなっている木はあまり残っていない。それでも飽きるほど食べることができた。
桃といえば薄い皮をそっとむいて水気たっぷりの果肉にかぶりつくというイメージがあるが、固めの桃もおいしい。梨のようにさくさくと包丁で皮をむき、こりこりと食べる。桃の強い香りと歯ごたえがたまらない。
産地では今最後の桃の出荷に追われている。8月後半の猛暑のおかげで今年の桃は大きくて甘いらしい。猛暑を喜んでいる人たちもいるということか、、、それにしても暑い、、、、
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ヴィア・パルテノペ、品川店
2007-08-26 / 外食
ヴィア・パルテノペ横浜店の久保田店長から6月中にもう一度来てくださいと言われていた。しかし細かく6月中と指定したのは何故だろう。きっと珍しい食材が入るのに違いないとか、一万人目のお客さんに一年間無料飲食券を渡すんじゃないかとか話は膨らんでいった。
6月は企業の移動の時期でもあるから移動かもしれないと考えて6月の最終日30日の土曜日に行った。ところが久保田店長、三日前に品川店に移動したという。読みは半分当たったが、半分は外れたということか。結局会えなかったので、品川店に様子を見に行くことにした。
遅めのお昼に肉を食べたからと告げて、あとは久保田店長にお任せでメニューを決めていく。パルテノペを気に入っているのは、このようにこちらの好きなものや食べるスタイルをよく知っている店長がメニューとワインを決めてくれるから。自分で選ぶといつも同じようなメニューになってしまうので、何が食べられるのかという楽しみが増える。
まずはゼッポリーニをつまみながらスプマンテで再会を祝って乾杯。ゼッポリーニはピザ生地に岩のりを入れて揚げたものでナポリのメニュー。塩味で海苔の香りの効いたあつあつはほんとにおいしい。これは日本の味といってもおかしくないなじみのある味だ。
ISO-1600 F/2.8 1/28s
さて、前菜はいつものカプリ風サラダ、カプレーゼ。トマトのおいしい季節はやはりこれで決まり。厚く切ったモッツアレラチーズと良くあう。
ISO-1600 F/2.8 1/30s
そして今日のワインはこれ。料理に合わせてシチリア産かと思ったらベネトであった。
ISO-1600 F/2.8 1/28s
次はまたしてもいつものムール貝の黒胡椒蒸し。少し大きめだが、身はやせていない。厚みがあってぷりぷりした感触が良い。
ISO-1600 F/2.8 1/8s
次がツナのカラスミのスパゲッテイ。シチリアではよく食べられているというツナのカラスミはこれが初体験である。ボラのカラスミよりかなり塩味が強い。良く混ぜるとなかなかおいしい。ワインが進む。
次はこれ。魚介のクスクス・トラパネーゼ。このクスクス・トラパニ風は新鮮なシーフードをたっぷりと使ってつくる贅沢な料理。トラパニはシチリアの西にあって対岸のチュニジアにも近く、アラブ文化の影響を受けているという。クスクスはその北アフリカ沿岸で食べられていたもので、パスタに使われる小麦粉を1ミリくらいのそぼろ状にしたもの。これに魚でとったスープをかけて食べる。香辛料が今までのイタリア料理とは違って、アラブの影響を受けていることを実感する。私は好な味である。左の写真の「魚介とクスクス」に真ん中の写真の「魚のスープ」をかけ、右の写真のようにして食べる。
最後にアイスクリームにエスプレッソをかけたアフォガードを別腹にしまって、一時間半の夕食が終わった。今日はお昼が遅かったので、前菜を二種類とパスタを二種類という構成になったが、それでもクスクス・トラパニ風はボリュームもあって大満足で店を後にした。お支払いは15000円。
2012-09-14 秋の味覚、ポルチーニ パルテノペ品川
2013-06-30 パルテノペ品川店
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6月は企業の移動の時期でもあるから移動かもしれないと考えて6月の最終日30日の土曜日に行った。ところが久保田店長、三日前に品川店に移動したという。読みは半分当たったが、半分は外れたということか。結局会えなかったので、品川店に様子を見に行くことにした。
遅めのお昼に肉を食べたからと告げて、あとは久保田店長にお任せでメニューを決めていく。パルテノペを気に入っているのは、このようにこちらの好きなものや食べるスタイルをよく知っている店長がメニューとワインを決めてくれるから。自分で選ぶといつも同じようなメニューになってしまうので、何が食べられるのかという楽しみが増える。
まずはゼッポリーニをつまみながらスプマンテで再会を祝って乾杯。ゼッポリーニはピザ生地に岩のりを入れて揚げたものでナポリのメニュー。塩味で海苔の香りの効いたあつあつはほんとにおいしい。これは日本の味といってもおかしくないなじみのある味だ。
ISO-1600 F/2.8 1/28s
さて、前菜はいつものカプリ風サラダ、カプレーゼ。トマトのおいしい季節はやはりこれで決まり。厚く切ったモッツアレラチーズと良くあう。
ISO-1600 F/2.8 1/30s
そして今日のワインはこれ。料理に合わせてシチリア産かと思ったらベネトであった。
ISO-1600 F/2.8 1/28s
次はまたしてもいつものムール貝の黒胡椒蒸し。少し大きめだが、身はやせていない。厚みがあってぷりぷりした感触が良い。
ISO-1600 F/2.8 1/8s
次がツナのカラスミのスパゲッテイ。シチリアではよく食べられているというツナのカラスミはこれが初体験である。ボラのカラスミよりかなり塩味が強い。良く混ぜるとなかなかおいしい。ワインが進む。
次はこれ。魚介のクスクス・トラパネーゼ。このクスクス・トラパニ風は新鮮なシーフードをたっぷりと使ってつくる贅沢な料理。トラパニはシチリアの西にあって対岸のチュニジアにも近く、アラブ文化の影響を受けているという。クスクスはその北アフリカ沿岸で食べられていたもので、パスタに使われる小麦粉を1ミリくらいのそぼろ状にしたもの。これに魚でとったスープをかけて食べる。香辛料が今までのイタリア料理とは違って、アラブの影響を受けていることを実感する。私は好な味である。左の写真の「魚介とクスクス」に真ん中の写真の「魚のスープ」をかけ、右の写真のようにして食べる。
最後にアイスクリームにエスプレッソをかけたアフォガードを別腹にしまって、一時間半の夕食が終わった。今日はお昼が遅かったので、前菜を二種類とパスタを二種類という構成になったが、それでもクスクス・トラパニ風はボリュームもあって大満足で店を後にした。お支払いは15000円。
2012-09-14 秋の味覚、ポルチーニ パルテノペ品川
2013-06-30 パルテノペ品川店
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キスリング展
最初にキスリングはいいなあと感じたのは二年前の2005年、ホテルオークラ東京であった「ヨーロッパと日本 きらめく女性たち展」のときだ。「スペインの女」の大きく描かれた、寂しそうな目が気に入っていた。
その後箱根芦ノ湖美術館でも見たが、一番印象に残っているのが伊豆半島の温泉地、伊東にある池田20世紀美術館の「女道化師」。等身大ほどの大きさの絵だが、やはり女道化師の大きな憂いを含んだ目が印象的である。
2006年2月東京の日本橋三越で開かれたベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展にもキスリングが2枚来ていたようだが、図録が手元にあるだけで残念ながら見ていない。これは「黒いブラウスの若い女性」
そして今年2007年、ジュネーブのプティ・パレ美術館の収蔵品を中心としたキスリング展が日本を巡回している。横浜では8月26日までそごう美術館で見ることができる。その後福岡に行くようだが、10月には東京に戻ってくる。
キスリングは1891年にポーランドで生まれたエコール・ド・パリ(パリ派)の画家。ピカソ、ブラックらとも親交があったようだが、キュビスムとは別の独自の世界を作り上げている。その彼の作品が20代始めにパリに出てきてすぐの頃から62歳でなくなるまでを時系列に展示してある。
順に見ていくと30代から独自の画風を確立しているのがわかる。たとえばセザンヌの影響下にあるといわれていた頃の「水差しと果物のある静物」(cat3)と「果物のある静物」(cat26)を比べると色使いを重視する方向に変わってきているのが見て取れる。
また、この頃からの女性像の目が変わってきている。大きく描かれた目はこちらを見ていないことが多く、宙をさまよっている。人間の感覚は目に強く反応するらしいので、独特の印象を与えることに成功している。
このキスリング展、大分前に見たのだが、明日で横浜での公開が終わってしまうので、とりあえず上げておく。また日中は35度になるようだが、デパートの中は涼しいので、もう一度横浜そごうまで出かけてみようかと思っている。
追記:箱根芦ノ湖美術館は2006年に閉館し、東京都港区南青山に青山ユニマット美術館として展示を続けている。
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その後箱根芦ノ湖美術館でも見たが、一番印象に残っているのが伊豆半島の温泉地、伊東にある池田20世紀美術館の「女道化師」。等身大ほどの大きさの絵だが、やはり女道化師の大きな憂いを含んだ目が印象的である。
2006年2月東京の日本橋三越で開かれたベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展にもキスリングが2枚来ていたようだが、図録が手元にあるだけで残念ながら見ていない。これは「黒いブラウスの若い女性」
そして今年2007年、ジュネーブのプティ・パレ美術館の収蔵品を中心としたキスリング展が日本を巡回している。横浜では8月26日までそごう美術館で見ることができる。その後福岡に行くようだが、10月には東京に戻ってくる。
キスリングは1891年にポーランドで生まれたエコール・ド・パリ(パリ派)の画家。ピカソ、ブラックらとも親交があったようだが、キュビスムとは別の独自の世界を作り上げている。その彼の作品が20代始めにパリに出てきてすぐの頃から62歳でなくなるまでを時系列に展示してある。
順に見ていくと30代から独自の画風を確立しているのがわかる。たとえばセザンヌの影響下にあるといわれていた頃の「水差しと果物のある静物」(cat3)と「果物のある静物」(cat26)を比べると色使いを重視する方向に変わってきているのが見て取れる。
また、この頃からの女性像の目が変わってきている。大きく描かれた目はこちらを見ていないことが多く、宙をさまよっている。人間の感覚は目に強く反応するらしいので、独特の印象を与えることに成功している。
このキスリング展、大分前に見たのだが、明日で横浜での公開が終わってしまうので、とりあえず上げておく。また日中は35度になるようだが、デパートの中は涼しいので、もう一度横浜そごうまで出かけてみようかと思っている。
追記:箱根芦ノ湖美術館は2006年に閉館し、東京都港区南青山に青山ユニマット美術館として展示を続けている。
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映画、トランスフォーマー
このトランスフォーマーズはもともと日本のタカラ社が開発した変形ロボット玩具シリーズの総称で、一時は男子向け玩具市場のNo.1を誇っていたという。
実写版の予告編を見たとき何故スピルバーグがと思ったものだが、自分の子供に買い与えたトランスホーマーの玩具を当人がえらく気に入ってしまったのがきっかけだとか。
ちょっと年代が違うのでコミックもテレビ放映も見ていないが、それでもちゃんとわかるように映画化されている。いきなり戦車がロボットに変身するような映画だからまるで漫画の世界だが、実写部分は至極まじめに作ってある。
米軍や国防省も全面的に協力していて、ステルス戦闘機F22の実機が映画に登場するのは初めてらしい。このF22は日本の中期防衛力整備計画でF4の後続機種として自衛隊が購入を検討していたのだが、機密性の極めて高い先端軍事技術が多用された軍用機だとして断られてしまったいわくつきの戦闘機だ。
話は16歳の少年が中古車を買うところから始まる。これが実は異星から来た金属生命体が変身したものだった。これだけでも設定に無理がありそうだが、映画の主題はこの青年の成長をテーマにしていて、全体としては良くできている。
公開日の興行収入ではパイレーツオブカリビアンを上回る歴代一位を記録し、続編の撮影が計画されている。ちょっと楽しみだ。
ところで最近、トランスフォーマーズを配給するパラマウントがブルーレイディスク版を発売しないと発表した。トランスフォーマーズは東芝などが進めるHD DVD版のみを発売するらしい。うーん、やはり両方買わざる得ないのか、悩ましい限りである、、、、、、
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力を抜いて
最近このブログは力が入っていないのではないかという指摘があった。そう、たしかに最近文章から力が抜けてきたと感じていたのだが、言っていることはどうもそういうことではないようだ。抜けてきているのは力ではなく手だと言う。手抜き???
延々と東北旅行記を書いたが、どこへ行きました、なにがありました、という子供の日記並みだというのである。言いたいこと、感じたこと、独自の視点が読み取れないと言うのであるが、東北旅行シリーズは記録、記録なんだから。ちゃんと移動時間を書いてあるから、あれもこれもの総花的駆け足旅行の好きな人には旅程を立てるのに参考になるでしょ、、、、
しかし「るるぶ」とか「まっぷる」とか旅行の情報誌がたくさん出ているが、車で移動する多数泊の旅程を立てるときそのままでは役に立たないことが多い。観光ポイントの紹介はそれぞれ良くできているが、ポイント間を移動しているときの楽しみかたが難しい。特に移動1時間、観光5分というような旅をしていると、移動中に楽しめるルートやその情報が欲しくなる。
もっとカーナビが発達して、目的地を入力すると、一般道優先や、高速道優先のルート探しのほか観光スポット優先のルート検索があると良いと思うのだが、、、、、
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延々と東北旅行記を書いたが、どこへ行きました、なにがありました、という子供の日記並みだというのである。言いたいこと、感じたこと、独自の視点が読み取れないと言うのであるが、東北旅行シリーズは記録、記録なんだから。ちゃんと移動時間を書いてあるから、あれもこれもの総花的駆け足旅行の好きな人には旅程を立てるのに参考になるでしょ、、、、
しかし「るるぶ」とか「まっぷる」とか旅行の情報誌がたくさん出ているが、車で移動する多数泊の旅程を立てるときそのままでは役に立たないことが多い。観光ポイントの紹介はそれぞれ良くできているが、ポイント間を移動しているときの楽しみかたが難しい。特に移動1時間、観光5分というような旅をしていると、移動中に楽しめるルートやその情報が欲しくなる。
もっとカーナビが発達して、目的地を入力すると、一般道優先や、高速道優先のルート探しのほか観光スポット優先のルート検索があると良いと思うのだが、、、、、
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東北旅行、蔵王
秋保温泉は食塩泉ということだが、確かに塩辛い。朝風呂に入って部屋に帰ると朝食の用意ができていた。ゆっくりと食事をしながら仲居さんと話をしていたらすぐそばに磊々峡があるという。早い時間のほうが涼しくてよいというので9時半にチェックアウトして磊々峡に向かう。この宿はチェックインもチェックアウトも部屋で行う。フロントでもたもたしなくて済むので便利なシステムである。
車を秋保里センターの無料駐車場にいれ、磊々峡へ降りていく。全長800メートルの渓谷、ゆっくり歩いて往復50分。駆け足なら30分である。
こういう旅をしているとおいしいコーヒーを飲みたくなることがある。車で10分くらいのところに木の家という施設があって、ここにおいしいコーヒーを飲める店がある。アイスコーヒーもちゃんと豆から抽出したもので、確かにおいしい。気の利いたお土産も売っていて、猫を一匹お買い上げ。
11時半に秋保温泉を出発し蔵王に向かう。予定より2時間遅れである。1時間で蔵王国定公園の滝見台に着いた。ここからは3階の滝と不動滝を見ることができる。青空が見えないのが残念だが涼しくてよい。
コマクサ平はビューポイント。景色も良いが、群落を復元しようとしているコマクサが花をつけているのを見ることができる。
コマクサ平から車で15分、火口湖のお釜に着いた。残念ながら霧が深くてお釜がもやってはっきり見えない。それはそれで風情があるが、早々に引き上げることにする。予定から2時間遅れ、お腹もすいてきたので計画通り白石でうーめんを食べるために蔵王を駆け下りた。
白石の「味のいち藤」に着いたのは3時。し、しまっている。昼の営業は2時まで。他の店もすべてしまっている。お腹は温麺モードになっているので何が何でも温麺ということでやっと見つけたのが新幹線白石駅のそばにあるパレスリゾート白石蔵王内の「この花」。3時半の遅い昼食になったが、お腹がすいているぶんおいしくいただけた。
これで3泊4日の駆け足東北旅行が終わったが、4日とも天候に恵まれなかったのは初めてだ。走行距離1700km。
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こういう旅をしているとおいしいコーヒーを飲みたくなることがある。車で10分くらいのところに木の家という施設があって、ここにおいしいコーヒーを飲める店がある。アイスコーヒーもちゃんと豆から抽出したもので、確かにおいしい。気の利いたお土産も売っていて、猫を一匹お買い上げ。
11時半に秋保温泉を出発し蔵王に向かう。予定より2時間遅れである。1時間で蔵王国定公園の滝見台に着いた。ここからは3階の滝と不動滝を見ることができる。青空が見えないのが残念だが涼しくてよい。
コマクサ平はビューポイント。景色も良いが、群落を復元しようとしているコマクサが花をつけているのを見ることができる。
コマクサ平から車で15分、火口湖のお釜に着いた。残念ながら霧が深くてお釜がもやってはっきり見えない。それはそれで風情があるが、早々に引き上げることにする。予定から2時間遅れ、お腹もすいてきたので計画通り白石でうーめんを食べるために蔵王を駆け下りた。
白石の「味のいち藤」に着いたのは3時。し、しまっている。昼の営業は2時まで。他の店もすべてしまっている。お腹は温麺モードになっているので何が何でも温麺ということでやっと見つけたのが新幹線白石駅のそばにあるパレスリゾート白石蔵王内の「この花」。3時半の遅い昼食になったが、お腹がすいているぶんおいしくいただけた。
これで3泊4日の駆け足東北旅行が終わったが、4日とも天候に恵まれなかったのは初めてだ。走行距離1700km。
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東北旅行、茶寮宗園
この宿は敷地内に源泉が3本もあるということでかけ流し。ただ3本目は最近掘ったらしいから、秋保としては温泉の湧出量が減ってきているのではないかと心配になる。
なかなか気持ちの良い露天風呂で汗を流し、7時から夕食。昼食がそばだったからお腹は十分すいている。
茶寮宗園の8月の夕食。
お腹いっぱいになって、腹ごなしに散歩に出た。すぐそばに有名な佐勘やニュー水戸屋がある。今回、1500年の歴史があるという佐勘にも泊ってみたかったのだが、600室もある巨大な宿ということで敬遠。ニュー水戸屋も同じような規模だが、そのニュー水戸屋がやっているこじんまりした宿が茶寮宗園。のんびりしていて食事も普通においしい。いよいよ明日は東北旅行最終日。蔵王を回って帰える予定だ。
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東北旅行、秋保
そんなわけでずっと作並温泉のとなりの秋保温泉にも行ってみたいと思っていたのだが、10年ぶりに実現した。3時半に秋保に着き、予定通り秋保温泉街の手前にある仙台万華鏡美術館へよる。
万華鏡は静態展示というわけには行かない。ここの万華鏡は一部触れるようになっていて、なかなかきれい。昔の人はさぞかし驚いたのだろうと思う。ただ最近ではCGなどでこのような映像を簡単に作れるので、感激も半分である。技術の進歩が感受性を鈍くしているのか、はたまた年とともに感受性が失われていっているのか、、、、、
万華鏡美術館に一時間ほどいたので、4時半。宿のチェックインを5時半として一時間ある。夕立も上がったので、15kmはなれた秋保大滝を見ることにする。那智の滝、華厳の滝につぐ3大名瀑ということらしい。
秋保大滝不動堂のところに駐車場があって、看板には滝まで歩いて800mだと書いてある。大分時間オーバーかと思ったが、売店のお姉さんによると、ちょっと手前の県道を右に折れると滝まで100mのところにも駐車場があるらしい。急いでそこまで車で行く。
急な坂道を100m駆け下り、ありました秋保大滝。よく見る写真に比べちょっと水量が少ないのかなと思うが迫力満点、涼しいし、アルファ波が出てしまいそう。それではいけないと、また山道を駆け上る。
どうも今回の旅程、駆け足観光だと評判が悪い。確かに秋保大橋は往復1時間、滝つぼにいたのは5分。そして文字通り山道を駆け足で、、、、、、
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東北旅行、鳴子峡
食事を終え鳴子峡へ向かう途中にこけし屋さんがあったので見学のつもりで入った。桜井こけしという店で、店の脇にはこけしの作業場所がある。お店の人に鳴子のこけしは首を回すと音が出るといわれて、やってみると確かに音がする。お土産にということで一体購入。
雲行きは怪しいが、中山平まで走り、かなり広い無料駐車場に車を入れ、鳴子峡へ降りていく。紅葉の季節はすごいということだが、真夏の鳴子峡は、、、、、暑い、、、、暑い。
鳴子峡は早々に引き上げ、古川インターチェンジへの途中にある岩出山の感覚ミュージアムをめざして出発した。ちょっと前にテレビで感覚ミュージアムの紹介があり、体験型のミュージアムということで楽しみにしていた場所である。
ナビに大体の位置を入力してその指示どおり走るのだが、新しい道があったり、工事中で迂回させられたりと、なかなか目的地に着かない。散々迷った末着いてみると月曜日休館の表示。一挙に疲れが出てきた。途中にあった有備館へ引き返そうという気分にもならず、古川インターチェンジから今日の宿泊地、秋保温泉に直行することにした。
古川インターへ走っている時見つけたのが、小野小町の墓があるという標識。時間もあるし話の種にと横道に入り見つけたのがこれ。駐車スペースは2台分あった。
東北自動車道にのると急に土砂降りになり、最高速度が50km/hに制限されている。この天気では今日、秋保大滝を見るのは無理か、、、、、、いろいろと予定通りに行かない一日である。
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東北旅行、鬼首
7時半には朝食を摂り、9時過ぎにはチェックアウトした。昔なら考えられない早い時間だが、最近は目が覚めるのがだんだん早くなっているのでこうなってしまう。もっとも山荘に泊っている山女、山男達はとっくに出発しているのだが。
山荘を出ると小安峡方面に走り、国道398に入ってから花山峠経由で鳴子に向かう。途中で「栗駒神水」という水場がある。ここでもペットボトルにたくさん汲んだが、昨日の「ぶなの恵み」はまろやかなのにこの水はかたい。この「栗駒神水」は焼酎米蔵や地酒湯上り美人に使われていると言うことらしい。こういうかたい水のほうが酒を造るのには良いのか、軽トラックに山のように積んだポリタンクに汲んでいる人がいた。
花山峠を越したところで、鬼首に抜ける林道があった。地図にも載っている県道248だが狭いダートである。全長44キロと書いてあるし、軽自動車ともすれ違えないような道だが、車が通った痕があるから大丈夫だろうと恐る恐る入っていった。実際はダート区間は10kmもなく、県道249に入る手前で立派な舗装2車線になった。しかしGPSも受信しないちょっとどきどきの30分だった。
少し走ると鬼首へ抜ける道がある。このあたりは地熱が非常に高い地域であることから地獄と呼ばれる場所がたくさんあり、そのうち片山地獄には鬼首地熱発電所がある。ここには小さな展示館があって、地熱発電の説明がある。それによると日本の総地熱発電量は300MWで同じ火山国イタリアの半分、フィリッピンの三分の一らしい。もっとも柏崎刈羽原子力発電所一号機だけで1100MWの発電能力があるから原発の能力は非常に高いということか。
ここでトイレを借りて、少し走ると国道108羽後街道にでた。ここからすぐのところに間欠泉があるのでのぞいてくる。十分おきくらいに吹き上げるのだが、いきなり音も無く吹き上げ始める。
このあたりまで山を下ってくると暑さも戻ってくる。売店でかき氷を食べて元気を補充した。
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東北旅行、栗駒山荘
温泉は隣の須川温泉から引いているのではないかとおもう。須川温泉までは歩いてすぐだが、温泉の源泉が見えるので行ってみると良い。温泉が川になって流れているのは見ものだ。
源泉の横をそのまま登っていくと名残ヶ原湿原がある。30分くらいで一周できるので天気の良いときに試してみると良い。今年は雲行きが怪しかったので、おいらん風呂のあたりまで行って引き返してきた。
栗駒山荘は2000年に新しくされたホテル風の宿である。食事も地元の食材を使っていてなかなかおいしいものがでる。これが食事所。
夕食の一部を紹介する。まぐろやえびの刺身は出てこない。刺身が出ているがこれは岩魚の刺身。
満腹して、満天の星を見ようと散歩に出かけたが曇っていて全く見えない。せっかく感度の良い富士写真のF31fdというデジカメで天の川を撮ろうと思っていたのに今年は全く駄目だ。
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東北旅行、栗駒
気仙沼で遅お昼を食べて、2時半に一関に向かって出発。国道284を西に走り、約一時間で道の駅、川崎に着く。道の駅を誰が考えたか知らないが、便利だし、地元の野菜などを売っていて楽しい場所でもある。たとえばこの「ほどいもの花」、はじめて見たものでどう食べるのか見当もつかない。
川崎村を出たところになかなかかっこの良い北上大橋がかかっている。旧北上大橋は65年前に建造されたものだが、老朽化が進んだため2003年に架け替えられた橋である。「バランスドタイドアーチ橋」と呼ばれ、隅田川に架かる白鬚橋など、国内で4橋しかない珍しいスタイル。
一関を経由し、国道342号を須川温泉を目指して進むのだが、途中にお団子で有名な厳美渓がある。見るのに30分くらいかかるのだが、以前に見ているので、今回はパス。それなのに道の駅厳美渓にはよるというわけだから道の駅フリークと呼ばれてもしょうがないか。
4時半に道の駅厳美渓を出て30分くらい走ると道も狭くなってくる。そこに水が湧き出している場所がある。ぶなの恵みという碑があるが、水量も多く、冷たくておいしい水だ。空いているペットボトルにいっぱい汲んで出発。
この先はだんだん狭くなってくる。普通車でもすれ違えない場所があるうえにバスまで走っている。セルシオなどでお出かけの場合は国道398号花山峠超えが全線舗装2車線あるので良いだろう。
栗駒山荘に近づくにつれ、天気が怪しくなってきた。路面も一部ぬれているので、夕立でもきたのだろうか。大好きな曲がりくねった山道を飛ばして5時半に栗駒山荘到着。
栗駒山荘のよさはその眺望。峠の頂上にある一軒宿で部屋や露天風呂からさえぎるもの無く鳥海山までみえる、、、、はずであったが、雲が多くてあまり眺望が開けない。この写真は2005年の同時期のもの。部屋から、露天風呂からこんな景色が見える。
やっと気温が下がって、避暑に来た実感がわいてきた。栗駒山荘には空調設備が無い。必要ないということだろうがその通りだと思う。天窓を開けることができてそこから気持ちの良い風が入ってくる。
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