黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
策士の桃狩り
しかし温暖化が事実ならそれなりの対応を取らなければならないのは当然だ。単純に考えると温暖化の影響は農作物に大きく出るだろう。従来暖かい地方で生産されていた作物を、もっと寒い地方で生産することが出来たりするだろうし、同じ土地では収穫取時期が早くなったりするはずだ。このように現状を分析し、将来を予測し、この予測を元に最適な行動をとる。これが科学的生活態度だ。
この六月の最終週に山梨まで桃狩りに出かけた。今まで7月の中旬から下旬に出かけていたのだが、今年は2週間ほど早い。地球温暖化の影響を予測した結果であるのは言うまでも無い。
のんびりと中央高速を走り、山梨県の一宮御坂インターチェンジで降りる。まだ11時前だ。もしかするとまだ間に合うかもしれない、桔梗屋の菓子の詰め放題。この話はまたいつかにするが、今日は10分ぐらい遅くて、桔梗信玄餅はまったく残っていなかった。
さて本題に戻る。桔梗屋を後にして向かった先は浅間園。毎年桃狩りに来ている所だ。入園料1200円、インターネットで割引券を印刷して行くと1100円になる。時間制限が40分だがまあ十分な時間だ。
これが今年の畑。真っ赤に色付いているじゃないか。やはり温暖化の影響はここまで来ているのだ。
手を伸ばせば取れるところに沢山桃が生っている。畑にいた係りの人が出来るだけ高いところの実を食べてみてくださいと言うのがちょっと気になったが。
今年の初物はこいつだ。美味しそう、、、、、
ちょうど好みの固さで、かりかり桃である。が、香りと甘さがいまいち。かりかり桃を諦めて、やわらかく熟しているを食べてみるが、甘さはあるが香りが薄いし、すこし苦味もある。結局カリカリの桃もあったし、甘い桃もあったし、香りの高い桃もあったが三拍子そろった桃にはお目にかかれなかった。
受付に戻って売店のお姉さんにこんな話をしたら、「今週から桃狩りを始めたのだけれど、毎年7月の下旬ぐらいが一番美味しくなります」と言われた。地球温暖化に対する危機感が欠如していると、嘆かわしいと思いながらも、7月末になったらもう一度来て見ようと思ったのである。
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東京土産、銀座甘楽
最近ではデパートに行けばどこの名産品でも買うことが出来る。文明堂のカステラを買って高知の友人を訪ねたとき、高知大丸にも売っているのを見てがっかりしたものだ。
東京でしか、出来たら銀座でしか買えないもの、そんなものはないだろうか。
この間、雑誌をぺらぺらと立ち読みをしていたとき、銀座のお土産の特集を見つけた。入船堂本店の「千両」とか木挽町よしやの「どら焼き」が出ている中に銀座甘楽の「めろんまんじゅう」があった。
店の名前に銀座がつくし、「めろんまんじゅう」は珍しいし、1つ100円と安いのが何より良い。地図を見ると有楽町の駅から歩いて10分。調査用として早速買ってきた。
和菓子なのだが中の餡がメロン味で、お茶だけではなくコーヒーにもあう。饅頭の表面はメロンパンのような模様もついていて、懐かしい感じがお土産には良い。それに1個100円だし。
問題もある。
小さい。これで100円と思うほど小さい。
9個の箱入りにしても、お土産としては迫力が今一つ。それに本物のメロンの方が良いというリクエストも受けてしまったし。それじゃ東京土産にならないのだが、、、、、
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男の料理、きゃらぶきと役立たずのレシピ
朝ごはんを食べて9時から掃除をはじめ、昼前に終わった、つまり3時間くらいのことか。それとも午前中では終わらず、お昼を食べてから夕方までかかってしまった。つまり6時間くらいのことか。それとも、今日は大掃除だと朝の6時から起きて掃除に取り掛かり、夕暮れ時にやっと終わったという12時間のことだろうか。
半日と言うのは太陽の出ている時間の半分、6時間なのか、文字どおり一日の半分で12時間のことか、という問題である。
それではこれはどうだろう。「青梅を半日くらい冷凍し、それをそのまま砂糖漬けにするだけ。砂糖の量は適当よ♪♪♪」 (梅シロップのレシピから抜粋)
突然だがここで問題だ。冷凍する時間を次の中から選べ。<<3時間<6時間<12時間<適当< インターネットでレシピを検索したときに感じるのは、文学的表現ではなく、数字で表現してもらえると分りやすいのになあ、ということである。それに実際どう作ったかを書いて欲しいものだ。それならば「醤油を100cc~150cc」などと言う表現はなくなるはずだ。レシピに適当などと言う言葉は禁句にしたい。
蕗を沢山採ってきたので、きゃらぶきをつくった。実際にどう作ったかを正確に書いてみる。これがレシピの書き方の標準になればうれしい。
材料
蕗: 300グラム
醤油: 100cc
みりん:50cc
日本酒:50cc
鷹の爪:1本
つくり方。
1)蕗をスポンジでこすりながら水洗いする。スポンジでこすると細かい毛を取ることが出来る。
2)長さ5センチに切る。
3)2リットルの湯を沸かす。
4)蕗を入れて10分間茹でる。
5)蕗を1時間水にさらす。アク抜きの意味。
6)水を切った蕗を鍋に入れ、400ccの水を加える。ひたひたの水になるはず。
7)醤油100cc、みりん50cc、日本酒50ccを加え、鷹の爪は細かく刻み、種は捨てて鍋に入れる。
8)弱火で2時間煮る。煮汁が鍋の底にほんの少し残っている状態になる。
9)翌日さらに30分煮る。煮汁が殆ど残っていない状態になる。
10)出来上がった蕗を水で洗う。(注1)
11)たっぷりのお湯を沸かし、水で洗った蕗を10分煮る。(注1)
12)水をしっかり切り、みりん50cc、日本酒50ccを加えて、煮汁が殆ど残っていない状態になるまで煮る。途中味見をして塩気が抜けすぎていたら醤油を適当に入れる。(注1)
13)出来上がり♪♪♪
インターネットで調べた3種類のレシピを適当に組み合わせて作ってみたのだが、醤油が多すぎたのか塩辛くて食べることが出来ない。やむ得ず塩抜きしたら、なにか水っぽくなってしまったので、適当にみりんと日本酒を追加して煮てみた。
結局美味しく食べることが出来たのだが、悪戦苦闘であった。醤油100ccはどうも多すぎるので「醤油50cc~100cc」と訂正する。まず50cc入れて、味を見ながら足りなければ増やしていく、、、、、、、適当って、そういう意味だったのか、ふむ、、、、、、
注1: 当然のことながら、醤油の量を間違わなければ工程10,11,12は不要です。役立たずのレシピで申し訳ありません。
きゃらぶきを作られた方は是非トラックバックをお願いいたします。その際、できるだけ手順が具体的に書いてあるとうれしいのですけれど。
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尾瀬、植物研究見本園
植物研究見本園は山の鼻付近の湿原を利用した施設。ここには尾瀬の湿原植物のほとんどが集められていて、全長2kmの木道を歩くと一時間ほどで、ミズバショウやタテヤマリンドウなどを簡単に見ることが出来る。尾瀬ヶ原まで行かなくてもよいのは楽だ。
植物研究見本園に入るとその瞬間、視界が開ける。
のんびりと木道沿いに歩いていく。
水芭蕉。
タテヤマリンドウ。
双子の木。
一時間ほど歩き回るとお腹が空いてきた。まだ11時過ぎだから昼食にはまだ早い。それでも天の啓示には逆らえない。
この雲を見て全員が「餃子だ」と言うに及んで、木道のそばにあるベンチで昼食、酒盛り、を始めた。
今回の尾瀬は天候に恵まれ、気持ちの良い時間を過ごすことが出来た。しかし、尾瀬は山岳地帯である。靴や服装、雨具に気を配る必要がある。
実際、殆どの人がリュックサックを背負っている。私はと言えばちょっとした事情があって、保冷のトートバッグを肩にかけての山行きになった。ちょっと異質で肩身が狭い思いをしたが、こんな人もいたのでまあ良しとするか。
紙袋、、、、、、
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梅雨の合間の尾瀬 鳩待峠から山の鼻
結局8時に宿のマイクロバスで戸倉を出発、鳩待峠には8時40分に着いた。総勢16人、山派9人はさっさと山の鼻に向けて出発する。3時までに尾瀬ヶ原まで行って帰ってくる予定だからあまり時間はない。
7人の散歩派は山の鼻にある植物見本園でビールを飲んで帰ってくるらしい。尾瀬まで来て尾瀬ヶ原まで行かないというのは、それなりの理由がある。
鳩待峠の駐車場から見た至仏山。まだ残雪があり、植生を守るために6月末まで登山禁止だ。
8時50分、鳩待峠を出発する。出だしはこのような石畳である。
道の両脇には色々な植物が生えている。これはエンレイソウ。大きな葉の真ん中に小さい花が咲いている。
これはムラサキヤシオツツジ。
しばらく歩くと木道になる。道はひたすら下りである。
オオバキスミレ。
シラネアオイ
木道が狭くなっているところでは渋滞になっている。1時間早く出たらこんなことはなかったかもしれない。
サンカヨウ
オオカメノキ、オカメノキではない。
そしてお目当ての水芭蕉。志賀高原の5倍もの大きさがある。立派な葉。
写真を撮りながらゆっくり歩いて1時間、距離にして3.3キロ、標高にして200メートル下り、山の鼻ビジターセンターに近づくと急に周りが開けてくる。
9時45分、ビジターセンター到着。
展示室を覗いた後トイレを借り、さて出発だ。
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男の料理、わらびの京味風
材料
わらび 300グラム
水 1リットル
重曹 2グラム
あく抜きの手順
1.わらびを水洗いする。
2.1リットルの水を沸騰させる。
3.沸騰した湯に重曹2グラムを入れ、火を止める。
4.わらびを入れる。わらびを入れた直後の写真がこれ。
5.落し蓋をして、24時間そのままにしておく。24時間後の写真。
6.水洗いする。アク抜き前より緑色が鮮やかになっている。
こんな風にして食べる。
重曹は水をアルカリ性にするものだから水1リットルに対して重曹2グラムという比率が重要。多量のわらびを処理する場合はたっぷりのお湯を用意するのだが、この比率を守っていればよい。重曹を入れすぎるとわらびが溶けてしまう。
わらびを溶かさないためのポイントは
1.重曹を入れすぎない。
2.火を止めてからわらびを入れる。
の2点である。
料理と言うほどでもないが、来年のために記録しておく。最近物忘れが激しいので、、、
付録1
わらび料理のレシピをnihaoさんから教えていただきました。実際に作ってみて美味しくいただきましたので、ここで紹介しておきます。
nihaoさんのわらび料理レシピ
わらびは5㎝ぐらいに切る。にんじん・根生姜は千切り。めんつゆをひたひたに入れて数時間。火を使わない簡単料理ですがかなり美味しいです。4.5日は保存がきくのでたくさん作っても大丈夫。にんじんはわらびの半分量くらい、根生姜は好きずきですが、かなりたくさん入れてもOKです。めんつゆを入れすぎるとしょっぱくなりますからご注意を!
付録2
わらびを冷凍して保存して大丈夫かという質問をいただきました。水気をきったものと、水の中にうかべたものの2種類を冷凍し2ヵ月後に解凍してみました。どちらも問題なく美味しくいただけました。但し水気を切ったものの方が解凍が楽だったのでこちらをお勧めします。
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山菜採り
冬場にはよく群馬県の片品村に宿泊し、尾瀬戸倉スキー場へ行っていたが、夏に来るのは初めてである。スキー場での山菜取りと「尾瀬でランチを会」を楽しむ予定。
朝5時に横浜を出発。第三京浜、環状八号、駒沢通り、環状7号、目白通りを経由し、5時58分に関越自動車道に入る。渋滞なし。関越に入ると安定して時速80キロで走っている大型車を見つけその後ろについて走る。これで燃費が2割以上向上することになる。7時13分、高崎インターで一度降りて休憩。ちょうど通勤割引時間帯なので、ETC料金が半額になる。予備のETCカードに換え、7時15分関越に乗り沼田へ向かう。沼田インターを出たのが7時43分。国道120号を走って、片品に着いたのが8時30分。本当にのんびり走ってきたのに、横浜から3時間半、近い。
10時前、宿を出て尾瀬戸倉スキー場へ車で向かう。駐車場に車をとめてそこから歩いて登っていく。夏の空だが、気温と湿度が低く、弱い風も吹いているので快適である。
夏のスキー場。
蕗がそこかしこに群生している。
花も咲いているし、
蕨もある。わらびを採る時は、茎の根元の方を2本の指で挟み、少し茎を曲げるようにしながら茎の先端に向かって滑らせていく。こうすると茎の柔らかいところでうまく折れてくれる。
時期的には少し遅いが、たらの芽もある。
山菜採りには土地の所有者の許可を取る必要がある。今回は宿で手配してもらった。そして山菜採りにもルールがある。見つけるとついうれしくなって全部採ってしまいがちだが、必要以上は採らないこと。そして、自分で育てた野菜を扱うように丁寧に扱うこと。いらない山菜だからといって踏みつけたりしないこと、などを心がけている。
山菜取りには、探すという楽しみ、見つけたときの喜び、採取したときの喜び、食べるという楽しみ、また来年も来るぞと息をまく楽しみなど、何重もの楽しみがある。そして何よりなのが、美味しい空気をすいながらの昼寝、という贅沢を楽しめることだと思っているのだが、、、、、
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映画、奇跡のシンフォニー
世界的なチェリスト、ライラはニューヨークでのコンサートの後、パーティに出かけた。そこでロックギタリストのルイスに出会い、恋に落ちる。ところが、ライラの父親はルイスとの仲を引き裂き、無理やり次のコンサートに向けて出発してしまう。この後、この二人が会うことは二度となかった。
この時、ライラはルイスの子供を身ごもっていた。ところが何ヶ月か後、ライラは交通事故にあう。病院で気がついたライラに父親は、子供は死んだと告げた。
そして11年後、死の床にいたライラの父親は、実は子供は生きていて孤児院に預けたことを告白する。オーガスト・ラッシュがその子供の名前で、両親の音楽の才能を受け継いでいた。
11歳になったオーガスト・ラッシュは両親を探し出そうと決心する。手段は彼の音楽。自分の音楽を聴いてくれれば両親だったらきっと分かるはずだと言う執念で。
このライラ、ルイスとオーガスト・ラッシュが音楽に導かれ、再会を果せるだろうか、というのがストーリー。
この映画の特徴は音楽である。非常に効果的に音楽が使われている。パンフレットによると、脚本に感銘を受けた有名ミュージシャンが楽曲提供、レコーディングに参加しているという。
オーガスト・ラッシュのギター演奏は、ロドリーゴとガブリエーラのように、ギターをリズム楽器としている。ロドリーゴとガブリエーラはラテン系の音楽だが、オーガスト・ラッシュはロック。こちらの方がよりなじみやすい。オーガスト・ラッシュが逃げ込んだ教会でのゴスペルもすばらしい。特に小さな女の子の歌唱力が聴きどころだ。また、ライラの弾くチェロ協奏曲とルイスのロックを違和感なく重ねるなどうまく出来ている。
このように上手に音楽を使い、じっくり聞かせてくれるのだが、そのために場面転換のリズムに問題が出てきたりする。その上、音楽を挿入するために無理やりプロットを作っているところもある。たとえばゴスペルを聞かせるため、教会の場面を延々と見せてくれる。
全体の構成にはもう一工夫できそうであるが、それでも各々のパーツは良く出来ている。鼻をかみながら劇場を後にした。
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ご冗談でしょう、不破先生
神経の問題かもしれませんと言われた。あまり気にしないことです、とまで言われた。たしかに痛みは脳で感じる。絶えず腰の痛みを意識していると、脳内に痛みの回路が出来てしまい、余計痛みを感じることになるらしい。なにか楽しい事をやっているときは痛みを忘れることがあるので、確かに一理はありそうだ。
痛みを緩和するのに少しストレッチをしてみたらとも言われた。早速「痛みと歪みを治す健康ストレッチ」などという本を買ってきて、さあハムストリングを伸ばすぞと意気込みはよいが、あっという間に挫折、飽きっぽいのである。
腹筋と背筋を鍛えなさいといわれると、やはり3日くらいは腹筋運動をするのだが、これまたすぐに挫折。こうなると精神を鍛えなおす方が先決かもしれない。
「何をやってもすぐに挫折するのです」と整形外科の不破先生に訴えたら病名が確定した。「挫折神経痛」、、、でも、こんな病名をもらって先生、健康保険は使えるのでしょうね、、、
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植田賞、村下卓児の「F席の客」
この「F席の客」は密室ものである。羽田発JAL1145釧路行きのエアバスA300-600R内で発見された女性の死体。首の後ろに細い針が刺さっている。明らかに殺人事件であり、犯人は機内にいる誰かである。確かに密室条件はクリアしている。しかし乗客290人、それに乗務員を加えた300人を超す被疑者、これでも密室と言えるのか。もしこれが密室なら宇宙船地球号だって密室になる。
そしてこの被害者、持津茜子が元スカイマークの客室乗務員であることから話は複雑になる。と言うのも、このJAL1145便の機長、高木は元スカイマークのパイロットで、JALに引き抜かれたばかりなのである。その上、JAL1145便がスカイマークのSKY601便の運休に伴う臨時定期便だったのだ。おい、ちょっと待て、臨時定期便はないだろう、臨時定期便は。言いたいことはわからないでもないが。
これから読む人もいるかもしれないので、細かいことは書かないが、犯人は大金を借りていた青田である。青田借り、ということらしい。犯行のトリックは、持津茜子の座席が85Fで青田の席が85Gと一見隣り合った席のように錯覚するが、実は通路を挟んだ隣ということを利用している。持津が寄りかかっていたのは青田ではない。つまり、持津もたれづ、、、、って、、、、駄洒落か。
名前を使った駄洒落は反則とよく言われるが、推理小説を駄洒落で落とすのはやめて欲しい。植田賞の選考委員には猛省を促したい。読むのなら文庫本が出てからで十分だろう。もう読んだ人で、この書評と同じ意見の人は下のボタンを押して投票しておいて欲しい、後日参考にさせていただく。
Ref: http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080609/dst0806092242008-n1.htm
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山梨県、美し森のレンゲツツジ
美し森は八ヶ岳主峰の赤岳、標高2899mの東尾根の一部である。6月でもまだ雪が残っている3000メートル級の山に登るのに紙袋と言うのはいささか問題があると思われるかもしれないが、赤岳の頂上まで登るわけではないので問題ない。
美し森へのルートはいくつかあるが、お勧めのコースを紹介する。まず駐車場からでて、砂利道を左へ歩いていく。写真にゲートが見えるが、車の進入を禁止するためのゲートで、登山者は通ることが出来る。
ゲートをくぐって50メートルくらい歩くと右に登山道が見えてくる。ここを登ることになるのだが、この登山道は大変良く整備されていて、歩きやすい。木道の両脇にはレンゲツツジが咲き始めている。
15分も歩くと標高1542メートルの美し森に着く。
ここは270度のパノラマが開けている。もちろん八ヶ岳が見える。写真の建物ではお土産や、ソフトクリームを売っている。
富士山も見える。
お目当てのレンゲツツジも満開だ。
下りは駐車場側の登山道を降りる。
ところで、つつじの花を摘んで甘い蜜を吸ったことがあるだろうか。残念ながらこのレンゲツツジには毒があり、蜜にも毒がある。食べたり、蜜は吸わない方が良いようだ。
山梨にはここのほかに三窪高原にもレンゲツツジの群生地があったのだが、鹿によるツツジの食害が深刻になってきていると言う。今年、美し森でも沢山のレンゲつつじの苗が植えられていた。ここでも食害の被害があるのだろうか。なにより鹿の食育を急ぐ必要があると思うのだが、、、、、
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山梨、さくらんぼ狩り
今週の週末は久しぶりに雨が降らなかった。ナイスタイミングである。山梨のさくらんぼがちょうど食べ頃になる今週、天気がもってくれたのはありがたい。
ガソリン代が170円と去年の倍になっているからか、高速道路でもゆっくり走っている車が多い。追い越し車線でも時速100キロ程度、それでも渋滞にならないのだから車の数が減っているのかもしれない。中央高速をのんびり走って山梨県の勝沼インターで降りた。
果物狩りは土曜日の朝、出来るだけ早く出かけるのがよい。特にさくらんぼは、木の上の方になっている実が甘くて美味しいのではしごに登って採るのだが、午後になるとそのさくらんぼが太陽に照らされてあたたかくなってしまう。冷たくておいしい午前中がお勧めだ。
2000円を払ってさくらんぼ畑に入る。制限時間は40分だが、沢山食べてくださいねと言われて、特に時間をはかられることは無い。それに20分も食べるともうお腹いっぱいで、手をきれいに洗って、写真を撮るのに専念することになる。
今年のさくらんぼだが、少し甘さが足りないと言う。日照が足りなかったのだ。それでも鈴なりのさくらんぼはきれいだ。それに甘さが控えめだといつもより沢山食べることが出来る。
飽きるほど食べたがお土産にも1パック買って来た。高砂と言う種類だが、33粒入っていて1000円、100グラム500円の見当だ。
梅雨の谷間の週末、楽しい一日を過ごすことが出来た。さくらんぼ狩り、お勧めだ。それにちょうどこの時期、清里のレンゲつつじが見ごろのはず。長坂まで足を伸ばすことにする。
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レストラン、ラ・コリンヌ
二本立て映画館のギンレイホールは神楽坂のすぐそばにある。そんなわけで、ギンレイホールへ行くときは神楽坂での食事が楽しみだ。
神楽坂というと古い町と言うイメージがあるので、食事どころは和食と思うかもしれない。しかし、このあたりにはフランス関係のオフィスも多く、フレンチレストランも沢山ある。ただし、有名どころが多いのでランチでもなかなか予約が取れないのが難点である。土曜日の朝10時に電話をかけまくって予約できたフレンチレストラン、ラ・コリンヌで昼食をとることにする。
ランチは3コースある。おすすめランチ2,500円、季節のランチ4,000円、そしてコースランチ5,000円である。今日は、おすすめランチである。
まず「カレーの香るブイヨンドレギュームで固めたアナゴと茄子の燻製風味」。うーん、ブイヨンドレギュームってなに? もちろんちゃんと説明してくれたのであるが、それによると香味野菜を炒めて水でにだしたダシ。ふーん。
次に季節のポタージュはビシソワーズ。ジャガイモの冷たいポタージュである。
メインは3種類のうちから一品選ぶことになる。
これが「北陸直送天然鮮魚のアラヴァプール粒マスタードが香る有機人参のソースとグラッセ」。 この人参のソースがおいしい。そして人参のグラッセ、そうあのマロン・グラッセのグラッセ。煮汁を煮つめるなどして、材料に照りやつやをつける料理法らしい。
これが「霧島高原豚肉のコンフィー穂付ヤングコーンとクリーミィーなポレンタ添え」この豚肉の角煮のようなものも、しっかり塩気が効いている。そしてポレンタ、もともとイタリア料理でトウモロコシの粉を粥状にしたものだが、あまり好きではなかった。ところがここのポレンタは文字どおりクリーミィーでなかなかいける。
後はデザートとコーヒー。
ラ・コリンヌは小さなホテルの中二階にあるレストランで、雰囲気はごく普通であるが、食事は美味いし、ホテルスタッフとしての訓練が行き届いたサービスが心地よい。こういう美味しい店はよくシェフが変わってしまう。シェフが変わる前にあと何回行くことができるだろうか、、、、、
ラ・コリンヌ (フレンチ / 飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂)★★★☆☆ 3.5
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映画、やわらかい手
「柔らかい手」はちょっと前に渋谷のBunkamuraルシネマで公開していたのだが、ここは各種割引がきかない。きっと目黒シネマでやるに違いないと思っていたら、飯田橋の銀嶺ホールでやるという。早速出かけた。ところがこれが6月1日で映画の日。入場料が1000円ということで大変混んでいた。
マギーはもう孫もいるという年齢だが、その孫が難病にかかり、若い両親は治療費の工面が出来ない。マギーは何とか金を稼ごうとするのだが、彼女の年齢では仕事は無い。結局、風俗産業に飛び込むのだが、、、、、と言う話。
この映画はマリアンヌ・フェイスフルが出ているというだけで、ぜひ見たいと思っていた映画だ。現在60才を越しているマリアンヌ・フェイスフルだが40年前は世界のアイドルであった。歌手としてもヒット曲を出していて、「かわいい小鳥」など当時毎日のようにラジオから流れてきていたし、今聴いても好きな曲だ。
その後彼女は、麻薬事件を起こしたとされていて、どん底の生活を送っていたという。その彼女の38年ぶりの主演映画なのである。
スクリーンに彼女が出てきたときの感想は、年を取ったなあ、であった。昔の面影は無い。声もとても低くて、これも「かわいい小鳥」を思い出させるものはなにも無い。昔の彼女を見ていただく、まさしくアイドル。
そんなわけで、ちょっと残念だったのだが、映画としては悪くない。大笑いするところもあって、気持ちよく映画館を後にすることができた。ただ、ラストはもっとしゃれた演出を出来なかったのかとも思う。なにしろ世界のアイドルだったのだから、、、、
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実山椒の塩漬け
これが収穫した山椒の実、80グラム。去年の十分の一も無い。
茎を丁寧に取って、2時間水につけアク抜きをする。
熱湯の中に入れ2分ゆで、すぐ水にさらす。
十分水を切り、容器に山椒と塩を交互に入れていく。塩の量は山椒の重さの30%。今回は24グラム。
落し蓋をして200グラムの重石をかけ、ラップをしたまま1週間つけておく。
量が少なかったからか、今年の仕上がりは「ピリッと辛い度」が低い。熱湯での茹で時間を半分の1分にしてもよさそうだ。例年だと一週間たったらポリ袋に入れて冷凍するのだが、今年は量が少ないので、冷凍するまでも無く食べきってしまいそう。
それにしても山椒の香りは良い。やはり「山椒はグー」なのである。
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