黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
シチズン、カレンダークロックの修理
2015-09-02 / 修理
シチズンのカレンダークロック8RZ139が壊れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/08/ca2d7641352ded12f814d67ab569e27d.jpg)
買ったのはついこのあいだ。当然保証期間中だと思ってアマゾンの納品書を見たら去年の8月4日に注文していた。保証期間は1年間らしいからアウト。
昔ソニータイマーという伝説があって、ソニー製品は保証期間が過ぎるとすぐに故障すると言われていた。1年経つと故障するようにタイマーが仕組んであるのだという。
このシチズンのカレンダークロックもちょうど1年と1ヶ月で故障したことになる。
症状はこうだ。まず時間の進み方がとても早い。十秒間でこのカレンダークロックは1分進んでしまう。それに液晶画面が薄い。乾電池からは十分な電圧が供給されている。
「カレンダークロックのクロックが故障か???」とオヤジギャグをかましてから、分解してみた。
これが内部。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/45/bdd702868b44d9c892d33ba27fd3042c.jpg)
左にある基板が電波受信部だろう。右の基板が時計本体。
時計本体のクロックがおかしいはずだ。このメタルケースに入っている部品がクロックを発生するための水晶振動子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2a/d615f8e57843685c36a1a246ae78bd32.jpg)
確かにオシロスコープで測っても波形が出ない。
ドライヤーで温めたり冷やしたりしていたら発振を始めた。どうも熱に弱いようだ。発振周期を測ると32uS。 周波数に直すと31kHzだ。成る程、時計によく使われる32.768kHzの水晶のようだ。
この水晶振動子はPICで時計を作った時秋月で購入したものがある。4個で100円だから一個25円の部品だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/16/682eb1a66f3cba3510f35af2d72b576d.jpg)
リード線をカットし、新しい水晶振動子をハンダ付けしたら動き始めた。この状態で温度を上げても問題ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8b/5734bb8826f205a1f853aa3b0a76a057.jpg)
水晶の端子の波形を測定するとおよそ32kHzの正弦波が観測できた。ロウレベルは0.6Vでハイレベルは1.7V。
。
1800円ほどのカレンダークロックだが、新聞を取るのをやめてから日にちを知るのに重宝している。さてあと何年持ってくれるのだろう、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/13/fd5d83c555651eb21978b87065c405fd.jpg)
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買ったのはついこのあいだ。当然保証期間中だと思ってアマゾンの納品書を見たら去年の8月4日に注文していた。保証期間は1年間らしいからアウト。
昔ソニータイマーという伝説があって、ソニー製品は保証期間が過ぎるとすぐに故障すると言われていた。1年経つと故障するようにタイマーが仕組んであるのだという。
このシチズンのカレンダークロックもちょうど1年と1ヶ月で故障したことになる。
症状はこうだ。まず時間の進み方がとても早い。十秒間でこのカレンダークロックは1分進んでしまう。それに液晶画面が薄い。乾電池からは十分な電圧が供給されている。
「カレンダークロックのクロックが故障か???」とオヤジギャグをかましてから、分解してみた。
これが内部。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/45/bdd702868b44d9c892d33ba27fd3042c.jpg)
左にある基板が電波受信部だろう。右の基板が時計本体。
時計本体のクロックがおかしいはずだ。このメタルケースに入っている部品がクロックを発生するための水晶振動子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2a/d615f8e57843685c36a1a246ae78bd32.jpg)
確かにオシロスコープで測っても波形が出ない。
ドライヤーで温めたり冷やしたりしていたら発振を始めた。どうも熱に弱いようだ。発振周期を測ると32uS。 周波数に直すと31kHzだ。成る程、時計によく使われる32.768kHzの水晶のようだ。
この水晶振動子はPICで時計を作った時秋月で購入したものがある。4個で100円だから一個25円の部品だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/16/682eb1a66f3cba3510f35af2d72b576d.jpg)
リード線をカットし、新しい水晶振動子をハンダ付けしたら動き始めた。この状態で温度を上げても問題ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8b/5734bb8826f205a1f853aa3b0a76a057.jpg)
水晶の端子の波形を測定するとおよそ32kHzの正弦波が観測できた。ロウレベルは0.6Vでハイレベルは1.7V。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/35/f84204e90b8e8fb6d289b5bf33e8bba6.jpg)
1800円ほどのカレンダークロックだが、新聞を取るのをやめてから日にちを知るのに重宝している。さてあと何年持ってくれるのだろう、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/13/fd5d83c555651eb21978b87065c405fd.jpg)
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