Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

眼科検診、乳がん検診、マンモグラフィ、骨密度測定~シカゴ日本人学校、ブックリサイクル市は大成功!

2008-09-26 | 病院
昨日は、眼科検診、今日は乳がん検診であるマンモグラフィと「ボーン・デンシティ」と呼ばれる骨密度測定で、レントゲンを受ける。先日の投稿で紹介したアメリカ人の可愛らくて有能な女医、ドクターミチェルの紹介で、バーノンヒルズの分室へ行った。

ドクターミチェルの触診では、まったく異常なしとのこと。先月胸が痛かったので、心配になって、すぐに検査してもらったら、「それは、いいニュース。痛みがあるのは、乳がんではない。」とのこと。毎日ミチェル自身も自分で触診をして、しこりがないか注意しているという。

そのときに、英語で「パプスミア」と呼ばれる子宮がん検診もしてもらった。女の人にとって一番やっかいな検査だが、ミチェルだと、さりげない会話をしながら、手早くやってくれる。素晴らしい!の一言。日本にもこういう女医さんがいないかしら。

婦人科検診を今月やっておかなければならないのは、肝心の帰国の月に何かあっては困るというわけで、万全を期した。というか、今まで延ばしに延ばしていたもので・・・一番優先でやらねばならないことなのに!皆さん、優先順位を決めて、検診はまず一番でやりましょう!何も自分の体に異常はないと信じているが、やはり健康に生んでくれた両親に感謝しよう。

昨日は、うちの家族全員がお世話になっている誠実そうなドクターウッドによる眼科検診。何も異常なしで、度もとくに進んでいないとのこと。ウッド先生にかかる前の検査の1つ、空気を目玉にシューとあてるのがやっかいで、私は大嫌い。目がナーバスになっていると、係の人が、「パプスミアよりずっとましでしょ。」と励ます。子宮検診と目の検診を比べるとは、すごいたとえだ。「はい、はい、私は、子供を生むとき、帝王切開の手術にも耐えましたよ!」と言いたくなる。

さて、今日のマンモグラフィは、やはり痛かった。胸がちぎれるんじゃないかと思ってしまうぐらい。あんなに機械で押さないと、細かい組織は写らないのだろうか。後で鏡で見たら、全体的に赤い跡がついている。女の人というのは、大変だよ。息子たちに説明して、「男の人は胸がないから、必要ない」といったら、下の息子はほっとしていた。

おかげで、今日のシカゴ日本人学校全日校のブックリサイクル市はいけませんでした。友達の話だと、10時前から人が並び、あっという間に児童書コーナーの児童書がなくなったという。執行部のホンマさんの話だと、いい本がたくさんでたおかげで、売り上げも上々だったという。近年にない売り上げで、大成功だったとか。ホンマさんも執行部のみんなと一生懸命働き、とても楽しかったという。そういうふうに大変な仕事を前向きにとらえられるというのは、すごいことだ。執行部の方たちの尽力と全日校保護者たちの協力で、子供たちは、新しい日本語の本を数多く手に入れられたことだろう。この地では、みんなほしくても日本語の本がない。それをこんな風な形でリサイクルできる全日校のPTA活動。本当に執行部の方、みんなのためにご苦労様でした。

帰国まで、約1ヶ月。やるべきことをきちんとこなして、他の人に迷惑をかけないようにしなくては!残りの日々、車の運転を慎重にして、事故のないように祈るのみだ。



アメリカ人のキュートなファミリードクターに感謝!

2008-09-11 | 病院
先週の木曜日からひいた風邪をこじらせ、昨日はついに病院へ。もうすでに山は越し、快方に向かっているとのこと。ほっとする。最近、近所にアメリカ人の友達ティムの紹介で病院を紹介してもらい、いいドクターを見つけた。ドクター・ミチェルというとても可愛らしいファミリードクター。30代後半ぐらいの年齢だろうか。

会うと、いつもとびきりの輝くようなグレートスマイルで、「どうしたの?」「大丈夫?」と優しく語りかけてくれる。症状を言うと、「まあ、かわいそうに!」ととても悲しそうな顔をして、患者の気持ちに寄り添ってくれる。念入りにさまざまな場所をチェック。胸の音は、時間をかけて、ゆっくりみてくれる。ミチェルに診てもらうと、なんだか安心して、すぐに治ってしまうような気がする。昨日は、お互いの子供たちの話など、私たちの帰国の話、ここでの日本人駐在員の話までしてしまった。

下の息子のアレルギーの咳が止まらなかったときに、じっくり診断してくれた。英語なので、医学の専門用語がわからなかったので、聞き返すと、一語づつ紙に書いて、すべての意味を徹底的に説明してくれた。私の質問も和英辞典を引きながらだったが、じっと待っていてくれた。各薬の用法や副作用の説明も一から丁寧に説明してくれた。そして、「なるべく抗生物質は使わない方向で、すませたい」との彼女の方針も言ってくれたので、納得。すべて、論理的にわかりやすい。こんな女ドクターだったら、大人も子供も喜んで通いつめるだろう。

先日、このドクターなら信頼できると判断し、初めて乳がんの触診と子宮がん健診をやってもらった。とても手際が良く、やはり女のドクターだとこういうややっこしい婦人健診も受けやすいということがわかった。結果やその後の相談などもEメールでやりとりができるシステムだ。

この病院は、エバンストン・ノースウェスターン・ヘルスケアというメディカルグループの病院。シカゴ郊外北の地域に4箇所ある。私が通っているのは、バッファロー・グローブの分室で、83・マクヘンリーロード沿いのエスケープのモールの北隣だ。(カルバースの隣の建物)どのドクターでもみんないい感じで、信頼できるようだ。紹介してくれたティムの話によると、ティムのうちのドクターは、どんな時間に電話してもすぐに電話をおりかえしかけてくれて、徹底的に診てくれるという。

家からもこの病院まで車で10分かからない。予約もすぐとれ、時間帯も曜日によってさまざまにあり、ミッチェルがいないときは、他のドクターが診てくれる。病気の体にはとても楽。

うちは、眼医者もアーリントンの近所でとてもいいドクターを見つけた。ドクター・ウッズという、とても感じのいい男性のドクターなので、こちらも家族全員でお世話になっている。子供たちもこちらに来てすぐでも、英語での目の健診は、とくに問題なかった。みんなアメリカ人のドクターだと英語が通じなくて・・・と心配して、遠くの日本人のドクターにかかるようだが、以外と子供たちは大丈夫なもの。


Evanston Northwestern Healthcare Medical Group 847-520-9424

400 McHenry Rd. Buffalo Grove, IL 60089

注意:うちが入っているPHCS(プライベート・ヘルスケア・サービス)というニッセイの保険はどのドクターもきくし、かなりの種類の保険のネットワークに各ドクターは入っている。必ず自分の保険に入っているか確認してから、予約を入れてください。







久し振りに親子で日本クリニックを訪問

2008-02-20 | 病院
今日は、おそらく1年以上ぶりに、日本クリニックを訪れ、親子3人でインフルエンザの予防接種を受けた。(今頃で、かなり遅いけど)ここのところ、子供たちはまったく病気をせず、うれしいことに、日本クリニックにお世話にならずにすんでいる。去年インフルエンザの予防接種を受けて以来だ。久し振りに子供たちのかかりつけの先生に会えるかと思いきや、出張でいらっしゃらなかった。残念!重要なことを聞いたのだが、看護婦さんの話では、最近インフルエンザがはやってきているという。手洗い、うがいをお忘れなく!

日本クリニックのかかりつけの先生には、息子たち2人が小さな頃からずいぶんお世話になった。上の息子が、日本にいた小さい頃から低学年にかけては、アレルギー性鼻炎からくる喘息の症状がときどきでていたので、ちょっとしたことでも、「もしかして、喘息?」と疑って、病院にはまめに足を運んで、ひどい時は、薬を吸入していた時期があった。今の図体のでかい息子からは、考えられないが。よく子供たちは、体力がつくと、自然に喘息も治るというが、まさにその通りであった。シカゴの土地も体に合っているのか、こちらにきてから、アレルギーの症状がぴたりと止まった。

それでも、小学校5年生ぐらいまで、2回ぐらい風邪をこじらせて喘息になり、それがひどくなり、肺炎になりかけたことがあった。一時帰国のとき、日本でアレルギー症状がでて、喘息になり、治らずにシカゴに帰ってきて、日本でもらった薬が切れたので、いつもの咳止めのラビタッシンを飲ませたのがいけなかった。ますますせきが止まらなくなり、肺炎になりかけていて、喘息の時にそのラビタッシンを飲むと、症状が悪化すると先生に言われて驚愕した。「とんでもないことをした。」と深く反省し、アメリカの薬局で買える薬は、使い方で危険なことになると肝に銘じた。タイラノールやモートリンなど、熱がすぐ引き、親にとって便利な薬が多いが、日本の薬より強いのだろう。歯槽膿漏用のうがいをする薬をあやまって飲んで、全身にジンマシンがでて、1週間全身がかゆかったことも息子は経験している。皆様、こちらの薬はよく調べてから慎重にお使いください。

上の息子が小学5、6年生になると、卒業式の練習などで立ちっぱなしだと貧血で倒れたりと、誠にお騒がせな奴であった。よく、私の携帯に担任の先生から呼び出しがあり、学校に行くと、事務所に息子が寝ていた。(当時の担任の先生、本当にお世話かけました)かかりつけの先生の話だと、この貧血症というのは、これぐらいの年齢の子供たちに多く、治しようがなく、水分をよくとるしかないとか。主人も高校生の頃、駅のホームで貧血で倒れ、線路に落ち、近くの人が引っ張りあげてくれて、(その直後に電車がきた)九死に一生を得たという経験があるので、父親譲りの体質であるといえる。中学部の先生、長時間立ちっぱなしのときは、どうか息子のことをよろしくお願いします。

また、忘れもしない事件が、上の息子は、小学3年生の交流学習の時、(たしか肺炎になった直後のことだ)バッファロー・グローブの現地校で突然倒れて、現地校の先生の計らいで救急車で運ばれた。息が苦しそうで、足腰がたたなかったのが、いけなかった。「どこかおかしい箇所があるのでは?」と疑われたのである。検査のため、アーリントン・ハイツにあるノースウェスト・コミュニティ・ホスピタルに入院し、一泊。脳のCTスキャンを含むあらゆる検査の結果、どこも悪くなく、どうやら単なる貧血だった。またまた、お騒がせな!しかし、ゲームし放題の、いい食事がでて、ホテルのような病院の待遇のよさに、「また入院したくなった。」と息子はのたまった。このときも、日本クリニックのかかりつけの先生は、次の日の朝早く、コミュニティ・ホスピタルに息子を見舞ってくださった。確か、このときの請求書の額は、4500ドル以上であったかと記憶している。大方保険でまかなったので、払ったのは数百ドルだったであろうか。やれやれ。しかし、どこも悪くなくてよかった。

日本クリニックや慶応ノースウェスタン・クリニックなどの日本人のお医者さんがいる病院があるので、私たちも安心して、シカゴに住める。やはり、何かあったときに、日本語で対応してもらえるのが、本当に有難い。

去年の3月花粉症の時期に日本に一時帰国したとき、上の息子は、かなりひどい花粉症の症状がでた。今年も3月に一時帰国するので、今日はそのための薬を処方してもらった。その薬で、症状がとまるといいのだが。

しかし、上の息子に比べて、下の息子は小さい頃から丈夫だ。プリスクール時代から、病気で学校を休んだという記憶がまったくない。好き嫌いが上の息子よりあって、夜遅くまで起きているときもよくある。なぜ、こんなに丈夫なのか不思議である。上の子よりも下の子のほうが強いのだろうか。

しかし、こんなに息子たちが、シカゴの土地になじんでしまって、日本に本帰国したときが、なんだかこわい。