このブログの読者は、シカゴ日本人学校出身の家族の友達が多いが、その輪もじょじょに広がって、ときどき思わぬ人からシカゴ友達を通して連絡がきたりする。ブログの影響は大きい。最近、私が息子の受験状況を書いていたら、シカゴ仲間からうれしいメールが届いた。私たちより一足早く日本に帰国したKさんからの高校受験に関する貴重な体験談である。Kさんの一家は、聡明な女の子3人。上のお嬢さん、Sちゃんは、シカゴ日本人学校全日校をへて、中学のとき現地校へ移り、真ん中のYちゃんは、ずっと全日校でうちの息子の同級生。末っ子のMちゃんは、ずっと現地校と三人三様だった。
現在Sちゃんは、国立学芸大学付属高校の2年生で、日々充実した高校生活を送っている。以下、Kさんからのメール内容を彼女の許可をへて、記して置く。
最近のkuniさんのブログで塾や高校のことについて考えておられる様子なので、我が家の経験が少しでも参考になればと思い、メールしました。
長女(Sちゃん)は現在国立附属高校の2年生です。中2の10月に帰国し、地元の公立中学に編入しました。部活動の大変盛んな学校で全国大会まで行く部活がいくつもあります。その中で編入してすぐ吹奏楽部に入り、中3の10月末まで活動しました。学校に通いはじめて1ヶ月ほどで本人が塾に通いたいと言い、ほとんど休みのない部活動を考え、自宅から近いこと、難関校への合格の実績があるという2点を条件に塾を探し、12月から通いはじめました。
2年生の間は、英国数、3年生からは、英国数に加えて国立を目指す生徒のための理社のクラスにも通いました。ただ、部活が優先されるため、塾の遅刻、欠席は非常に多かったです。でも塾の先生方は一生懸命やってくださり、補習や授業のDVDの貸し出しで対応してくださいました。国立や私立の難関校は塾のテスト(駿台模試)を受けないと自分がどのくらいの実力があるのかもわからないし、また、実際受験のスケジュール(本命校やすべり止め校の選択)の組み立ても学校の成績ではなく、模試の結果から判断していくので、塾は娘にとっては、必要不可欠なものでした。
受験校の決定は塾と話し合い、学校には報告して内申書を書いてもらうだけでした。また、一緒に塾で過ごした友達の存在も大きかったと思います。学校では難関校を目指す子は少ないけれど、能力別のクラス編成を行っている塾では、同じ目標に向かって勉強している子ばかりなのでよい影響を受けたようです。
最後に現在通う高校についてですが、内部進学が3分の2、帰国生も含めた外部が3
分の1です。外部生は100パーセント塾通いをしていたようですが、勉強ばかりをしていたわけではなく、部活の部長であったり、生徒会で活躍していたりと多方面において能力が高い子がほとんどです。学校はテスト、レポートが多く大変ですが、行事の時には皆一生懸命取り組むです。何に対してもモチベーションが高いので学校全体に活気があります。
受験まであと半年、精一杯、悔いのないようがんばってくださいね。
大変参考になる経験談である。難関校に受かるには、大変な努力を要するということだろう。でも、ここまでいろんなことをきちんとやれば、どういう結果になっても悔いはなしということだろう。
現在Sちゃんは、国立学芸大学付属高校の2年生で、日々充実した高校生活を送っている。以下、Kさんからのメール内容を彼女の許可をへて、記して置く。
最近のkuniさんのブログで塾や高校のことについて考えておられる様子なので、我が家の経験が少しでも参考になればと思い、メールしました。
長女(Sちゃん)は現在国立附属高校の2年生です。中2の10月に帰国し、地元の公立中学に編入しました。部活動の大変盛んな学校で全国大会まで行く部活がいくつもあります。その中で編入してすぐ吹奏楽部に入り、中3の10月末まで活動しました。学校に通いはじめて1ヶ月ほどで本人が塾に通いたいと言い、ほとんど休みのない部活動を考え、自宅から近いこと、難関校への合格の実績があるという2点を条件に塾を探し、12月から通いはじめました。
2年生の間は、英国数、3年生からは、英国数に加えて国立を目指す生徒のための理社のクラスにも通いました。ただ、部活が優先されるため、塾の遅刻、欠席は非常に多かったです。でも塾の先生方は一生懸命やってくださり、補習や授業のDVDの貸し出しで対応してくださいました。国立や私立の難関校は塾のテスト(駿台模試)を受けないと自分がどのくらいの実力があるのかもわからないし、また、実際受験のスケジュール(本命校やすべり止め校の選択)の組み立ても学校の成績ではなく、模試の結果から判断していくので、塾は娘にとっては、必要不可欠なものでした。
受験校の決定は塾と話し合い、学校には報告して内申書を書いてもらうだけでした。また、一緒に塾で過ごした友達の存在も大きかったと思います。学校では難関校を目指す子は少ないけれど、能力別のクラス編成を行っている塾では、同じ目標に向かって勉強している子ばかりなのでよい影響を受けたようです。
最後に現在通う高校についてですが、内部進学が3分の2、帰国生も含めた外部が3
分の1です。外部生は100パーセント塾通いをしていたようですが、勉強ばかりをしていたわけではなく、部活の部長であったり、生徒会で活躍していたりと多方面において能力が高い子がほとんどです。学校はテスト、レポートが多く大変ですが、行事の時には皆一生懸命取り組むです。何に対してもモチベーションが高いので学校全体に活気があります。
受験まであと半年、精一杯、悔いのないようがんばってくださいね。
大変参考になる経験談である。難関校に受かるには、大変な努力を要するということだろう。でも、ここまでいろんなことをきちんとやれば、どういう結果になっても悔いはなしということだろう。