Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

Mary Kay のお試しメイクアップを楽しむ!

2008-08-09 | 美容
今日は英語の家庭教師をしているサラから、シカゴの日本人の間でも少しづつ人気が高まっている化粧品メーカー、「メアリ・ケイ」の「ミラクルセット」という基本的なセットを使って、メイクアップのデモンストレーションをしてもらった。



普段、忙しくて、まったくメークやお肌の手入れなど皆無の日々。日本にいた頃も仕事で人と会うときには、簡単なメークをしていたが、家にあるものを適当に使っていたので、きちんと順序だてて何がお肌に必要かなどを教えてもらうのは、初めて。人にメークをしてもらうのが、こんなに気持ちいいとは知らなかった。うーん、ひとときの至福の時間!よくお店で、セールスの人たちが待ち構えているのを見るが、時間をとられそうで、いつも無視していた。

サラは、若くて有能な英語の講師。お母さんがフィリピン人で、お父さんがアメリカ人。会っていてなんとなくほっとする雰囲気を抱かせるのは、アジアの血が流れているせいなのかもしれない。完璧なESLの教師としての資格をとろうと、オンラインで大学院のクラスをコツコツとっているほどエネルギッシュで魅力的なアメリカ女性。ハーパーカレッジの大学生と同じいまどきの若者の文化を感じさせながらも、しっかりとした自分のキャリア目標を持って、1人1人の生徒たちにせいいっぱいの熱意をもって接しているようだ。若いフレッシュな感覚が1コマの授業に見事に生かされている。よって、生徒たちはみんなサラのクラスが大好きだという。


メアリ・ケイを使ったナチュラルメイクのサラ

さて、5種類のミラクルセットは、とても使い心地がよかった。とくに気に入ったのは、夜の肌のお手入れに使う白とムラサキとピンク色のビタミン成分のつぶつぶが入ったジェル状のもの。見た目がかわいらしい。(写真下、左から2番目)



メアリ・ケイは、1960年代にビジネスにおける女性の地位に疑問を抱き、女性の地位を向上しようと、1963年に自分でこの企業を起こした勇気あるアメリカ人女性だそうだ。写真に写っているケイは、ゴージャスな雰囲気で、低い地位で苦労してきた時を感じさせない。しかし、数々の輝かしい賞を取っているビジネス企業者として成功した女性企業家の先駆者のようだ。

1960年代といえば、ケネディ大統領やマーティン・ルーサーキング牧師などが暗殺され、人種平等への長い道のりをたどり、公民権運動が起こり、社会変革に女性がめざめ、一方、国がベトナム戦争へと突入していき、学生たちの激しい反戦運動も起こった。アメリカ社会にとって一番激動した時代と言われる。「アメリカ野球の歴史」を教えてくれた、ハーパーカレッジの歴史の専門家、ディパルマ教授も、いつも「1960年代のアメリカ史」のクラスをとる学生たちのモティベーションがいたく高く、みんなきちんとテキストを読んでいると言っていた。私もこのクラスをずっと取ってみたかったが、なかなかスケジュールが合わず、いまだにとれていない。アメリカで、この時代をもっと勉強してみたいとつねづね感じる。


メアリ・ケイのウェッブサイトより、創始者ケイ

日本にいる母から、頬紅を頼まれたので、メアリ・ケイのものを買ってみようかな。サラ、今日はお疲れ様!とても居心地のいい時間をありがとう!

サラのメアリ・ケイのウェッブサイト:www.marykay.com/sfsmcguinn
sfsmcguinn@marykay.com

照子さん、シカゴ郊外で美容師の道16年

2008-02-11 | 美容
今日は、シカゴ郊外北では、おなじみの人気美容師、照子さんに家族4人全員カットしてもらった。照子さんは、ウィーリング(バッファロー・グローブ寄り)の「ヘアズ・アス」という店舗で、他のアメリカ人の美容師の人たちと共に、いつも精力的に働いている。私たちにとって、近所で時間の融通もきき、いろいろなこちらの細かい希望も日本語で聞いてくれるから、照子さんは、いまや私たちのシカゴ生活でなくてはならない存在である。

25年前ぐらいにアメリカに来て、日本語教師をやりながら、レイク・カウンティ・コミュ二ティカレッジのESLでフルタイムで英語を学んで、16年ぐらい前に美容師になったという。こちらで美容師になるためには、美容の専門学校に行かなければならない。そのため英語を理解するために、必死で英語を勉強したというから、筋金入りである。それ以来、この道一筋に賭けていて、一人一人のお客さんを大事にしている。いつも流行のスタイルを追求して、本当にこの仕事が好きで、お客さんに合った髪型をつくるのを楽しんでいるといった感じだ。

とくに宣伝等はしていないようだが、口コミでお客さんは多く、私の友達は、まめにやはり家族で通っているようだ。男性カットもうまく、主人や子供たちは、ちょっと髪の毛がのびると、「照子さんのところに行こう!」と電話をする。次男は、照子さんが髪の毛を洗ってくれるのが、うれしいらしい。小さな頃から、洗髪のときは気持ち良さそうにして、カット中もおとなしくしていた。カットの手際がよく、あっという間に仕上がるので、仕事や勉強で忙しい男性や学生たちはさぞや助かっていることだろう。

ヘアーカラーも迅速かつ丁寧で、上質なウェラを使ってくれるので、髪の毛がまったく痛まず、さらさらになる。照子さんの話では、シカゴ界隈の美容院では、ウェラはあまり使われないらしい。最近、シカゴでは、またボブがはやっているというので、今回はカラーを入れて、ボブにしてもらった。さらさらになって気持ちがいい。なるほど、「ショートヘアー2008」というアメリカの雑誌などを見ると、ボブが多い。照子さんの話だと、アメリカ人は、仕事の面接などに行くときは、おとなしめに見えるボブのスタイルにするケースが多いという。

みんなヘアカットで時々自分のイメージを変え、リフレッシュする。日本のように美容師さんがたくさんいて、囲まれて、マッサージをしてもらったりというような感じではないが、照子さんとおしゃべりをしながら、昔のシカゴ生活のことなども教えてもらったり、いまやバイリンガルとなった息子さんたちの小さいときの苦労話など、とてもためになる。駐在員の奥さんとの付き合いが多い私にとって、貴重な時間でもある。照子さん、いつも元気で、そのカット技術にますます磨きをかけてください。


美容師 都留照子(つるてるこ)Terri Tsuru stylist

http:www.hairbyteruko.com

Hair's Us Salon
31 Huntington Lane
(Dundee Rd - 1 stoplight East of Buffalo Grove Rd)
Wheeling, IL
(30 minutes North of Chicago)

(847) 845 - 4247

Wed 9:30-8:00
Thu 9:30-8:00
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