Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

息子の中学野球部、最後の公式試合「学総」初戦勝利!

2009-06-08 | 日本の中学軟式野球
今日はどんよりとして小雨が降りそうな中、息子の野球部中3メンバーの中学最後の公式戦、学総の初戦が行われ、見事な完勝!今週は、学総ウイークのため、参加する生徒たちは学校の授業には出ず、早朝各部活の試合会場へ自転車で向かう。

私たち保護者も、早朝から自転車や車で応援にかけつける。球場に着くと、部員たちは入念な練習。表情は真剣だが、明るく、気合が入っている。まじかに練習を見るのは初めてなので、その迫力に驚く。球場は街中にあるのに、広々として、美しく整備されている。スコアボードもアメリカの球場のよりも大きく、中学の公式試合に息子が参加できる喜びはさぞや大きいだろう。


こんな垂れ幕がうちのチームの応援側にかかっていました 相手チームは「一球入魂」だったかな

息子たち中3は、今回が最後の試合で、この学総で引退するため、みんなベンチ入りを望んでいたが、希望通り、中3生全員がベンチに入ることができ、みんな感激しているようだった。息子は、去年の11月から入部したので、背番号をもらえるかどうかいたく心配したのだが、17番をもらい、晴れの舞台に立つことができた。20人のベンチ枠で、20番までの背番号をもらえないと、最初と最後の対戦相手との一列に並ぶ挨拶さえできない。



中2と中1のメンバーたちは、観客席から、メガフォン片手に一斉に応援する。さまざまなパターンで各選手を応援する姿がいじらしい。

さて、息子のチームの先発はI君。エースのM君が怪我で調子がでていないため、急遽コントロールのいいI君に先発が任された。いつもは守備の要、センターを守るI君だが、今日はピッチャーとして、抜群の働きをしてくれた。みんなの姿がたくましく感じるほど立派な姿であった。



結果は4対0で、うちのチームの勝利。息子は残念ながら出番がなかったが、初戦をチームが飾れて、ほっとした表情。明日も勝たないと、次の試合に出場できない。今週は勝ち続けると、木曜日まで毎日試合だ。息子は、学校の授業がないので、なんとなくうれしそう。今日は試合の後、明日対戦するチームの試合を見ながら弁当を食べ、学校に寄って、午後はすぐ帰ってきたという。

今日は、息子の中学の校長先生も朝一で応援にかけつけてくださった。一生懸命に応援して、すぐに別の部の試合の応援に行かれた。いったい、何試合今日は応援に行かれるのだろうか?校長先生自ら来られると、保護者としてもいたくうれしい。学校関係者の期待にこたえられるよう、悔いのない良い試合をしてください!

写真もアップしていくので、またチェックしてください!


帰国子女、坊主頭になる!~学総を前に野球部で丸刈り!

2009-06-03 | 日本の中学軟式野球
今日、7時前に部活から帰ってきた上の息子が、いきなり、「これからTの家に行って来るわ!」とご飯も食べずに飛び出していった。何事かと思いきや、「学総(大会)を前に、野球部全員が丸刈りにすることにした」と淡々と言う。「ちょっと、待ってよ!やめてよ、丸刈りなんて!」と叫んでみたが、「別に坊主になるぐらい、どうってことないさ。」と言い残して、疾風のごとく去っていった。

中3最後の公式試合、学総が7日より始まる。野球部だけではなく、一斉に来週は学総ウイークで、部活に入っている中学生たちは試合に遠征に行く。そのため、先生たちも一緒にではらってしまうため、中学校の授業は自習になるらしい。「なんとしても勝ち抜いて、次の大会へつなぎたい!そのために、一致団結して坊主頭に!」という決意のあらわれであろう。

しかし、アメリカのリトルリーグで長年やってきた息子を持つ母親としては、この精神が理解し難い。アメリカの野球少年たちは、去年みんな髪の毛を長くしていた子が多かった。とくに、野球をする子は、なぜか長い髪の毛がカッコいいという認識があると息子のチームの監督のティムが言っていた。そういうブログまであるというほど、長髪を敬愛しているアメリカ人のティーンエージャーの男の子たち。長い髪の毛をなびかせながら、メジャーリーグのロゴをまとったアメリカ人の男の子は、たとえ野球があまりうまくなくても、かっこよくみえたものよ。そして、ここは日本。息子がジャニーズばりに髪の毛を長めにしてくれるのを夢見ていた私だったが、日本の根性丸出しの野球のおかげで、その夢はもろくも崩れ去っていくのであった。

T君のお母さんがバリカンを持っているので、T君とともに息子の頭も丸刈りにしてくれるという。今の息子の頭は、かなり短いスポーツ刈り。ぱっと見は、やくざ風でもあるが、ちょっとのびてきて、いい感じ。真ん中がツンツンとたっているのも女の子に受けがいい。この頃、ワルメンバーもとりしきっているせいか、息子の目つきにすごみがでてきている。息子が試合でバッターボックスに立ち、ピッチャーをにらむ目がかなりこわいらしく、紅白戦ですごまれたピッチャー君が、「Bとは絶対対戦したくない」と言っているほど。

T君は、身長が180センチ近くあるピッチャーで、足がモデルのように長い。そして、かなりのイケメンであるため、別名「ダルビッシュ」をもじった「Tビッシュ」と呼ばれているほど、カッコよく、目立つ。T君をちらっと見ただけで、その端正な顔つきで、思わずくらっとくるほどだ。そのT君も丸坊主になるか!T君のお母さんは、T君とT君の弟をしょっちゅう刈っているらしく、私が「夜にすみません」と言うと、「いいわよ~!」とまったく意に関せず。T君は、そのルックスとは似合わず、なんとテッちゃん(鉄道オタク)なので有名。黙っていれば、女の子がよってくるはずなのだが、女の子にもてているかは、微妙な感じ。修学旅行に、お父さんたちが会社に持っていくような黒いカバンを自らすすんで肩からさげていたというから、理解しがたい。

さて、家にもどってきた息子の姿に、強いため息がでる。6ミリにセットされたバリカンで、きれいさっぱり刈り上げられた息子の頭。6ミリの長さなので、さほどでもないと息子は言うのだが、まるで戦時中の中学生か囚人のようである。



日中はコンタクトの息子も夜はめがね。これで振り向かれると、「こっちを見るな!」と言いたくなる。息子は、すっきり、さっぱりして気持ちがいいらしい。突然襲った悲劇に、母は1人呆然としている。

中学野球部の練習試合の写真~そして今日は母の日でした

2009-05-10 | 日本の中学軟式野球
先日の投稿の中学の野球部の練習試合の写真を追加しました。
http://blog.goo.ne.jp/kuniwindycity/e/a246db0715b784dcacbbd83218c40438

アメリカのリトルリーグとかなり雰囲気が違う。声も出すし、試合後、それぞれのチームは、見学に来ている保護者たちに向かって、全員並んで最敬礼する。やはり、日本だ。今日アップした写真を見た主人の母が、アメリカの芝生が美しいフィールドと、日本の中学の古びた堅い土でおおわれたグランドでは、かなりの違いがあると指摘があった。晴れの日でも土がまいあがるし、雨の日の翌日はグランド整備が大変だ。つくづくアメリカは土地が広々として、どのフィールドも緑に囲まれて、素晴らしい野球環境だったのだと思う。あの中で、息子はずっとプレーしてきたのだから、幸せ者だ。

今日は「母の日」でした。皆さま、どんな風に過ごされましたか?私は、息子が試合をしている間、半日家で仕事をしていたら、下の息子が大きなカーネーションをかかえてもどってきました。おこづかいで買ったとか。その気持ちが、本当にうれしかったです!思春期に突入している上の息子は、試合後いつものように淡々としていました。


中学部活最後のシーズン、6月の「学総」へ向けて~野球部がんばれ!

2009-05-06 | 日本の中学軟式野球
日本に帰国して、6ヶ月たち、上の息子の公立中学の野球部は、中3最後のシーズンを迎えている。去年の11月半ばから野球部に入った息子は、アメリカで7年間なじんだ硬式野球から軟式野球へと慣れるのに苦心している。

まず、最初に大きな違いは、守備力。アメリカのリトルリーグは守備練習はほんのわずかで試合を迎え、プレーするシーズンも限られ、徹底的に守備練習で鍛えられた日本の中学の野球部のメンバーとは、大きな差ができている。おまけに、大きくバウンドしたり、送球がままならない軟式野球のボールに慣れるのも大変。いまだに息子は苦労している模様。「どうしても送球が思ったところに行かず、たたきつけてしまう!」と息子はぼやく。ピッチャーとしても、思ったところに球が行かないようで、打撃に専念することになった。こういう息子の話を聞くと、はたして、硬式のクラブ野球に入れたほうがよかったのではないかと思ってしまうほどだ。

しかし、中学校での野球部の仲間たちととても楽しそうに部活に専念したり、練習や試合後にみんなで遊びに出かけたりする息子の生き生きした姿を見ると、中学の部活を経験できて、いい仲間が見つかって本当によかったとつくづく思う。助けたり、助けられたり、いつも野球部の気のいい仲間たちと息子は行動しているため、外出しても私たちは安心して、ほっていられる。

6月上旬からの最後の公式戦、学年総合体育大会(略して「学総」というらしい)が始まるまで、土日祝日は、他校との練習試合は1日2試合。勝ち進むと、地区大会、県大会、地方大会、そして全国大会へと進み、全国大会まで勝ち進むと、7月まで続く。うちの中学の野球部は、そこそこ強いと評判だが、ここまで行くのは至難の業のよう。



このところ、暑くなってきたので、この連休はバテ気味だ。5月のはじめでこの調子だから、日本の夏のすさまじい暑さをのりきれるのだろうかと心配する。いつも1試合目は、レギュラーメンバー同士で試合。2試合目は、控えのメンバー中心。息子は、2試合目の先発で、レフトを守る。いくら打撃が良くても、守備ができていないと、日本の野球はレギュラーになれない。息子は、得意のバッティングがじょじょに軟式野球に慣れてきたせいか、このところ打順もクリーンアップとして、タイムリーヒットを出し続けている。おかげで、この休みの試合で、レギュラー中心の1試合目でも、ランナーがいる重要な場面で、初めて代打で使われた。残念ながら、結果はでなかったが、一歩前進だ。



この半年、日本で野球でも大きなカルチャーショックを味わいながらも、黙々と地味な練習にも励んできた。アメリカなら、いつでも活躍する機会が与えられ、勿論努力もしながら、すぐに結果に結びついた。しかし、その大きな違いにくさらず、淡々と受け止め、なんとか背番号をもらおうと努力している。公式戦にでれる背番号がもらえる3年生は全員ではないらしい。いまだに、チームのレギュラーのポジション争いも一部し烈な状態。はたから見ている親たちは、ドキドキであろう。この夏の公式戦で、中学の部活は終わり、夏休みからいよいよ受験シーズンが本格化する。日々部活で燃焼する息子は、「勉強する気が起きない」とのこと。息子が頑張っている姿を見ると、目くじら立てて、「受験生だから、勉強しろ!」と言いづらくなる。今は親も忍耐。

それにしても、毎朝、朝練のため、7時に家を出て行くときの息子の姿がすさまじい。バカでかいエナメルのバックに制服、野球の道具一式をつめ、かつぎ、学校のやたら思いスリーウエーバックを背にしょい、その上に、バットを佐々木小次郎の刀のようにさし、テクテク15分から20分ぐらい歩いて、中学をめざす。雨の日はこれにかさをさすわけだから、大変だ。アメリカだと、親が車で送り迎えをして、野球の試合を移動していたから、子供たちは何も持たなくてすんだ。せいぜい、駐車場からよいしょとバットやグローブを入れた軽いバッグを運ぶだけ。飲み物や食べ物だって、親が補給できた。雷や雨がひどいときは、すぐに車に待機させられた。その分、親は大変だった。日本の中学は、親は楽である。せいぜいお茶当番ぐらい。部活の顧問の先生は、休みも返上して、子供たちについていてくださる。アメリカでの親掛かりの日々を知っている私達は、日本の先生たちに感謝あるのみだ。


上の息子の紅白戦デビューは、特大ホームラン!

2009-02-14 | 日本の中学軟式野球
今日は、急に気温がぐんぐん上がり、20℃以上のポカポカ陽気の中、上の息子は、今シーズン初の中学野球部内での紅白試合に参加。中1と中2の36人の部員たちが、3チームに分かれて、3イニングづつ、3試合行われた。

先日リポートした姪っ子のサラちゃんも応援に参加して、少し遅れて、私たち家族も見学にいった。息子の中学校のグラウンドは、そんなに広くないし、アメリカのように芝生もないため、砂埃がすごい。杉花粉の量もはんぱではないとか。この時期は、息子を含めて花粉症の部員にとって、恐怖である。3塁側は、真横に体育館がそびえたっているため、ますますボールの軌道がせばまる。

息子は、センターの守備位置にいる。内野が捕れなかったボールが大きくバウンドして、息子の上へ。これが軟式野球か!主人が、「軟式は、バスンときて、この大きなバウンドがあるから(硬式と違う)・・・」と私たちに説明してくれる。アメリカのリトルリーグの硬式野球しか知らない私達。ずっとアメリカで硬式しかやっていなかった息子も軟式野球との違いで、守備には、苦労しているようだ。しかし、さすがに今シーズン初の練習試合とあって、みんな動きがシャープでなく、雑なプレーが多かった。

息子は、打順は5番。チームの2番手のピッチャーT君のコントロールが定まらず、ランナーを貯め、満塁で、息子が打席に立つが、フォアボールで押し出し。つまんな~い。ここいらで、お腹がすいたので、お弁当を買いにいく。しかし・・私たちが、コンビニに行っている間に、なんと息子がライト方向へバカでかいホームランを放つ。主人が、「ホームラン見た?」と聞くので、「はあ?」またしても、あーあ、母は息子のホームランを見逃す。主人は、コンビニの前でしっかり見たらしい。軸がぶれず、体がくるりと回り、ボールをバットの芯でとらえているという。テスト勉強が続き部活動が休止のため、バッティング調整をあまりしなくても、いきなり長打を打てたので、さぞや気持ちがよかったろう。

息子のチームは、点を重ね、息子は次の打席でもレフト方向へ三遊間を抜けるきれいなタイムリーヒットを放つ。バッティングは調子良さそうなので、ほっとする。練習試合なので、ここいらで、私たちはグラウンドを後にする。

その後、息子は、ピッチャーでも1イニングを投げ、1三振を含む三者凡退に抑えて、ピッチングも調子がよかったらしい。主人の話では、上半身がぶれずに、最初からストライクがはいり、コントロールがいいとのこと。この冬場、こつこつとサーキットトレーニングをやり、1日6キロから9キロの長距離の走りこみがきいて、下半身も安定し、ピッチングやバッティングのフォームにいい影響を与えているようだ。この息子の投打の調子が、もうすぐ始まる他校との練習試合、そして公式戦まで続いてくれるといいが。

息子、中学軟式野球の練習試合で、ピッチャーデビュー!

2008-11-30 | 日本の中学軟式野球
この週末は、上の息子の中学の野球部の練習試合があった。土曜日は、自分たちの中学にて2試合、日曜日は、大宮の中学にて、2試合。この中学は県大会出場校の強豪チーム。息子の中学の中2は、20人の部員がいて、レギュラーと控えに分かれて、各試合が行われる。この土日が、今年最後の練習試合というので、私も見学しに行った。保護者も行っていいのかなあと不安であったが、お茶などの当番が決まっているようで、保護者も数人見学に来ていた。

アメリカで経験してきたリーグの野球に比べると、やはり守備がしっかりしている。ときどき守備や走塁ミスもあるが、息子の所属していたチームのように、ひどい守備の選手はいなさそうだ。息子の中学のチームのお母さんの話によると、日本ではまず守備ができていないと、レギュラーにはなれないそうだ。まず守備ができて当たり前なので、いくらバッティングが良くても、守備が下手だと試合にでれないようだ。どんなレベルの選手でも必ず試合は全員でて、バッティングも全員回るというアメリカ野球とは大違い。アメリカにいて、練習をしてきていない息子にとって、守備の遅れをとりもどすのに、これから1つ1つの練習にまい進していかなければならない。そういう意味で、遅いが、今の時期に帰ってこれてよかったのかもしれない。

今日は、うちのチームは、相手のチームのミスも重なり、1試合目レギュラーメンバーで勝利。2試合目もレギュラーと控えが交じったメンバーで勝っている。息子が横でピッチング練習をし始めた。盛んにストレッチをして、やる気満々。最後の練習試合、「なんとか投げるチャンスがあるといいなあ」と母はひたすら願う。

6回裏、ついに息子がマウンドに立った!11月10日、中2のこの遅い時期に入部して、30日の今日、ピッチャーとして試合にださせてもらえる。なんと幸せなことだろう!うちのチームの保護者たちは、遠くから見学しているが、近づいてドキドキしながら、息子の日本でのピッチャーデビューを見た。まだ、注文したユニフォームもきていないので、何も字が入ってない真っ白の練習着と白い帽子のままの姿の息子は、やたら目立つ。相手のチームの選手たちが、ベンチで、「なんでユニフォーム着てない奴が出てる?」



しかし、息子が投げ出したら、シ~ンとして見入っている。アメリカでやっていたように、速い直球をズバズバ投げる。相手チームは、クリーンアップ。先頭打者は、当てるのがせいいっぱいで、まったく前に飛ばない。が、粘られて、フォアボールをだしてしまう。このランナーが盗塁するが、味方がしっかりアウトにしてくれて、息子楽になる。その後は、2者をゴロに抑えて、点数を許さず見事なピッチングデビューを飾る。

最終回も息子の仲良しダイスケ君が2者三振にとり、6対0で勝利。息子、バッティングでは、ツーアウト満塁で、代打ででるが、残念ながら、内野強襲のゴロに倒れた。しかし、今日はピッチャーとして、十分いい結果を出せたので、よかった。



試合終了後は、お互いのチーム全員で、保護者たちがいる場所に向かって、最敬礼。さすが、礼儀を重んじる日本の学生野球と感激し、こちらも襟を正した。お母さんたちは、当番で重たい飲み物などを用意している。「また、来年よろしく!」とお母さんたち。そうか、親たちの手伝いも今年はこれで終わりなのか。

息子の感想は、試合で初めて投げた軟式ボールなので、力を抜いて投げたが、クリーンアップの選手たち相手に、打たれる気がしなかったという。かつてのアメリカのスラッガーのチームメートたちとは、やはりパワーの差が歴然だという。バッファロー・グローブのBGRAのハウスリーグとトラベルチームで一緒だったスラッガー、マイケルやチェイスたちの迫力はすごかったという。体の太さが違うので、対峙するときの雰囲気が、違うのだという。守備は、格段にいい日本の中学野球。まだまだ、日本の中学野球、始まったばかりなので、なんともいえないが、アメリカ野球と日本野球、どちらがどうなのか、実際に両方を体験できる息子の感想を聞くだけで、ワクワクしてくる母である。

硬式でピッチャーをやってきた息子が、軟式で肩をこわすのではないかと心配したが、大丈夫だと言っている。どうやら、中学部の軟式野球を続ける覚悟のようである。顧問の先生に挨拶に行ったら、息子が入って、「(うちの部に)新しい風が吹いてきたような感じです」と言ってくださった。早く、軟式野球に慣れてほしいと願う母です。