今日からハーパー・カレッジの夏学期が始まった。今回は、「今の私にとって、これしかない」というクレディットのクラス、「ベースボール・ヒストリー」を初めて聴講生として、受講する。教えるのは、ヒストリー・デパートメントで、ハーパーでナンバー1とみんなの評価の高いトーマス・デパルマ教授。
秋・春学期が、「デッサン1」と「デッサン2」とたて続きにアートという実技のクラスを取ったので、今回はじっくりお勉強に取り組む。野球がアメリカという国に今までどういう役割をしてきたか、歴史とどうかかわってきたのか、一般の歴史の視点とは、また違った見方で、アメリカという国を見れるのではないかと思い、このクラスを取った。夏は、息子たちの野球活動で忙しいので、今回はテストや宿題を真剣にしなくても気が楽な聴講という形にした。
今日は1日目ということもあり、生徒1人1人が、なぜこのクラスを取ったのか説明した。カブスファンとホワイトソックスファンとほぼ真っ二つに分かれ、みんな小さいころからの野球への熱い思いを語る。16人ぐらいいるうち、女の人は、私を含めてたった3人。みんな父親が他の地域の出身で、父親が「ツインズのファン」とか「レッズのファン」とか、「祖父の影響で20年間アリゾナキャンプに行き続けている」などと家族の影響が大きいことを言っている。
デパルマ教授は、シカゴ出身なので、熱狂的なカブスファンらしい。最後に私の番。「私は、子供の頃、父の影響で、読売ジャイアンツの熱烈なファン(今は違うけど)で、サダハル・オーが、ハンク・アーロンのホームラン記録を破った756号を見た!その頃、長嶋と王は、日本のプロ野球にとって、カリズマティックな存在でした。」と言うと、みんなびっくりしている。「オーは、たしか今ソフトバンク・ホークスの監督だよね。」とデパルマ教授が言うので、「そうです。オーは、前回のワールド・ベースボール・クラシックで、最後アメリカを破ったジャパンの監督でした。(みんなまたしても「ほほー!」とびっくりしている。ウウッ、快感だわ!)今は、ホシノ・ジャパンになってます。ホワイトソックスにいたイグチは、素晴らしくて・・・・フクドメは・・・・私は、息子たちのリトルリーグを通して、アメリカ人にとって野球というものが生活の一部だと実感しているので、もっと深くその関係が知りたくて、ジャーナリストとして、このクラスを取りました。」と一気にまくしたてた。隣に座っていたカブスファンの男の人が、一言「テリフィック!」とつぶやく。
今日の授業は、野球の歴史と1800年代後半のアメリカの歴史とのかかわりなどの大まかな説明があった。人種差別や政治の荒廃、世の中の暴動などの出来事は、野球のさまざまな歴史にも反映されていると教授が強調。その時代に活躍した野球人のビデオでの紹介。私には、サイ・ヤングぐらいしかわからなかった。この時代の面白いびっくりするようなルールの変換なども詳しく説明があった。
しかし、それにしてもデパルマ教授の野球データがすごい!歴史のエクスパートとはいえ、よほど野球が好きで研究していなければ、すべての細かいデータを覚えていられないだろう。帰ったら、早速息子に「今度の教授は、あんたのデータの100倍ぐらいすごい人だよ。」と教えてやった。博士号まで持っている研究者とは、常人とはやはり違う。今日の宿題は、配られたページ数の多いプリントを読んで、感想や質問などをジャーナルとして書くこと。また、じっくりこのクラスを紹介していきたい。
秋・春学期が、「デッサン1」と「デッサン2」とたて続きにアートという実技のクラスを取ったので、今回はじっくりお勉強に取り組む。野球がアメリカという国に今までどういう役割をしてきたか、歴史とどうかかわってきたのか、一般の歴史の視点とは、また違った見方で、アメリカという国を見れるのではないかと思い、このクラスを取った。夏は、息子たちの野球活動で忙しいので、今回はテストや宿題を真剣にしなくても気が楽な聴講という形にした。
今日は1日目ということもあり、生徒1人1人が、なぜこのクラスを取ったのか説明した。カブスファンとホワイトソックスファンとほぼ真っ二つに分かれ、みんな小さいころからの野球への熱い思いを語る。16人ぐらいいるうち、女の人は、私を含めてたった3人。みんな父親が他の地域の出身で、父親が「ツインズのファン」とか「レッズのファン」とか、「祖父の影響で20年間アリゾナキャンプに行き続けている」などと家族の影響が大きいことを言っている。
デパルマ教授は、シカゴ出身なので、熱狂的なカブスファンらしい。最後に私の番。「私は、子供の頃、父の影響で、読売ジャイアンツの熱烈なファン(今は違うけど)で、サダハル・オーが、ハンク・アーロンのホームラン記録を破った756号を見た!その頃、長嶋と王は、日本のプロ野球にとって、カリズマティックな存在でした。」と言うと、みんなびっくりしている。「オーは、たしか今ソフトバンク・ホークスの監督だよね。」とデパルマ教授が言うので、「そうです。オーは、前回のワールド・ベースボール・クラシックで、最後アメリカを破ったジャパンの監督でした。(みんなまたしても「ほほー!」とびっくりしている。ウウッ、快感だわ!)今は、ホシノ・ジャパンになってます。ホワイトソックスにいたイグチは、素晴らしくて・・・・フクドメは・・・・私は、息子たちのリトルリーグを通して、アメリカ人にとって野球というものが生活の一部だと実感しているので、もっと深くその関係が知りたくて、ジャーナリストとして、このクラスを取りました。」と一気にまくしたてた。隣に座っていたカブスファンの男の人が、一言「テリフィック!」とつぶやく。
今日の授業は、野球の歴史と1800年代後半のアメリカの歴史とのかかわりなどの大まかな説明があった。人種差別や政治の荒廃、世の中の暴動などの出来事は、野球のさまざまな歴史にも反映されていると教授が強調。その時代に活躍した野球人のビデオでの紹介。私には、サイ・ヤングぐらいしかわからなかった。この時代の面白いびっくりするようなルールの変換なども詳しく説明があった。
しかし、それにしてもデパルマ教授の野球データがすごい!歴史のエクスパートとはいえ、よほど野球が好きで研究していなければ、すべての細かいデータを覚えていられないだろう。帰ったら、早速息子に「今度の教授は、あんたのデータの100倍ぐらいすごい人だよ。」と教えてやった。博士号まで持っている研究者とは、常人とはやはり違う。今日の宿題は、配られたページ数の多いプリントを読んで、感想や質問などをジャーナルとして書くこと。また、じっくりこのクラスを紹介していきたい。