Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

公立高校を帰国枠で受験するか!~3教科受験

2010-01-28 | 日本の教育一般
月曜日にすべり止め高校の合格をもらった後すぐに、息子が通う中学の担任の先生と最後の三者面談があった。
今週の三者面談は、公立高校に関する面談を希望する生徒のみに行われる。
願書の提出を2月5日に控えて最後の先生との面談のチャンス。
うちは、公立の志望校は今までのままだが、帰国枠で受けるかどうかの決定をしなければならない。
埼玉県は全部の公立高校に帰国枠があり、3教科受験ができるとあって、(勿論一般受験は5教科)帰国子女にとって誠にありがたいシステムとなっている。
今年から前期も学力テストが課されるようになり、埼玉での受験を今まで経験している親にとって、かなりのとまどいもあったろうが、うちは何も知らないのでこういうものと思っている。

息子の成績は3教科か5教科かどちらが有利か・・・
4月から受けてきた北辰テストは、やはり3教科の方が偏差値が高い印象。
ただ、最後の12月に受けた北辰は5教科の偏差値が上。
塾の先生は、3教科だと1科目失敗したら、影響が大きく、リスクが高いため、理社でカバーできる5教科受験を勧めてきた。
担任の先生は、1月始めの中学での実力テストを見て決めるよう言われた。
結果は、理科に不安定要素が残った。
つうか、理科受験勉強あまりやってなさそう・・・
歴史大好きの生かせる社会はまったく問題ないんだけど・・・
息子は今までのさまざまなデータを照らし合わせて、自分で3教科受験にしたいと決定した。
それまで、どちらかというと不安定で、苦手意識があった数学の偏差値が安定してきて、自信がついたのもある。

夏休みから数学だけ塾の講習を受け始め、なかなか結果がけんきょに現れなかったが、とにかく前のように大きくぶれなくなった。
難関校用の問題を個別のクラスで先生とこつこつ解いてきた。
最初の頃は1つの問題にもかなり時間がかかった模様。
だが、だんだんそのスピードも速くなってようだ。
そして、この1ヶ月数学がやっと波にのってきて、手ごたえを感じているようだ。
何かの変化が現れるまで、6ヶ月はかかるのだろう。
あ~あ、もっと早く中3の始めから個別の塾に数学だけでも入れておけばよかった・・・
受験英語も帰国子女にはなじみがないし・・・(ったく・・この件はまた書いてみますが)
後悔先に立たず!ってやつ。

というわけで、息子は担任の先生に帰国枠で受験することを宣言!
担任の先生は5教科以外の教科の担当なので、他の教科担当の先生たちにも意見を聞いてくれたようで、先生たちは「Bなら、5教科でも3教科でもどちらでもいい!」とのこと。
じゃ、安心じゃ。

この担任の先生と話していると、太っ腹で、母はいつも安心して帰れる。
息子の性格もよくわかってくださっているようで、いつも鋭いアドバイスをしてくれる。
学年主任の先生も適切な鋭い意見をときどきくれる。
2人とも切れ物である。

保護者たちはときどき学校側に対していろいろいいたいこともあるようだが、私たちは新参者なので、今までの事情はよくわからず、先生たちには何も文句がない。
受験に対する誠実な姿勢に対して、感謝あるのみである。
先生のアドバイスも入れながら、最終的には息子の希望する学校でOKがでる。

一部の保護者は、先生たちからアドバイスをもらうのをあきらめているような感じも受ける。
塾の先生にお任せとよく言う。
私もすべり止め校を息子が迷ったときは、さまざまな大手の塾にかたっぱしから電話して一般論を聞いた。
塾も塾生ではなくても真剣に聞けば、初対面でも鋭いアドバイスをくれる。
そして、私のような受験素人でも受験のコンセンサスみたいなものがわかってくる。

学校に関しても、あきらめずに、ちょっとしたことでもアプローチしていけば、先生たちはいろんないいアドバイスをくれるものだ。
だって、そのための息子たちの先生ではないか!
信頼しなくてどうする。

と言っても、たまたまいい担任の先生や主任の先生たちに恵まれただけかもしれないけど・・・

しかし、今まで頑張ってきた理社を受けないっていうのも残念だ。
塾の5科のプレテストがもうすぐあるのだが、これは予定通り5科受けたいそうだ。
理社をやって頭をほぐすんだそうだ。
その時間に受験する3科をやったほうがいいと思うけど、息子の考えていることはわからん。





まずは私立すべり止め高校合格!

2010-01-26 | 日本の教育一般
昨日は息子が初めて受験をした私立高校の合格発表日。
といっても郵送発表だったので、いつ結果がわかるかがわからない。
郵送発表という意味が、書かれている昨日に着くのか、速達なので次の日に送られてくるのかさえはっきりしていなかった。
学校に問い合わせればいいのだが、ばたばたと時間が過ぎ・・・

私の方は仕事の打ち合わせ等で朝から電話中。
来年度の仕事内容の確認などもしていたものだから、一瞬受験のことは忘れていて、電話口で話していた。
そうしたら、「ピンポ~ン」と鳴り、はっとする。
手元に大きな封筒がきて、電話で話しながら、「もしかすると受かっているのかなぁ・・・」とかなり期待しながら、仕事で上の方から重要な話を聞いていながら、気もそぞろ。
すみません、わけのわからない言葉を発していたら・・・

急いで電話を終わらせ、封筒の中身に目を走らせる。
この瞬間、「合格をしているだろうが、息子が私立1日目の数学ができなかったというので、希望のクラスは無理かもしれない・・・」と半分あきらめながら見入る。

おおっ、美しい文字がとびこんできた!
希望の一番上のクラスに合格!
しっかりと「奨学生候補者の通知」も入っているではないか!
思わず手が震えてしまった!
すべり止め校なのに、こんなに興奮するとは、やはり特待生候補になったという事実だろう。
息子の頑張りが認められたということで、この学校に入る入らないということより、正直にうれしい。
すべり止め校でこんなにうれしいのだから、難関校に受かったら、さぞやうれしいことだろう。
よく、開成、筑駒、浦高、早慶などいくつも制覇した受験生の体験記が塾の広告に載っているが、心の底から歓喜の渦が巻き起こるのだろう。
保護者の声はなかなかでてこないが、受験生以上にむせび泣いているのではないだろうか。

自分の話にもどるが、この学校は難関校のすべり止め校なので、おそらくかなりの多くの子供たちがこの特待生候補の通知はもらっていることだろう。
「おごってはいけないし、息子におごらせてもいけない!」と自分に言い聞かせる。
まずは、第一関門突破!
これで2月の本命の受験校に向けて息子は頑張れる。
本当にありがたいすべり止め校の存在。
受験生の心のささえだ。

そう思いながら、次の瞬間我にかえって、書類にじっくり目を通すと、やはり私立だ。
さまざまなお金がかかる。
うへ~!喜びもつかの間。
一気に現実にもどる。
奨学生とはいえ、払うお金はあるのか!
授業料がタダと言うので、公立と同じ感覚でいたが、世の中甘くない。
「息子よ、やっぱり、親としてはぜひぜひ公立に行ってもらいたいのですが・・・」
一応、軽く親の希望を小さな声で言ってみます。






高校受験、まずは私立高校2つの学力テスト無事に受けられた!

2010-01-23 | 日本の教育一般
現在2009年1月23日午後3時半、受験2日目が無事に終了した。
上の息子にとって初めての高校受験。
というか、小学受験も中学受験も経験していないので、正真正銘初めての受験だ。

昨日は、乗り換えの駅で降りると、なんと工事中で受験校の最寄り駅行きの線の電車に乗れず、急遽別の駅まで行って乗り換えたので、息子は「かなり焦った!」と言う。
日本に帰国して1年以上たっているので、電車にも乗り慣れているので、こういう場面にもとっさにどうしたらいいかわかるが、駐在中の帰国子女の生徒なら、そういう場合相当パ二くるのではないかと思う。

駅の工事のことなど、ネット上にはでていなくて、やはりそういうことも想定して早め早めに家を出なくてはならないということなのだろう。
中学校からもそういう点を強調していたので、いつものんびり屋のアバウトな性格の母としてはいたく納得した。
一生に何回かしかない受験というのは、全神経を研ぎ澄ませて臨まないといけないということなのか!
だから、普段何も忘れ物をしない息子もおととい筆箱を学校に置き忘れてしまったのだろう。

その後、息子は無事に受付の時間開始頃に受験校に着き、問題なく試験が受けられた。
とにかく、何事もなく試験を普通に受けられることが一番大事だ。
たとえ、できなくてもいい。
試験はお昼ごろ終わり、駅から息子が連絡してきた。

「終わった・・・数学が相当むずかった!」
「そうか、とにかくご苦労さま!帰ってきたら、スパゲティでいい?」
帰ってきて、ランチをとりながら、話す。
国語と英語はまあまあできたとのこと。
しかし、英語は受験によくでる文法を勘違いしていた問題があったことに気付いて、くやしがる。
「まあ、いいじゃん、きっとこれから絶対その問題は間違えないよ!」と私。
問題が回収されているため、いったいどのくらいできているのかわからない。

次の日の今日も同じ学校を受験。
この私立の学校のテストは、付属の難関校にも負けず劣らず結構難しいため、2回受験することを塾の先生に勧められたためだ。
今日は、週末で電車の時刻が変わるため、昨日より早く7時に家を出る。
今日は仲良しの友達と一緒に受験校に行く。
初日は、マイペースで1人でいきたかったらしいが、2日目の今日は友達が一緒で心強い。
昨日は、息子の他3、4人同じ学校を受ける友達はいたらしいが、一緒に行かず。
学校で試験が終わってからその子たちには会ったらしいが、試験のできふできに関しては、何もお互いふれなかったらしい。

今日は、数学は昨日より楽だったらしいので、私もほっとする。
息子の表情は、昨日も今日も淡々として、とくに変わりなし。
ただ、2日間のはりつめた第一弾の初受験体験が終わったので、息子もほっとしているだろう。
「今日は、久しぶりにのんびりして、録画している映画でも観て、気分転換したら」と私は息子に言った。

結果はどうあれ、とにかく無事に2回の学力テストを受けられたというのが、心からうれしい。
受験生にとって体調管理が一番だから、親の責任というのは大きい。
私も息子とともに親として大きく成長させてもらっているような気分だ。











1月22日埼玉私立高校受験始まる!

2010-01-22 | 日本の教育一般
現在22日、午前10時25分。
息子を含めた多くの受験生たちは、私立高校で鉛筆かシャーペンを走らせている。
いよいよ埼玉の高校受験が本格的に始まった!

今日はその初日で、昨日息子の中学では私立受験に備えて注意事項の確認があった。
持ち物、どのくらい前に行けばいいか、その他もろもろのこと。
息子の中学は、22日の今日は140人ぐらいの受験生がいて、明日は100人、あさっては40人。(この数字うろ覚えなので・・・ただ、多い順は正しい)
この3日間は多くの私立で試験がある。
さすがに、今日は初日とあって、この3日間のピークなのだろう。
近所の私立高校にかなり多くの受験生がこの中学から行くので、態度に注意して受験にのぞむように言われたらしい。

昨日の夜、息子は悠々と、IPodで音楽を聞きながら、とくに普段と変わりなく構えていた。
私は仕事で体は疲れていたが、とにかくひたすら料理を作ることに専念。
息子の大好きな(主人が作る定番料理)大根と豚肉の中華スープ。(ショウガが入っているので温まる)
煮込みハンバーグを作ろうと思っていたが、時間がなかったので、普通のハンバーグにした。
毎日、毎日かなりの量の食事をする息子。
土曜日は、くら寿司で、食べる、食べる。
私たちが食べ終わっても、延々とマイペースで食べている。
22皿ぐらい食べていた。(しかし、くら寿司は安いから、気にしなくてすむ)
おかげで、まったく病気知らず。
学校で9割がた生徒たちは新型インフルにかかったようだが、息子はウイルスに囲まれながら、大丈夫だった。
やはり、よく食べて、日々熟睡しているのがいいのだろうか?

昨日の9時半ごろ、「今日は早めにお風呂にはいったら?」と言ったら、めずらしく素直に従おうとするので、「よかった、これで早く寝てくれるかな」と思っていたら・・・
突然、息子が「筆箱、学校に忘れた!」と息を呑む言葉。
「なに~!!!」
小学校からずっと筆箱なんて忘れたためしがない息子だ。
さまざまなものを今日の受験のために準備してきて、前日の夜なくてはならない筆箱を学校に忘れてきたときた。
ここでおこってはいけないのだが、やはり・・・

息子は近所のコンビ二かスーパーに買いに行くという。
外はかなり冷え込んでいる。
私は文句を言いながら家の中に筆箱がないか猛烈な勢いで捜す。
私の筆箱は、「ヒカルの碁」のコミック絵柄なので、ちょっとねぇ・・・
ドローング用の鉛筆を入れている何も書いてない細長い紙の箱・・・ちょっとねえ・・・
息子が、ダウンをきて、家を出ようとしたとき、見つかった、筆箱らしいものが。
主人のちょうどいい大きさの洗面用具入れ。
何も文字が入ってなく、まったく筆箱と相違ない感じ。
それを見て、息子も筆箱を買いにいくのをやめにした。
ああ、よかった。
ほっとする。
そして、安心した息子は、1つ1つ丁寧に中学と受験校の資料を確認しながら、カバンに必要なものを入れていた。
B型の私だったら、さっさと入れてしまうだろうに、こういうところが私に似ず、主人に似たきちんとした性格のA型の息子である。

しかし、予期せぬ筆箱騒動で、私はいたく疲れてしまった。
せめて、前日ぐらい英語の過去問の語彙の確認ぐらい手伝おうと思っていたのに・・・
私は、まったく何もする気力はなくなり、すぐに寝てしまった。

そして、当日の今日の朝。
私はぴったり6時起床。
息子はめずらしく6時15分ごろすっと起きた。
朝食は、おもち3個、スープ、みかん入りヨーグルト、そしてデカビタという栄養ドリンク。
いつものように食欲は衰えず、あっという間にたいらげる。
息子は、早めに学校に到着するように、電車の時刻表を調べてあるため、7時15分とかなり余裕を持って家を出る。
8時15分より受付開始だから、受付開始時間の頃につく予定なので安心だ。
電車が止まったりしたときのために、タクシーを利用するお金もおろしておいて、前もって渡してある。
普段息子が持たない携帯も、何かあったときに学校に連絡するため、私のを貸す。(息子は忘れる前にすぐに電源をきるだろう)
中学からの指示では、受験校と中学校の連絡先を両方生徒手帳に書き留めるように指示があった。
受験のためにさまざまな細かい重要な必要事項を前日中学校で教えてくれているので、本当に親は安心だ。
私たちの高校受験のときは、ここまで学校側はしてくれなかったと思う。
心から息子の中学校の先生たちに感謝する。

最後私はいつもと同じように、あっさりと送り出した。
とくに「頑張れ!」とも言わない。
明日も受験はあるし、まだ始まったばかりだから・・・














新型インフル埼玉県公立高校追試なし~県教育局

2010-01-16 | 日本の教育一般
各メディアによると、埼玉県教育局は、15日、今年度の県立高校入試での新型インフルエンザの対応について、予定通り追試をしないと決めた。
試験日が同じ市立高も同様の対応をとる。
県とさいたま市が13日にインフルエンザ流行発生警報を解除し、流行は沈静化しつつあると判断したため。
感染流行に落ち着きがみられ、保健室受験などで対応できるとしている。
発病で当日受験できない場合は、中学校の調査書による選考に切り替えるという。

(朝日新聞朝刊1月16日付埼玉版記事及び毎日新聞のウェッブサイトより
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20100116ddlk11100275000c.html)

小学校に勤務していると状況がよくわかるのだが、インフルによる児童の休みもなくなり、
確かに沈静化している。
この教育委員会の判断は予想通り。
だが、まだまだインフル患者はいるわけだから、やはり受験生はワクチンを接種しておくにこしたことはない。

今日は2つの受験記事を取り急ぎ投稿しています。

2010年度埼玉県私立高等学校入試応募状況(13日現在)~県私立中学高等学校協会調べ

2010-01-16 | 日本の教育一般
今日の朝刊には、今年度の埼玉県の私立高校の入試応募状況の途中経過が掲載されている。
県私立中学高等学校協会の調べで、1月13日現在の数字。
協会のサイトにはまだこの表がでていなかったので、メディアの記事を参照されたい。
産経新聞の記事についていたPDFファイルで見ることができる。

http://sankei.jp.msn.com/pdf/2010/01/saitamasiritu20100115.pdf

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/100115/stm1001151735008-n1.htm(記事)

海外の受験生もネットがあるから、さまざまな情報にもすぐにアクセスできる。
分析していると、情報が遅くなるので、取り急ぎこれを投稿します!

2010年度埼玉高校受験、公立志向強まる~進学希望調査より

2010-01-15 | 日本の教育一般
今日の朝刊に2010年度公立高校進学希望調査が掲載された。
昨年12月15日現在の中3生の進路希望状況を県教育局が14日発表した。
http://www.pref.saitama.lg.jp/A20/BG00/chousa/1215sinro/1215sinro.html#gaiyo


県内の卒業予定者は、6万8150人で、昨年同期比2334人増。
このうち進学希望者は、97.8%で、調査を開始した1965年以来、最高の割合となった。
県内公立高校への進学希望者の割合は昨年に続き上昇し、効率志向の強まりを印象づけた。
高校進学者のうち県内の公立高校への進学を希望しているのは75.1%(同1.0ポイント増)にあたる5万39人で、県内私立高の希望者は13.7%(同0.7ポイント減)にあたる9141人だった。
競争率は普通科26校(前年25校)で1.5倍を超え、市立浦和、蕨、市立浦和南、市立川越の4校は2倍を超えた。

(1月15日付朝日朝刊より)


この数字を見て、受験生がどういう動きをするのか・・・
たとえ倍率が高くても、あくまでも第一志望にこだわるのか、志望校を変えるのか・・・
月曜日に息子の通う中学で実力テストが行われた。
このテスト結果で再び志望校を熟考するのだろう。
息子の話では、テスト結果やこの倍率を見て、志望校を決めかねている友達もいるという。

同時に県内の国立・私立高校の進学希望状況も発表されている。
トータルの希望者数はやや下がったが、進学率の高い元気のいい私立校は前年同期よりも上昇している。
近年急激に進学率を伸ばしている埼玉の私立御三家と言われている、栄東、開智、西武文理などは人数がアップ。
難関校と言われる大学付属の慶應志木、早稲田大学本庄、立教新座の希望者数は、去年より減っている。
県立浦和高校や一女などが定員を増やしたことや厳しい経済状況も関係しているのだろうか。

「2月1日が公立受検校最終決定(公立調査書作成願い締切日)」と今日の中学の学年通信にでている。
5日から出願が始まる。
うちは、まだ3科で受ける帰国枠か一般受検か決めかねている。
今回の実力テスト結果を踏まえて、再び今月末に三者面談があるので、担任の先生と相談しようと思う。

ざっと、急いで気付いたことを書いたが、またじっくり分析してみたい。~この項続く

私立高校出願開始!~新型インフル接種終了、花粉症の薬アレグラ飲み始め、受験持ち物確認

2010-01-12 | 日本の教育一般
先週金曜日午後、息子が一番最初に受ける私立高校の出願をする。
息子が学校からもらって帰ってきた調査書を大事に出願封筒に入れ、郵便局へ走る。
息子が受験する学校は、土曜日から受付なので、金曜日に速達でだせばちょうどいい。
よって、祝日なのに月曜日には受験票が速達で届いたのでほっとする。

金曜日、郵便局には、なんと知り合いのママ友がすでにいた。
1人は書類を送り終わって帰るところ。
もう1人は私が並んだ列の前の前に並んでいる。
「ああ、あなたも息子の出願にきたのね」という目で見合う。
ふと気がつくと、同じ色の封筒をかかえている。

友達が「同じ封筒だから、どうやら同じ学校みたいね・・・」とすかさず言う。
私の前に並んでいる人は、大学宛の封筒をかかえている。
後の人は、私の封筒をじろじろ見ているようだ。
この人は、袋に何枚も出願封筒を入れている。いったい何校受けるんだよ!
その後の人も出願みたい。
まさに、郵便局は1月の2週目のこの週あたりから出願ラッシュ!

アメリカの地元の野球リーグで硬式野球のチームに7年弱入っていた息子は、後半かなりいい記録を残していた。
最後の年には、トラベルチームやオールスターにも選ばれ、彼なりに一生懸命野球に打ち込んできたが、それが日本の中学の調査書には現れないので、アメリカでの最後のチームの監督ティムに推薦書を書いてもらうようメールで頼んだ。
ティムは次の日、すぐにとても立派な推薦書をPDFファイルで作成してくれ、メールで送ってくれた。
大手の会社のアメリカ法人の社長や実業家でもあるティムなので、やることが素早い。
息子のリーグトップであった打率やピッチング内容まで列記して、素晴らしい推薦書が届いたので、私はそれを見て思わず涙ぐんでしまった。
「これは息子のアメリカ生活の宝だ!」とティムに感謝した。
この推薦書は、帰国枠のある私立あるいは部活動重視の公立にきくだろうと思っているのだが、とりあえず最初に受ける私立の滑り止め校の出願封筒の中に入れた。

息子は、22日と23日同じ学校を2回受ける予定。
滑り止め校とはいえ、息子はとても気に入っている学校で、レベルも高い。
確約ももらっているが、テストで少しでも高いスコアでアピールしたい。
テストはなかなか難しく、高いスコアはとりずらいらしい。
何かあったときのために2回受けるように塾の先生からも言われた。
1回目は、確実に受かるため、2回目はより高い点数を確保するためと言われた。

息子の仲良しの友達も他の滑り止めの私立校を2回受ける。
彼も確約をもらっているが、高いスコアで特待を狙うらしい。

一緒に郵便局で並んでいた友達の息子さんは、確約をもらっていないらしい。
つらそうな表情でそう言っていた。
「そうか、確約ばかりの受験生だけではないのか!」と思い知る。
埼玉の私立というと個別相談でまず確約をもらうという感じだが、より高いレベルの学校をめざして、挑戦するのだろう。

また、公立の難関校を息子と一緒に受ける友達数人もみんな挑戦するような感じだ。
きっと「ここなら行ってもいい」という私立の確約をもらっているから、レベルの高い公立に挑戦できるのだろう。

息子は、金曜日に無事に新型インフルエンザのワクチンの接種をかかりつけの病院で打つ。
接種後2~3週間で免疫がつくので、ギリギリで間に合った。
心からほっとする。
滑り止め校は、もし当日インフルの場合、振り替えの日にちも設定してくれているので、ありがたい。
公立はこれからどう対応するか発表されるようだ。
先週は、受験する友達のママ友にも中学高校生にすでにワクチンの接種が始まっていることを知らせる。

ついでに、花粉症の眠くならない薬、アレグラも処方してもらい、症状が出る前に、すぐに飲み始める。
アレグラは、イギリス空軍のパイロットも使用しているほど、眠くならないとかかりつけの医者は言っていた。
確かに、去年息子がアレグラを飲んでいて副作用がでないので、安心だ。

さて、試験当日の持ち物だ。
息子が必要と思ったものの1つは、アナログ時計。
計算機や翻訳機能がついているデジタル時計は使用できない。
大急ぎで980円のアナログ時計を買ってきた。
弟がまだ時計を持っていなかったのでちょうどよかった。

学校に問い合わせると、時計の注意とともにシャーペンもちょっと・・・マークシートに出にくいときがあるとのこと。
HBの鉛筆を忘れずに持っていくこと。
そのほか、進研ゼミ(やめてしまったが)の1月号の付録にいろいろと載っていた。

あとは、電車の時刻表などを確認するぐらいか。
毎日、おいしいものを用意して、睡眠をとり、体調を整えること。
息子のベストな就寝時間を確認すると、12時半までに寝て、きっかり7時10分前にカーテンを開けて、iPodをわたし、音楽を聞きながらジワジワと起きるのがいいようだ。
中学で重要なテストがある今日、それをやったら余裕だった。
よし、これでいこう!
起きるのは早すぎず、遅すぎず。
朝からめずらしくおもちも食べて、戦闘開始状態。
受験終了まであと2ヶ月、食費は惜しんでいられないです。



平成22年、小栗旬から年賀状きたる?!

2010-01-05 | 日本生活雑感
元旦に郵便受けの年賀状を見て、一瞬「どこの若い議員からの年賀状だろう?」と不思議に思った。
落ち着いた風情で、小栗旬似の会社員のようにも見える。
ひょっとして小栗旬?と不思議な気分になりながら・・・ふと見ると
文面の最後に自筆で「小栗旬」とある。うそだろ~!
「なぜ小栗旬から私に年賀状が・・・」と驚きながらもときめく。

文面はというと、
良い年をお迎えのことと思います。
僕は新しい年の始まりに、例年以上にワクワクしています。
それは、初めて監督に挑戦した
映画「シャアリー・サムディ」がこの夏公開されるからです。
映画を撮り、多くの方に観ていただくことは長い間の夢でした。
その夢が今年、叶うのです。

あなたが胸に抱く、今年の夢は何ですか。
その夢が叶うことを願って、年賀状を送ります。

平成二十二年一月一日 小栗旬


表を見ると、なんのこっちゃない、日本郵政株式会社の宣伝。
息子もだまされた。
この年賀状、一番上にしっかりと置かれていたので、みんなだまされたことだろう。
でも、小栗旬の一ファンとしては、新年そうそうあの彼の独特の低音の甘い声でメッセージを送られているようで、悪い気はしなかった。
日本郵政グループ様、粋なはからいをありがとうございます!

今日は2つ投稿してます。





正月明け高校受験出願準備始まる~体調整える

2010-01-05 | 日本の教育一般
あっという間に、ここまできてしまった受験最終局面。
いよいよ今月22日から受験開始。
去年の終わりに22日と23日と2日にわたって受けるすべり止め校の受験料を早々と払い、昨日本命校の受験料を銀行から払い込む。
公立の願書に必要な埼玉県の収入証紙もりそな銀行で2200円で購入。
公立は、2月5日から出願で、これから中学から出願書類が配られる。
始業式の8日に調査書を学校からもらい、それを封筒に入れ、すぐに速達で願書とともに送らなくてはならない。
願書内容も息子とチェックし、調査書を入れるだけの状態で、出願の準備万端。

本命校の願書の出願は今月中旬以降。
まだ、親が書かなくてはならない箇所あり。
この冬休みに息子は念入りに願書を仕上げていた。

うちは、3校しか受験しないのでまだ楽だが、5、6校受ける子の保護者は書類を準備し、多額の受験料を払い込むのも大変だろう。
早慶をいくつか受験する息子の友達のママ友の話だと、早稲田より慶應の書類の方がたくさんあって大変らしい。
早稲田は簡潔で楽だと言っている。

私立1校の出願に2万5000円から3万円するから、5校受けたら、約15万円かかる。(勿論それに手数料)
公立は2200円だけ!
私立は、入学金だって30万円ちかくかかる。
(県立全日制の21年度の入学料は5650円で、授業料は年額118800円で、この授業料の部分が来年度はタダになるのだろう。)

どの時期にどのくらいかかるのか、どの銀行からお金を引っ張ってきて、どう支払うのか考えておかなくてはいけない。
これまでかかった塾代、北辰テストなどのテスト代などの受験費用を考えると膨大な額になるだろう。

そういう意味で、息子のためにも家族のためにも、受験校を絞ってよかったと思う。
過去問をやる量も大幅に減って、絞れる。
今は1に過去問、2に過去問。
だが、難易度の高い滑り止め校の過去問の数学は手ごわいようだ。
本命だけかと思っていたら、やはり受験は厳しい!

昨日は、個別の塾の数学の先生が熱をだして、お休み。
いつも1日1コマしか入れないのだが、昨日は2コマ入れていたので、塾がお休みと聞いて、息子はかなりがっくりきていた。
このところやっていない公立用の理社をむきになってやっていたようだ。
いや、まだまだ勉強量少ないような感じ。
休み明けに中学校で重要な実力テストがある。
ここまでくると、塾の先生も病気していられないね。

一番大事なことは体調管理。
息子はまだ新型インフルエンザにかかっていない。
息子の中学では9割の生徒たちがすでにかかっていて、弟もかかったというのに・・・
さいたま市では6日から中、高校生も新型のワクチン開始。
今週ワクチンが受けられれば、なんとか受験にも間に合う。
同じさいたま市でも大宮に住む息子の友達は、かかりつけの病院にワクチンがはいってきて、12月下旬に接種が受けられたという。

毎日栄養価のいいものを用意しなくてはと思うのだが、仕事で忙しいとついつい簡単なものに・・・
せめて、受験がおわるまで今月と来月は頑張って息子の好きなおいしい料理を作ろう!

今まで夜型で深夜の方が受験勉強が進んだ息子だが、今週から朝方にじょじょに切り替えていく。
カーテンを開けて、10分くらい光を浴びるとじょじょに覚醒していき、脳にもいいらしい。
今7時半、これから起こさなくちゃ!