Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

プチ引越し準備にとりかかる!

2010-08-22 | 日本生活雑感
私にとってこの夏休みは忙しい!
下の息子の磯採集のため、三浦半島、紀伊白浜、そして南伊豆へと旅行。
3つの旅行が終わったかと思えば、残っている夏休みの宿題をせかせ、まだ手をつけていない自由研究にやきもきしながら、プチ引越しの準備へと突入。
この引越しの経緯に関しては後日説明する。

引越しと聞くと、みんな「そりゃ大変ねぇ・・・」と同情されるのだが、海外からの大移動を経験している身にとって、日本での引越しなんてなんてことはない!
海外駐在の場合、船便と航空便そして手持ちの荷物と3つに分けなければならなくて、2回の大きな荷物の引越しがあるわけだから、引越し前の家はまさに修羅場と化する。
帰国前はひたすら荷物を処分したり捨てまくったなぁ・・・
今もまずはこれを機会に帰国後に溜まった荷物を整理しようと捨てまくる。

たまりにたまった下の息子のおもちゃ類をやっと整理できる!
数ヶ月前に大量のポケモンのおもちゃ類は、友達にもらってもらった。
しかし、ウルトラマン系はまだ貰い手が見つからず、手付かずのままベランダに放置されていた。
だが、ついに先日大量にあったウルトラマンと怪獣の人形を処分しにいく。
なんと45リットル用大袋が3つも!
日本で車を運転してないので、息子2人とで自転車で1人1袋積んで、おもちゃのリサイクル店に持っていく。
バルタン星人やカネゴンなど何十体もあったなつかしい怪獣たちを惜しみながらお店の人に渡す。
お金の計算をするのにかなり時間を要す。
どうにか2000円になった。
息子たちに手間賃として500円づつ渡す。
しかし、平成ウルトラマンシリーズの基地などは受け付けられないという。
「こんなに貴重なものをどうして受け取らないんだ!」と怒りがこみあげてくる。
うちにある3つの基地はウルトラマンティガ、ダイナー、ガイヤなどでおなじみのやつ。
基地に小さな飛行機類が入っていて、リアルで限りなくドラマの世界に近い。
ウルトラマンフリークの子どもならよだれモノだろう。
とウルトラマンティガの大ファンである母はぶつぶつ。

しかたがないので、近所の男の子の親たちに声をかけることにする。
引き取り手がなければ、その手の団体に寄付しよう。
しかし、不要なものを処分するのは気持ちがいい!
もう快感以外の何物でもない。
もっと早くにやっておけばよかった・・・
そうしたらもっとこの家で気持ちよく住めたのに・・・
シカゴでも引越し前は同じことを考えていた。
なんてことをしながら、この猛暑の中、頑張っている日々である。

上の息子「子ども国会」参加!~国会に「経済格差」に関する法案提出!

2010-08-21 | 日本の教育一般
この夏の猛暑はすさまじい!
マンションの管理人さんが「こんなに暑い夏は初めてですよ!」ともらす。
70代の母は家の中にいたのに2回も熱中症にやられた。
そんな暑さの中、息子たちは充実した夏休みを送っている。

上の息子は、18日から1泊2日の「子ども国会」に参加し、下の息子は先週末から2泊3日の浦和実業生物部の南伊豆合宿に参加した。
「こども国会」は、2004年にできた任意団体で、学生たちで構成された「こども国会実行運営委員会」で運営されている。
児童労働、教育格差、いじめ、環境問題、経済格差、地域交流、メディアリテラシー、子どもの権利の8つの分科会に分かれている。
共に未来を描く人と出会い、対話することの重要性・意義を実感し、中高生に社会の諸問題を考え、関心を持ってもらい、子どもたちの声を社会に届けるというのが目的らしい。
(子ども国会ホームページより http://kodomokokkai.web.fc2.com/about.html#mainvisual)

息子は今回初めて子ども国会に参加し、全国から集まった問題意識の高い中・高・大学生たちと思う存分議論し合って、国会に自分たちの意見を提言したようだ。
というか、息子が属した「経済格差」の分科会は、なんと国会に法案を提出したらしい。
法案の内容はここで私が語るのはおこがましいので、息子自身がブログ等の何らかの形で発信していくであろうから、また追ってお知らせする。
明け方4時ぐらいまで、徹底的にお互い話しあったというから、彼らの「社会を変えたい!」という熱い思いを感じる。
かなり個性的ななおかつ社会情勢を真剣に議論するという同じ価値観を持った子どもたちが集まってきたわけだから、一気に意気投合したのだろう。
数人の国会議員、総務大臣にも会い、話し、国会も訪問する機会も得て、息子も大いに刺激をもらったようだ。
実行運営委員にも立候補したようだ。
何事も行動して、徹底的に討論し、人脈を広げていくという息子の姿勢が頼もしい!

こういう子どもたちの声を大人である議員たちが真剣に受け止めなければいけないと思う。
子どもたちの視点から発する貴重な提言というものの中には、もしかすると現在の行き詰った日本のシステムを変える原動力になるかもしれない。
子どもたちの意見をすくいあげて、今後の子どもたちの活動の糧となるようなことをやってくれるような議員はいるだろうか。
そんな柔軟性を持った議員がいてくれることを期待している母である。
こども国会に参加した子どもたちの今後の活躍を祈る!

向井理、「ゲゲゲの女房」でいちやく時の人に!

2010-08-13 | 日本生活雑感
今日も今や朝の顔となった向井理君ネタです。
おととい、シカゴ日本人学校中学部の同窓会でのママ友同士の会話でも「向井君大好き!」というママ友続出。
みんな「ゲゲゲの女房」を毎朝見るか録画して見るかしているほどはまっているようだ。
朝の連ドラをわざわざ録画してみるというのは、普通なさそうだが・・・
私もみのがしそうなときは、録画セットしてしまう。
今日は向井君は残念ながら出ず。
「ゲゲゲ」をお母さんが見ているから、小学生の子供たちもみんな見ているというから母たちのすごい影響力。
朝の連ドラの時間がこの4月から従来の8時15分から繰り上がって8時から放送になっているので、小学生たちも見れるらしい。(連ドラの後の情報番組「あさイチ」のV6のいのっちこと井ノ野快彦の司会が好評でついつい見てしまう。視聴率もいいらしい)
母たちのハートをギュッと摑み、今やアイドルとなってしまった向井君。

というわけで、先週の「ゲゲゲの女房」の視聴率はトップの21.3%で、4週連続1位。
今週の女性週刊紙のこのドラマの夫婦役の2人が表紙を飾るわ、今日の朝日新聞のテレビ欄の右上に大きく向井理が今日の11時からのTBS「A studio」に出演と宣伝されているわで、向井君ちょっとした時の人となりつつある。


彼が出ている他のドラマ「ホタルノヒカリ2」の視聴率も12位に入っていて人気がある。
間もなく9月4日から「BECK」というロッカーたちを描いた彼が出演する映画も公開される。
水嶋ヒロ君、佐藤健君などもでるようだから、必見の映画。
向井君は金髪のベーシスト役で、上半身裸で演奏する。
日本人学校のママ友たちもこの映画を心待ちにしているようだ。
タケルもでているから、絶対見に行かなくちゃ!!とこの映画のウェッブサイトもチェック。

ついでに、向井君のヌードが話題になったananの向井特集号。
これ見てない。
「あさイチ」のインタビューで初めて表紙を見て、そのけだるい表情が美しい!
こんな独特の表情ができる俳優少ないんじゃない。
向井君によると、それまでの繊細なイメージを打ち破り、違う一面を引き出したいという思いがあったとか。
というわけで、明日も「ゲゲゲ」を見るのが楽しみであります。

明日はシカゴ日本人学校中学部同窓会(現在高1メンバー)

2010-08-10 | シカゴ日本人学校全日校
そうそう、明日はシカゴ日本人学校中学部の現在高1生の同窓会です。
池袋に全国から集まります。
といってもお盆の時期に急遽決まったので、数人です。
元々この学年の人数は、中学部になって急激に少なくなった。
十数人だったっけ?
うちは、息子が中2の11月に帰国したので、中学部は約半分通った。
でも、シカゴ日本人学校中学部は、日本の中学に比べて、本当に素晴らしいプログラムと先生たち、そして質のいい生徒たちだった。
熱血感の先生たちに囲まれて、息子たちは充実した日々を送った。
勿論、小学部の先生たちも超熱血でしたけど・・・
下の息子は未だにI先生のことを思い出しながら「I先生よかった」と言ってますが・・・

今回の同窓会は、名古屋方面のNさんとTさんが発起人でまとめてくださったようです。
ありがとうございます!
楽しみにしています!

水木しげる夫婦の道のり~「ゲゲゲの女房」の向井理演じる水木像

2010-08-10 | 日本生活雑感
漫画家水木しげるとその妻の人生を描くNHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」が面白い。
視聴率も好調なようだ。
水木夫婦の若かりし頃のなが~い極貧生活からやっと抜け出し、現在鬼太郎ブームにのって生活が安定してきて、我々視聴者もほっとしている。


サンスポ芸能ニュースより http://www.sanspo.com/geino/photos/100615/gnj1006150504014-p1.htm

ボロボロの壊れかかった調布の一軒家にかろうじて毎日の生活を送り、腐る直前のバナナを大量に安く買ってきて、それを食料にしていた時代があの水木しげるにあったとは・・・
それを一言も文句も言わず、水木の才能と努力を信じ、ずっとささえてきた妻。
私たちのように便利な生活に慣れきった世代にはわからない世界だ。

戦争で死というものを見つめてきた水木氏を向井理がさまざまなことに対してさめた目で淡々としているかのようにうまく演じている。
普段は何事もひょうひょうとしながら、こと漫画を描くときになると豹変して、すごい形相になる。
その落差を向井が見事に演じている。
このドラマのために徹底的に漫画を描く訓練もしたという。
今や向井理のファンになった。


「カガヤキ☆ラボ」-YAHOO JAPAN! 向井理インタビューより http://kagayaki.yahoo.co.jp/interview/01/index.html

彼の明治大学農学部で遺伝子工学の研究員をしたか(4年のときベストポスター賞受賞)と思うと、バーの店長をして、スカウトされて俳優の道へと経歴もユニークでかなり気になる。
また、水木しげるの生き方や今まで不気味なイメージがあった漫画にも興味を持ってしまう。

松下奈緒演じるヒロイン村井布美枝の島根の方言「そげですねぇ・・」と夫にいつも相槌を打つ優しい響きがいいという投書も朝日新聞に載っていた。
いつも明るくて、貧乏でも旦那を信じて前向きに生きていく布美枝の生き方も見習わねばと思う。

戦後昭和の古きよき時代をなつかしむような小道具がたくさん水木一家の家の中にでてきて、私も「ああ、あんなのが小さい頃あったなあ・・・」とテレビを見ながら郷愁に浸っている。