Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

明日はシカゴ日本人学校中学部同窓会(現在高1メンバー)

2010-08-10 | シカゴ日本人学校全日校
そうそう、明日はシカゴ日本人学校中学部の現在高1生の同窓会です。
池袋に全国から集まります。
といってもお盆の時期に急遽決まったので、数人です。
元々この学年の人数は、中学部になって急激に少なくなった。
十数人だったっけ?
うちは、息子が中2の11月に帰国したので、中学部は約半分通った。
でも、シカゴ日本人学校中学部は、日本の中学に比べて、本当に素晴らしいプログラムと先生たち、そして質のいい生徒たちだった。
熱血感の先生たちに囲まれて、息子たちは充実した日々を送った。
勿論、小学部の先生たちも超熱血でしたけど・・・
下の息子は未だにI先生のことを思い出しながら「I先生よかった」と言ってますが・・・

今回の同窓会は、名古屋方面のNさんとTさんが発起人でまとめてくださったようです。
ありがとうございます!
楽しみにしています!

シカゴ日本人学校中3生同窓会~東京ドームシティにて

2010-03-25 | シカゴ日本人学校全日校
最後の冬の寒さと雨が降る3月24日、シカゴ日本人学校全日校の中3メンバーの同窓会が東京ドームシティにて決行。
22人の中3生と11人のお母さんたちが日本各地から集まり、数年ぶりの再会を喜び合った。

春休み、高校受験が終わった今がチャンスとばかり、日本各地にちらばった仲間たちにメールで私と神奈川のKさんで母たちに連絡。
息子は知りうるネットワークでみんなにできるだけ連絡。

シカゴ日本人学校中学部を卒業したメンバーは、ほとんどが父を残し、日本に先に帰国しているという。
3月に本帰国したてのほやほやのコーキ君とユーヤ君。
コーキ君は兵庫から、ユーヤ君は名古屋から、ぎりぎり連絡がとれ、前日新幹線に飛び乗り、息子が東京でピックアップし、うちに泊まる。

札幌のエリカちゃんが母と飛行機で来る。
福井からモリサキちゃんが日帰りで、母と来る。
滋賀からアツシ君が母と来る。
京都からショータ君とコヤマ君がショータ母と日帰りで来る。
三重からシミが同じ新幹線で名古屋から合流。
新潟からムラキ君が日帰りで新幹線で来るので、ケイ君が東京駅でピックアップ。
大阪のマキちゃんはたぶん埼玉のミライちゃんがピックアップしたであろうと推測。
山梨からぶらりと1人でカズキ君が最後に到着。

ドームシティホテルのロビーに集合した総勢22人の中3生たち。
それをちらちらながめる母たち。
数の多い男子たちは、3つのグループに分かれていた。
主に中学で一緒だったメンバーたち、小学校高学年組、そして低、中学年で一緒だった古手メンバーたち。
うちの息子はすべてのグループのメンバーを網羅している。
息子はあっちに行ったり、こっちに行ったりしてメンバーを確認。

がらりと雰囲気が変わってしまった人、自然に大人っぽくなっている人、背だけのびてほとんど変わらない人などさまざまだ。
かつて、自然に囲まれたのびのびとした環境のシカゴでの濃い時間を共有した貴重な友達。
あの頃のあの時間が彼ら彼女らの大きな幹となって、心の中にどかっと腰をおろしている。
あのシカゴの心象風景がいつまでも心の安定剤になっているのだろうなぁ・・・
その時間や風景を理解できる貴重な仲間たち。

それは母たちも同じだ。
11人の母たち1人1人とゆっくり語り合えなかったけれど、顔を見ただけで一瞬で時間が吹っ飛ぶ。
微笑みを見ただけで安心できる。
テーブルを囲みながら、あのときの話が遠慮なくできる。
みんな帰国してきた人は言う。
「他の人にアメリカの話はできない・・・」と。
だから、みんなどんなに楽しい思い出も話すことを封印する。
というか日本にいるみんなはそんなに興味がないみたいだ。

私は、英語を教えているので、ときどき教えている子供たちにアメリカの話はできるけど・・・
子供たちはキラキラした目で話をじっくり聞いてくれる。
そんな時間は楽しい。

日本国中に散らばった仲間たちだけど、いとも簡単にメールでつながる。
今回もメールで呼び寄せたようなもの。
「子供たちにとっていい時代になったね!」Kさんがふっと言う言葉に納得。
今回連絡できなかった人もまた呼べるといいな。
またみんなで集まってシカゴ日本人学校の同窓会をしよう!

写真撮影はケイ母。
早速メールで送ってくれました。サンキュウ!!



シカゴ日本人学校全日校中3生同窓会は3月24日東京ドームシティ(後楽園)にて

2010-03-03 | シカゴ日本人学校全日校
お待たせしました!
神奈川のKさんと先ほど話し、お互いの子供たちの了解をへて、今回は場所を東京ドームシティに(後楽園)にしました。
前回がお台場ジョイポリスで、(男子は息子と千葉のK君で、たった2人しかこなかった)前々回が東京ドームシティだったそうです。
北海道から来るEちゃんの予定に合わせて、3月24日とします。
東京ドームシティアトラクションズでは、今「卒業生だけのスペシャルチケット」があり、2000円でアトラクション乗り放題、卒業生限定のクーポン付きでボーリング1ゲーム無料となっている。
そのほか飲食店にもこのクーポンがつかえそう。
http://www.tokyo-dome.co.jp/cgi-bin/schedule/User/attractions/schedule-attractions.cgi

みんなが集まる時間と場所は、息子とKさんと私が手分けして連絡します。
連絡先がわからなくなっている方もいらっしゃるので、皆さまご協力をお願いします。
山梨のK君、大阪のK君、滋賀のA君、名古屋のT君、福井のSちゃん、群馬のCちゃんもきそうな気配です。
鹿児島のT君はこれないかな?
こうやって書いていると、日本人学校のメンバーは日本中に散らばっているね!

シカゴ日本人学校同窓会、3月24日か!?

2010-03-02 | シカゴ日本人学校全日校
先ほど、北海道のEちゃんの母よりメールがきた。
3月24日が都合がいいらしい。
というわけで、24日が同窓会になる可能性大。
名古屋のT君、福井のSちゃんからも問い合わせの連絡がEちゃんにあったそうです。
みんな遠くから来れるのかしら?

神奈川のKさんどうしましょ?

シカゴ日本人学校全日校現在中3生同窓会を3月に企画してます

2010-03-01 | シカゴ日本人学校全日校
息子の話によると、北海道在住のEちゃんが関東にでてくる日が3月23日から25日ごろらしいので、その頃に息子たちのクラスの同窓会(現在中3生)を行う予定らしい。

私たち母たちはどうする??
Yさん、Hさん、Kさんどうします?メールするね。

「激闘!池田屋騒動!」~シカゴ日本人学校全日校運動会騎馬戦

2009-05-30 | シカゴ日本人学校全日校
なつかしのシカゴ日本人学校全日校の運動会の季節だ。HPに日程がでていないが、6月の始めであろう。あのあつ~い全日校の運動会を遠い日のことのように思い出していたら、中学部のU先生から内容を伝えるメールが届いた。今年の運動会の目玉である騎馬戦のテーマは、「激闘 池田屋騒動 2009」とある。私にはイマイチピンとこなかったのだが、社会科担当である熱血漢のU先生が、今年もみんなを引っ張り上げているようだ。

去年は、「川中島の戦い」がテーマで、赤白応援団長が、上杉謙信と武田信玄となり、赤組白組両方戦い方を練り上げて挑んだ熱い戦いが繰り広げられたのを鮮明に思い出す。NHKの大河ドラマのテーマソングなども使い、2つののぼりをこのU先生が徹夜で作り上げ、赤白大将を騎馬戦で担ぎ上げ、うちの息子は白組の大将騎馬ののぼりを持って、サムライ魂を見せてくれた。先生のメール内容を一読して、そのあまりの真剣さと去年の熱血ぶりを思い出し、私は思わずふきだしてしまった。以下U先生のメール内容である。

プログラム名は「激闘 池田屋騒動 2009」です。赤組団長が長州奇兵隊創設者 高杉晋作、白組団長が新撰組副隊長 土方歳三の2名が大将となり激突します。なぜこのような過激なプログラム名になったかというと、新しく派遣されてきた中学部数学の先生の出身が福島県会津若松市。なんと、松平容保公お膝元から派遣されてきたわけです。長州藩出身の私としては「長州藩と会津藩の120年におよぶ因縁」を調べ上げ、初めて福島県出身の方と同じ職場で仕事をするということは和解への第一歩と思い騎馬戦担当として名前を決定しました。(意味不明???)





授業でもその話(白虎隊や新撰組)を取り上げるとみんな興味津々に聞いていました。今年はのぼりの数も増やし、登場曲もこだわって、ど派手な演出を計画しています。国内では問題になりそうですが、ここでしかできないものをつくりあげていきたいと思います。





Yくんのもと同志たちががんばっていますよ。私たちシカゴ日本人学校中学校も29名という少人数になりましたが、卒業や転出した生徒の意志を引き継ぎ、益々盛り上がっていきたいと思います。Yくんのこれからの活躍を期待していますよ。  シカゴ松下村塾 Uより

いかがでしょう。この文章を読んだら、シカゴにいたら、運動会を見に行きたくなりませんか?前回の投稿で小学校の英会話でイチローと松井と通して、英語をたたきこむということをやってみたが、それと同じで、運動会という場をかりて、自分たちが歴史上の人物になりきり、戦うということで、生徒たちはさぞや徹底的に歴史の流れが頭に入ったことだろう。それにしても恐るべし、U先生の熱血力。息子は、このメールを読んで、「ちくしょう!土方は俺がやりたかった!」と地団駄ふんでいる。息子の話によると、この先生の授業は何時間聞いていても飽きないほど面白いらしい。私も一度聞きたかった、そのユニークな講義。そして、その先生の歴史への熱い思いは、今も日本に帰国した息子たちの心と体に脈打っているのである。だからこそ、修学旅行で息子は新撰組グッズを買いまくったのであろう。

そして、U先生から息子への熱き激励メールも届いた。これは、シカゴ日本人学校全日校中学部出身の者たちへのU先生からのメッセージともとれよう。

さてYくん、国内で孤軍奮闘とのこと。Y君は一本気な性格でしたからね。
私からYくんへのアドバイス「兵には正奇があり、戦いには虚実がある。奇をもって敵の虚を制すべし。」(誰の言葉か知っていますよね!)かたくなに正攻法を押し通せば、大きな衝突となり我が身も傷つく。時には柔軟に対応することで物事がうまくいくこともあるよ。歴史好き、本好きのYくんだから、歴史の事象から学ぶことも多いのでは!「機が熟し」た時、来るべき旗揚げのため、今のうちにしっかり気をため、自己研鑽に励むべし!

このメールを読んで、あまりの鋭さに、そして歴史の教訓が現代の中学生活に生きることに感動してしまった母である。U先生の素晴らしきアドバイス、息子の心に深く刻まれることでしょう。

のぼりの写真はU先生撮影、中学部のAポッドの様子 生徒会室が白組作戦会議室 社会科教室が赤組作戦会議室になっているとのこと

しかし、社会科教室が赤組とは、U先生は今年は赤組につくのであろうか?去年、U先生は赤組につき、白組が勝利して、U先生はなぜか坊主頭になったのを思い出す。今年はいったい・・・・

ウーン、自分の熱き思いをこのような形でみんなの大きな思い出として残せるとは、教師という職業は、究極なクリエーティビティに富んだ献身的なものと言えよう。シカゴ日本人学校全日校永遠あれ!

エッ!シカゴ日本人学校がテレビに!~シカゴのみんな新型インフルエンザだいじょうぶ?

2009-05-09 | シカゴ日本人学校全日校
今週は、新型インフルエンザ騒ぎで、びっくりするニュースがテレビに流れて、思わず身をのりだしてしまった。シカゴ日本人学校補習校に通う6歳の男の子が新型インフルエンザに感染して、日本人学校全日校が5月8日、補習校が9日休校になったというのだ。

昨日の夜のニュースを見ていたら、突然見慣れたなつかしいシカゴ日本人学校が映し出されたので、家族で、「ええ~!日本人学校だあ~!」と目を疑ってしまった。FNNニュースは、あの駐車場と息子たちが毎朝出入りしていたなつかしい玄関口をじっくり映している。なにも駐車場をえんえんと映さなくてもと思うのだが。(私たちは、不謹慎にも郷愁に誘われてしまったほど)TBSのニュースでは、「ようこそシカゴ日本人学校」という玄関の文字を大きくだし、補習校の保護者にまでインタビューしている。玄関の前の大きな木を見て、息子が「なつかしい!」と一言。他のテレビ局のニュースでは、学校の中までうつしていて、なつかしい大きな日本人学校独特の文字や「すみれ幼稚園」という文字まででていた。感染した男の子は、補習校の幼稚部と新聞にでていたのに、きっとテレビ局は全日制幼稚園である「すみれ幼稚園」だと勘違いして、映していたにちがいない。やれやれ。

学校側の記者会見の模様も一部映像に流れているから、学校側は対応に追われて、さぞや大変だったであろう。きっと学校のオフィスは、メディアからの連絡におおわらわだったろう。オフィスの方たちご苦労様です。そして、いつも勤勉なカストディアンの人たちも一日中徹底的な清掃と消毒等でさぞや忙しかったことであろう。

感染した男の子は熱も下がり、快方に向かっているというし、感染者もでていないから、よかった。男の子の保護者は、子供の容態をいたく心配しながら、対応も大変だったことだろう。全日校のホームページの中のこの件に関する説明にも冷静な対応が書かれている。結局、またしても大きく騒いでいたのは、メディアだよな。こんなときしか、シカゴ日本人学校にこないのかねえ!とちょっとあきれてしまう。あんなに素晴らしい学校なのに!

とにかく、シカゴのみんな元気ですか?同じバスストップだったひろこさ~ん、みゆきさ~ん、コウキ君、ユウヤ君、トリヤマさ~ん、ナカムラさ~ん、(メールで報告ありがとう)そして、リカさ~ん、よしゴン!下の息子が、「タイガやリオたちは、(4年生)大丈夫か?」と心配しています。We miss you! 他のシカゴ日本人学校出身者たちも心配しています。松平校長先生、補習校永山校長先生たち、お疲れ様でした。

シカゴ日本人学校のカントリー調ミニチュアと黄色いスクールバスミニチュア

2009-03-09 | シカゴ日本人学校全日校
先週、シカゴ出張からもどった主人が驚きのうれしいおみやげをもって帰ってくれた。仲良しの友達ヨシミさんからのプレゼントで、なんとシカゴ日本人学校の建物をを模したマグネット。カントリー調の味わい深い色合いで包まれている。真ん中に、「CHICAGO FUTABAKAI JAPANESE SCHOOL」 左の旗に「ARLINGTON HTS. ILLINOIS」と入っている。



これを見たとき、私は胸が熱くなった。「ヨシミさん、ありがとう!」と何度も心で叫んだ。そして、うれしさのあまり、シカゴ日本人学校の黄色のミニチュアのスクールバスとダウンタウンの全米一のっぽで有名なシアズ・タワーのミニチュアと一緒に並べて、記念撮影までしてしまったほどだ。



このミニチュアスクールバスは、2006年、シカゴ双葉会日本語学校創立40周年記念として、PTA執行部の方たちが、私たち全日校保護者たちに注文をとって、うちは息子2人のために、2台手に入れた貴重な記念品。アメリカみやげの中でも、いつも手元に飾っておきたい一品。アメリカ生活で、子供たちが、毎日通った思い出深い、アメリカの学校のシンボルの一つの黄色いスクールバス。ミニチュアバスの車体の横に学校名が入っている。透明のケースに入れて飾っているが、このときは、学校の正面玄関の写真などもケースのバックに入れてくれた。



このバスを見ていると、いつでも、シカゴ双葉会日本人学校がそばにいて、そのスクールバスが、子供たちを守ってくれているようなそんな気さえしてくる。大雪の日、運転が大変なときでも、また美しい緑溢れる晴天の日でも、毎朝バスストップに子供たちを送り出すとき、ドライバーさんに感謝しながら、無事を祈り、「今日も1日日本人学校で楽しんでおいで!」と心の中でそっと呼びかける。子供たちが、バスからうれしそうに降りてくると、「今日も無事に帰ってきたね!」とドライバーさんに感謝した。私たちの7年間のアメリカ生活は、いつもこの黄色のバスに守られてきた。さまざまな先人の人々のご苦労また、日々の努力で、学校のスクールバスのシステムが出来上がり、アメリカ生活を安泰に過ごせたと思う。感謝してもしきれないと感じる。そして、毎日、下校のときは、全日校の暖かい先生たちがみんなで、子供たちを1人1人点検し送り出しながら、最後はいつも手を思い切り振りながら、黄色いバスに乗った子供たちを名残惜しそうに見送っていた。先生方の深い愛情を感じる感動する瞬間だ。下の息子は、この黄色いバスに乗るのが大好きで、バスに乗り遅れそうにならないよう毎朝必死で用意していた。

今日もスクールバスは、全日校も補習校も元気な双葉の子供たちを守っていることだろう。

シカゴ日本人学校全日校中学部3年生卒業おめでとう!

2009-01-10 | シカゴ日本人学校全日校
今日は、シカゴ日本人学校全日校中学部の卒業式。現在現地時間で9時過ぎだから、式が始まったところだ。全日校の入学式と卒業式は、最初から最後まで、ピーンとした空気が流れ、日本人であるということを自覚できるほど、厳かな雰囲気の中で行われる。シカゴの地で、日本人というアイデンティティを守り続けられる日本人学校。その頂点が卒業式なのかもしれない。

中3のメンバーの顔を思い浮かべながら、息子と「みんな今日は神妙な顔をしているのかなあ・・・」とみんなの様子を想像している。私たちが帰国する直前の10月30日、中2の息子のクラスのお別れ会があって、中学部の教室に行ったときのこと。ちょうど、運動会の団長をしたオチ君がいたので、呼んだ。

「福留選手の応援どうだった?」「緊張した?」10月、福留選手が日本人学校を訪問したとき、最後の応援エールをオチ君が団長としてみんなをリードしたのだ。オチ君の絶妙なリードで、みんなのエールは体育館にとどろき、福留選手も驚き、感動してくれたのだ。お手柄のオチ君。そのときの感想をどうしても聞きたかった。オチ君は、言葉少なめに、「ええ、でも運動会でやっていたから(大丈夫だった)・・・」とぼそっと話してくれた。ウーン、オチ君らしい返答。

ちょうど、他の中3男子メンバーが数人いて、そのメンバーも私のところに来てくれたので、写真を撮らせてくれた。そのときの表情がとてもさわやかで、みんなが仲がいいというのがよくわかった。



1人名前がわからない生徒がいたので、聞くと、ものおじせず、「アオキです」と答えてくれた。「ああ、あのとき、(文化祭のソーランの太鼓パフォーマンスで)太鼓をたたいていた男子だ」と私も思い出した。こんな風に、中2の保護者にもさわやかに対応や挨拶をしてくれていた中3生。その前の年の中3生もそうだった。中3になると、全日校全体をまとめるのだという責任感とその達成感で、独特のいい態度と表情がでてくるのだろう。ああ、息子も全日校を卒業できたらよかったのに!またまた、この言葉がでてしまう。ただ一言、中3の保護者が、う・ら・や・ま・し・い!

とにかく、中3生、おめでとう!そして、今までありがとう!みんなシカゴ日本人学校での素晴らしい思い出を胸に、日本やアメリカで羽ばたいていってください!


中3のクラスのガラスには、担任の先生の崇拝する吉田松陰の言葉がかかっている。「松下村塾」と横に掲げてある。

引越し完了!最後の買い物、そして日本人学校でのお別れ会へ~帰国への道その8

2008-10-31 | シカゴ日本人学校全日校
昨日は、住み慣れたアーリントン・ハイツのタウンハウスからの引越しであった。2002年2月の始めに日本から凍りつくような寒さのシカゴへ越してきて、6年9ヶ月。愛着のある家。大変便利であった。

シカゴ日本人学校まで車で6分。バスストップまで2、3分。日本クリニックやミツワもアーリントン・ハイツ・ロードで一直線。来る直前に免許を取ってきて、初めて運転する身にとって、本当に楽だった。ダンディーロードにたくさんのいいお店やレストランが散在。友達もパラパラぐらいで、日本人があまり多くなく、つかず離れずの居心地いい距離。近所にアメリカ人の友達も多く、日本人からもアメリカ人からも助けてもらった。

さて、引越しは、結構大変であった。福留選手取材、執筆、菊田俊介氏のインディアナでのゴスペル演奏取材と予期せぬ事態が起こり、大幅に準備が遅れてしまった。前回の船便は、準備をよくしていたので、早かったが、おかげで、今回は時間がかかった。

しかし、ヤマトの人たちが、すごい勢いで、荷物をつくり、あっという間に大きな家具類はだし、小物もあっという間にかたづいた。おかげで、私は、学校での用事、主人は買い物などができ、本当に助かった。途中、学校での荷物を取りに行く間、大方の作業が終わり、みんな待っているほどで、こちらの手際が悪く、申し訳なかったほど。

そして、クリーニングも専門業者の方が、すぐにし始めてくれ、あっという間に全部の部屋に掃除機をかけ、水周りを徹底的に掃除して、ピカピカ状態。冷蔵庫の中までやってくれ、本当に助かった。すべて、素晴らしい手際の良さだった。ヤマトのうちの担当のアラキさんは、いろんな面で気を配り、私にとって一番頼りになった。相棒のスドウさんは、細かいところまで気を配ってくれ、私たち顧客の要望をよく把握されていた。いたせり、尽くせりのサービスのヤマトさん、本当にありがとうございました。

今日は、シカゴ日本人学校の上の息子、中2のクラスのお別れ会。まず、外で、コオリおに。担任の先生も交じって、小学生のようにみんな走り回って、遊ぶ。とても楽しそうだった。先生も真剣に追いかけている。続いて、小体育館で、男女交じってドッジボール。女子に投げるときは、男子は左手でと、ハンデを補う。男子が投げる球は、中2とあって、なかなか迫力があった。こんな風に男女が一緒になって動きながら遊べるのも、シカゴ日本人学校ならでは。本当にいい雰囲気の学校とつくづく感心した。

その後は、教室で、みんなからの記念品を息子に渡し、息子がみんなに挨拶。いつものように淡々と話す息子だが、最後の方は、みんなへの励ましに変わっていた。息子らしい。どんなにか中3までいたかったろう。小1の2月からずっと日本人学校全日校に在籍。応援団長にずっと憧れてきて、中3でそれをやるのを目標としていた息子。文化祭でも主役をやりたかったようだ。これからは、日本で全日校の動向を静かに見守る。日本の中学でまた違う刺激をもらって、成長するだろう。

今日の最後の買い物は、やはりディックスにて、息子用のアンダー・アーマーのバカ高のズボン。このズボン、かなり値ははるが、形がいいので、息子がはくと足が長いため、(親バカですが)カッコいい。息子は最近、下の息子のお母さんの何人から「カッコいい」と言われる。とてもとてもうれしいのだが、思春期に突入し、口を開くと頭にくるようなことばかりを私に言う。ムカつく!お願いだから、黙っていてほしい!

そして、私が一番通った本屋、バーンズ・アンド・ノーブルにて、息子たちの本を物色。日本で、オンライン上のスカイプを通して、こちらの家庭教師の先生たちと週1回の割合で、この本を使って、授業をしようと計画している。はたして、時差の関係でうまくいくかどうか・・・せっかく身についた英語力をキープするため、親が努力するしかない。

とくに、下の息子が幼稚園時代からこつこつ身につけたフォニックスは、将来の宝。日本に帰って、英語が少し停滞するかもしれないが、定期的に復習していれば、いつかまたよみがえると信じている。この英語力も全日校の英語科の先生たちの努力が大きい。フォニックスを完璧にこなせるように日々努力されて、子供たちを教えてくださっている。ムラセ先生をはじめ、英語科の先生たち、本当にありがとうございました。

その後は、ブルース関係のDVDとCDをゲット。140ドルぐらいするブルースを網羅したDVDを買った。これは、シュンさん(ブルースギタリスト、菊田秀介氏)から聞いた「The Blues」というドキュメンタリーのブルースの流れがわかる映画。かの有名な監督、マーティン・スコーシーズがプロディースしたすぐれものらしい。シュンさんも出演しているらしいから、じっくり日本で見よう。シュンさんのCD、「Rising Shun」も友達に買ってきてもらう。もう、これで思い残すことはなし!

明日は、全日校恒例のハロウイーン集会が午後から。先生たちの仮装が毎年圧巻。午前中は、下の息子小3のクラスのお別れ会。午後は、上の息子の中学部全体でのお別れ会。最後のイベントを楽しみにしている。