今日は、またかなり冷え込む中、シカゴ日本人学校の大体育館にて、新年恒例の百人一首大会があった。小学5年生から中学2年生が参加した。
この日のために子供たちは、百人一首を覚え、学校でもかなり前からテストでチェックされ、家で練習する熱心な子供たちもいる。うちの長男は、とくに家で練習するわけでもなく、淡々としている。こんなんで大丈夫だろうか?5、6年生にやられるのではないかと心配するのは、親ばかり。
今回は、平安時代の仏像などの写真が貼られ、琴の音色も流れ、平安調の雰囲気がかもしだされている。(中学部の先生いろいろとありがとうございます。)
6、7人のグループに分かれ、輪になってちらし取りというスタイルで取る。1回戦の途中から観に行ったのだが、息子は調子が良さそうだ。淡々と取っている。5年生ぐらいの小さな男の子が、「はい!」と言いながら、小柄の体で手をのばしている姿が微笑ましい。体が大きくがっちりした中学2年生の男子が、やや小さくなりながら、真剣に取り組んでいる。みんなしっかり、正座をして、背筋がピンとのびている。シーンとした静けさがただよう。これこれ、全日校らしい生真面目さがでている。いいなあ、シカゴにいながらも、本当の日本らしいことにしっかり取り組めて。またまた1人で感動に浸っている母。
1回戦終了。息子に聞くと、なんと1位。各グループの同順位同士で、2回戦を行う。息子のグループは、凄腕の中2の女子がいた。早い!何回も素早く取る。この女子が、おそらくダントツであろう。他にもできる中2の女子がいたようで、息子は苦戦している模様。これで、予選落ちだな・・・とがっかりしていたら・・・
いよいよ順位を決める決勝戦。それまでは、ちらし取りだったけど、1対1の源平合戦。おおっ、なんと息子が決勝戦に残っている。キャー!母としてはうれしい!忙しい中、来た甲斐があったというもの。昨日の交流学習の次男の展開と対照的だわ。
息子は、小学5年生のみるからにやる気満々の男の子と対戦。なんとか、中学部の意地を見せて欲しい。しかし、この男の子がすごかった。パンとはたくように、手をスライドする技を見せながら、取りまくる。息子もくやしさが表情にただよう。1、2位決定戦は中2の男子と女子の対決。両方ともやり手のメンバーだ。勿論そのうちの1人は、2回戦で息子のグループでダントツだった女子だ。
結局、息子は、5年生の男の子にやられ、残念ながら6位。優勝は、その中2の女子。でも、みんな真剣に取り組む姿が、本当に素晴らしいし、かっこいい!去年の百人一首大会も中2の女子がダントツで優勝した姿が私の目には焼きついている。どうして、日本人学校の子供たちは、こんなに何にでも一生懸命できるのだろうか。
最後は、クラス対抗。これは、うれしいことに、息子のクラス、中1が優勝。学級委員でかつ文化委員でこのイベントをささえたコウキ君とリサちゃんの2人がしっかり賞状を受け取った。ご苦労様。最後、息子の担任の先生に「中一、よかったですね。」と声をかけたら、嬉しそうだった。さて、来年はいかに!
追伸
息子が持って帰ってきた「百人一首大会要項」を見ると、細かくスケジュール、ルール、進行表がある。その中に、司会をする生徒が言う台詞に「選手宣誓 宣誓、ほくたちは、江戸時代から親しまれてきた百人一首を楽しむことにより、日本の伝統遊技の素晴らしさを知り、大切にしていくと共に、小学部・中学部の交流を深め、清々堂々と勝負したいと思います。」と書かれている。私は遅れて行ったので、この部分を逃がしてしまったのだが、やはり、またまたさすが全日校、完璧な行事をしようという心意気を感じて、うれしくなってしまった。
この日のために子供たちは、百人一首を覚え、学校でもかなり前からテストでチェックされ、家で練習する熱心な子供たちもいる。うちの長男は、とくに家で練習するわけでもなく、淡々としている。こんなんで大丈夫だろうか?5、6年生にやられるのではないかと心配するのは、親ばかり。
今回は、平安時代の仏像などの写真が貼られ、琴の音色も流れ、平安調の雰囲気がかもしだされている。(中学部の先生いろいろとありがとうございます。)
6、7人のグループに分かれ、輪になってちらし取りというスタイルで取る。1回戦の途中から観に行ったのだが、息子は調子が良さそうだ。淡々と取っている。5年生ぐらいの小さな男の子が、「はい!」と言いながら、小柄の体で手をのばしている姿が微笑ましい。体が大きくがっちりした中学2年生の男子が、やや小さくなりながら、真剣に取り組んでいる。みんなしっかり、正座をして、背筋がピンとのびている。シーンとした静けさがただよう。これこれ、全日校らしい生真面目さがでている。いいなあ、シカゴにいながらも、本当の日本らしいことにしっかり取り組めて。またまた1人で感動に浸っている母。
1回戦終了。息子に聞くと、なんと1位。各グループの同順位同士で、2回戦を行う。息子のグループは、凄腕の中2の女子がいた。早い!何回も素早く取る。この女子が、おそらくダントツであろう。他にもできる中2の女子がいたようで、息子は苦戦している模様。これで、予選落ちだな・・・とがっかりしていたら・・・
いよいよ順位を決める決勝戦。それまでは、ちらし取りだったけど、1対1の源平合戦。おおっ、なんと息子が決勝戦に残っている。キャー!母としてはうれしい!忙しい中、来た甲斐があったというもの。昨日の交流学習の次男の展開と対照的だわ。
息子は、小学5年生のみるからにやる気満々の男の子と対戦。なんとか、中学部の意地を見せて欲しい。しかし、この男の子がすごかった。パンとはたくように、手をスライドする技を見せながら、取りまくる。息子もくやしさが表情にただよう。1、2位決定戦は中2の男子と女子の対決。両方ともやり手のメンバーだ。勿論そのうちの1人は、2回戦で息子のグループでダントツだった女子だ。
結局、息子は、5年生の男の子にやられ、残念ながら6位。優勝は、その中2の女子。でも、みんな真剣に取り組む姿が、本当に素晴らしいし、かっこいい!去年の百人一首大会も中2の女子がダントツで優勝した姿が私の目には焼きついている。どうして、日本人学校の子供たちは、こんなに何にでも一生懸命できるのだろうか。
最後は、クラス対抗。これは、うれしいことに、息子のクラス、中1が優勝。学級委員でかつ文化委員でこのイベントをささえたコウキ君とリサちゃんの2人がしっかり賞状を受け取った。ご苦労様。最後、息子の担任の先生に「中一、よかったですね。」と声をかけたら、嬉しそうだった。さて、来年はいかに!
追伸
息子が持って帰ってきた「百人一首大会要項」を見ると、細かくスケジュール、ルール、進行表がある。その中に、司会をする生徒が言う台詞に「選手宣誓 宣誓、ほくたちは、江戸時代から親しまれてきた百人一首を楽しむことにより、日本の伝統遊技の素晴らしさを知り、大切にしていくと共に、小学部・中学部の交流を深め、清々堂々と勝負したいと思います。」と書かれている。私は遅れて行ったので、この部分を逃がしてしまったのだが、やはり、またまたさすが全日校、完璧な行事をしようという心意気を感じて、うれしくなってしまった。