Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

子ども国会本会、代々木のオリンピックセンターにて1泊2日で開催!~8月19日20日

2015-08-11 | 教育一般
この夏も中高生の白熱議論の場、子ども国会が代々木のオリンピック記念センターにて開催される。

以下ホームページからの情報 http://kodomokokkai.web.fc2.com/

第12回 子ども国会~伝え合おう!僕らの思い~

日時:2015年8月19-20日(1泊2日)

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター

対象:小中高校生

参加費:5000円(宿泊費・食事・保険・移動費含む)

すでに小学5年生を含む30名ぐらいの参加申し込みがあるとのこと。

分科会はこの4つ。
「エネルギー問題~発電の可能性と私たちにできること~」分科会
「脱ゆとり教育」分科会
「両親の介護ってどうなるの!?介護問題を探っていこう!」分科会
「いじめの問題」分科会

今回は次男も実行委員として、また分科会のファシリテーターとしてデビュー。
経験豊富な大学生や社会人もサポーターとして分科会に入って、参加者が意見を出しやすいように導いていく。
現在次男も初ファシリとして、子ども国会のミーティングにて模擬議論をしながら議論の進行の仕方を必死で学んでいる模様。


子ども国会の8月8日ツイッターの写真より https://twitter.com/kodomo_kokkai/status/630247639410290688/photo/1

パソコンも使って資料もまとめなくてはいけなくて、「子ども国会に入って(ワードの使い方など)いろんなことが学べる」と実践的な活動に積極的に取り組んでいる。

まだまだギリギリまで参加者を募集しているので、興味のある小中高生は子ども国会ホームページから参加申し込みをしてください。

http://kodomokokkai.web.fc2.com/003.html

本会後は、後日意見交換会という場が設けられて分科会の関係省庁で行われる。

開催まで後1週間なので、実行委員メンバー、いい本会が開けるよう準備を頑張ってください!
成功を祈っています!

日本の学校に向けて、親の心の準備!~帰国への道その4

2008-10-09 | 教育一般
今週、息子たちが日本に帰国してから通うことになるさいたま市の公立中学と小学校に連絡し、必要な手続きと当初準備しなければならないことを聞いた。

メールで問い合わせるのがいいのか、電話か迷いながら、ホームページを見ると更新されていないので、メールよりも確実な電話をかける。まず私にとって未知の世界、日本の公立中学から。

11月2日に日本に到着し、3日が文化の日で休みなので、4日にまず市役所で転入届けを行い、その足で中学に向かい、市役所で交付される「就学指定校通知書」とシカゴ日本人学校から受け取る「在学証明書」「教科書給与証明書」を提出して手続きを行う。4日から息子にすぐ授業を受けさせたかったので、そのままクラスの教室にいけるかと思ったら、制服を着ていないと、教室には入れないと言う。ちょっと驚き。そこまで厳しいのか!制服は後からでもいいかと思っていた。

しかし、学校のPTA事務室に生徒が来ていた制服のストックがあるという。身長を聞かれて、170センチぐらいと言ったら、「高いですね。あるかしら。PTAの方にすぐに調べてもらいます」すぐに調べてくれて、2種類のウエストサイズの170センチサイズの制服をとっておいてくれるという。しかも、たった1000円。かなり親切で、その安さにびっくりした。何万もすると聞いていたので。上着のボタンは、近所の文房具屋で買うように言われた。ここの中学は、ボタンが1つでも取れていると注意されると友達から聞いている。

そして、学校指定のジャージ、体育着、上履きを離れた駅の商店まで行って、買わなくてはいけない。ジャージの名前は刺繍入り、体育着は名前をアイロンでつける。上履きは、学年で色が変わり、中2は緑だという。

息子に上記のことを言ったら、「そんなに規律が厳しいのか?!」と少しびっくりしていた。日本の中学なら普通にやらなければならないことなのだろが、こちらで服装に関しては、体育着も含めてすべて自由で育っているので、ちょっと窮屈に感じるだろう。しかし、それが日本の国の掟であるからして、慣れるしかない!昨日も他のお母さんたちと話していたのだが、どうして日本はすべてみんな同じでなければいけないのか、異質なものは排除されるのか、理解に苦しむ。まあ、ファッションに鈍感な息子のことだから、服装のことはたいして気にせず、毎日選ぶ時間が短縮されて楽だととらえるだろう。

さて、小学校の方だが、こちらはラッキーなことに、4日がお休みだった。5日は朝最初の授業から受けられる。去年2日ほど体験入学をしたことも教務主任の先生が覚えてくださった。あり難い。こちらは、上の息子も1年生の2月まで通っていたので、なんとなくわかる。しかし、給食があるので、(この給食は学校内で作っていて、かなりおいしいと評判)ナプキン、おはし、マスク、歯ブラシを用意してくるように言われた。ちょっと待てよ。これらを入れる小袋がいる。小袋は、どこにいってしまったか。みんなにあげてしまったぞ。船便に1つだけ入れたっけ?処分することで忙しかったので、まったく記憶がおぼろげだ。必要なもの、小袋、小袋・・・とまたメモ書き。

上履きもできるだけ指定の商店で買うように言われた。でも、白っぽい運動靴ならいいという。教科書はとりあえず今使っているのを持ってきてもらって、新しいのをすぐに渡してくれるという。ラッキーなことに、国語と算数は同じ教科書だった。ほっとする。とにかく、初日に来たときに担任の先生が必要なものは説明してくれるらしい。上履きの袋などもとりあえず入れる袋でいいという。またまた、ほっとする。でも、子供はみんなと同じでないといやだろうなあ。

最後に思い切って、アメリカで小さな頃から育っているため、(帰国子女なので)それなりに対応のいい先生を担任にしてもらえないかと図々しくお願いしてしまった。ウーン、言うべきことを言ったので、あとは「天命を待つ」気分。清水の舞台の幕は引かれた。後は飛び降りるのみ。





下の息子、シカゴでお習字に真剣に取り組む!

2008-08-13 | 教育一般
今日は、夏休みの自由課題として、下の息子は、お習字に一生懸命取り組んでいた。

息子の学年、小学3年生からお習字の授業が始まった。しかし、息子はちょうど時期が花粉症がひどいときで、もろに反応を起こしてしまい、咳が止まらなくなり、何日間か学校を休んだため、(去年は一年を通して皆勤賞をとったほど丈夫だったのに・・・子供の体はわからないものだ)貴重な第1回目のお習字のクラスをのがしてしまった。

担任の先生のご指導でなんとか追いついたようだが、片付けなどは、自己流で、わかっていない。上の息子が必死でどなりながら教える。上の息子は弟にかなり手厳しく、私よりも確実になんでも教えてくれるので、私にとってなくてはならない最強の第2の親である。1学期の前半に数日間続けて休んでしまい、その影響が結構大きかったので、日本人学校の1日1日の1つのクラスがいかに大事かが身にしみてわかった。

3年生は学校一の大所帯で、男の子の数が多い。元気いっぱいに走り回りそうな子供たちを、一斉にシーンとした集中力を必要とするお習字の世界に引き込ませなければならない担任の先生のご苦労がつくづくわかった。

息子は、3年生の課題である「大」「月」のうち、「月」を選んだ。いったいどうやって教えていけばいいのか?墨の筆へのつけ方や筆のならしから教えた。どのへんで新しく墨を筆につけたらいいか、私も考えながら教える。自分がどうやって習ったのか思い出しながら。お手本も示す。手が覚えているようだ。しかし、止め、はねなどは、教えるのが本当にむつかしいことがわかった。



近所の友達が、書初めの宿題だったか、お習字を何時間もかけて教えたことを前に聞いていた。その子は、泣きながら頑張ってやりとげたという。結果は、素晴らしい生き生きとした字ができていた。群を抜いて、目を見張るような作品だった。親の努力と子供の努力と両方うまく噛み合わないと、いい結果はでないのだろう。私は、お習字にそんなにこだわりはないのだが、素晴らしい字を書くお子さんたちを見ると、とてもうらやましい!小学1、2年生の時に、硬筆を習っていて、テキストに自分の作品が載ったり、担任の先生から字を褒められて、自分に自信ができて、他の教科にもいい影響があったのを覚えている。

しかし、上の息子は、小学1年生の終わりにシカゴに来たので、お習字や硬筆を習う機会がなく、字が・・・正直言って、うまくない!しかし、小学校高学年ぐらいから、先生方の熱心なご指導のおかげで、お習字の字体がそこそこぐらいになってきた。私の記憶では、6年生のとき、かなりの枚数を書いていたように思う。先生が丁寧に1枚1枚コメントをくれていた。そして、去年ぐらいから、くずした字にも挑戦!こちらも担任の先生が熱心に指導してくださったので、日本に帰国しても恥ずかしくないレベルには持ってこれているような。この夏休みは短い時間で、むつかしい字体をさらりと仕上げていた。

さて、下の息子の今日の練習は、休憩をとりながら、こつこつ書いていき、少しづつできるようになっていった。シーンとして、黙々と手を動かす。集中、集中。まだ、もう少し練習したほうがよさそう。半紙もなくなってしまった。かなり長い間やっていたが、息子はいやがらず、またやると言っている。

シカゴにいながら、家の中はまったくの日本の世界だ。昨日は、英語の家庭教師、アイリーンと息子は英語でポケモン談義。またまた、日本とアメリカを行き来している息子。こんな不思議な世界ももうすぐ終了か。しかし、シカゴ日本人学校全日校のおかげで、日本に帰ってからも安心して、すぐに授業に入っていけるだろう。

息子たちキャンプ終了!クーパーズタウンとナイアガラへ出発!

2008-08-02 | 教育一般
息子たちの充実したサマーキャンプは今日で終了!

下の息子は、バッファロー・グローブのパーク・ディストリクトの盛りだくさんの人気のスポーツ・キャンプで、さまざまなスポーツを楽しんだ。バスケット、ドッジボール、野球、キックベースボール、フットボールなどなど。初めてやるフットボールなどのスポーツにも挑戦し、その楽しさをアメリカ人と共に味わい、本当に楽しそうな2週間だった。

このキャンプは、フィールド・トリップも多く、先日紹介したシャンバーグ・フライヤーズの野球観戦、ウイーリングのアクアティック・センターやエルク・グローブのレインボーフォールなどの大きなウオーターパーク、ボーリング、スケートなど、なかなか親が連れて行けないような場所で、ベテランカウンセラーのアメリカ人のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが、面倒を良く見てくれた。


同じキャンプをとった友達カイルと面倒見のいいベテランカウンセラーたちと

長年このスポーツキャンプの総責任者をやっているベンの話だと、安全面で、信頼のおけるカウンセラーを雇っていることを強調していた。ベンは、こちらの細かいリクエストをしっかりカウンセラーに伝えてくれ、何かあるとすぐに対処したり、即刻メールや電話で詳しく私の質問に答えてくれた。やはり、こういうキャンプのことを熟知しているしっかりした人が責任者だと、安心して長時間キャンプに子供を預けられる。他のアメリカ人の親たちも同じ気持ちだろうから、このスポーツキャンプが人気なのはうなずける。

息子は日本人1人で目立つせいか、みんなから名前をすぐ覚えられ、私が迎えにいくと、何も言わなくても、他の友達が息子を呼びにいってくれるほどだった。

キャンプに入る前、親たちへのオリエンテーションで、ちょっとしたからかいやいじめに対すして、どう対処するのか、プリントに列記されていた。上の息子が、5年前下の息子と同じ年に初めてこのキャンプに参加したときは、そういう注意書きはまったく配られなかったので、私は、びっくりして、かなり心配した。下の息子自身も、キャンプ前は、「アメリカ人の中で、大丈夫かな・・・」と自信なげに心配していた。しかし、その心配も初日楽しく過ごしたことで、吹き飛んだ。もって行くランチボックスの中身もご飯をいやがるかと思ったら、日本人学校に持っていくのと同じような中身のご飯やおにぎりを持っていって、毎日たいらげていた。

息子は、プリスクール時代に仲の良かったカイルと同じグループで、交流が復活。お互い思い出したようで、カイルの方から、家で遊びたいと積極的に言われ、久し振りにうちでプレイデート。なんだかとてもなつかしい響きの言葉だ。来週、旅行から帰ってきたら、また遊ぶ約束をする。

さて、上の息子は、今週はアーリントン・レイクで、セーリング三昧。日本人学校の仲良しの友達も一緒なので、かなり楽しかったようだ。息子は、このキャンプも2回目なので、セーリングの腕は上達しただろう。日本に帰れば、こんなに気軽にセールングなんて連れて行けないから、8月はまた自分達でセーリングをしに来よう。このキャンプを取った子供たちは、アーリントン・レイクで、親が見ていれば、自分達でヨットをレンタルしてできる。さほどレンタル料も高くない。ありとあらゆるスポーツが気軽にできる国、アメリカ。この国に駐在できたことに感謝、感謝。

今日は夜のフライトで、ニューヨーク州のロチェスターに飛び、明日野球少年の憧れの地、クーパーズタウンで、野球殿堂博物館を訪れる。次の日は、ナイヤガラへ。ロチェスターは、観光は何もないところだが、ちょうどこの2つの場所の中間地点に位置するらしいと主人が言う。みんなも今頃さまざまな場所に旅行に出かけていることだろう。毎年、8月は旅行を満喫する月ですね!後からまた写真をこの投稿に入れるので、チェックしてみてください。

息子たち、サマーキャンプたけなわ!

2008-07-24 | 教育一般
息子たち2人は、17日にシカゴ日本人学校全日校の終業式を終えて、今週からサマーキャンプに入った。6月から長い夏休みに入っているアメリカ人たちは、すでにファーストセッションのサマーキャンプも終え、旅行中の友達も多い。

上の息子は、小学5年生のときに経験したアーリントンハイツの豪華版キャンプ「セーリング、テニス、ゴルフキャンプ」で、下の息子は、バッファロー・グローブの人気の「ボーイズ・スポーツキャンプ」。

下の息子は、サイトに日本人の友達がいないので、アメリカ人たちの中で大丈夫だろうかとかなり心配していた。セカンドセッションは先週の月曜日からすでに始まっており、息子は全日校の方が大事との判断で、1週間キャンプをお休みしている。英語のハンディキャップとともに、こういう出遅れもあり、私もかなり心配していた。

しかし、今週月曜日にキャンプのサイト、クーパー・ミドル・スクールに行くと、小さな頃仲が良かった近所のカイルがいた。2歳から3歳の頃、プリスクールやパーク・ディストリクトのクラスで一緒で、家もしょっちゅう行ったりきたりして、いろんな場所に遊びにも出かけていたほど仲が良かった。カイルのお父さんのスコットは、ステイ・アト・ホームダディ(専業主夫)で、子供たちの面倒見がとてもよかった。

今では、毎年リトルリーグBGRAのチームの監督をやるほどはりきっている。息子もカイルもときどきリトルの試合で顔を合わせるが、昔のことはなんとなくしか覚えていない。それほど、お互いの生活で忙しく、遊べなくなっていた。

今回のキャンプで、息子はカイルと同じグループになり、カウンセラーの話だと遊んでいるという。他のアメリカ人とも息子は交流しているらしい。昨日は、カイルが帰り際、息子と「遊びたい!」と言い寄っていた。また、交流が復活できたのかと私もとてもうれしくなった。全日校の通っている日本人が、1人でキャンプに入るのは、親子でとても勇気がいることだが、やはりそうしてよかったと思った。

昨日は、ウィーリングのアクアティックセンターで、みんなと思い切り泳ぎ、スライドもやり、プールの横で、カード遊びなどもしたという。サイトにもどってきたら、フットボールや全日校の「英語遊び」の時間に習った英語遊びもやって、とても楽しかったという。今日は、地元のマイナーリーグ、シャンバーグ・フライヤーの試合を見に行っている。明日は、ゲームセンター、来週はスケートやボーリングなどフィールドトリップ盛りだくさんのキャンプだ。

息子は、全日校に入って以来、英語がなかなかでなくなってしまったが、その前小さな頃から日本人1人で過ごしてきたため、知らない環境でも合わせていける術をいつのまにか身に着けているのかもしれない。

上の息子は、毎年日本人があまりいないキャンプで過ごしてきたので、今年は最後かもしれないので、クラスの仲良しの友達と一緒だ。きっと思い出に残るキャンプになるだろう。今週はとことこ歩いて、近所の二コルノールのゴルフ場で、午前中ゴルフ。ゴルフを練習していないので、スコアがひどいらしいが、緑の中で、思い切りクラブを振り回すのも気持ちがいいだろう。短い距離の9ホールとはいえ、日本で、ティーンエイジャーが1人で歩いて、ゴルフしにいくなんて考えられないことだから。

午後は、バスで移動してテニス。来週は、毎日アーリントンレイクでセーリング。月曜から木曜まで、9時から4時まで、ランチつき。子供たちは満喫し、親は楽できるお勧めのキャンプ。全日校のスケジュールにもぴったりの8日間。息子の友達は、シャンバーグなどからきている。




明日は英検!でも野球の試合が・・・

2008-06-15 | 教育一般
明日は、子供たちにとって大事な英検を受ける日。上の息子は、野球の試合と英検の受験時間が重なって、勉強していないせいもあり、どちらをとろうか迷っている。

野球が彼にとって一番大事なことをわかっている私は、上の息子に、「すごく(野球の)調子がよくなってきていて、チームにとってあなたは欠かせないから、英検受けなくてもいいんじゃない。英検は日本に帰ってからでも受けられるけど、ここでの野球の試合は、日本に帰ったらないわけだし。」などと普通の親なら、絶対言わないことを口走ってしまった。

前回の試合内容が、3塁打2本、シングル2本、4打点で、ピッチャーもクローザーとして、見事な投球をしたチームを勝利に導いた息子。もしかすると明日の試合で、ホームランがでるかもしれない。1試合たりとて、無駄にできない。1試合、1試合の積み重ねと努力で、精神ともに向上していく。英検か試合か・・・どちらも同じように大事。

息子は、ずっと考えて、考えて、最後「やはり受ける!」という。まったく準備をしていないが、単なる腕試し。昨日、学校で、中3の1人の男子がロスに英検を受けにいくのを同級生の仲間たちと先生たちが送り出しているのを目撃した。ロスで現地校に通っていたときの友達に会いにいくのだそうだ。「いってきます!」晴れ晴れとした表情で、彼はでていった。

全日校にも英検準1級を受ける中学生が何人かいます。彼が、現地校から移ってきたのがいつだっだのか覚えていないが、全日校の同級生たちが、誠に暖かく迎え、スポーツ万能で、英語堪能の彼は今や中学部には、欠かせない強い存在感を放っている。息子も最初から一目おいていた。


太鼓をたたいて送り出す、先生、気合入れてるね!


息子の仲良しの同級生も昨日ニューヨークに旅立った。観光がてら、準1級に挑戦するという。

そんな話も聞き、息子も英検受験を頑張ろうという気になったのかなあ。周りもみんな頑張って受けるし。ジャパンフェスティバルを21日に控えて、ソーランの練習もたけなわ。定期テスト2週間前となり、その計画表も作り、テスト準備にも入っている。やることが盛りだくさんで大変な中学生たち。
Good Luck!



ヨリドリミドリのアメリカのサマーキャンプ~数千ドルするキャンプも

2008-05-21 | 教育一般
サマーキャンプをそろそろどれにするか決定しないといけない。シカゴ滞在の残り期限が少なくなってきているから、少しでも充実したキャンプをと思うのだが、「親の心子知らず」とでも言おうか。毎年毎年いろんなキャンプに入れてきたせいか、子供たちは、「今年はキャンプはもういい。」みたいな反応だ。

毎日忙しくめいっぱい学校と課外活動をこなしている子供たち。夏休みぐらいのんびり家でボーッとしていたいと思う、というかそうさせてあげたい。でも、こんなに楽しそうなプログラムがあるとついつい親の方が、あれもこれもと手をのばしたくなる。普段、日本人学校に行っているから、サマーキャンプぐらい、ばっちり、英語環境に浸らせたいと思うのが、親心。

上の息子は、こちらにきた最初の年は、短い時間のサッカーキャンプを1週間日本人の友達ととり、その次の年、小学3年生から、日本人がいないバッファロー・グローブ・パーク・ディストリクト主催の人気の「スポーツキャンプ」に挑戦した。USセルラーフィールド、遠い場所のウオーターパーク、ローラーコースターリンク、ミニゴルフなどなど。スポーツと名のついているものをいろいろとやらせてもらい、満喫していた。言葉が通じなくて、困った時もあったようだが、めげずに楽しんでいた。

そのスポーツキャンプを小学4年生もやり、小学5年生では、「セーリング、テニス、ゴルフキャンプ」という超豪華版のキャンプに参加。近所のゴルフ場まで歩いていって、バスでテニスコートに午後移動。それが1週間。もう1週間は、レイク・アーリントンでセーリングを基礎から習い、ライセンスまでもらった。このキャンプは、ランチ付き、ジュース飲み放題で、4時まで預かってくれて、最高に充実していた。

そして、小学6年生では、バッファロー・グローブ・パーク・ディストリクトの中でもお勧めの「サバイバルキャンプ」。テントの張り方、紐の結び方、魚釣り、野外での料理など、さまざまなや野外活動を教えてくれた。息子は、みんなの中でカウンセラーの片腕となり、リーダーシップを発揮できたキャンプだった。

去年の中学1年は、ユニークなバイクキャンプ。自転車で、バッファロー・グローブ界隈、はたまた遠くのアーリントン・ハイツの方まで、進出。炎天下、バイクで競争する。親がなかなか連れて行けないから、道を熟知しているカウンセラーについて回って、普段できない経験をできたようだ。

昨日は、下の息子の野球のチームのアメリカ人の友達が利用しているロング・グローブにあるジェイズ・キャンプの見学に行った。とても家庭的なキャンプで、カウンセラーたちがみんなそれぞれの子供たちの名前を覚えて、面倒見がいいと評判のキャンプ。息子のアメリカ人の友達は、なぜかロンググローブ軍団。そう、みんなそこそこお金持ち。よって、このキャンプも目玉が飛び出るほど高い。

やや高めのバッファロー・グローブのキャンプの倍以上する。よって、家の前にバスがお迎えに来てくれて、スイミングも少人数レッスンを含めたのが1日2回もあるんだと。普通のスポーツ活動以外にロケットを飛ばしたり、レゴを作ったり、はたまた女の子たちは、演劇など、16エーカーの土地で、さまざまなことをやるらしい。あのファームが横にあるロンググローブの環境で、ひと夏を過ごす超幸運なアメリカ人の子供たち。お金があるというのは、まったくもって、すごい!しかし、これに驚いていてはいけない。もっと北の方には、有名なバナーキャンプとかいうのがあって、これは、数千ドルするらしい。去年これに参加したバーノンヒルにいる韓国系アメリカ人の友達がいたが、そこまで、大金持ちには見えなかった。

主人に、最後の年になるかもしれないから、ジェイズキャンプに下の息子を入れたいと切り出したら、値段を聞いて、即却下!「旅行優先だろう。」と言われた。はい、おおせの通りです。昔、ジェイズキャンプのような高いキャンプにキンダーぐらいの男の子を入れた友達が、その年の夏の旅行をあきらめたと言っていた。うちは、やはり、近くのパーク・ディストリクトのキャンプで、充分だということで主人と一致した。

うちの子供たちは、毎年サマーキャンプで、充実した時間を過ごし、私は私で夏はハーパー・カレッジで、充実した時間を過ごした今までの数年間。でも、子供たちは、暑い中かなり疲れていた。下の息子も毎年びっちりのサマーキャンプに飽きているよう。今年は、スポーツキャンプの申し込みは済ませているが、短い時間のキャンプに変えようかと今頭を悩ませている。でも、そうすると、私はどうなるの・・・

息子、シカゴで日本語活字中毒になる?!

2008-02-12 | 教育一般
うちの13歳の長男が本好きなのは有名である。かたときも本を離さない。スポーツの練習や試合がある日でも、その場所に持っていって、寸時を惜しんで、本を読む。日本人学校中学部でも、みんなを引き離して、ダントツに読書量が多いらしい。

だから、私は、息子は文系だとずっと思っていたのだが、その読書量のおかげで、小学校6年生ぐらいから、算数ものびてきて、計算も速くなり、中学に入ってから、数学はまったく問題なく、得意の国語より、むしろテストの点数が高くなってきた。読書を積んで読解力をつけるということが、いかに大事かということが息子の例でわかる。文系とか理数系とか早くから決め付けるのもよくない。だから、日本人学校は、子供たちに読書マラソンなどをして、本を読むことを勧めてくれる。

なぜ息子がこんなに本を読むようになったかと言うと、もともと小さな頃から私たちは息子によく読み聞かせをしていたのだが、義母がさまざまな絵本を買っては義母も帰省のたびに読み聞かせをしてくれた。そのおかげで、小学校1年生の夏には、幼年版「シートン動物記」シリーズを1冊(1冊70ページぐらい)20分ぐらいの速度で読めるほどになって、まわりの人を驚かせた。小学2年生の頃は、「世界文学の森」シリーズや伝記物をかたっぱしから読破し、小学3,4年生で、ずっこけシリーズ、怪盗ルパンシリーズ、そして、江戸川乱歩シリーズなど、どんどん突き進んだ。

息子が小学校1年生の2月にシカゴに来たのだが、主人は、「うちは本に使うお金は惜しまない!」と宣言し、息子が少しでも興味を持った本は、アマゾン、ブックワンで日本からすぐに取り寄せたり、義母に頼んで送ってもらったりして、買い与え続けた。私たちもある種の活字中毒のような部分があるので、息子にもとびひしたというか・・・

そして、小学4年生の時、担任の先生が読書記録をつけさせ、クラスの子供たちを競わせた時、息子はモーレツに読書量を増やした。自分の得意分野だと思ったのだろう。休み時間も惜しんで読むことに専念していた。小学4年生の1年間でなんと驚いたことに、10万ページを読破した。

この頃から、普通に大人の新聞も楽に読めるようになった。一瞬で、一つの記事を読めると言うのが、私には信じられなくて、「よし、それならどちらが記事を速く読めるか、ママと競争をしよう!」小学校4年生の終わり頃、日本経済新聞の大きな記事(彼の得意な野球の記事だったかも、1ページ分はあった)を私と読む競争をした。結果は、私の3倍ぐらいのスピードで読み終わり、全部内容も詳しく把握していたので、私はショックでひっくり返りそうになった。これでも、昔、日経新聞を速読してた金融記者だったのに・・・小学4年生に負けるか・・とほほ。

親が知らないうちに、いつの間にか息子には速読術が身についていたようだ。5年生ぐらいから、大人の本もバシバシ読むようになり、一冊の本も何回も繰り返し読み、彼の血と肉になり、知識量も増えていったようだ。中1になって、試しに吉本ばななの「キッチン」(私の愛読書)を息子の机に置いておいたら、10分ちょっとで読んだと言う。「ウソだ!」と私は叫んだが、ストーリーもすべて克明に言えたので、本物だ。

自分の大好きな野球、歴史、推理小説の本は、増える一方。松井秀喜、松坂大輔、イチロー、このあたりは、各選手に関する分厚い本が何冊もあり、何回も熟読するので、彼らの理論やフォームはすべて頭に入っている。その他メジャーリーガーも含めて、何人もの選手のフォームや理論も頭にたたきこんでいるので、練習しなくても各選手のバッティングフォームやピッチングフォームの真似ができる。ただ、息子の一番のお気に入りの野球の本は、やはりイチローや野茂を育てた名監督「仰木彬夢実現の方程式」だ。256ページある割と厚い本だが、繰り返し繰り返し読んでいる。私も読まなくちゃね。

今は、古本屋で見つけた貴重な江夏豊の自伝の本「左腕の誇り」を友達に借りた「終戦のローレライ」シリーズと並行して読んでいる。松坂、江川よりも昔の怪物、江夏か、しぶーい!つねに原点を求めるということか。

しかし、日本人学校に行きながら、本を大量に読むので、アメリカにいてもきちんとした日本語力がつき、私のおかしな日本語もことどとく指摘される。「あの人には、喜怒哀楽の怒が欠如している。」(なんで、簡単に「あの人は、やさしくて、怒らない人」って言わないのさー!)「敵に塩を送るようなことはしたくない!」などと私には思いつかないような表現もこのシカゴの地で言い放つ。ときどき私にはわからない言葉も使って、えっと思わせる。(息子には内緒だが)恐るべし、息子!


日本人学校でも、小学部の英会話の時間でしっかり基本のフォニックスなどをやってくれたため、英語の本を読む力もつき、日本語で身につけた速読力で、現地校の小学5、6年生レベルの本はそこそこ速く読めるようになった。といっても、英語だとなかなか自分から読まず、しかも興味のある野球の本しか読まないけど・・・

ここシカゴでは、うちの子供たちはあまりテレビを見ない。うちはテレビジャパンも引いていない。金曜日を除いて、子供たちは、お互い家が離れているので、毎日日本のように子供同士で遊べない。よって、子供たちは、読書に集中できるという構図だ。といっても、次男は、長男のようにはうまくいかない。暇があれば、マンガばかり読んで、「こんなことでいいのか。」と私の心配の種だ。

しかし、大量に買った本は、帰国前どう処理するか、頭が痛いところだ。