Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

引越し完了!最後の買い物、そして日本人学校でのお別れ会へ~帰国への道その8

2008-10-31 | シカゴ日本人学校全日校
昨日は、住み慣れたアーリントン・ハイツのタウンハウスからの引越しであった。2002年2月の始めに日本から凍りつくような寒さのシカゴへ越してきて、6年9ヶ月。愛着のある家。大変便利であった。

シカゴ日本人学校まで車で6分。バスストップまで2、3分。日本クリニックやミツワもアーリントン・ハイツ・ロードで一直線。来る直前に免許を取ってきて、初めて運転する身にとって、本当に楽だった。ダンディーロードにたくさんのいいお店やレストランが散在。友達もパラパラぐらいで、日本人があまり多くなく、つかず離れずの居心地いい距離。近所にアメリカ人の友達も多く、日本人からもアメリカ人からも助けてもらった。

さて、引越しは、結構大変であった。福留選手取材、執筆、菊田俊介氏のインディアナでのゴスペル演奏取材と予期せぬ事態が起こり、大幅に準備が遅れてしまった。前回の船便は、準備をよくしていたので、早かったが、おかげで、今回は時間がかかった。

しかし、ヤマトの人たちが、すごい勢いで、荷物をつくり、あっという間に大きな家具類はだし、小物もあっという間にかたづいた。おかげで、私は、学校での用事、主人は買い物などができ、本当に助かった。途中、学校での荷物を取りに行く間、大方の作業が終わり、みんな待っているほどで、こちらの手際が悪く、申し訳なかったほど。

そして、クリーニングも専門業者の方が、すぐにし始めてくれ、あっという間に全部の部屋に掃除機をかけ、水周りを徹底的に掃除して、ピカピカ状態。冷蔵庫の中までやってくれ、本当に助かった。すべて、素晴らしい手際の良さだった。ヤマトのうちの担当のアラキさんは、いろんな面で気を配り、私にとって一番頼りになった。相棒のスドウさんは、細かいところまで気を配ってくれ、私たち顧客の要望をよく把握されていた。いたせり、尽くせりのサービスのヤマトさん、本当にありがとうございました。

今日は、シカゴ日本人学校の上の息子、中2のクラスのお別れ会。まず、外で、コオリおに。担任の先生も交じって、小学生のようにみんな走り回って、遊ぶ。とても楽しそうだった。先生も真剣に追いかけている。続いて、小体育館で、男女交じってドッジボール。女子に投げるときは、男子は左手でと、ハンデを補う。男子が投げる球は、中2とあって、なかなか迫力があった。こんな風に男女が一緒になって動きながら遊べるのも、シカゴ日本人学校ならでは。本当にいい雰囲気の学校とつくづく感心した。

その後は、教室で、みんなからの記念品を息子に渡し、息子がみんなに挨拶。いつものように淡々と話す息子だが、最後の方は、みんなへの励ましに変わっていた。息子らしい。どんなにか中3までいたかったろう。小1の2月からずっと日本人学校全日校に在籍。応援団長にずっと憧れてきて、中3でそれをやるのを目標としていた息子。文化祭でも主役をやりたかったようだ。これからは、日本で全日校の動向を静かに見守る。日本の中学でまた違う刺激をもらって、成長するだろう。

今日の最後の買い物は、やはりディックスにて、息子用のアンダー・アーマーのバカ高のズボン。このズボン、かなり値ははるが、形がいいので、息子がはくと足が長いため、(親バカですが)カッコいい。息子は最近、下の息子のお母さんの何人から「カッコいい」と言われる。とてもとてもうれしいのだが、思春期に突入し、口を開くと頭にくるようなことばかりを私に言う。ムカつく!お願いだから、黙っていてほしい!

そして、私が一番通った本屋、バーンズ・アンド・ノーブルにて、息子たちの本を物色。日本で、オンライン上のスカイプを通して、こちらの家庭教師の先生たちと週1回の割合で、この本を使って、授業をしようと計画している。はたして、時差の関係でうまくいくかどうか・・・せっかく身についた英語力をキープするため、親が努力するしかない。

とくに、下の息子が幼稚園時代からこつこつ身につけたフォニックスは、将来の宝。日本に帰って、英語が少し停滞するかもしれないが、定期的に復習していれば、いつかまたよみがえると信じている。この英語力も全日校の英語科の先生たちの努力が大きい。フォニックスを完璧にこなせるように日々努力されて、子供たちを教えてくださっている。ムラセ先生をはじめ、英語科の先生たち、本当にありがとうございました。

その後は、ブルース関係のDVDとCDをゲット。140ドルぐらいするブルースを網羅したDVDを買った。これは、シュンさん(ブルースギタリスト、菊田秀介氏)から聞いた「The Blues」というドキュメンタリーのブルースの流れがわかる映画。かの有名な監督、マーティン・スコーシーズがプロディースしたすぐれものらしい。シュンさんも出演しているらしいから、じっくり日本で見よう。シュンさんのCD、「Rising Shun」も友達に買ってきてもらう。もう、これで思い残すことはなし!

明日は、全日校恒例のハロウイーン集会が午後から。先生たちの仮装が毎年圧巻。午前中は、下の息子小3のクラスのお別れ会。午後は、上の息子の中学部全体でのお別れ会。最後のイベントを楽しみにしている。





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2 コメント

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日本で待ってるね (machiko)
2008-10-31 13:38:15
いよいよですね。日本で会いましょうね。
ぜひうちの息子と「ここがヘンだよ日本の学校」情報を分かち合ってください。。。
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フォニックス (やっちゃん)
2008-10-31 13:11:28
日本では、小4でアルファベットを授業で取り入れてるけど、アルファベットを習う前にアメリカに来た次男は、フォニックスを先に習ったことで、家族の誰よりも、看板などを正確に読んでいました。英語の本も、意味は全然分からないのにスラスラと読んでたしね。私たち?が、どうしてもアルファベット読みをしてしまうように、身についたものはそう簡単には消えないと思いますよ。アメリカで学んだフォニックスがきっと残ることと思います。本当に「宝」ですね。
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