これが入り口です。左右には、怖い顔をした狛犬が建っています。
きれいな水が流れている中に、これまたきれいな観音菩薩像が立っています。奥へと進むと、
猿田彦神社という小さな祠と中には、こんな像が安置されていました。
さらに進むと、洞窟です。やっと入れるくらいのものでしたが入るのは止めました。
これは稲荷神社みたいですね。
水神様だそうです。
ところで、このお寺はどういうお寺なのでしょう?
天台宗の寺院で、清龍寺といい神龍山不動院と号します。清龍寺の創建年代は不詳ですが、平安時代の天長7年(830)にこの地の自然湧水を見て、慈覚大師円仁というお人が開創したといいます。不動院清龍寺の所蔵文化財には、不動の瀧、板石碑、徳川家茂念仏、(葵の紋入り)不動明王、最初に見た金色観音などがあります。
さて、駅の方へと向かいましょう。おや、右手にこんな場所が現れました。うっそうと茂った森のようです、少し涼んで行くか。
あまり手入れもされていないようで、人は出入りしていないのでしょう。坂道を駅方向へ進みます。
この辺りは白子宿と言って、江戸時代に川越藩と江戸城下を結ぶ川越街道ができる際に形成された宿場町だったそうです。三町からなり三軒の本陣が持ち回りで務めていたとされています。また、5と10の日には、六斎市と言って賑やかな市も立ったといわれています。
つづく
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