しばらく歩くと、
三ツ木薬師堂の案内石版と標柱がありました。
堂宇の周囲は、このような石塔もありました。
少し離れて見ると、このような広い場所に薬師堂があります。
ところで、三ツ木薬師堂とはどんなお寺になるのでしょう?武蔵村山市の三ツ木にあることから、こういう名称になったと思われます。慶長年間の創建で同じ地域に或る長円寺が管理しているそうです。本尊は勿論、薬師如来で昭和15年に火災に遭い、16年に現在の本堂が再建されたそうです。
ここには東京都無形民俗文化財に指定された双盤念仏・薬師念仏鉦というものが奉納されています。双盤念仏は室町時代に京都の真如堂で行われた引声念仏が始まりで、関東では明応四年(一四九五)に鎌倉の光明寺の観誉上人によって十夜念仏として浄土宗の寺院を通じてひろまったものです。双盤念仏・薬師念仏鉦はりは、都民の文化の特色を示す典型的な重要文化財として平成三年三月八日、東京都無形民俗文化財として指定されたそうです。
また、このように多くの石仏や石塔が建ってもいます。それらは建立年代は不詳ですが、明治時代に旧青梅街道が改修されるまでは、東にあった道路の傍に立っていました。改修のとき現在の場所に移されたものです。
三ツ木天王様の祇園ばやしの案内板です。
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます