黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

潜水艦が海底で直立

2017-05-25 23:09:36 | Weblog
ニュースを見てたら驚いた。

そのニュースと言うのは、長崎の五島列島沖で終戦後、海没処分された旧日本軍の潜水艦を民間の研究チームが見つけたそうです。

約200メートルの海底で直立する潜水艦の姿の画像が載せられていた。

ニュースでも説明していたが、私の持つ文献では、連合軍総司令部(GHQ)の命令で海没処分された潜水艦は24隻です。

22隻は海底に横たわっていたそうだが、2隻は立っていて、そのうち1隻は、艦橋から船首までの約70メートル分が直立していたそうです。

戦後72年間、倒れもせずに墓標のように立っていたんだと思うと、感慨深いものがありました。

ちなみにその中には、伊400型も含まれています。

ここからはどうでもよい話ですが、伊400型は三隻あり、伊400、401、402

当時世界最大の潜水艦で全長122mです。

元々日本海軍の伊号潜水艦は、大洋での作戦を考慮して大型で、甲型、乙型、丙型などがあり・・・

って書いてもね・・・マニアック過ぎるから写真で簡単に説明します。


これが伊400型です。晴嵐という飛行機を三機搭載したので海底空母の異名もありました。


上が乙型潜水艦で全長約108m


その上がドイツ海軍の有名なUボートⅦC型で全長約67m(小さいでしょ)


更に上が海自の潜水艦「おやしお」型で全長82m


ついでだから、下がアメリカ海軍最強潜水艦と言われるシーウルフクラス 全長約108m

戦略原潜と比べれば伊400型は小さいですが、今でも大型潜水艦の部類に入るでしょう。



まあ、私が見たのは写真とプラモだけですから、本物とは次元の違うお話ですけどね。
コメント (6)
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