黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

好奇心は大切

2023-07-03 19:26:44 | 戯言

7月1日 来函された二兎を追う男さんとコイさんを連れて22:00から自家用車登山可となる函館山へ登った。

もちろん夜景見学です。

結局、いわゆる市内観光したのは、これだけですけどね。

函館山の前に立待岬もお連れしたが、そこの階段をやれるかやれないかなんて話をする程度だし、途中の道では、飛ばし過ぎて佐藤在寛先生のお墓のそばへ転んでいったとか、そんな話ばかり。

んで、函館山夜景見学後、函館山展望台の下へ行った。

ここは観光客もまばらというか、ほとんどいないが夜景は見える。

そして、その奥にある函館山要塞入口、立ち入り禁止の柵のある場所までご案内。

ここ、御殿山直下にある巨大空間でありますが、もちろん行きませんよ。

真っ暗だし、マムシもいるし、コウモリもいますから万が一の事があったら大変です。

これこれしかじかと説明するだけ。

説明が終わって駐車場へ戻る階段を上がってたら、その要塞跡の柵を飛び越えて、とっぽい若者数人が出てきた。

『とっぽい』ってのは死語かも知れませんが、まさにとっぽい若者(含おねえちゃん)です。

ギャーギャー言いながら出てきたとっぽい若者が、地味に私へガン飛ばしてきた。

まあ、そうでしょう。

立ち入り禁止の場所へ入ったのを大人に見られましたからね。

そこで私、そのとっぽい若者にこんな事を言いました(正確には忘れたけど)

私『中 広かったでしょ? コウモリいた?』

若者『いました 中 広かったです』

意外な質問だったみたいで、かなり素直に対応した。

若者『お兄さんも見た方がいいですよ』

暗いからお兄さんに見えたみたいで笑ったわ。

私『40年ぐらい前から見てるよ』

若者『霊じゃないですよね』

げっ、私を霊と思って質問してるし・・・

という事は、今のとっぽい若者も普通に霊を怖がるのか・・・

数珠と塩を持って入れと言いたいが、入った後だから後の祭り・・・

若者が近寄って来たから、あそこは見た?とか、ここは見た?なんて聞いてみたが結構見てた。

私『今の若者もまだまだ捨てたもんじゃないな』とつぶやいた。

良い悪いは別にして、好奇心で行動するのは文化の発展につながると思ってます。

なんも考えず好奇心だけでフグを初めて食べた人・・・死にます。

次にフグを食べた人は、肝を食べて死にました。

次にフグを食べた人は、身だけを食べて死にませんでした。

こうして好奇心という犠牲の元に文化は発展していくと思ってます。

この遺伝子が次世代にも普通にある事に安心した一コマでした。

コメント (4)
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