草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

映画「ゴスフォードパーク」は深くて大作

2009年07月06日 | 映画
習い始めたコントラクトブリッジのガイドブックに載っていたブリッジをしている様子が出てくる映画を見たくて借りてみました。

タイトルは「ゴスフォードパーク」



goo映画に拠れば、
アカデミー賞脚本賞をはじめ、各国で23の映画賞を受賞したロバート・アルトマン監督作。イギリス上流社会をシニカルに描いたブラック・コメディ風味の群像劇

ということです。

もともとイギリス映画大好きなのですが、これは知らなかった大作でした。

ブリッジの場面はほんの一瞬ですが、ここから殺人事件が始まるという重要な所で、カードを配ってまだ習っていないけど(多分)ビッドして、ダミーが席を立ちます。

そこらへんから、、不審な動きの人物が増えて、殺人事件になるのですが、この映画のメインは事件ではなくて、
18世紀のイギリスの貴族階級のお屋敷の中の、使用人たちの忠実な描写や貴族たちとの対応、上流社会の内幕を詳しく書いているし、イギリス映画階の重鎮がそろって、緻密で凝った映画です。

監督とプロデューサーによる解説と、脚本家の解説に加えて、2回も見てしまいました。

このくらい見ると細部のこった所も分かってきて面白いです。

逆に言うと1回目はほとんどわからず終い。

好き嫌いが分かれると思うけどお勧めです。





サマセットモームやアガサクリスティーの作品にも沢山出ているようなので読んでみようかとおもが、やはり楽なのは映画なのでOO7とかタイタニックとか見てみよう。



ブリッジの場面をとみた映画ですが、すごく好きなタイプの映画で、解説も2通りついていたりして、なんと全編4回も見ちゃいました(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「愛を読む人」は重かった(^_^;)

2009年06月24日 | 映画
ヨモーギン娘が2度も本を買って読もうとして諦めたという「朗読者」原作の「愛を読む人」を見ました。

全く予備知識なして行ったので、、その重さにどよーんとして帰ってきました。

ケイトの演技はさすがにオスカー受賞だが、男性が2人がかりで演じる人生を一人でやってのけるんだからすっかり演技派女優の貫録もありますね。

ネタばれになりますが、最初は年増と高校生の!!!とちょっとびっくりしましたが、成り行きが想像もつかない。

そして、いきなりナチスドイツのとなるので、そうかぁ、、

この辺から一気に重くて深い作品になっている。

ヨモーギン娘に朗読者の本を借りて読んでみましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々に面白い「エニグマ」

2009年06月17日 | 映画


第二次世界大戦中にドイツ軍で使用されていた暗号機“エニグマ”の解読にあたっていたイギリスの部隊をモチーフに、天才数学者と美女スパイなどをからめている。

実際にブレッチリー・パークという場所で解読作業が行われていたが、その実態はほとんど明かされておらず、近年解明されて本が出て、ローリングストーンズのボーカルのミックジャガーが制作を担当したということでも有名だったらしいが、全く知らなかった。

TSUTAYAディスカスでケイトウィンスレットの映画を探していて面白そうだったのでレンタルしてみました。

内容がわからなかったけど、しかも「エニグマ」って何よ?って感じで見始めましたが、スリルもあり、ちょっと私の頭では理解できないことも沢山あるんですけど、天才数学者たちの集団が面白いです。

ここでのケイトもとても可愛く、でも強く、チャーミングです。

もうじき「愛を読む人」が公開なので是非見に行く予定ですが、ヨモーギン娘が中学と高校の時に原作の「朗読者」という本を読んでいたと聞いてびっくり。

正確には、「本を読もうと思って買ったけど読めなかった」しかも同じ本を2回ですよ(笑)

だから2冊持っているらしいです。それもどうかな(^_^;)と思うけど。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「鈍獣」について

2009年06月01日 | 映画
ちょうど読売新聞の夕刊に、映画の「鈍獣」で監督デビューをしたという「細野ひで晃(ひであき)」さんのことが載っていてタイムリーだったので読んでみました。

業界で「細野が手がけた商品は必ずヒットする」と言われるほどのCMディレクターだそうです。

でもコークやカップヌードルの「あくの強いCM」と新聞にあるがピンと来ないなぁ、見ればわかるのかもしれないけど(^_^;)


父が商社マンだったので海外経験が多く生まれはドイツ、小学生時代はイランにいて戦争の真っただ中。

高校はボストンで、ロスのカレッジで映像演出を学んだらしい。

そういう経歴から、日本文化を外から見る意識を持ち続け、日本文化を新鮮な視点でとらえなおしたとか。

映画では皆が相撲大好きな田舎町が舞台だが、セットはラスベガスをほうふつとさせるようなホストクラブだし、なるほど言われてみると、、そうかな?

それにしても脚本がクドカンですから、この二人の融合は結構すごいことになるわけで、


それから鈍獣の舞台は2004年ぐらいにやっていたようで、これまた強烈な個性のメンバーでやられていたようです。

映画の公式サイトはこちらです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「消されたヘッドライン」試写会@厚生年金会館ウェルシティ東京

2009年05月14日 | 映画
4年ぶりくらいですか、新宿厚生年金会館、今はウェルシティー東京って言うんですね。



何故1人でできるパスポート変更に一緒にわざわざ新宿まで来たかというと

また今週も当たったんです。「消されたヘッドライン」です。



FOXのサイトから多分申し込んだのですが、確かに私はCS233よくみますから当ててもらってもいいかな?なんて

先週も試写会のあと月島のヨモーギン娘のマンションに泊まったのですが、明日(金曜日)は偶然1月末以来の東大病院での検診の日だったので朝早来なくてはいけなかったので丁度いいタイミングです。

というわけですが、ヨモーギン娘は居残りレッスンらしく、あんころ奥ちゃんときたというわけです。

中々面白いです、

グラディエーターのラッセルクロウとアルマゲドンやパールハーバーのベンアフレック、QUEENのヘレンミレン、知っていたけど

今回始めてみたレイチェルマクアダムス(デラ役)が良かったです。

ストーリーもはらはらあり、ドキドキあり、それでいて結構丁寧に作られていてアメリカらしさ満載の映画です。

印刷会社にいたあんころ奥ちゃんは最後の印刷で懐かしがっていました。

おぉ新聞ってああやって出来るんだ。

ネタバレになるので筋は書かないですけど、面白い映画です。

明日からの天使と悪魔も見たし22からの「消されたヘッドライン」も見たし、

調子に乗ってまた試写会に応募しようかな(笑)

でも大体都内で夜なので、特にお得ということもないんですけどついでにヨモーギン娘の部屋の偵察にも来れて、いいかな?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天使と悪魔先」行試写会

2009年05月10日 | 映画
金曜日の先行試写会は東京国際フォーラムAのホールに満員の盛況でした。

別にトムハンクスや戸田奈津子さんががくるわけでもないし、あれだけテレビで予告編が流れているけど携帯電話まで預ける厳戒態勢、、自体が面白かった(笑)

学校帰りがギリギリになるというヨモーギン娘からのメールがあったので、イトシアのクリスピークリームドーナツを買いに行ってみた。

15分ぐらいかかるというのでいつもなら箱買い(180円のドーナツ12個で1,600円)だが、大きな箱になるのであえて行列に並んでみました。

並んでいるとタダで出来たてのオリジナルグレーズドドーナツを一個もらえます(^O^)
ふわふわで、めっちゃ甘いです。

今回は「チェリーチーズパイ」が登場していたので早速購入してみました。他にはシナモンアップルとマンゴーマンゴーとトラディショナルケーキ(プレーンなもの)
ミスタードーナツと違って1個180円で全くキャンペーンとかで安くなるとかがなくてこの人気!お店の場所代が高そうなものあるけど全く強気の商売です。

あんころ奥ちゃんはミスド派らしいが、確かに数回食べると甘すぎて、、ミスドが恋しいなぁ。100円セールもいいしね。あれっつ?だんだんドーナツの話題になっている。

そうそう「天使と悪魔」です。

原作を読んだ時に「ダビンチコード」と一緒に読んだのでかなり混乱していました。

実際ダビンチコードの映画を見ながら「あれっ?ローマの教会は?」とか思っていた位なので(^^ゞ全然わかってない。

そうそう、やはりこっちの方が印象深かったってことですかね。

ヨモーギン娘とは5年くらい前にローマに旅行に行った時に確かこの辺りの全部のロケーションは行っていて、テンションも上がります。

だんだん思い出してきた!「コンクラーベ」って「根競べ」みたいだな!って思ったこと、決まると白い煙が上るんだったなとか。

でも「反物質」って、本を読んだ時にわかっていたか?と言われれば、分かってなかったな。今でも??

実際にスイスに研究所があって、、ふむふむ、、この辺がすごいっていうかね。

「世界不思議発見」とか、いろいろな番組を見るとやっと分かってきた(笑)

根本は宗教と科学のことかぁ、、だから宗教裁判にかけられたガリレオってことになるんだ。でも実際は今回もカトリック関係の協力がもらえずに、ほとんどのロケはむずかしかったとかCGさまさまですね。

イルミナティーという昔弾圧された科学者や芸術家たちの復讐と科学との戦いと
そりゃ二つ返事というわけにはいかないですよねカトリックの皆様には。

映画自体は「CG使えると便利ね、」なんて冷めた目で見てしまったりする私ですが、迫力はすごい。音楽も映像に合っていて迫力があります。

最初寝ていた(ぉいぉい)ヨモーギン娘もおしいところから目が覚めて、最後は「ドキドキしすぎて心臓に良くない、、はぁ疲れた!」というように、結構どんでん返しが面白い。

一緒に配られたパンフレットにHISの「天使と悪魔」のコースを回るローマ旅行というのがあったが結構人気かもしれない。でも石畳ツアーだから覚悟してね!

Smartが圧倒的に多い石畳の狭い道なのに映画ではパトカーがガンガン飛ばしてびっくりですよ!まぁ国家というより世界の一大事なんですからいいですけど。

でもこの車についてもいろいろスポンサーがらみの思惑があるらしく、「ランチア・デルタ」とかいうんですか?こんな記事も面白ですね。

ちょうどコンクラーベじゃないけど行ったのがイースターで本当に世界中から信者が集まってきていて、法王がお出ましになるとかでバチカン広場は映画みたいな感じだった。もちろん行くはずもなく(危ないから出かけない方がいい)ホテルのTVで見ていたけど、

そういえば実際に法王がなくなった時も日本でもニュースで流れた映像はあんな感じでしたね。

恐るべしカトリックパワー。まぁイスラム教の世界も毎年聖地巡礼のメッカで何人も亡くなっているってことだし。理解不能な世界だ。

サンタンジェロ城もどうしようかな?と迷ったけどこうなったら行っておいてよかった。お城に通じる橋の上で偽ブランドの露店が並んでいるんですよ。
大体がアフリカ系のお兄さんでした。

それにしても作品の中でもキーポイントになるベルニーニという「バチカンで一番愛された」彫刻家の作品は半端じゃない!もう1度ローマに行ったら是非しっかりと見てみたい。

ダビンチコードももう一回テレビでやらないかな?今なら視聴率は採れますね。
私も絶対に見ようと思っていますので、お願いします。

役者さんはトムハンクスはぴったり、その他もどこかで見た感じの俳優さんたちだが思い出せない。金髪のイタリア警察のお兄ちゃんは誰かに似ている、、女性は綺麗すぎるが、これはブスではいかんです。きっと皆サン実力俳優ってことでしょうか。眼鏡の殺人鬼、、悲哀もあってハマってましたね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある公爵夫人の生涯@グラモ109シネマ

2009年04月16日 | 映画
イギリス映画は大好きなので、是非見ようと思っていました。

内容はダイアナ元王妃の家系をさかのぼっていくと、そこにもまた人気抜群ながら夫にだけ愛されなくて、挙句の果てにダイアナさん以上にかわいそうなのは、男の子に恵まれず、死ぬまで夫の愛人と暮らしたという(それがベストフレンドだっ、、あり?)悲劇の公爵夫人がいたということらしい。

実話に基づいているということで、早速いろいろ興味がわいてくる。

もう一つの興味は本年度アカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞した衣装や舞台となった18世紀のイギリスのセレブ社会やロケ地だった。

主役のキーラナイトウェイはすごく美人というよりは、美形だが顎がしゃくれていて、そんなに(^^ゞ。

ただしめっちゃ細身なので豪華なヘアやドレスが抜群に映える。

この映画もイギリスのダメおやじがある意味主役(笑)がんばれチャールズ皇太子、、みたいなね。

気になったのは愛人だったけど泣く泣く別れた男性がのちに首相になったということだったので、調べてみました。

チャールズグレイにはびっくり。

紅茶の「アールグレイ」のもとになったとかも?

出演者が皆さん本当のイギリス人なのであのイギリス発音も無理がなく楽しめました。

今日はレディーズデイでもなかったんですけど、先日もらったグランベリーモールのお誕生日クーポンで2名まで1000円で入れました。

ケーズデンキ効果もあって、今日のグランベリーは結構混んでいました。

グランベリーにしても駐車場を考えるとケーズデンキありがたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「鑑識 米沢守の事件簿」@109グランベリーモール

2009年04月08日 | 映画
春休みも終わり、やっとシネコンにも静けさが戻ってきました(笑)

10時半の映画だったのですが、まさかに備えて10時の開店に合わせて行ってみたけど、、C駐車場の4Fはガラガラ、、第一10時15分までエレベーターが2.3階に泊まりません。

チケットを買って、郵便局に、用達を済ませて、ちょっとだけお店を覗いて、戻ったら「相棒」ファンか「水谷」ファンか、妙齢のおばさまや、カップルで結構埋まっています。

ネタばれになるのでこれから見に行く方は以下は読まないでほしいですけど、、

全く予習なしで行ったのでまさかの染さんや片桐ハイリ姉さんの登場は嬉しかった。

紺野まひるさんが普通の上映シーンに加えてエンドロールの沢山のシーンで米沢さんと面白いシーンをたくさん演じられていて、、若干もったいないような。

テレビの相棒シリーズの皆さんもしっかり登場して、特に警視庁幹部の保身ぶりはお見事!

スピンオフとしては米沢さんのキャラが面白いのでもう一作くらいできるのでは?期待しましょう
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 「ショーシャンクの空へ」「ギルバートグレイプ」「モーリス」など

2009年04月06日 | 映画
一昨日BS2で「ショーシャンクの空へ」をやっていた。
先日TSUTAYAONLINEで借りてすごく良くてもう一回見たいと思っていたのでしっかり録画した(^。^)y-.。o○

「プリズンブレイク」の起源みたいなところもあるが刑務所の暴行シーンなどは嫌気がさす部分もあるが、本当は無実のいい人(主人公)がスマートに悪いやつをぎゃふんと言わせて(古いか?)颯爽と自由をつかむというストーリーは小気味いい。

「ギルバートグレイプ」は今は海賊だったり、切り裂きジャックだったりしているジョニーデップが普通にいい青年を演じていて珍しい。

それよりも、まだ若き頃のレオ(レオナルドディカプリオ)の演技力には驚きます。彼はまさしく演技人なのですね。

あのデブのお母ちゃんは役者さんなのかな?まさかCGじゃないですよね?

「モーリス」はヒューグラントの作品でTSUTAYAに登録してすぐにリクエストしていたがかれこれ5か月ぶりに借りられたものです。1枚しかないDVDに1位登録者が200人って、、もっとDVD手に入れて下さいよ!

戦前の1910-20年位のケンブリッジ大学や貴族やその下の階級の男性の同性愛がテーマになっていてちょっとびっくりしたけど当時イギリスではかなり重罪になるということ。
わずか100年足らずで世の中は激しく変化しているわけですね。
若きヒューの美しさったら、、うっとりですよ。

1987年のヴェネチア国際映画祭の 銀獅子賞を 監督のジェームズ・アイヴォリー
男優賞を モーリス役のジェームズ・ウィルビー・ 男優賞 ヒュー・グラント
音楽賞リチャード・ロビンズ ということなので「ハワーズエンド」や「日の名残り」チームということか、、と納得。

イギリス映画好きにはたまりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同時通訳も、、あやしい?

2009年02月24日 | 映画
昨日のアカデミー賞はいいニュースで大変結構なことです。

受賞した短編アニメの加藤監督のスピーチで「ありがとう鉛筆」というのが面白いが、、

これは作品が全部鉛筆で書かれていたからこそのスピーチ。

今朝のテレビの字幕には「えんぴつ」とでていたが、

昨日のアカデミーショーのライブ映像では同時通訳が「両親にも感謝です」と軽く言っていたはず。

「???」って思ったんですよね。いくら日本人の発音が奇妙でも、、、

こうなると同時通訳も怪しいもんで、、

かつて歴史の大事な時に通訳のミスで大変なことも起きたのでは?とか疑っちゃう(笑)

昨日は出かける用事があったのでライブを録画して行った。夜も放送があったのでさらに見てみたら、こちらは字幕付きで編集されていたのでさらに見やすかった。

そういうことか、、ちゃんと見るなら夜の編集版の方がお勧めですけど、放送コードにかかるようなアクシデントな映像がもしあるとしたらライブ盤かな(^_^;)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする