草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

雨でも雪でも(笑)初代松本白鵬回忌追善二月大歌舞伎昼の部

2008年02月06日 | Weblog
小野道風青柳硯(おののとうふうあおやぎすずり)梅玉と三津五郎さんの相撲は楽しかった。
蛙が落ちても落ちても諦めずに柳に飛び付くのを見て書の道に精進したという書の名人だが、ここは何故か相撲の名人(笑)

何も買わない客を道風というのはじっと見てカエルから?

菅原伝授手習鑑から「車引」

松緑さん錦之助さん橋之助の三兄弟これも様式美の典型的なものかもう何度みたことか、網笠を取るところが楽しみ(^-^)

積恋雪関扉( つもるこいゆきのせきのと)
今日一番楽しみしていた演目です。
吉右衛門さん福助さんの絡みが豪華で、錦絵をみるよう。

名優歌右衛門さんのこの演技を見て女形てまやって行こうと現福助さんが決めたという作品だけに、二役人の女形の演じ分けが見事です。

最後は「仮名手本忠臣蔵」から「祇園一力茶屋の場」
染さんの大熱演でかっこいいが、先日見たばかりの夜の部のあの大奮闘をこのあとされると思うと凄いの一言。
今日も終演は軽く4時を回っていた。

今日の桟敷は佐伯チズさんみたいな人がいると思ったらちょっと遅れてなんと和服に日本髪の芸者さんとワイシャツに赤っぽいネクタイと吊りズボンの結構若い旦那さん。

お正月でも無いのに豪勢なこってす。

来月の吉田屋は仁左衛門さんと福助さんの共演で花道からの登場が良いらしいからまた東二列がいいかな。

二階のロビーには故白鵬さんの写真や自作の日本画と一緒にお好きだったという花が飾られてあったので写メってきました。
コメント
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