至仏山(しぶつざん)をバックに尾瀬ヶ原にはいっぱいの水芭蕉、、と思っていた私にはちょっと??の景色です。
それでも一緒に行った近ツリの現地駐在スタッフさん(こちらもナイスミドルのマダムでした)よれば「今日はとてもきれいです。霜が当たるとすぐに茶色になるし。そろそろ終わりころかな?」ってことでした。「ここは尾瀬ヶ原って景色でしょう!」とも。勝手な妄想をしていた私には正直ちょっと物足りない水芭蕉の総面積(笑)
反対側の燧ケ岳(ひうちがたけ)側の雲も取れて素晴らしい景色です。「遠い空」を実感しました。
「牛首分岐」までで引き返します。さっきのスタッフさんが通りこしてどこに向かうの?と思ったら行きすぎちゃっていてお客様に気づいて連れ戻しに行ったようです(笑)
この板の平原を歩いている途中でも、途中で風が強くなって危ないって感じましたし、ふらついて横に落ちそうな気がします。尾瀬の自然はタフです。
水芭蕉は冷たい水の中でも元気です。蛙の鳴き声があちこちで聞こえるのですが最後まで一匹も見つけられず、所どころに黄色いキジムシロを見つけました。
facebookに「夏が来れば思い出せる」などど書いた水芭蕉=「夏の思い出」と60年間信じ込んできた尾瀬ビギナーはここで困惑(^^ゞ
帰って調べたらこれには訳があって、関心がある方は「作詞の経緯」をご覧ください。ざっくり言うとこういうことです。今更ですがなるほどと思いました。
★ミズバショウの咲くのは5月末であり、尾瀬の春先にあたる。そのため、せっかく夏に来たのにミズバショウを見ることができなかった、という人は多い。
☆「尾瀬においてミズバショウが最も見事な5、6月を私は夏とよぶ、それは歳時記の影響だと思う」歳時記には俳句の季語が掲載されており、ミズバショウは夏の季語である。
以前テレビで特集していた尾瀬地区の荷物を運ぶスタッフ「歩荷(ぼっか)」さんにも遭遇しました。ビジターセンターでも紹介していました。14kgの子供は背負って育てたが、、
集合時間に間に合うか心配だったので14:10には鳩待峠に向けて出発。
帰りの道沿いの水芭蕉の方が元気が良かった気がします。これに見とれて足を踏み外している方見ました(@_@;)木の板も万全ではないので「バッタン」ってシーソーみたいになったりする場所もあるし、ちょっと怖い。
65分で到着(*^_^*)ご褒美に「花豆ソフトクリーム」戴きました。まぁ小豆系の味ですね。
歩いているときにならしていた「熊鈴」なんだか元気が出るので記念に買ってみました。次はいつ歩くのかな?後は水芭蕉型のポプリを娘たちに。
自分が勝手に思い込んでいたので却って色々驚くこともあったのだけど、往復バスツアーは現地で動く場合には最適です。いつも勝手に動くので途中の目につく場所に寄っちゃったりは出来ないけど、帰りのバスで爆睡は幸せです。今後はこんなツアーにも参加してみようかな。