草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

水芭蕉@尾瀬ヶ原ツアー  その2 水芭蕉は夏の季語?

2015年06月01日 | 植物

至仏山(しぶつざん)をバックに尾瀬ヶ原にはいっぱいの水芭蕉、、と思っていた私にはちょっと??の景色です。

    

    

それでも一緒に行った近ツリの現地駐在スタッフさん(こちらもナイスミドルのマダムでした)よれば「今日はとてもきれいです。霜が当たるとすぐに茶色になるし。そろそろ終わりころかな?」ってことでした。「ここは尾瀬ヶ原って景色でしょう!」とも。勝手な妄想をしていた私には正直ちょっと物足りない水芭蕉の総面積(笑)

反対側の燧ケ岳(ひうちがたけ)側の雲も取れて素晴らしい景色です。「遠い空」を実感しました。

    

「牛首分岐」までで引き返します。さっきのスタッフさんが通りこしてどこに向かうの?と思ったら行きすぎちゃっていてお客様に気づいて連れ戻しに行ったようです(笑)

この板の平原を歩いている途中でも、途中で風が強くなって危ないって感じましたし、ふらついて横に落ちそうな気がします。尾瀬の自然はタフです。

    

水芭蕉は冷たい水の中でも元気です。蛙の鳴き声があちこちで聞こえるのですが最後まで一匹も見つけられず、所どころに黄色いキジムシロを見つけました。

    

    

facebookに「夏が来れば思い出せる」などど書いた水芭蕉=「夏の思い出」と60年間信じ込んできた尾瀬ビギナーはここで困惑(^^ゞ

帰って調べたらこれには訳があって、関心がある方は「作詞の経緯」をご覧ください。ざっくり言うとこういうことです。今更ですがなるほどと思いました。

ミズバショウの咲くのは5月末であり、尾瀬の春先にあたる。そのため、せっかく夏に来たのにミズバショウを見ることができなかった、という人は多い。

☆「尾瀬においてミズバショウが最も見事な5、6月を私は夏とよぶ、それは歳時記の影響だと思う」歳時記には俳句の季語が掲載されており、ミズバショウは夏の季語である。

以前テレビで特集していた尾瀬地区の荷物を運ぶスタッフ「歩荷(ぼっか)」さんにも遭遇しました。ビジターセンターでも紹介していました。14kgの子供は背負って育てたが、、

    

集合時間に間に合うか心配だったので14:10には鳩待峠に向けて出発。 

帰りの道沿いの水芭蕉の方が元気が良かった気がします。これに見とれて足を踏み外している方見ました(@_@;)木の板も万全ではないので「バッタン」ってシーソーみたいになったりする場所もあるし、ちょっと怖い。

                

    

    

                

65分で到着(*^_^*)ご褒美に「花豆ソフトクリーム」戴きました。まぁ小豆系の味ですね。

    

歩いているときにならしていた「熊鈴」なんだか元気が出るので記念に買ってみました。次はいつ歩くのかな?後は水芭蕉型のポプリを娘たちに。

自分が勝手に思い込んでいたので却って色々驚くこともあったのだけど、往復バスツアーは現地で動く場合には最適です。いつも勝手に動くので途中の目につく場所に寄っちゃったりは出来ないけど、帰りのバスで爆睡は幸せです。今後はこんなツアーにも参加してみようかな。

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水芭蕉@尾瀬ヶ原ツアー  その1 雨予報?

2015年06月01日 | お出かけ

「クラブツーリズム」のバスツアーは初めて、、実は昨年一回申し込んでいたのですが色々用事が立て込んでキャンセルしていました。

今年は、何事もない、、が1週間前の天気予報は雨、日本全国雨の予報。でも予報確率(今回初めて知りました)がA・B・Cの「C」私の雨女返上とこれに懸けるしかない。

あろうことか、なんとか前日までに予報は変わり、とりあえず「曇り」になった。朝は快晴。どや顔の私(笑)

7時町田出発ということで集合場所はJR駅南口に直結した「市民の広場」らしい。6:25発の電車と思っていたけど昨日の地震の影響で何があるか分らない。

ちょうど兄さんがいたので車で送ってもらうことに。早朝の車ならたったの10分です(*^_^*)受付はあっという間でバスに乗ります。他のツアーもここから沢山出ているようです。

    

添乗員の方は意外にアウトドア経験豊かなナイスミドル。言葉も丁寧でとても安心できそうです。町田から19名、橋本で17名を積んで高尾ICから圏央道⇒関越に乗るようです。

    

地図とパンフレットをもらって見ていたらバスの終点の「鳩待峠」から下り60分、上り90分の表記?説明によれば「最大90分だから普通に歩ければ70分くらいか」とのこと。

それにしても70分上るって?まだぼやっとした不安を抱えつつも水芭蕉の広がる平地の板の上を歩くイメージしかない私(笑)

休憩は高坂SA、気温は低いけど紫外線は強いですよと言われ、日焼け止めを調達しました。

    

沼田ICで降りて国道を走って「戸倉」につきます。ここで小型のバスに乗り換えです。マイカーで来る人もいて大きな駐車場もありますが1日停めると2500円?更にバスや乗り合いタクシーで向かうことになるようです。

ここに向かう途中の国道で確かに「夏の思い出」のメロディーロードを通った気がしましたが、特に何の説明もなかったです。途中の「井上食堂」で名物まいたけ弁当を積み込みます。

現地の情報では小雨が降っている??とにかく山の天気は変わり安いので雨具は必携と繰り返し言われます。尾瀬のWEBサイトにも、送られてきたパンフレットにも書いてあったので『4時間のハイキングなら良いかな?』とも思いつつ、ちゃんと用意しました。

細いくねくね道を小型バスで進みますが、なんとそこここに残雪!途中で消防車や救急車パトカーとの遭遇や他の車とのすれ違いで結構時間がかかりました。(35分くらい)

「鳩待峠」という印象的な場所は群馬側からのアクセスの起点です。他のツアーも来ていますが多分ピーク時期よりは少ないようです。簡単な準備体操をして11時半スタート。

次の集合時間は3:40。

    

記念に写真お願いしました。ところが、、ここからが雪解け、+小雨の影響でドロドロの足元(^^ゞ

      

(上って)帰ってくる方の格好は雨具が多いので確かに降っていたんでしょうが、見上げるとこんなにいい天気!どや顔第2弾。あっ水芭蕉、でもまだここは下りの一部。

最初の石だらけの下りの部分の写真が無いのは、本当に緊張して気をつけて歩いていたので撮る余裕がなかったのです。

      

尾瀬の敷地はほとんど東京電力の私有地だと聞いて(@_@;)板の歩道の補修だけでも大変でしょう。直した年の刻印が押されています。

    

これらは帰りに撮った物ですが、数少ない私の経験では山道は下りの方が怖い気がします。帰りは湿っていなかったしラッキーでした。

    

とにかくも60分くらい歩いて「山の鼻ビジターセンター」に到着。12時半になっていたのでお昼にしました。舞茸だけでなく、ウズラの卵や鶏肉も蕗の佃煮も入っていて美味しい!でも全部食べられないので今回は持参したラップでおにぎりにしてジップロックに保存しました。

    

一番心配なトイレは「チップ制」ということで100円(いくらでも良いけど)入れますが、とても清潔だし、大荷物を入れておく棚もあるし良心的です。洋式もあって嬉しい。

いよいよ尾瀬ヶ原に向かいます。  

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