最寄りの鉄道の駅「天竜浜名湖線 二俣駅」は国鉄時代からの重要な駅で、現在は第3セクターが運営しているが、全国でも数少ない現役の転車台が稼働している。
以前にテレビドラマのミステリーでも登場したりしたり、最近の鉄道ブームでバラエティーなどでも紹介されている。
昼前からお邪魔する予定だった知人宅に向かう前に、気になっていたので「転車台見学ツアー」について駅に問い合わせたら、10時50分出発で40分間だという。
時計を見たら10時42分。かっ飛ばせば(笑)間に合いそう?ということで挨拶もそこそこに出発!駐車場には48分には到着して、何とかセーフ。
それもかなりたくさんのお客様がいたので間に合った感じです。広い駐車場も結構車が停まっていました。お代は300円、電車で来たら200円だそうです。
子供連れの他に明らかに鉄道ファンと思われる若者、ナイスミドル、私もナイスミディで参加でございます。
案内の女性「加藤雅子さん」は明らかに私と同じ位の世代?遠州弁バリバリの元気なマダムです。このしゃべりは素人じゃない気がします。
天竜浜名湖鉄道は起業当時からユニークな地元密着企画などでヒットを飛ばしたのですが、数年前にドル箱の「天竜下り」で死者を出す事故をしたのでおそらく、その分も鉄道で盛り返そうとしているのかもしれません。
とにかく暑い時間帯ですが、貴重な時間になりそうです。私も「鉄子」のはしくれですので(*^_^*)
元々は国鉄時代、戦時中に工場などが多く重要な浜松近辺を通る大事な東海道線の伏線として、掛川⇔新所原に線路を引きSLが走っていました。現在でも線路は繋がっているようです。もっとも現在の車両は厳密に言うとディーゼル車(軽油で動くものでパンタグラフが無いです)なので自力では走れないのですが。
昔はバスも車もなく、人も多かったのでかなりにぎわったようですが、私の子供のころも3-4両で走っていたような気もしますが、現在はほとんどが1両、時々2両らしいです。
ということでここの施設全部が国の「登録有形文化財」らしいです。SLに必要な水を保存していたタンク、真っ黒にすすけるので必要だったお風呂なども残っており、事務室と洗濯場は現役で稼働しています。
そして転車台も車庫に入れる為というより、一番大事な検査のための小屋に入れるのに活躍しているそうです。がかなりロートルになり、時々調子が悪くなることも、、かといって部品もなかなか無く、先日やっと長崎の駅で使っていないものがあったので運んだとか、、
いよいよ電車が入ってきました。ガッチャーンと大きな音がして台に乗りました。頑張って、、、20度位回った?所でストップでした(-_-;)
うーん、残念、でも次は鉄道資料館の見学です。お宝グッズが沢山あります。桑田圭祐さんがCMできたのでしょうか?鉄道マニアの中川家礼二さんの一日駅長もあったんですね。
私も親戚のうちに行ったりするときには利用していたので駅の看板など懐かしいです。
この日はこんなに集まったせいか?もう一度転車台を動かしてくれました。通常の乗客は少ないようですが、ビール列車とかのイベント列車は集客も上々のようです。
地方の小さな企業でもアイディアを活かして存続して欲しいなと思っています。「遠州弁」のパネルなども懐かしく笑えました。基礎屋的遠州弁講座のサイトも可愛いです。
生粋の遠州民族ですが、18歳から家を離れてドサ回りの人生なので思いっきり観光客になって楽しみました。