草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

東海道中膝OK?「舞阪」→「新居」

2017年04月30日 | 東海道53次

弁天島駅の観光案内所で聞いたがマクドナルドなどは無いようなのでファミリーマートでサンドイッチとカプチーノでお昼を食べながらスマホの充電をしました。

強風ですがヨモちゃんから拝借してきたこのサングラスの完全なフィット感に助けられました。折りたたんで小さくなるのもいいです!

レイバンですと(笑)さすがに一流好みの持ち物は凄いな!ありがとう<(_ _)>

      

舞坂宿を出ると、中浜名橋・西浜名橋を渡ります。JRの一駅分で4.6kmと思うと近いはずだけどかなり疲労感があってなかなか進まない。

      

新居駅をすぎて栄町交差点から500mで「新居関所跡」です。途中の広重様の浮世絵の飾られた橋で元気が出ます。

                 

「新居関所跡」は近世の関所の建物としては現存する唯一のものとして、国の特別史跡に指定されているそうです。JAF割引では「新居宿旅籠紀伊国屋」と割引共通券だけ有効で410円になりました。

                      

正門?のすぐ隣に屋号がなんと読むのかわからないおせんべいやさん?があったので入ってみました。阿留引で「あとひき」せんべいでした。4種類少しずつ入ったものを買ってみました。

    

「紀伊国屋」は、徳川御三家の一つ紀州藩の御用宿を務めた縁により正徳6年(享保元年1716)紀伊国屋の屋号を掲げ、以後宿内最大の旅籠として営業を続けた。

明治7年(1874)に大火により焼失、直後に建て替えられ明治30年まで旅館業を営んだ。

建物は江戸後期の旅籠の様式を随所に残しており、平成13年整備事業を実施し、往時の雰囲気を残す内部には宿場文化を伝える資料を展示している。(資料より)

              

紀伊国屋さんの案内の方が進めてくれたもう一つの場所「小松楼」はまちづくり交流館になっていますが、現役で各種イベントにも利用されながら古いものを残していました。

     

この芸者さんたちの写真、、凄い!バイオリン弾いていたり、子供さんはここの置きやさんの家の子だったのかな?あまり綺麗にしていない分リアルが感じられます。

    

本陣は跡だけでしたが、飯田本陣跡(いいだほんじんあと)と疋田本陣跡(ひきだほんじんあと)がありました。

  

宿場の端まで歩きました。本果寺(ほんがじ)神宮禅寺(じんぐうぜんじ)諏訪神社(すわじんじゃ)常夜燈(じょうやとう)等が残っています。

  

ここから何とか楽して新居町駅に戻ろうとするのですがとにかくバスがない(-_-;)万歩計は35,000を超えている(-_-;)一度通った道は帰りは意外に早く感じるので何とか新居町駅まで歩いて東海道線で一駅戻って「弁天島駅」で下車。弁天島駅にはコンビニとかなさそうだったので新居町駅前のヤマザキデイリーストアで夕ご飯をゲットしたのは正解でした。

    

開春楼」(かいしゅんろう)という粋な名前のホテルは多分昔は高級ホテルだったのだと思いますが、現在は施設の老朽化もあってとても安く泊まれますがばっちり温泉が湧いております。

しかもじゃらんで予約したので部屋も狭くてバストイレもないですが気持ちの良い布団があって一人旅には十分の部屋が3,218円ポイントが1,100あったので2,118円しか払いません(笑)

      

取りあえずお風呂に入っておむすびセットの夕ご飯を食べて爆睡(笑)9時ごろに起きてもう一回お風呂に行きました。本当に気持ちがいい!大きなサンドイッチは朝食用です。

広重ごっこはとにかく軽装でが一番なので化粧品は全部試供品みたいなものを最低限持っていきます。2日連続になるけど。明日無事に歩けるかな?と思いつつ23時には就寝です。

        

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東海道中膝OK?「舞阪宿」

2017年04月30日 | 東海道53次

松並木が終わった舞阪宿の入り口には「波小僧」がいます。荒天で漁が不作の時に網に引っ掛かった黒い小僧、、気味悪がって殺そうとすると「命だけはお助け下さい。その代わり海が荒れるときには太鼓をたたいてお知らせします。」というので放してあげたらそれ以来海が荒れるときには波の音がするようになった。ってことらしいです。

  

ここから弁天島までが舞阪宿です。見付石垣(みつけいしがき)見付は見張所ってことです。舞坂宿では文化6年(1809年)西町より出火、宿の大半を焼く大きな火事があり復興に大変難儀をしたので秋葉さんの常夜燈が3カ所にあります。

     

「舞阪宿でひとやすみ」の文字に誘われてお茶屋さんに入ってみました。100円でお茶とお菓子を提供してもらえるようです。お茶はいくつかのティーバッグから選ぶようですが。

   

美人画のパッケージは、海苔で作った茶柱が入ったお茶パックだそうです。ミーハーなのでこれを選択。勿論お茶は牧之原産のものです。

一覧表を見ると最低でも「吉」最高は「大大吉」って、うまくできてる(笑)

  

はいかなり湯呑の渕ですがしっかり立ちました。でカテキンの茶飴とこの「ふく子」茶柱ティーパックを買ってしまった。10袋入りで1,000円ですが女子会では話題になりそう!

    

このお店の前が、宝珠院(ほうじゅいん)岐佐神社(きさじんじゃ)でした。舞坂宿宮崎伝左衛門本陣跡は後の石碑だけですが、

  

脇本陣は見事に残っておりました。東海道でもここだけらしい。脇本陣は、大名・幕府役人等が本陣で宿泊休憩できない時に利用された施設で、普段は一般の旅籠屋として使われたとボランティアの方が詳しく案内してくださいました。

           

ここから浜名湖はすぐで海が見えるとまたテンションが上がりますが、この日はとにかく強風で、新居までは浜名湖にかかる橋を3つ渡らなくちゃいけない(笑)

    

本雁木跡(ほんがんげあと)雁木とは階段状になっている船着場のことをいい本来は「がんぎ」と読むが舞阪では「がんげ」といっているそうです。

北雁木(きたがんげ)ここは浜名湖今切渡しの舞坂宿側の渡船場跡です。広重様の浮世絵も紹介されております。

    

まずは一つ目の「弁天大橋」は赤い欄干で嬉しくなっちゃう。弁天神社がみえると駅はすぐそばですが、新居に行くにはまだ橋二つ渡らないといけない(-_-;)

  

    

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東海道中膝OK?「浜松」 →「舞阪」

2017年04月30日 | 東海道53次

昨年末、浜松まで到達してかなり安心してしまい、ここからはどうしても1泊ツアーにしないといけないという事で中々踏み出せなかったのだけど、ついに決行することに。

3月の青春18切符期間は初孫誕生イベントで終わってしまったので、ジパングクラブを利用します。

長津田→浜松は通常新幹線の自由席で7,340円ですが3割引き(-2,210円)で5,130円になります。しかも7:22分に新横浜から乗ると8:31には浜松に着いてしまう!

今まで青春切符で東海道線で眺めていた風景、さらには歩いていた道のりが超高速早送りになっております(笑)

  

途中停車駅が静岡だけなので昨日お誕生日だったあんころママちゃんのケーキを持参して朝ごはんにしました。午後TEAと抜群の相性。帰りは豊橋からで、今回の電車代往復10,760円なり。

  

浜松は案の定「直虎」一色でした。暫くぶりなので歩けそうになければいつでも直虎観光に切り替えるのもあり(笑)

    

前回第一通りの「オレンジパパ」から駅に直行して帰宅したので、浜松宿の本陣のあった辺りを歩きます。親戚のウナギ屋さんがあったので子供のころからよく来ていた懐かしい場所です。

     

ここから舞阪に向けて歩きますが、途中で懐かしいお店を発見!実家の手芸やさんがこんな感じでした。商売仲間の「大田屋糸店」です。思い切って話しかけたら両親の事を覚えていてくださり感激!

     

いい思い出が出来て幸先いい!

ここからは新幹線が旅のお供ってくらい、たくさんの新幹線を見ることになりました。舞阪迄11KMですと。鎧橋を渡ります。こいのぼりの季節です(*^^)v

   

若林の一里塚過ぎて道を隔てて北と南に向かい合った二つのお堂がある「二つ御堂」(みどう)です。こういうのがあると東海道ぽくなってきます。


     

浜松藩との境に置かれた堀江領側の境界石。というのは見つけられず、熊野神社を過ぎ、筍の無人販売所を見て、2差路を右に入って旧東海道を歩きます。

    

東海道ブームで少しずつ整備されているので新しい立札もあります。神明宮→稲荷神社→東本徳寺→西本徳寺と続々登場です。

   

5月の連休は「浜松まつり」なので今からこんな立札が(笑)大型スーパーの駐車場は争奪戦になっているみたいです。

      

 

松並木がみえてきました。足元には広重様の東海道53次の銅板レリーフが、、しかも京都まで全部!!テンション上がります。

   

反対側の足元には12干支の石の彫刻があります。松も古くていい枝ぶり!めっちゃ東海道です。舞阪宿に着きます。

   

コメント (2)
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